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出勤時によく見る、歩行者や自転車に乗った人の信号無視。既に横断歩道の信号は赤になっているのに、気が付いてないのか、見て見ぬふりなのか平気で渡る。自動車を運転する私達は仕方なく止まって、彼らがとおりすぎるのを待ってあげるのだが、たいてい悪びれた風もなく悠々と道路を横切っていく。私は人に道を譲ったからといって遅刻するわけではないので少しくらいは待ってあげてもかまわないのだが、それにしても会釈もせず偉そうに通り過ぎるのを見ると頭にくるものである。このふてぶてしさから察するに、彼らは常習犯だろう。朝起きるのが遅いか、仕度にかかる時間を充分に確保していないためにいつも出発が遅れ、綱渡り的通勤、もしくは通学を続けているのだ。信号無視をすることで遅刻しない生活が成り立っている、すなわち彼らは周囲に迷惑をかけてやっと自分の人間性を及第点に保てる輩なのだ。そしてこの人達は、弱者のための法律や周囲の人の優しさで、今日、自分の命が守られているということに気が付いていない。こういう幼稚な精神のままでも、人は年齢さえ重ねれば、結婚して家庭を築き子供を作ってもいいのだから、少年犯罪が増えても仕方ないんじゃないかと思ってしまう。そしてこういう人間に限って、自分の子供が悪さをしたときに「やれ学校が悪い、社会が悪い」と声高に言うのである。頭に来る通行人に出会った時は、こんなことを延々と気が済むまで考え、ぶつぶつ言いながら出勤している。。。朝はけっこう機嫌が悪い。。。
February 19, 2006
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♪なぜ?あなたのことばかりを考えてしまうんだろうあなたのことを思うと胸が苦しくて「恋する気持ち」というそのまんまのタイトルの歌です。何曜日か忘れましたが「恋の時間」というドラマの主題歌みたいです。毎週ままりんが欠かさず見てるのでたまにチラ見をしますが、だからかこの歌が頭から離れません。一体誰が歌ってるんでしょうか。私は邦楽に疎すぎるので、会社で隣の派遣社員さんに尋ねてみたら「えっとぉ…大塚愛ですかね?」ちょっとちょっとお嬢さん。知ってる名前言えばいいってもんじゃないでしょうが。そんなの違うっていくら私でもわかるよ。トホホ…だめだこりゃ。というわけで自力で探しました。答えは「mihimaru GT」…って誰。読み方もなんか落とし穴があったらいけないので、自分から誰かに話題するのはやめとこう。歌詞を一読。恋のどういう気持ちを歌ってるのかと思ったら片思いの気持ちらしいです。>ひとりよがりだった 恋する気持ちは恋はもともとひとりよがりからスタートです。>なんで忘れることはこんなにツラくて痛いの忘れられないから辛いんでしょうが。忘れたら楽だよ~。もとい、本当は忘れたくないからこうなってるんです。>あの頃の記憶 大切な箱にしまってはずだと今度からもっと頑丈な箱にしましょう。いや~若いっていいね~。がんばってください。とは思いながらも、毎日毎日この歌のサビばかりが頭をぐるぐる回るので、せっかくなのできちんと覚えて忘年会で歌うことにします。いつも昔の歌ばっかりじゃあ行かず後家OLさながらですからね…こんなことをぼやくために一年以上放置していたブログを再開しました。だって頭の中でこの歌が止まらないんだもん…内容的にギアがローです。。。
December 19, 2005
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今日はオツボネの待ちに待った社内監査だった。オツボネは切手と小銭をちみちみ数えとけばいいものを所長権限で決済している売上関係のあれこれも自分の腕にかかっていると勘違いして、準備準備と日々大騒ぎし、[自分ばっかり大変感]をアピールする事にここ何ヶ月かを費やしてきた。数年前、前回の社内監査の時、ちょうどオツボネは上司から部下の育成についてとやかく言われていたため、私に[監査とは何ぞや]をさも大げさに説明しながら準備を進めたものだが、会社側が事務員の人件費を減らす方向に動き出した途端自分がこの会社にとっていかに必要な人間かを知らしめるための業務囲い込み作戦を始めた。なので今回は私に何一つ手伝わせない、教えない、話さない。ま、別にいいんですけどね。そんなことしたって、アンタがもし明日来なくても、多分誰も困らない。そうやって自己保身のために必死になっている姿も哀れだが、そうすることでオツボネが責任者をやっているこの課の風通しが悪くなり、所長やそのほかの上司にとって扱いにくいセクションになっていることに全く気が付いてないことがさらに哀れである。そしてその責任は誰が負うことになるのか、そんなことなど気が付く由もないだろう。やっぱりコイツは頭が悪い。さて案の定、今朝は監査担当が来るまでの時間、待ち遠しくて仕方がないらしく「もう~~心臓がぁ~~~!早く終わって欲しいっ」などと鼻息も荒く大興奮。え?心臓発作起きそう?そしたら、ほれ、そこの冷水に浸かっとけ。一気に逝けるぞ。監査担当は二人、10時前に到着した。一人はオツボネが「同士」だと決めてかかっている統括本部の課長。過去にこの課長から、自分がいかに特別待遇を受けているかの自慢話を何度聞かされただろうか。恐らく事の真相は、課長が関西人のノリで、お調子よくオツボネを持ち上げたことがほんの数回ある、ただそれだけのことであろう。その一言がオツボネの「愛でて欲求」を必要以上に満たしたことから、結果課長に愛されている自分という架空の人物を想像妊娠したのである。もう一人は本社経理の主任。名前は知っているが会ったのはオツボネも私も今回が初めて。そういえば社内報で顔は見たことがあった。昼食の時間が近づき、いつもはしもしない他人の昼ご飯の世話をかいがいしく始めたボケナス(オツボネ別称)だったが「私ったら後輩のお昼の世話もしてあげてるのよ。まだまだ手がかかる子でぇ…」みたいなおねーたま姿をアピールしたかったのか、やけにねちっこい声で「ねぇん・・・前田さんはお昼どうするぅ?」と流し目で訴えてきた。コケーッ!キモーーーッ!私はもちろんニコリともせず「え?お昼は(交代制のため)1時からなので自分で何か買いに行きますよ」とビジネスライクに返答。すると甘えてもらえなかったことに腹がたったのか、「はい、分かりましたー」とこめかみに思いっきり[怒]マークを付けた返事が帰ってきた。しかし統括本部の課長に向かっては「ムフフ♪いつもの【ホカ弁ちゃん】でいいですか?」と上機嫌でツーカーの仲を自作自演。[いつもの]って一体彼がこの営業所に過去何回来たというのだ。さらに経理の主任については、ほんの数時間前まで「S主任ってどんな人か全然知らないんだよねぇ~(怒)」と事前に挨拶がなかったことを無礼とする、大勘違い発言をしたくせにこれまた上機嫌で「あっお弁当、【シュンちゃん】にも聞いてあげないと」といきなり名前で呼称。死んでお詫びに値するずうずうしさである。この経理主任が思いのほかさわやか青年だったためであろう。お近づきになりたいオーラだしまくり。ウゲー…監査は夕方近くに終わり、所長とオツボネが結果報告を聞いた。色々と指摘を受けたようだがひとまず無事に終わった。でも監査なんかもうどうでもいい。【ホカ弁ちゃん】そして【シュンちゃん】・・・私はキモ過ぎてその場で死に絶えるところだったのだ。
October 26, 2004
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私達事務員にとって、月末月初はけっこう忙しい。どうしてもしておかないといけない事というと・売り上げの締め・顧客からの入金の確認、処理・請求書発送処理・営業所の現金、切手、収入印紙の締め・損益計算書作成・営業所在庫の報告などがある。最近どこの会社でもそうだと思うが、生産性のない部署の仕事は本社に一極集中させて合理化を図ろう、という動きが私の勤める会社でも進んでいるため、私達地方の事務員の仕事はかなり減ってきた。毎月のお給料もそれに伴って減ってしまったが仕方がないだろう…。でも今まで毎月末になると夜半過ぎまでかかっていた仕事が、どんくさい私でも20時くらいには終われるようになった。月中なんかは残業することはほとんどなくなってきた。ものすごい短縮に思えるが、人間やろうと思えば大抵のことはできるのである。できないのが、オツボネ。会社の意向を理解しない上に、自分の仕事の腕前についても自問しようとしない。いつまでも同じ方法しかないと思っているから何の進歩もないのだ。先月末、私は20時半に仕事が片付き、会議室(兼休憩室)で所長をはじめ数人の所員と雑談を楽しんでいた。話が盛り上がり結局2時間くらい会議室にこもっていたのだが、ひと段落して席に戻ると、案の定落武者フェイスになったオツボネが居た。早く仕事が片付いた私、所員と楽しい会話をした私に対する嫉妬むき出しの表情である。私が帰る準備を始めると、落武者が話しかけてきた。「ねぇ…A商店の入金処理してないの?」顧客からの入金は、本部が処理をする。方法はいくつかあり、自動振替による口座引落し、専用口座への振込、本来はこの2つの方法で一括してしまえば営業所サイドの手間はゼロになるところなのだが、昔からのよしみでどうしても根強く残る集金というものがある。こちらからお客のところへ出向いていって手形、小切手、または現金で代金をもらうのだ。ただし、そうやって営業所サイドで持って帰った代金でも、物を買ってもらったときに作られた売掛金データへ引き当てする作業はやはり本部がするので、私達は「A商店から10000円お金をもらいました」という連絡を本部へ入れないといけないのだ。私の勤める会社ではシステムが2つ稼動しており、片一方のデータベースを利用してその「集金報告」をしてやると、本部が売掛金データのあるもう一つのシステムにその情報を取り込んでくれて、引き当て、消し込み完了となる。オツボネは、今回集金があったA商店の本部への報告を私がしたかしなかったかがわからず、私が会議室で遊んでいる間もその確認に追われて迷惑こうむりました、ということが言いたいのである。答えは「私はA商店の集金報告をしていない」であった。言っておくが、確認の方法なんていくらでもある。データベースで集金報告のビューを見る、売掛金データが消えているか見る、営業所の現金残データを帳票してみる、入金の引き当てが日ごとに確認できるデータベースもある。だいたい、私は集金されたお金を見ても触ってもいない。お金を受け取ったオツボネ自身がするのが筋であろう。うちの会社は[月末までに入金期限が来るお客からの回収は100%しておきましょう、回収遅延は悪ですよ]という雰囲気が強くあるため、確かに月末はバタバタするが、それにしても実際にそのお金を目で確認して、入金がなされたと確信するのが経理担当のあるべき姿ではないのか。私はそのおかしげな問いに対して、いくらでも確認の方法があったことを淡々と言い返した。「でも、でもぉ…」と顔を強張らせていたが、知ったこっちゃない。第一、どうしてもわからなければ会議室まで訊きにくればよかったのだ。オツボネの席から会議室までたったの徒歩5秒。嫉妬にかられて「意地でも会議室になんか行かなくってよ!」という気持ちに心を支配されているから、遠回りする羽目になるのだ。オツボネの残業代は半端じゃなく高いらしいが、その高額な賃金を私へのジェラシータイムに充てたとなるといよいよ彼女は用無しである。最後に私が「そんなことで悩んでいたのですか?」と質問すると顔をピクピクさせて「そうなんだよねぇ」となぜか鬼の首を取ったような言い方をした。あきれてものが言えなくなりそうだったが「それはそれは大変でしたね」と言っておいた。厭味のつもりだが、気が付いていないだろう。その後、オツボネは切手残と収入印紙の残をまとめだしたがそこでも問題発生。切手や収入印紙は使った人がノートに[誰が、何のために、いくら]を記す決まりなっているが、実在庫の残が合わないのだ。合わないのは毎月のことらしいが、オツボネはこの合わなかった枚数をヘソクリ切手袋(なぜこんな物を持っているのかも不思議である)から補填したり差し引いたりして、帳尻を合わせている。昔から思っているがこの帳尻を合わせる作業が諸悪の根源であろう。「もう!また切手が合わないわ!今までに一回しか合った事がないわ! どうしてなのかしら!一体いつになったら合うのかしら!」とまたもや怒りをぶちまけていた。仕事の内容上、普段私が切手をよく使うので、聞こえるように厭味を言っているつもりなのであろう。【いつ】って、そりゃーアンタが辞めた時。心の中でつぶやいて、無言で席を立って退社した。
