法事のお寺参りに親戚が多数乗れるがいいいなぁ。3年に一回の法事をイメージしてワンボックスを選ぶ。
お盆に里帰りするのに荷物がたくさん積めるのがいいなぁ=ワゴンを選ぶ。
渋滞は分かっていても、クルマを買う。
以上のどの理由にも2シータ、オープンは選ばれない。
生活の利便性がクルマ選びの大きなポイントだ。
でも、ユーノスやコペンが受けるのは、趣味性という個人の利便を優先する
人が少なからずいるという証明だ。
RX-8はそこを市場として趣味性に日常性をプラスした、これも秀作と思う。
さて、日産キューブ。いすゞの中村さんが日産にヘッドハンティングされたからか正確にはわからないが、ボデイサイドのウインドウグラフックスという点から見ると、いすゞの一連のトラックシリーズににた、ひと味違う処理がされている。
左右非対称デザイン。
ボデイの右と左で全然表情が違うのだ。
右は4枚ドア4枚ウインドウの半分にみえる、ところが左はリアウインドウが後方のハッチのウインドウと連続されていて、一見、2ドアに見えるのだ。
この左の処理が、テラノ、アルファ156のように隠しドアハンドルになっていればさらに最高。いや、そうすべきだ。
ついでにローダウン、ワイドタイヤに改造してみると、こんな感じ。
ホンダのエレメントも同じコンセプト=若者ミニバンだが、いかんせん、サイズと値段がキューブと倍ちがう。
アメリカ向けと銘打ってるが、アメリカ人ってそんなにリッチかい?
日本専用で開発したキューブはノンリッチな日本の若者をもろターゲット。
7人乗りのロング=キュービックも5人乗りキューブとその差が全然わからないようにだまし絵のような処理が設してある。
ありそうでなかったクルマを最適の市場に投入する。この見極めが見事である。ゴーン・CEOは。
ホンダは日産にはまだ勝てない、日産のライバルはやはりトヨタだ。


