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2007年03月02日
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カテゴリ: エッセイ
 細々とでも、歌を作って聞いてもらっている僕としては、歌詞や曲を生み出すことはいわば出産の苦しみに似ている。(便秘の排便ともいえるが・・・)思わず簡単に産み出る事もあるし、必死の形相で振り絞る事もある。すべて事実を元にとは言わないが、どこかに何かしら「生き様」のようなものが滲み出してくるものでもある。
 ただ、いったん楽曲として生み出されたものはどこまでが創作者のものなのか?権利関係とかそんなことじゃなくて・・・作詞家作曲家は歌手に渡した時点で、歌手は歌った時点で、後は受け取った聴衆がどのように育ててくれるか?だからこそ歌は生き物であって永遠に形を変えながら歌い継がれていくバトンのようなものなんだと思う。作者にも歌い手にもそれぞれのこだわりがあるしここまでは許せるけどこれ以上は・・・ってとこもあって当然だと思うけど。
 残念なのは昭和の名曲であり、これからも歌い継がれていくであろう「おふくろさん」が少なくともこれからしばらくは、聞いた人が母親の事よりも川内康範と森進一のバトルを思い出し失笑を禁じえない歌に成り下がってしまった事を偉大な作詞家と偉大な歌手に大いに責任を感じていただきたい。一番の被害者はこの歌を生きる支えとして愛し育ててきた聴衆なのだという事を・・・





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最終更新日  2007年03月02日 09時03分52秒
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