October 11, 2004
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人は簡単に死なない。でも簡単に死ぬ。事故に遭うとか、病にかかるとか、殺されるとか。私は人を好きになると、その人が早めに死んでしまうのではないかと思い悩むくだらないクセがある。また私は心配事をするのが趣味で、不慮の出来事をなるべく起こさないように、物事の最悪のパターンを常に予想しておきたい暗い性格であるがこの気の小ささが手伝ってそのクセを助長させている。今、この人が私の生活から消えてなくなってしまったらどうしようかと心配する。特定の人間に対する特定のパターンだけを想定しているのにもかかわらず、さもそれがありがちな危機だと思うこの気持ち。それは恋の病にかかり全体的な目で見ることができなくなった自分の脳みそが、いつもより余分な作業をしているのだと、朝の冷めた心では分析できても、夕べに彼からの連絡を待っている時には気が付くことができないのだ。逆に、この人が死んだらどうしようと思っている自分に気が付くことで、その人をいつの間にか好きでいる自分を認めることもしばしばある。私はこのあたりの心の機微にかなり鈍く、自分が誰かに惚れていることに気付くのも遅ければ、誰かが自分を愛していることなんかは、言葉にしてもらわなければ永遠に気が付かない[察しの文化・日本]が実践されていないタイプである。…とまぁこんな私なので、くどき文句に自分が強い男であることがからめてあるとコロッと行く傾向にある。うふふ^-^;死なない男で思い出したのがこのドラマ。全然真剣に見てなかったけど。http://store.nttx.co.jp/_II_D110478934タイトル「101回目のプロポーズ」(1991年)婚約者の死から立ち直れない女(浅野温子)が、お見合いで出会った男(武田鉄矢)のひたむきな愛に戸惑うお話です。(だったと思う)当時大ブームになったクライマックスのセリフ「ボクは死にましぇーん」自分が誰かを好きになって、その人がまた死んでしまうのではないかという不安からどうしても抜け出せないと打ち明けた女に対して男が取った行動は…―突然車道へ飛び出して、走ってきたダンプカーの前に立ちはだかり、止める。そして叫ぶ。「ボクは死にません!ボクは死にません!!あなたのことが好きだから…」うわぁ~~~すごい!いいなあ~~~放映当時、特に何も思わなかったのに今になり感動する私。うん、でもこれはいいよ。こういう風に言ってもらえたら、こんな私でもしばらくは食べていけるな。私より先に死なないでね。ひとりこの世に残されるなんて絶対いやよ。心配が始まってひとしきり悩んだあとやっぱりダメ。愛する人の最期は私が看取ってあげて、残りの人生は彼との素晴らしい思い出と共に過ごすのよ。と思いなおす私。いつもこのパターンです。でもその残りの人生は短めでお願いしたいですね。♪Will you ever save me through this loneliness that I feel you are just so faraway Will you ever bring back all the happiness that was there before you went away …and my love is here for you and all my love is true ―L.Melendezわお、今日は久しぶりにロマンチック路線でした。
September 18, 2004
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オツネタが溜まっているので書かないと。前もここで書いたけど、オツは病弱自慢が大好き。朝から晩まで、正月から暮れまで、あそこが痛いじゃここが悪いじゃあとま~よくそんなにあちこち悪くて仕事ができますねぇ。自分が人より体が弱くあれば、周りから自分だけ優遇していたわってもらえる権利が発生するとでも思ってるんでしょうか。そんなわけないだろ。さて、今日も朝から体調不良自慢が止まらないばあさんですが昨日は「ごめーん。私、今度の検査の紹介状もらいに行くから~♪」と無断で早退。数分でも許しがたいんじゃワレ。で、今日も朝から「ごめんねー昨日~。ついでに診てもらったんよぉ」とクネクネ迫ってくるので「どうでした?」と相手してやると「んー・・・血圧が高いみたいね。先生がよく教えてくれないところを見るとあんまり良くないみたいね。てへ」と、また勝手に薄幸のヒロイン役に立候補。頼むから眉間にシワ寄せるのやめてください。ほんで続けて大まじめに何言うかと思ったら「先生が“薬が飲めない体質だからなぁ、脳がリラックスする薬を出してあげるよ” って言ってくれてねぇん♪」クネクネ。「あ、でもね、睡眠薬とかそういう類の薬じゃないんよ。 脳がリラ~ックスする薬なんだってぇ♪」クネクネ。いや、そういう類の薬でしょう。ギャハッ脳がリラックスですよあーた。以上、本日のボケナスでした。
September 9, 2004
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恋心が発生する最大の要因はタイミングとフィーリング、これに尽きると私は思っている。めぐり合った人が素晴らしかったから、では決してない。誰でも自分のパートナーには、より誠実であって欲しいと願うものだしその人がいかに人間的にすばらしいか、確認したうえで選びたい。恋に堕ちた時、人は目の前の相手が世界で一番素晴らしいと思ってやまなくなる。これだけの人だ、自分が愛してしまうのも仕方がないと。しかし、恋人や結婚相手を選ぶとき思ったそんなことは後からしてみると熱病患者のうわ言に過ぎなかったと気がつく。世の中にはものすごく素晴らしい人と、どうしようもない悪人の数はほんの僅かで、後の残りは多少の善良と、少々の悪を持ち合わせた人たちばかりなのだ。自分が好きで好きでたまらない目の前の相手だって、多少秀でた部分があろうとも大分類では普通の人間なのだ。自分の思う相手がこの世で一番素晴らしいと信じているうちはその人は恋というどうしようもない病にかかって熱にうなされているだけであり実際は色んな事情や状況が織り成す時の狭間で、めぐり合った人とフィーリングが合い、その人と過ごす空間が心地よかっただけなのだ。--経済的余裕のなさは、夫婦の愛をよく冷ます。という話を先日ジムで仲良くなった女性とお風呂に入りながらしてきた。独身の私が身をもって感じるすべはないけれど、よく聞く話なのでうんうんと頷いた。彼女いわく、夫婦仲がうまくいっているところは収入が安定していて年に最低1回は家族で海外旅行に行っているという定義があるらしい。彼女は結婚前に、とてもお金持ちの男性とも縁があったのに、なぜかそうでない方(今のご主人)を選んでしまったのだそうだ。何となくわかる気もする。お金に眼がくらんでやしないかと自分を何度も疑っただろうし、貧乏だけど自分のことを一所懸命愛してくれているという男の姿が愛の選択を迫られた彼女の胸を衝いたのだろう。彼女に限らず女って何も持っていないけど愛だけはあるよという男、または自分のために全てを捨てるという男についつい感情移入してしまう生き物だ。自分が相手にとって何物にも替え難い存在なのだと思い込んで酔いしれてしまうのだ。恋は窮するほど燃え上がる、というのは世の常。しかし結婚してしまえば、窮する事態は愛を持続させるエネルギーにはなり難い。そこには生活という現実があるからだ。知り合ってまだ日が浅い私にそんな話ができるくらいだから、そんなに深刻な問題ではないのだろうけど、恋という罠がなければ彼女は今頃お風呂はお風呂でも、高級リゾートホテルのバスタブに浸かっていたのかも知れない。今より幸せを感じるているかどうかはわからないけれど。こんな風に書いてしまったが、それでも私は恋することはいいことだと思っている。心臓がドキドキしている状態にあると、細胞がいつも新しく生まれ変わり、血液がよどみなく体を流れているような気がするのだ。異性に限らず、いつも何かに恋している人は生き生きしている。でもその恋している状態は、時に冷静さを欠き、的確な判断を邪魔することも私のような感覚で物事を決めるタイプの人間は常に心に留めておかないといけない。
September 4, 2004
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今日、会社を早退した。情けないことに夏バテしたらしい。それを何気に隣の営業所の友人にお知らせしていたためか夕方ねぎらいのメールをもらった。そのメールにはプラス、その後のウチの営業所で起こったことが書き加えられていた。内容は「広島のプリンター調子悪いと(オツボネから)連絡があり、 今日出力される請求書を出力して運送便でそちらへ送りました」オツはプリンター不調について、かなり不満たらたらだったそうだが友人よ、それはちょっと違う。プリンターは調子悪いのではなく、壊されたのだ。オツによって。オツは紙代をケチって裏紙でよくプリントしていて、それをよく詰まらす。私も裏紙は使うがなぜかオツだけ詰まらす。今日ウチの営業所は、朝のミーティング終了後から空調のフィルター掃除を全員ですることになっていた。営業マンがメインでしていたが、もちろん私ともう一人の女子社員もお手伝い。そんな中、オツだけは所長が不在であることをいいことに「急ぎの計上処理がある」などと言って一切ノータッチ。で、私達がなごやかな雰囲気(オツ抜きなので余計に)でフィルター清掃を済ませて2階に上がるとそこには紙を詰まらせ、怒りに任せてプリンターをバンバン叩いている落武者(オツの別称)の姿が…。で、一旦直ったのか席について仕事を再開しはじめたが私がそのプリンターから出力すると「パリーパリパリリー」とまだ紙詰まりの音がする。印字は正常に行われるので無視していたが、何回も私が出力するうちにオツがそのパリパリ音を聞いて「すっごい音がするねー。何か詰まっとんかね?」とボケばあさんを演出。そうは問屋が卸さねーぞとすかさず「【まだ】何か詰まってるんですかね~?」と返すと「さっき全部きれいに取ったんだけどねぇ」とまた適当なことを言う。「いやぁ何か残ってるから音がするんでしょう」といちいちオツの発言を訂正ながら、プリンターをあちこち見てみると、あったよあったよ、人の手が到底届きそうにないローラーにキレーッに巻きついたA4紙が。何とか取り除こうと頑張ったんだけどぜんぜんダメ。パリパリという音とともに印字も悪くなる一方。私がずっと苦戦してる横でオツが「どこにあるかわかったぁ~?」などと高みの見物よろしく抜かすので、状況を説明してやると「何何~?なんでそんな事になるん?A4以外の紙が入ったとか。え?何なに~?」とまたも自分関係ないです発言。負けずに「え?A4以外何か使われたんですかぁー?」とわざと明るく言うと「ううん、使ってな~い(´ρ`)」とわざと明るく返してきやがるby万引きバックレババア。しょうがないのでプリンターを解体してみようかと提案。するとオツ「すごいねー、私メカ全然ダメだから」と投げてきた。自分では一切しませんっつーことでしょう。今まで私が新人時代に、OA機器相手にやらかしたバカをイチイチ[原子力発電所で熱湯噴きました]のごとく派手に取り上げ、嫌味を散々言いながら[私しか直せる人いないのよね]っつースタンスで振舞ってきたクセにもう面倒なことはすべて[わかりません]で通す横着なこの態度。まぁしょうがないので、午後から解体しようかと思っていたのだけど、しかしその後体調がどんどん悪くなり、電話もまともに取れない状態になり、これは早退するしかないと判断。オツが昼休憩から帰るのを待とうかと思ったけどそれも待てない状態になり、唯一所内に居た課長にヘルプコール。課長は「もう帰っていいよ」と言ってくれて、プリンターをドライバー片手にあちこち見てくれたけど彼もお手上げ。これはもうサービスコールをするしかないことを帰る前にオツに伝達。そして帰路についた、…とまぁそんなところです。この見下げ果てた根性、やっぱり…ってカンジ。家に帰ってくたばっていたら父親が「オツボネのストレスでそうなったんだろう」と診断してくれた。そうかも知れない。紙一枚云々より、オツが会社に居ないほうがよっぽどか経費節減に繋がると思った真夏の午後であった。
August 11, 2004
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最近、音楽を真面目に聴いていないので、得意な洋楽はモチロンのこと、邦楽なんか全くわからなくなってきた。20歳前後の頃、レンタルショップでアルバイトをしていた時は知らない歌なんか知らないというくらい、誰に何を尋ねられても答えられる程音楽に精通していた(と思う)あの頃と今では事情も違う、余暇の過ごし方も多様化しいてるのだから仕方ないのだが、先日「歌の大辞テン!」なる番組を見た時は、さすがにこれでいいのかと心が揺らいだ。今週と何年か前の同時期のJ-POPSトップテンを交互に紹介する番組なのだが、今週のトップテン10曲中知っている曲はたったの4曲、そのうちの2曲は平井堅だった。1曲はなんとなくずるである。ちなみに懐かしのトップテンは、全て歌も人も知っていた。なぜ人とさして変わりない生活をしていて、こんなに疎いのか。最近はカラオケに行っても歌う歌がなく、物足りない気持ちでいたので今日は久しぶりにレンタルショップへ足を運んだ。自分でMDを作るのは多分1年半ぶりくらいだろう。店内に入り、J-POPSコーナーへ足を運ぶとそこは聴いたことも見たこともないアーティストのCDで埋め尽くされていた。10枚借りるとロット価格1050円でお得らしいが10枚も集められない。トライしてみたいと思うものもない。10年前なら知らないアーティストでもジャケットを見ただけで「これはきっとイケる」という予感など沸いてきたものだが私の音楽アンテナはきっとダメになってしまったのだろう。1時間くらい悩んだ挙句、ちょっと古い歌も含めやっとこさ10枚のシングルCDを選んだ。●倖田來未「キューティハニー」カバー曲、良い仕上がりだと思う。この人はかっこいい。●平原綾香「君といる時間の中で」TOYOTA/WISHのCM曲。この人は日本語が得意でないのか、歌詞が聞き取りにくい。●Mr.children「Sign」ついこの前終わったドラマ[オレンジデイズ」の曲。柴咲コウがろうあの学生役で、相手役が妻夫木聡だった。母親がハマっていたため一緒に見ていたが、最終回を見逃してしまった。ミスチルはこの曲をこのドラマのために作ったと聞いている。なるほどな、と思える歌詞が胸に響いて切なくていい。今回借りた中でイチオシ。●一青窈「もらい泣き」この前、知り合いがカラオケで気持ちよさそうに歌ってい たので借りてみた。歌詞の意味がよくわからないのだけどメロディはとてもいいと思う。最近この人の名前の読み方がやっとわかった。●一青窈「ハナミズキ」確か、火サスのエンディング曲だったはず。母親が毎週見ているので覚えてしまった。以前母親は、友人が家を建てた時にハナミズキをプレゼントしたことがあるが、この歌はその行為をますます盛り上げていて心が暖かくなる。♪君と好きな人が100年続きますように~ ●平井堅「瞳をとじて」なんだか大ヒットしているらしい映画「世界の中心で愛を叫ぶ」の主題歌。この映画、良い評判しか聞こえてこないのだけど、私は洋画も満足に見られていないので、これは多分見ないと思う。悲しい映画はすぐ涙が出て頭が痛くなるので、好きではない。●平井堅「キミはともだち」ドラマ「ワンダフルライフ」の主題歌。この人メロディメーカーだし、昔の名曲をカバーしてその曲を知らない世代にどんどん紹介しているところがいいと思う。●ZARD「もっと近くで君の横顔見ていたい」月桂冠「月」CM曲。それにしてもなんて長いタイトルなんだ。聴いていくうちに歌詞も字余りであることがわかった。そういえば一昔前、こういう歌詞の一部をだらだらとタイトルにするのが流行っていた。素敵なアーティスト達が新しい歌をリリースするとその長いタイトルだけで胸がドキドキしたのを思い出す。残り2曲倉木麻衣「明日へ架ける橋」サザンオールスターズ「彩~Aja~」は一番だけ聴いて録音はしなかった。ところで私は、相変わらずGLAYが嫌いである。ものすごい人気者なのに、私には全く理解できない。だって歌は上手じゃないし、かっこいいとも思わない。会社のオツボネがGLAYが良いと言うから、余計に気に食わない。知的さに欠けているように思えるからだろうか。だいたい今回の曲のタイトルも「天使の分けまえ」だ。詩を書いたTAKUROという人は、日本語の使い方を少し間違えていないだろうか。天使というものはそもそも存在しないが、もしいたとしても“分けまえ”があるとかないとか、そういう俗っぽい世界とは無縁だと思う。そのアンバランスさを逆手に取って、小洒落たつもりかも知れないがセンスがない。それにしても余りにおかしなタイトルなので、もしかしたら歌詞に何かヒミツでもあるのかも知れないと思わずCDを手にとって開いて見た。しかし歌詞は、一瞬で忘れてしまうほどどうでもよかった。何やかんやブツブツ言いながらMDを作成した。今回借りた曲の中でカラオケで歌えそうなものは一青窈と平原綾香とキューティハニーだろうか。収穫が少ないがこんなもんだろう。
June 26, 2004
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オツボネさん。君はなんて浅はかなのだ。自ら足を踏み外し、崖から転がり落ちていることにまだ気がついていないのか。いや、何となく気がついてはいるのだろう。しかし気がつきようが足りないのだ。反省していないからそうなるのだ。自分が今までに得たものはどれだけだったか。それに対して自分がしたこと。因果応報で立場が悪くなってきていること。公私ともども誰からも相手にされなくなっていること。少しでも真面目に考えたことはないのか。オツボネの会社での態度は、今までと少し変わってきた。今だって充分高飛車なことには変わりないが最近は人から、特に上司から良く見られようとする姿勢が伺える。でもそれは悔い改めているわけではない。どうせ一時のもの。ここで少しおとなしくしておいて、自分の立場が良くなれば、また同じことの繰り返し。人を苛めたり、陥れたり、踏み台にしたり。今は自分の意見が尊重される時がまた来るのを、息を潜めて待っているだけなのだ。私との会話にいたっては、自分がいかに奥ゆかしく物事を考えているかをチャンスがあれば語り始める、その繰り返しだ。誰かが私にオツボネの評価を問うた時、悪いように言われないための安い知恵なのだろう。聞きたくもない。その深いため息も、媚びるような電話の声も、歯の隙間から空気を吸い込む時の「シー」という音も。それらは全て、自分が過去に指摘した周りの人間の悪癖だったのではなかったか。今まで散々バカにして嘲っていたではないか。「そういうのをゾウジョウマンと言うんだよ」と私の彼は言った。彼はお寺さんに通って仏教を学んでいる。増上慢とはもともと仏教用語で1)まだ完全に悟りを開いていないのに、悟りを開いたと 思って、おごりたかぶること2)実力もないのに自己を過信して思い上がること。という意味があるそうだ。その通り。彼女を知れば知るほど、その言葉はまさに彼女のためにあるように思える。私の彼は自分のお寺さん以外は認めないと言う。世の中にはたった一つの真実と、それ以外の沢山の邪教があるのだそうだ。私は宗教のことを何ひとつ知らないので「それはどうかな?」と思う。弱い心をまっすぐに清らかにするのが良い信仰であって、それはこの広い世界であまねく存在するから、姿かたちを変え、色んな宗教があるのではないかと思ってしまうのだ。オツボネの母上も信仰をしているという。おでこに手かざしをするヤツだ。あれはまんざらインチキではない事を私は知っている。私は高校生の時に家出をしたのだが、その時自由が丘でブラブラしていて、手かざしをする人たちに声をかけられた事がある。当然だが特に用事もなかったので、その人達の言うとおりに目を瞑り手を合わせていた。すると数秒も待たないうちに、手をかざされた額の部分が温かくなり、とても良い気分になってきた。一緒に家出をした友人はとても良いにおいがしたという。私は友人の「良いにおい」発言は怪しいと思いながらも、自分の額に感じた温かさにはかなり感動していた。そして、荒んでいたであろう心がなぜか穏やかになり、私は自分がどうしてここにいるかをその人達に打ち明けた。手かざしをした人達はみな、家に帰れと助言してくれた。しかし私が聞く耳を持たないとわかると、お寺まで連れて行かれそこで信心しながら暮らせるように、お坊さんに申し出てくれた。もちろんそんな申し出は受け入れられるはずもなく私達は追い返されるのだが、私に手かざしをしてくれた若い男性は私をとても心配して「少ないけどこれで何か食べて」と、お小遣いまでくれた。もう顔も名前も覚えていないが、その手の温かさだけは今でも覚えている。そしてそれは私の彼が言うように、その他の、邪悪なものではなかったと思うのだ。オツボネの母上は、毎日娘に手かざしをするのだそうだ。手かざしは魂とそれが宿る身体をきれいにする効果があるらしい。母上は手をかざしながら、娘の体調が悪ければ大量に汗をかき、その日指を怪我したことを言わなくても母上自身の指が痛み、指摘されるのだそうだ。彼女は手かざしを始める前から勘が強く、人の死期を事前に察知する事もしばしばだったという。世の中には、平凡な人が持ち得ない力を備えた人間がいて、何らかの方法でそれを鍛えて強い霊力を身につけられる人もいるのだろうと私は思う。そしてその特別な力で娘に愛情を注ぐ母上の姿は、目に見えなくとも痛烈に私の心に突き刺さる。どんなに遅くなっても娘の帰宅を待ち、手かざしをするという話を聞くと私にとっては毎日毎日迷惑な人間でも、他の誰かからは命に代えてでも幸せを、と願われている存在であることに気がつくのだ。オツボネは風邪を引かない。引きかけてもすぐに治る。それは母上の手かざしのおかげなんだろうと私はいつも思っている。しかし自分が一番偉いのだという幻想の中で生き続け、自己を省みることをしない彼女を思うとき、悲しいかな、そこに邪教の存在を感じずにはいられないのだ。
June 1, 2004
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おととい、久々にOLスマイルを顔面からデリートさせるような電話があった。オツが昼のえさを食べに行った時の出来事。山陰方面のユーザーで『I』というスーパーさんがあるんだけどそこの会社のシステム管理をしているという男から電話があり営業のT氏はいるかと言われたの。なんでも肩書きが【T大学のタカハシです】え?なんでT大学?島根に分校でもあるの?なんでうちのお客さんのシステム管理してんの?経済学部経営学科あたりの院生とか研究生なんかしら?うちのお客さん、研究材料にされてんのかしら?T大学にそんな学部があるかどうかも知らないので 想像ばかりが膨らんで、珍しい人から電話かかってきたなぁと興味深々になっていた。当のT氏は最近忙しく、今日も早出で山口に出かけていて立会い中だった。少し時間かかりますが連絡取れるって言うといや言ったのに、なぜか彼は電話した事情を話し始めた。(あ~あ、あんたさ~、長々話す? 私に言ってもそれ、多分よくわかんないから どうせT氏に同じこと説明しないといけないよ? なのに今言うか~?)と思いながらも優しい声で相打ち打ってあげてたの。で内容というのが 近々そのスーパーのシステム入れ替えを予定しているらしくスケジュールを組んで、稼動は6/1からって思っていたらしいのね。それで計量機(端末側)を導入してるウチの作業もそれまでに完了するのが当然だろうと思っていたらどうもT氏の日程が調整つかなかったらしく、依頼してきた日よりも だいぶ遅れた作業日程をI社に提出したらしいのね。それがタカハシ君にとっては、相当に都合が悪かったらしく予定が大幅に狂い困る、何とかならないかって事みたいだった。営業担当が出かけているので連絡取ると言ってるのにだらだらとしゃべり続けて、最初は慇懃な口調で話してたのに 上席者を出せとか、どんどん態度が横柄になってくる。しまいには[何とかならないか?]を通り越して[一体どういう了見なんだ]と言わんばかりの勢い。日程を合わせられない理由を聞かせろと、何度もうるさいので「多分他お客の納品や立会いの日程と調整しての返答だと思う」と言うと「ではI社はお客ではないのか」と突っかかってきた。そんな愚問に答える義務はないので無視して営業に連絡取るので連絡先を...と訊いても「I社はお客ではないのか、今あなたに訊きたい」と言って聞かない。どうもこの男、初めから喧嘩腰で電話してきてたらしい。(今頃気づく私・・・)何度言っても「あなたの見解を…」と抜かすので、いい加減頭に来て「スケジュールの調整で困って電話してこられたんですよね~? 一刻でも早く事を運びたいなら担当に連絡取る事が 最短の方法だと思いますが?!」と言うと「そうです・・・」とやっと納得した様子。しかし負け惜しみの様に「あなたでは判らないようですので」と付け加えるので「ええわかりませんねぇ!」って言ってやったよ。っつか最初っからそう言ってるだろ!は~・・・あのねぇ、タカハシ君。そりゃーアンタにとっては天地創造に匹敵する大仕事なのはわかったよ。でもそれ、自分の都合でしょ?だってお客が困ってんなら、お客がかけてくるでしょう?I社、ウチにとっても大事なお客さんだよ。最近消耗品よそにとられちゃったけどさ。だけどねぇタカハシ君、ウチは商売。機械を二つ三つ売っただけじゃあ社員全員とその家族を養うだけのカネは回せないんだよ。無知なアンタは、アタシが三畳一間のこ狭い部屋で電話取ってるとでも思ってんだろうけどアンタの親が可愛い息子を大学に通わすために 払ったカネなんて ココじゃあ1ヶ月足らずで飛んでっちまうんだよ!つーかタカハシ許さん!!T大学と言えばこっちがひるむとでも思ったのか?(注:東大ではない)急ぎの用事でかけてきたと言いながら自分の安いプライドを満たすために、だらだらしゃべるとは本末転倒!話がぜんぜん見えない私に向かって「いいですか?あなた。この私が電話をかけるという事は 最終通告ということですよ?」じゃと。はぁ?最終通告?何の?しかし今考えてみると、ただのヤバ目のお兄ちゃんなんだけどその上からものを言う言い方に、思わず冷静さを失ってしまった私も未熟者であった。ほんで更にこの件でもオツボネが腹立つんよー!昼のエサから戻ってきたオツに、一応報告と思って話したの。しかし会議室でエサを貪りながら、他の電話を取っていたオツ。私が電話で喧々囂々と言い返したことを察知したのかそしてそれが気に食わないのか 「あ、そう。それでTさんは何て言ったの?」と始終興味なさそうな様子。それだけならともかく、更に彼が大学に居る[私生活好調]な私へのあてつけなのか「ふ~ん。近頃の大学生はロクでもないねぇ」とのたまいやがった。次には[さーて仕事仕事]という態度。鼻の穴に爆弾しかけたい気持ちになったもんさ。ま、アンタなんか男けなそうにも まずその男がおらんから問題外の枠の外、話にならんわけだけど。久しぶりにマジ切れ5秒前で、冷静さを欠いていたことといつもオツのグチ聞いてやってる私としては「ちょっとくらいいいじゃんねー」とグチまじりで報告、ねぎらいを期待した私が間違いだったんだよ。あぁ、そうでした。オツは自分勝手ナンバーワン。自分よければ全てよし。♪どんなきも。損なときも オツがオツらしくあるために 好きなものは お・か・ね 言える気持ち首絞めてたい・・・ああ神様、もう二度としません。
May 12, 2004
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スポーツジムに通っている。中くらいのプールと 沢山の運動器具二つあるスタジオはエアロビからヨガ教室までいつも人がごった返している。仕事帰りに汗を流すのが気持ちいいのは私だけではなく みんな思うことのようで休み明けの月曜日は特に混雑する。駐車場は2階建てのジムの敷地内に20台余りと隣接しているスーパーマーケットの中庭をはさんだ向こう側に 大きな立体駐車場がある。20時くらいから混雑が激しくなりジムの前の駐車場はすぐ満車になる。出足が遅れる私はたいてい 立体駐車場に停めることになる。ここでいつも信じられない光景を目にするのだけどなぜかジムの前で 敷地内の駐車場が空くのを待ってる人がいる。それも1台2台ではない。通い始めた当初は「子供スイミングスクールとかのお迎えだろう」と思っていたがどうも違うようだ。待っている車の主達はみな ジムに一番近い駐車場に停めたいのだ。体を動かしに、汗をかきに来たクセに 一番楽ちんな駐車場が空くまで ずーっと待っているのだ。なんて横着な人達なんだ。本末転倒じゃんね。隣の立駐に停めて50メートル歩くのが そんなに面倒なんかい?ならジム通いなんてやめちまえ。
April 12, 2004
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今日もオツネタです。数年前、酔っ払ったウチの所長にタクシーで手を握られてからというものオツは自分が所長のオンナだと勘違いするように。そしてその勘違いした言動は日ごとにエスカレート。引きまくっている所長に気がつくはずもなく 女王様気取りを止めないオツ。所長とのミゾが深まり続けてる事を知らないのは オツ本人だけなのに「最近私が怒ってるから 所長は怖くて話かけられないんだろうね」なんて何度も言う。そんなアンタが別の意味で怖い私です。そんなオツの得意技に「病弱自慢」があるんだけど申し訳ないけど オツに体の不調を訴えられてももう心配できない体になってしまった私。そしてもしかしてその気持ちは 所内のメンバー全員とシンクロしているのではないかとも思っています。ある木曜日。オツは出張のため不在。清々しい気持ちで仕事をしていたのに 夕方になりオツから電話が入る。「今さー新幹線降りたんだけどさーすっごく気分が悪くて~」と甘えた声で言うので「どうしたんですか?大丈夫ですか?」と尋ねると「ん~なんか乗り物に酔ったのかなぁ。 吐き気がして手が震えるんだよね~。 すっごく怖くって~。 改札も出られずに座ってるんだよねー」との事。「もう今日は会社に寄らず そのまま帰ったらどうですか?」と当然の提案をすると「え~でも車営業所に置きっぱなしだし~」とグズグズしやがる。この言葉は何を期待してるかと言うと『迎えに行きます』でしょ?ちょうど留守電をセットする時間に 電話してくる事さえ怪しいと疑ってしまう私。しかしそこで即座に「ごめんね、じゃぁお迎えお願い」と言ってしまうと通勤車を営業所に置いているオツとしては ちょっと段取りが足りない。というわけで「でもぉ~明日車なかったら辛いしぃ~」と次なる言葉を誘導。そんな事言われたら近所在住の私としては「明日の朝は私が迎えに行きますよ」って言うしかないじゃん?そこまで聞いたオツ、その後一連の「え~でもそこまでしてもらったら悪いし~」(←その通りじゃ!)と思ってもない言葉を繰り返し‘ずうずうしくない人を’演出。一応この段階では 会社へ戻るとの方向で決着がつき やっと電話を切らせてもらった私。財布片手に更衣室に走っていると ショールームの裏で所長に遭遇。ちょうどいい、報告してから出かけようと思い「すみません。所長ちょっといいですか? 今、係長が広島駅にいるんですけど気分が悪くて動けないらしいんですよ。 だから迎えに行ってこようと思・・・」と言い終わる前にさっそく所長がアレルギー反応。「え?そんなのタクシーで帰らせろよ。迎えに行く必要ないじゃん。 何?どこが悪いって?え?酔った?酒飲んだんじゃないんか」とものすごい勢い。(お、アンタ相当嫌ってるね♪)と内心にやけてしまう私の前で更にオブジェクションモードはエスカレート。「迎えに来いって言われたんか?そんなん支店長(わがまま大将)と一緒じゃないか。 なぁおい課長、M(オツの名前)は気分悪いんなら 一人でタクシーでも何でも使って帰ればいいんだよなぁ!」とコソコソ話っぽく持ちかけたのにもかかわらず大音量でしゃべくる所長。私: 「いや、迎えに行くって言ったのは私です」所長:「は?なんで?」私: 「仕事残ってると思うし、ここに車もおいたままだと明日の通勤が不便だし」所長:「そんなん明日なんかバスでも歩いてでも(←爆)いくらでも来る方法あるじゃないか!」ヒ、ヒエ~、そこまで言う。でもオツに迎えに行くと言った以上は何とかして行かないといけないので「いや、でもぉ、やっぱりかわいそうなんで…」とモゴモゴ言うと私の辛い立場を理解してくれたのか所長は頷き「そんなんだから‘Mワールド’とか言われるんだぞ」とだけ言って私を送り出してくれた。…あのーすいません、ちょっといいですか?‘Mワールド’って何ですか?私、メンバーじゃないんですけど。とまぁこのツッコミは次回にするとして広島駅へ車を走らせオツと合流。とにかくそのまま帰宅する事を提案。「でもぉでもぉ」とうるさいので「でもこのまま営業所に連れて帰ったら殺されそうな勢いなんで…」と言うとやっと納得、帰宅する気に。車の中では新幹線の中でいかに大変だったかの体調不良自慢。モチ、口臭ツマミのボリューム最大です。【自称病人】というイメージがどうしても払拭できないため返事にも力がこもらず「大変でしたね」「そうですか、明日病院行ったらどうですか?」とトークロボレベルの返答しかできない私。車を一路北へ走らせ、そろそろオツ家にも近づいて来た頃、ひとしきり不幸自慢をしたオツは満足したのか「はぁ~(臭)少しよくなって来た、ありがとう」とポツリ。そしてその一秒後、歴史的、宇宙規模的大勘違い発言が発せられる。「でも…ウフ♪今日は所長を驚かせちゃったかな?」・・・・・・・・・。あれ?今何て言いました?地球が破滅しそうだったんですけど。もしかしてこれは『営業所に連れて帰ったら殺されそうな勢い』という私の説得を受けての勘違いか?(↑正直言うとちょっとそれを期待してた私もけっこう悪人か)しかしそれにしても そこまで異次元にテレポートするとは…。(コイツある意味エスパーなのかも)と開いた口を閉められない私に気がつきもせず更に「ま、所長にはしっかり心配してもらいましょう。すみませんでしたって言っといて」とまるで足元にまとわり着く男を振り払うかの様に勝ち誇った顔でのたまうオツ。(このまま前の車に突っ込んでやろうか?)という衝動に駆られる。この際私も一緒にクラッシュだよ。こんな上司と仕事していかなきゃいかんと思うと自殺願望が芽生えまくって仕方ないわっ!そんなこんなで調子に乗ったオツを下ろし途中、地場のスーパーでのんきにストッキングなんぞを購入し営業所に到着。(あ~あ、あの勘違い発言をそのまま報告したら所長は激昂するに決まってる。どう波風立てんように報告しようかなぁ)と悶々としながら自動ドアを開けると さっきまでワイワイと騒いでいたバイト君達も引き上げてショールームはとても静か。いわゆるもぬけのカラ。(もしや…?)と思いつつ2階に上がると予感は的中。所長、課長、その他側近みんないません。居るのは本気で仕事が残ってるメンバーのみ。所長はモチロン、誰も心配なんかしちゃーいねーっちゅう状況です。いや、オツが不在時には所長が金庫に納めるはずの印鑑箱も出しっぱなしである事を考えるとこれはもしかして静かなるブーイングなのか、はたまた無言の肩たたきなのか。でもね、私が思うにオツは所長に冷たくされてるのを気がついてるはずなんだよ。だって最近の私は、気合入れて癒し系事務員に徹してるので所長の扱いはまるで真綿に触れるよう。こないだ車に追突された時も すごく心配して何回も電話してきてくれた。女の子がお酒ついでくれるお店から届いた所長宛てのDMをメンコのように 所長のデスクに叩きつけるオツと話す時の口調や表情と 私とのそれは大違い。昨日も大型店舗のオープンに出向いていた所長から電話が入り営業所の状況を確認した後「前田くん、お誕生日おめでとう!言うの忘れとったよ。でも男ではオレが最初だろ?」などと言ってきた。その和やかな雰囲気に 息を殺して聞き耳を立てるオツ。右隣のダークなオーラに絶えかねて ふと目をやるとオツはなぜか涙顔。私に顔を見せない様に動いていたけど あれは絶対涙目だった。だって昨日の今日で 今朝病院に行った事も知ってるのにその状況は確認しようともせず 電話を変ろうともせずジョークで盛り上がる愛しき男と部下。私だってマジ惚れした男にそんな事されたら 多分泣く。さすがの私も気まじぃ気分になったけど しかしその後腹いせなのか病院でいかに心配され、手厚い看護を受けたかを夕方まで断続的に聞かされる羽目に。あ~あ一瞬でも哀れみの念を抱いて損したわ。で、肝心のオツの病名は何だったかって?それはね、【所長に愛されてない病】です。それと所長、いくら酔っ払っててもオツの手だけはにぎってはいけません。命狙われますよ。
March 20, 2004
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会社で電話を死ぬほど取る。「ハイ、株式会社○○でございます」「ハイ、株式会社○○でございます」毎日毎日ほんっと電話に殺されるんじゃないかと思うくらい取る。相手はお客だったり、こちらがお客だったりするわけだけど言葉遣いをはじめ、電話のマナーはピンからキリまで。「これは会社の体質だな」と思うときもあり「本人の問題だ」と思うときもある。その中で私がいつもカチンとくる言葉がある。多分悪気なく使っている人、けっこういると思う。「電話があったことだけお伝えください」というヤツ。軽~く言うヤツなんかはもう許しがたい。こちらがお客である事がほとんどだけど【ことだけ】って何だよ。・お目当ての人間がいなくて話ができない。・でも折り返しかけてもらうほどの内容ではない。・でも自分が熱心に営業活動してることは お目当ての人間にわかって欲しい。だから「電話があった事だけ伝えてください」か?頼まれた方の身になって考えた事ないんかい?こっちは大切な仕事をしていて どんなにそれに集中したい時だって一旦そう言われれば 席を立って各部署の連絡ノートを書きにいかないといけないんですけどねぇ。それを【ことだけ】で済まそうとするとはなんてずうずうしいヤツなんだ。せめて「お手数ですが」とか言えないのか。勘違いしないで欲しいんだけど私はこの会社の事務員であってアンタの事務員じゃあないっつーの!電話なんか大嫌いである。
February 22, 2004
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はぁ~~~~~~めっちゃ疲れたよ。昨日はお日柄も良く、せっかくの休日だというのにオツと男子社員に渡すバレンタインのチョコの買出しだよ?気分は休日出勤、もちろんただ働き。コーヒーくらいおごれバカヤロー。まあ最初は二人で落ち合ってから、高級ブランド店をウロウロするという 女子ならではのコースで始まったので、疲れの100%がチョコのせいではないけどそれにしてもなんで義理チョコ買うのにデパート何軒もハシゴせんといけんわけ?(オツてめー義理とかいいながら思いっきりマジ入ってるだろ)と足がどんどん痛くなるに連れ、ムカついてたまらない私であった。それに毎年毎年本部の部長、経理課長、本社のその他大勢「お世話になってるからぁ」って言いながらチョコまとめて送りつけるの いいかげんやめたら?他の営業所の人はどうしてるか知らんけど寒すぎ。まぁ私は今さら参加する気 毛頭ないので単品、詰め合わせなど うれげに選ぶ姿は見て見ぬフリ。それなのに「どれがいい?」などと意見を求めるのは金輪際やめてもらいたいものです。所員のチョコは500円のカルティエチックな赤箱入り。値段の割に見栄えのするのを 歩きまわって探したわけさ。最近チョコって高いジャンね?オツが「ったくチョコって最近高いわねー。お菓子業界の陰謀だわ」と利いた風なクチを聞くその口がもう臭いワナ。。。支店長、所長のはちょっと色をつけよーっちゅーことで1400円のちょっとお高め品。オツのゴマすり度が伝わってきます。小粒のチョコの表面に淡い色で和風な絵が描かれていて包装もダークな色でまとめたシックな一品。しかしそのチョコの題名は【男襦袢】(爆)昨年は工具をかたどったチョコ。オツが自身満々で選んだ変わりネタが男子に大変不評で 反省したのかと思ったのに【男襦袢】。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・・・・夜。障子を開けてブランデーグラスを片手に眼を細め輝く月を眺める襦袢姿の男に そっと寄り添い「はい、あなた。あ~ん♪」とチョコを差し出す女の白い指・・・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・みたいなしっぽりムードを狙ったのか?「ねぇねぇ。支店長このチョコ照れるかなぁ」ってそんなん知るかっ。アンタ一体なに期待してるんですか?そんなに人肌恋しけりゃ誰か適当に連れ込みでも連れてってもらえば?ひとり悶々とエロモードになるならまだしも頼むからその湿地帯トークは止めてくれ。まったくいい年こいてさー女捨てろとは言わないけど「誰々のスカートが異常に短い」とか言う資格、アンタぜんっぜんないですから、ええ。チョコのお支払いは 女子一同を代表してオツが立替払い。「すみませんすみません」とか言いながら 実は世話焼きたがりのオツに 花持たせてやってるわけだがよくよく見るとオツは現金ではなく 三越の金券で支払ってるではないか。「うわぁ出た出た。お買い物券かよ」自分のためにデパート券買うわけないんだからやっぱりそれは誰かからのもらいもんでしょう?別にいいよ?等価なんだから。でも後から現金徴収するんだろ?割引無しで。なんかガメつくないかそれ。しかし何がどうがめついのか説明できずただ納得いかない気持ちでその光景を眺めていた。その後は疲れ果てた体を引きずって二人でかに道楽へ。行き場のない怒りをブチ撒けるようにカニわさわさ食ってやったわ。あぁ、来年はコンビニのチョコとかになりますように。
February 12, 2004
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今回もグチですが 珍しく恋愛話ではありません。どこの会社でも 最低一人はデフォルトされている言われているオツボネ話です。私も複数会社を勤めましたが、このオツボネほどオツボネな人見たことありません。私が入社するず~っと前から 彼女のネタは語り続けられてきたと聞いてます。。・。・。・。。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・数年前、今考えると思い出すのも恐ろしいオツと日光二人旅をした事があるんですけどその時現地で落ち合って旅の一部をご一緒した 栃木の知り合いがくれた「日光みそたまり漬らっきょう」という多分世界一おいしいらっきょうをふと先日思い出し、オツと二人でリピート発注する事になりました。そのらっきょ会社、市販はしてなくて店頭販売もしくは通販のみ。どんなに注文しても送料最低900円。ようするに老舗で殿様なんですね。で、送料が高いって事にオツのドケチセンサーが反応。「クール宅急便だから高いのね、高いわ~」ともう脳細胞は送料900円の話題で持ちきり。ある程度まとめて買うっていうのは 最初から同意してたんだけどオツが取り憑かれた様に送料送料言うので 900円で収まるギリギリまで買おうかって事に。らっきょは一袋200g=600円と単価も殿様。それを二人で7袋づつ購入するハメに。(7袋ってけっこう多いけどオツオーダーは逃げ場ないですから)オツは早速 携帯で電話注文をしにデスクを中座。(すっげー、なんでらっきょで中座?休憩時間じゃダメなんか)で、しばらく待つこと10分。オツが意気揚々と戻ってきて何言うかと思ったら「20袋までは送料900円で送ってくれるんだって♪ちろりさんも絶対OKだと思って20袋で注文しちゃった♪よかったでしょ?」に、20袋ですかっ?それってもしかしてひとり10袋づつでつかっ?7袋でも引いてたのに それって半年分は軽くあるんじゃぁ…。ウチそんなに大所帯じゃないんですけどぉ。フリーズしている私に気付きもせず、オツは隣でふせんにスラスラとお値段を書き込み「ハイ、一人これだけね」とメモ手渡し。そこには「6600円」の文字が…。らっきょに6600円、どう思う?神戸牛ステーキ肉とかじゃなくってらっきょよ?確かにめっちゃおいしいよ。でもそれにしてもフツーの神経じゃないと思うんだけど。更に「送り先はウチんちにしたから。母親に荷物受け取りしてくれってお願いして 許可もらったから」と恩着せがましく【世話してやってる】発言。うへぇ、荷物受け取りごときでそんな事言うかねー?確かに会社に私物を直送はマズイと思うけど【許可】ってそんな税関でひっかかりそうな物でも仕入れるんかいっ。もしかしてオツって居候?確かに姉妹であれだけ行き遅れたら「住ませてもらってすみません」って気持ちになるかも。でももうそこまで言われたら「あ~すみませんね~、何もかもお願いして」って言うしかないじゃん?お財布にあんまり手持ちがなくって 特に用事もなかったから、銀行行かずに今週乗り切ろうと思ってたけど、昼に金おろして即支払ったよ。これ以上お世話してやったと思われたくないし、売掛・買掛のお付き合いもまっぴら。で、日が変わって次の日は雪。バスで出勤した私が更衣室に入ると ぷ~んと強烈な漬物のにおい。そこにはオツ家から持ち込まれ ダンボールに入ったちろり家行きのらっきょが10袋…。そりゃこんだけありゃーにおうわな。で、私がバスで来た事を知ったオツ、「え?なんで車で来なかったの?においがすごいからバスじゃ持って帰れないわよ」とプチゴキブリ状態に…。(じゃぁ口臭くさいアンタは公共の交通機関使えませんね)と心の中でだけとりあえず反撃。いや、マジで雪で車乗るの怖かったんですよ。ウチんち山なんで 雪の量が多いのアンタもよく知ってるでしょ?多分私が車で来ない事を予測しながらも、オツ家に充満するらっきょのニオイに我慢できず持ってきたと思われ。それが自分も使う更衣室に1日以上置かれる事もちょい気に食わなかった様子。更に粒ぞろいのらっきょ達を見た私が「おいしそうならっきょですねー^-^♪」とお愛想すると「うん、でも賞味期間一週間って書いてあるの。でも大丈夫よねぇ」じゃと。イ、イッシューカーン?!(この声ひっくり返ってます)ほうら言わんこっちゃない!一週間で10袋食えるかっつーの!朝昼晩ず~っとらっきょだけでも無理だっつの!塩分摂りすぎで殺す気かテメー。メラメラと見えざる炎に焼かれる私をよそに オツはしゃべり続け「200グラムってちょっとしかないね、袋小さくなーい?」と眉をひそめてご不満フェイス。ったくまだ言うかこの宇宙の大ばか者!
February 7, 2004
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やっぱりね。人間、見られてなければ何をしてもいいと思う生き物なんだよ。どんなに良い人だと思われてる人だって誰にも知られないという確信の元ではそこら辺のセコイ人たちとたいして違いはない。たいていそう。知られないだろうという認識は 眠らせていた欲求を呼び覚ます。内緒にしておきたい事は、そういう事に限ってどういうわけか一番知られたくない相手に伝達される。そしてそれが決して悪気あっての事でなくても少しでも隠された跡が残れば感じていた後ろめたさを見透かされて次からはもう信用されない。やっぱりね、と信用してなくてよかったとまた思う私。しょせん人は独り。あなたは違うというけれど誰かの誠意に期待して生きてちゃいけないんだ。
January 18, 2004
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あーやだやだ。今日は会社の大掃除。ちょっぴり自分の心も掃除して疲れて帰ってきたらこれだよ。暗いね~私って。でももう君に問いただしたいことで頭の中はいっぱいなんだよ。私はね、かわいそうなことに人を簡単に信じられるようにはできてないんだよ。私を出し抜いている、だましている裏切っている(いつか裏切ってしまう)そんなサインが君のどこからか発せられてないか そんな余計な事にいつもセンサーを張り巡らせてるくだらない女なんだよ。決して君が悪いわけではないけど私はとうの昔に自分を信じることなんてやめたんだ。自分の身は過去の経験から学んで自分で守っていくしかない。それしか方法がわからないとーっても愚かな女なんだ。今日私に電話かけてきたら大変だよ。ぐずぐずと何言い出すか自分でもよくわからないから。なるべくならこんな私を見せたくないから今日は口もききたくないんだけどね。君も私なんかにとらわれてないでもっと他の女を探せばいいんだよ。いつも言ってるじゃんね。「他の女の人ってどんなのだろう」私とこの先歩んで行っても 幸せなんてきっとないからさ。おやすみ。彼女がならず者の彼氏様。
December 25, 2003
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あわてないように気をつけて、後悔するような言動は避けようとこれだけは慎重にしてるつもりなのだけど。だからこの心の中でうずまく怒りや虚しさ、そして寂しさを一体どうしたらいいのかと考えたとき自分ひとりで解決するのが一番良いという答えに行き着く。誰かを困らせたくない。愚かな女だと、どこにでもいるつまらない女だと思われたくない。一人では生きられないという女を演じて殿方の憐憫の票をかせぐなんて絶対にイヤである。そんなところに惚れてほしいわけじゃない。「かわいそうだから一緒にいる」なんて思われる位ならつきあってもらわなくてもいい。でも甘ったれの私は本当は誰かに優しく包んでもらいたい。私の持ち得ない大きなふところに安堵を求めたい。誰かではない。本当は君にーー、だ。あなたは私の中に一体何を見ているのだろう。たまに私の事なんてどうでもいい、という態度をする。いや、しょっちゅうする。あなたにとっての私の存在の軽さを体で表現されると、正直つらい。今日みたいに心が疲れ果てた日は特に耐え難い。確かに私はそういう風に思われても、仕方のない人間かも知れない。弱い私。つまらない私。なんのとりえもない、頭も良くない女なのだ。ああ、でもね。あなたにそんな顔をされると立ち直れないくらいに落ち込んでしまうのよ。これでもけっこう肩肘張って、暗い顔を見せないようにしてるつもりなんだけどそれが1ミリだって伝わってない事を再認識するのはけっこうパワーが要る。考えても考えても「あなたは私を思ってない」という結論に達してしまう。あなたの心の中で私が、そこら辺の知り合いの女性と同じ括りにカテゴライズされている姿が簡単に想像できてしまう。本当は何が本当なんだろう。「恋愛は以心伝心でするのがいい」なんてあなたは言っていたけれどあなたがどう思っていようと、それが見えないのなら私が今感じている事が全てではないのか。言わなくてはわからないことは、この世に沢山ある。言葉にしなかったために伝わらなかったことは永遠に真実とはなりえないのだ。ならば私が今感じているこの胸の痛みが真実そのものなのではないのか。ああ、心が腐ってしまう前に何とかしなければ。ある日突然、何もかもどうでもよくなっておかしな道を選んでしまいそうな予感がしてとてもとてもいやなのだ。
November 12, 2003
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あぁ。こんな時間に仕事が終わった。まったく世の中どうかしてる。人間らしく生きようと思うと職を失いまっとうな稼ぎにありつこうと思えばコウモリの様な生活も「あり」としないといけないのか。なんてそれはおおげさか。いや、いいのだ。そこに仕事をする喜びがあれば 疲れ果てるまで働いたっていいのだ。そりゃあ楽しい事だけではない。ぬかるみに足を取られたり、高い壁の前で途方に暮れたり雨をしのぐ傘がなかったり。それが仕事にはつきものだ。だけれども、そればっかりじゃ嫌になってしまう。少し前はもっとこう、張り合いがあった。「仕事をさせてもらってありがたい」と思ったものだ。しかし今はどうだ。もう針のむしろに座らされて、嫌な事も嫌と言えずただせわしなく深く考えることもなく、目の前の仕事に追われる日々。やり場のない怒りを抑えながら、ただ生活のためにと無心になることを望んでいる。本当に、一所懸命やっても達成感もなければ自己満足すら沸いてこない。仕方ない。頭では理解はしている。もう私たちは会社にとって疎ましい存在なのだ。それが会社の方針なのだから、今すぐには無理でも ゆくゆくは受け止めるつもりでいる。それに会社の方針だけが、私をこんな気持ちにさせているのではないしね。今日はあまりに私が遅かったので、彼さまは先に寝てしまった。本当は疲れた私の体に、あなたの優しい声を聞かせてあげたかった。残念。でもしょうがないね。ストレスの塊のような心を、重たくひきずりながらでもそんな事おくびにも出さない、私は物分りのいい女なのだ。お風呂から上がり、ぼんやりとネットをつなぐ。いつも見に行くHPを順番にウロウロ。するとどうなの。出るわ出るわ、友達のHPに、今日はもう夢の中の彼の足跡。昼間はよほど暇だったのか。それにしてもなんだ、このおびただしい書き込みは…しかも女が管理人のHPばかり。実に丁寧に書き込んでいるねぇ。そうだね、例えて言うなら 文字で、文章で、髪の毛をそっとなでるような感じ。私情がからむからか、巧妙に女心をくすぐる文章に思える。いいや。温情会計してあげても、ちょっとあからさまではないか。一体この人は何を考えているのだ。クリックする先々でカチンカチンと不協和音が響く。さっきまでの物分りのいい女は、丸一日を待たずに廃業だ。男は基本的に女好きだけど、彼はその中でも特に好きな方だ。彼の言動からありありと見て取れる。自覚があれば、相当な女泣かせになっただろうと私は前からそう分析している。だいたいどうして男っていう生き物は、愛を断片化してだれかれに配りたがるのだろう。今日この人は、あちこちの女共に愛想振りまく暇はあって私に一言声を聞かせてくれる愛情はなかったのか。なかったんだろう。なかったから私は今、更け行く夜に独りでこんなことを書き綴っているのだ。キーボードをたたく音だけが なんとも空しく夜のしじまに吸い込まれていく。
October 28, 2003
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3連休はあっという間に終わってしまった。いつもの気だるい朝を迎え、さえない顔で会社へ行き一握りの人たちの身勝手さに、叫びたい心を持て余す自分の愚かさを笑いでも誰かの暖かさに触れると私のくだらない悲しみも怒りも洗い流され そんな事を繰り返し、今日という日を何とか終わらせる事ができる。情けない話だけど、私は疲れているのだ。気がつくといつも同じ事を繰り返している。ずっとずっと昔から、誰のせいでもなく 悪いのはいつも私なのに今心にある不安も悲しみも、全部君に見せたくなる。でもそんな私をうとましく思うだろう君を思えばなかなか言葉にはできない。君にしてあげられることなんて何もない。君が弱い時支えてあげたいけど、私にはできないかも知れない。今日もこうして君からの連絡を待っているけど 約束なんてないから、毎日会話を交わすことも本当は昨日で終わりだったのかも知れない。あ~信じるって勇気だ。勇気が欲しい。
October 14, 2003
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新しい携帯から君にメールを打っても返事がない。新しい携帯、一番に君からのアクセスを記憶させたいのに。携帯が変わっても君がなかなか電話に出ないのは変わらない。どんなに忙しく働いても、そのお金で好きなもの買っても一人で生きていけそうでも朝起きたとき、夕暮れの帰り道寂しい気持ちはどこからかやってきてどうしようも無い私は、すぐに襲われてしまうんだよ。他の誰でもなく、君だけに預けたい気持ちがあってなのにそれをずっとずっと秘密にしないといけないのはそれはとても辛いことなんだよ。君のために、誰かの差し伸べた手を振り払うのにいつも君は冷めた目をして、はしゃぐ私を嫌いになるんだね。私がどこへ行こうと誰を思おうと君にはあまり関係ないのかも知れない。泣きそうな気持ちをがまんして、君の心の平和に貢献してこの先何かあるのかな。女って生き物はね、時々とんでもないわからずやになりたくなるんだよ。本気で相手にしてくれなくたっていいからバカだなって笑い飛ばしていいんだからそんな私の愚かなをところをひっくるめて私だと認めて欲しいのに。「大人だね」と言われると女は「これから先もいいコでいるように」という呪文をかけられてしまう。寒い季節がやってきて、指先が冷たく凍えても包み込んでくれる暖かい手のひらを求めちゃいけないと思ってしまう。そうして私は少しずつ、君にとってモノクロのつまらない女になっていく。なんか情けないなぁと思いつつ でも君を好きでいることやめられないけど。
October 6, 2003
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祖母が入院してからしばらくたつ。ひとつ具合が悪くなると 体のあちこちが悪くなっていく。栄養を充分に摂る力や体力があれば あっという間にも回復できるものも彼女にとっては 命に係わる大問題になる。もう彼女は年なのだ。近くの病院に居るにもかかわらず、中々お見舞いに行かない私を母は「なんでお見舞いに行ってあげないの?」とたしなめる。会社が早く終わった日など寄ってあげればよいのだろうけどなぜか足が向かない。祖母の家にも滅多に行っていなかった私が、お見舞いなんかに行くと余計に落ち込ませてしまうのではないか。私が行くと大丈夫なものもダメになってしまうのではないか。そんな気がしてどうしても行けずにいた。今日は用事でお見舞いに行けない母からことづかったものがあった。これから寒い季節になるので、アンカと靴下を持って行くのだ。やっと重い腰を上げるチャンスにめぐり合えてよかった。買い物にでかけた帰りに病院に寄った。うす暗い病室に入ると、一番手前のベッドの上で祖母はぼんやりと座っていた。私が声をかけると驚いたような、少し不思議そうな顔をした。少しボケが始まっているから、まず自分が入院しているところがどこだか余りわかっていない。「あんたはかおりか。よう来んさったなぁ」祖母は私を見上げてそう言った。「私の家から近いんだよ、ここ」と言うと「ホンマにか?遠いんじゃなぁか?やれご苦労さんだったなぁ」と大変そうな顔をして祖母は言った。自分の車を運転して来たことを告げると、さらに驚いて大丈夫なのかと心配した。私が小さかった頃の記憶の方が鮮明で今の私が車の免許まで取り、一人であちこちに出かけられるなどというのはあまり実感がないのだろう。私が母と住んでいる事も、妹が松山で働いている事もあまり覚えられないようで。話をするたびにそれは本当かと訊いた。しかし相変わらず「婿さんを早よもらえ」は会う度に言われる。以前も祖母はここに入院したことがあったが その時にたまたま連れて行った男は、浮気症にキリがない男だった。あっちへフラフラ、こっちへフラフラと油断も隙もない男でよく泣かされた。祖母はそういう事情は何一つ知らなかったが、その男と別れた時に「ワシはあの男はおかしげで好かんかったで。」と言ったそうだ。なんとも勘が良い。人の姿を見れば、自分の愛しい孫娘をどう思っているかがわかるとでも言うのだろうか。でも血のつながりとはそんなものかもしれない。祖母は長生きをしている方だ。しかし物事には始まりがあって終わりがある。彼女が歩んできた人生という名の旅は、間違いなく終わりに近づいている。貧乏だったり家族に恵まれなかったりで 余り幸せな生活を送ったほうではないから母としては、彼女の人生は一体なんだったのかとそれが不憫で仕方が無いようだ。確かにそうだ。いつも人のことを真っ先に考え、自分のことは二の次で生きてきた人だ。私ができる孝行と言えば「婿さん」を見せてあげることなんだろうけどできていない。だから私は母が泣く顔も、祖母の無表情に動かなくなった顔もまっすぐに見る勇気は絶対にない。帰り際、祖母はベッドから体を乗り出して笑顔で私を見送ってくれた。手も顔もしわくちゃだった。今度祖母には、今私が好きな人を見て欲しいと思っている。今回はなんと言うだろうか。少し時間がかかるだろうから、それまでは元気でいて欲しい。
September 22, 2003
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「僕には君しか話す人がいないんだ」と彼は言った。なんだか余りものみたいで嬉しくない。今はそうかも知れなくてもこれから先 あなたをもっと深く理解し、思う人が現れて私とするよりももっと楽しく話せるようになったら私のことなどどうでもよくなって私しかいなかった昨日までの自分を忘れてしまう事をあなたはきっとわかってない。私よりも素敵な人なんてゴマンといる。だから明日目が覚めたら、その日が来ていたとしても別におかしくない。「人を好きってどういうことかわからないんだよ」私の腕を何となくほどきながらあなたは言った。私のことを好きかどうかも時々わからなくなると。そんな風に思う割には、私の気を引きすぎなのに。泣くと困ると言うからこらえたけれどね。あのね、人を好きということはいつも何かにつけ思い出したり顔を見て嬉しかったり自分の話を聴いて笑って欲しかったり自分の手で何かをしてあげたかったりそれを友達に思うより、余計に強く思うって事だよ。さらに会えないと淋しかったりなるべく一緒の空間にいようと策略したりふとしたしぐさに胸が苦しくなったり自分のことを思って泣いて欲しかったりそんな風に思えば、それはきっと恋であろう。と 別に説明なんかしなかった。答えは独りになった時、居なくなったときに自分で気がつく方がいい。そして「じゃあ君のことは好きではない」そう言われるのが何より怖かった。少し前のことだけど「俺がかおりのことを嫌いになるわけないだろう?!」別れ話の最中に、大きな声でそう言った人がいた。ちょっと待ってよ、よく考えて。永遠なんてどこにもないでしょう。時の感情に任せて何でも言ってしまう彼が、とても頼りなく見えた。時は移り行き、人の気持ちもそれぞれの速度で流れて行く。変わらないものは何もない。わかっているけど悲しい時 その言葉を信じてみたくなる。信じればよかったのかと思う。
September 18, 2003
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絶望にも似た 憂鬱な気持ちに襲われて目が覚めた。心待ちにしていた3連休は、それだからなのか 無常に、疾風のように過ぎ去り今日は会社に行かないといけなかった。今朝 私が感じるであろうわかっていた物憂い気持ち。 それにしても あなたが隣にいないというのは こんなに辛いものなのかな。熱いような冷たいような不思議な体温で呼吸をするあなたの腕の中は、まるで深い海の底のようだった。その腕の中で、ゆらゆら揺れるように眠った私は誰も知らないただの石ころだった。楽しいことと嫌なことの入れ替わりが急すぎて体も心も もつれてもつれて ベッドから中々抜け出せずにどうしたら 早くもう一度あなたのそばに行けるのかそればかり考えていた。でもそれは途方に暮れるほど遠く その日を糧に今日を、明日を生きていこうと決心する事は私にはできなかった。精神を高く持ちたいと思っていても、私は姿カタチある生き物であなたに触れたかったり 触れて欲しかったりあなたのいない生活を 早々に切り上げて一秒でも長く一緒にいたいと思ったりするのだ。そしてやっぱり気になるのは、あなたはどうだったのか。私が隣にいた夜は、心満たされて眠ったのかな。私が出て行った後の、独りの部屋が寂しくて鍵を回す音で心にさざ波が立ったりしたのかな。でもこんなことは訊けない。万が一訊けても 多分答えてもらえない。もういい。仕方ない。チャレンジするのもおっくうになる。
September 16, 2003
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車通勤を始めてから8ヶ月たった。それまでずっとバス通勤だったから その頃と比べたら随分楽になったものだ。人々が一日のうちで 一番時間を気にして規則的な行動をとるが朝だろう。私も毎日 だいたい同じ時間に同じ場所を通るので毎朝見る光景、すれ違う人や車もおなじみになってくる。いつも黒尽くめの服を着ている若い女性。-きれいなんだから もっと色のお洒落を楽しめばいいのにねー。ツバの巨大な帽子をかぶり アゴひもで固定してそれでも風に飛ばされそうなので 手で頭を押さえ自転車をこぎまくるおばさん。-もっと楽に目的地に着く方法があると思うよ…必ずトラックが車道にはみでて停車していて 交通の邪魔をしている会社。-さぞかし無責任な責任者がやってるんだろうな。色々言いたい事はあるが 世間は今日もおおむね 順調にスタートしているという事だろう。この通勤中に 私が非常に注意している車がある。もう免許返した方がいいんじゃないか? というような年齢の爺さん。毎朝見かけるが 彼の後ろに着いてしまった日は 血圧が上がる。まずトロい。どんな速さで車が流れていようがおかまいなし。わが道をゆくそのノロさといったら もう頭をかきむしりたくなる。さらに方向指示器を使わない。進む速度がトロいので ついつい車間を狭めてしまう私も悪いがヤツは突然ブレーキを踏み 道路わきの店に寄る。手作りパン屋。そうとう好きなのだろうか、毎日寄っている。そのフェイント的行動に まだ半分ねぼけている私の脳みそはしびれまくる。そして次の瞬間、怒りに変わる。今はもう、立ち寄る店を覚えたので慣れっこだが始めのうちは ヤツの行動が頭にインプットされていないためやられるたびに「あ~そうだった~コイツ悪いやつなんだよ~」と驚かされたことが とても腹立たしく後悔していた。先週、初めてヤツの車の前になった。私の「快適車通勤」に影を差す悪いヤツ。どれどれ どんな顔をしてるんだ?私は興味深々 バックミラーを覗き込んだ。なんかアレだ。お隣は北の大将に似ているのではないか。そうすると今までの秩序を乱す行動は もうろくしてるのではなく わざとなのか?そんなことを思いながら 車を走らせているとなんとなくバックミラーの景色が変わった。後ろを走る大将の車が 道のど真ん中で停止していた。おっさん。この道「旧」がついているけど 国道だぞ。非常識、ここに極まれりだな。私があきれ返っていると 道路の脇から 女性が小走りで駆けてきてヤツの車にそそくさと乗り込んだ。初めて見る光景だ。50代後半だろうか。遠くてはっきり見えないが、なかなか綺麗な人だ。何だろう、どういう関係なんだ?平日の朝方から待合せるといったら 会社関係が多いと思うがミラーに映る二人の雰囲気を見ていても例えば会社の上司とその部下といった感じではない。やっぱり不倫?奥さんなら一緒に家を出るだろうからね。助手席に座っている女性の表情を見ると長年連れ添ったお妾さんのそれに見えなくもない。彼女は彼の喜び組なのだ。今日は例のパン屋にも寄らない。二人で小旅行でも行くんだろうか。しかし信じられんな。こんなもうろくした非常識な爺さんに何の魅力があるんだ。車から見ても たいして金持ちでもなさそうだぞ。いつも考えすぎの私の中で 想像はとめどなく広がって行った。よく見ると ヤツの車のルームミラーにはどこかの神社のお守りが括り付けられている。はぁ。そんな物に頼る前に 自分自身を振りかえったらどうなのだ。そのお守りだって あんたみたいな危険人物のご加護を仰せつかっていい迷惑だと思うよ。
September 14, 2003
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電話番で出勤した。彼は用事で居ない上に 今夜は実家に泊まるんだそうだ。つまらない日曜日なので 会社で仕事しても別にいい。と思っていたら 夕方になり「これから自宅に帰ります」とメールが届いた。どうしたの?実家に泊まるんじゃなかったの?じゃあじゃあ 今日会えるかな?会社ね、6時に終わったらソッコー帰るよ。にわかに胸が弾んで のんびりやっていた仕事にも精が出る。彼が自宅に着くだろう時間を 見計らって電話した。「お疲れ様だったね。てっきり実家に一泊かと思ったよ」本当は嬉しくて 早口でしゃべってしまいたいのを抑えて言った。私は心の中で ちょっとした期待を抱いていた。(もしかしてもしかしたらこの人、私に早く会いたくてちょっと無理してでも 今日帰ってきたんじゃないかな。)あぁーどうしようっ。多分当たりだ。そのヒトコト、言わせてみたくなる。しかしこれまでの経験上 察するに相当な照れ屋の彼にとって 歯の浮くセリフは余りにも多すぎる。ドキドキするようなくどき文句なんて 特に最近は 耳を掠めた事すらない。「うーん、家で一日 ぼーっとするのも何だと思ってさ」と彼が答える。うんうん、それで?続きは?「実家には来週も帰るからさ。15日に帰ろうと思ってるんだ」ピキーン。一瞬にして 私のまわりの空気が凍る。私、13日から15日まで あなたの家に泊まりで行こうと思ってたんだけど。それはあなたにも了解もらったんだけど。「君に会いたくて帰ってきたよ」なんてセリフに 淡い期待を寄せてる場合じゃない。帰るんですか?15日。どうしてそうなるんだ?私の存在ってそんなに薄いのか。唖然としていると 彼は付け加えたように「あ、そうそう。15日は何時に帰るつもり?」と追い討ちをかけてきた。私が行く事は 忘れてなかったらしいが「つもり」って。もう少し言い方はないのか。「何時」って 時間の許す限りだよ。心の中で思っても小心者の私は もう声に出すことができない。「何時って、いえ、何時でも。そちらに合わせます」「あっそう、よかった。僕はね、最終7時くらいの電車に乗りたいんだ」なんだ。朝一番のあずさ二号とか言われるかと思った。ちょっとだけ安心。でも雰囲気的に 駅までも送ってくれそうにはないな。仕方ない。お互いの生活というものがある。不安に耐えかねて 束縛してしまったら続くものも続かなくなる。きっとこの泣きたくなるような 寂しい気持ちも彼を大切に思っていれば きっといつかは癒される。彼自身の手で。そう思って 心の中のもやもやをしまいこんだ。「あ、なんかすいません。ありがとう。電話くれて」電話を切る間際の 少しの沈黙の後 彼は吐き出すようにそう言った。これを言わなければ、これを言わなければと頭の中で何回も練習したような言い方だった。これが彼の精一杯。はいはい、もうわかりました。あーあ。窓から見上げた空に星はない。あなたのそばにいれば ぎゅっと抱きしめて それでわかるのに。恋って、離れてるってせつない。
September 7, 2003
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今日は土曜日。だらだらと過ごしてしまった。残暑が厳しいせいか あまり体調が良くない。夕方から重い体をひきずって パーティー用のバッグを買いに出かけた。再来週 友人の結婚式がある。今まで披露宴といえば、普通に持って歩くお出かけ用のバッグで間に合わせていたが、荷物をコンパクトにまとめられない 私のバッグはいつも大きい。今回はドレスも買わなかったし ちょっと買ってみようかなぁと。ビーズ使いの可愛いのがいいんだけど 1番初めに目にとまった このサテン地の手提げはどうだろう。手に持って店員さんに「ちょっと若すぎますかね~?」と訊ねると「う~ん。いやぁ そうでもないですけども・・・」と語尾が聞こえない。そうでもあるのだろう。ではこのセカンドタイプはどうだ?うん、けっこう良いのではないか。中からチェーンが出てきたので 手に絡めて持つと おぉ!ハリウッドスターがやってるやってる。こうやって持ってるよ。よし、これにしよう。色は黒とシルバーがある。どちらにしよう。「ドレスに合うのは シルバーなんですけど 汚れが目立ちますかねぇ?」と言うと「いやぁ、いつも使うわけではないので そんなに汚れないと思いますよ。食べこぼしなどがつく程度ですかねぇ」と返事が返ってきた。物言いは柔らかいが ちょっと失礼ではないか。でも事実、私の年齢では 友人の結婚式なんてそうそうない。周りを見わたせば 私を含め未婚の女性はマイノリティである。しかし食べこぼしってアンタ、私ってそんな粗相するタイプに見えるのかね。いやいや、最近ひがみっぽくていけない。結局(あんまり使う機会ないので)シルバーに決めた。家に帰って改めて見ると このバッグ、かなり小さい。できるだけ小さい物を、と思い買ったのだからそれでいいのだがどう見ても 祝儀袋が入らない。まぁいい。お祝儀は受付ですぐサヨナラだ。お財布も いつも使ってるのは入らないから当日は小さい物を持っていこう。あとはハンカチ、ティッシュ、化粧品、携帯電話。。。ちょっとちょっと このバッグで本当に大丈夫なのか。でも可愛いからいいの。ファッション性重視。おしゃれって大変なのだ。
September 6, 2003
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珍しく仕事が早く終わった。オレンジの夕焼け雲が 紫の夜の帳に吸い込まれる中街灯がポツリ、ポツリと点き始めるのに視線をとられながら車の通りがまだ多く ぼんやり走っていられないけど心は断然いつもより軽い。家路を急いだ。昨日の夜は夢見が悪かった。明け方近くに「はっ!?」と目が覚め それが夢なのかうつつなのか 心臓をドキドキさせながら 回らない頭で考える。そしてそれが夢であったと理解し始めると また眠気に襲われおちてゆく。するとまた夢が始まる。第一話のリメイクか、内容がほぼ同じ。愛しの彼さまに 振られる夢だった。第一話は私の友人に気が移ったと。第二話は後輩が好きになったと。それぞれの理由で振られた。彼はもう 私を抱きしめることができず 彼の背中に回した私の腕は 自らほどくしかなかった。一晩でご丁寧に二度も捨てられたが あきれ果てて涙も出なかった。どうしてこんなダメ押しのような夢を見るのか。恐らく眠りに着く前の 彼との会話が原因だ。「黒部ダムって知ってる?すごくいいところなんだよ」昨日彼は 思いついたように私にそう言った。インターネットでHPを探すと なるほど、確かに素敵なところのようだね。黒部から安曇野を見て回るコースもあるのね。ちょっとここからは遠いな。でもいつか二人で行きたいなぁ。長い時間歩くのは苦手だけど 君と一緒だったら私、がんばるよ。サイトを見ながら次第に心が弾み 楽しい想像が頭を駆け巡る。「わ~、ホントいいところだね~。今度一緒に行こうよ!」私は思わずそう言った。普通の女性の、ごく普通の、自然な反応だったと思う。しかし彼の反応はにべもなく「無理でしょ」この一言だった。しかも即答、ものすごい豪速球だ。だいたいこの男は いつも私が愛ある会話を求めるとこうやって開口一番否定する。カチンときた私は「ほら!またすぐそういう言い方するっ」とたしなめた。すると彼は当然のように「だって約束できないから」別に今日明日連れて行けと言ってるんじゃない。今、彼の立場では難しいことは百も承知だ。約束して欲しいわけじゃない。私といつか行きたいと思うかどうか 知りたかったのだ。ちょっとした女心も汲んでもらえない。思わず涙目になる。私が呆然として黙り込んだため しばらく沈黙が続きそれでようやく彼は 気まずい雰囲気を感じ取りこう言った。「いや、どうせなら落ち着いてから海外に行った方がいいんじゃない?」彼にしてみれば 恐らく精一杯のフォローだったのだろう。しかし すでに 時遅し。「そっかぁ、じゃあそうしようね♪」と可愛らしく答えることは もう私にはできなかった。「あぁそういえば 就職決まったらドイツに行きたいって言ってたよねぇ。旅行カバン、貸してあげようか?」あーあ・・・私ってつまらない女である。しかしなんで突然黒部だったんだろう。でももうこの話題には触れない方がいい。
September 4, 2003
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今日は久しぶりに暑かった。仕事もいつもと変わらず忙しく めんどくさいやら ありがたいやら。。気温が高いと 冷房の効いた室内との温度差も高く 疲れもひとしお。深いため息が多発。なんだろう。今日突然声が聞きたくなってがまんできなくて 帰ってすぐに大好きな人に電話した。しかし彼は電話にでるなりいきなりこうだった。「もしもし?(あぁあなたですか)どしたの?何かあったんですか?」どうしてこの人は いつもこういう反応なんだろう。一大事以外 電話かけたらいけないっていうのか。変わっている。 なにせ彼は電話がかかってくるとびっくりして普通でも少ない口数が さらに減ってしまうらしい。変なヤツ。こんな人ってわかっているけどそういうところも好きなんだけどたまに「私って何なのか」って思ってしまう。Eメールのおかげで私たちは誰かに電話することがめっきり減った。電話をするときは「今夜10時くらいに電話してもいい?」とまずメール。これはもはやエチケットである。今まで電話が どれだけ暴力的なものとして人々に疎ましがられてきたかがよくわかる。それでもね、たまには電話で今すぐ声を聞きたくなるでしょう?ベッドに寝転がって 耳元でいとしい人の声を一晩中でも独り占めしたいと思うのは私だけではないと思うの。そして私はいつも あなたの柔らかな声の抑揚から私への気持ちを探ろうと 息を潜めている。そんなこと思ってるなんて 絶対わからないんだろうなぁ。 ましてや実はもう少し 愛を語らいたいと思っていることなんてそんなこと彼に求めるなんて【Ask too much】ということか。
September 2, 2003
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