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図書館戦争シリーズにはまっています。
今回、読んでいて思わず納得したのが、
職業に関する「放送禁止用語」
図書館戦争では差別語として「床屋」
(推奨語、言い換えは理容師 理髪師 理容業 理髪店だそうです)
これを取り上げて、物語が展開するわけですが……物語は読んで見てください。
おや? と思ったのが職業の下のものです。
放送禁止用語:八百屋
言い換え用語:青果業 青果商 八百屋さん
おやおや? と思いませんか?(駄洒落抜きにして)
「さん」をつければ差別じゃないの?
じゃぁ、図書館戦争でも「床屋」を「床屋さん」と言い換えれば……
と、放送禁止用語では「床屋」の言い換えに「床屋さん」はないとのことです。
ちなみに、「床屋」のもともとの由来は
《江戸時代、髪結いが床店 (とこみせ) で仕事をしていたところから》髪結い床。
また、理髪店。》とのこと。
で、その髪結いが……というところで差別的というのがあるので、と
指定しているのでしょう。
図書館戦争でも書いていましたが、そんな言葉を規制しても
差別なんぞなくなるはずないんですがね。図書館戦争でも事例として
人を侮蔑する言葉に「○○人(○○はとある国の名前が入ります)」としていた
ことを挙げています。結局その言葉を使う人の品性の問題かと。
無論、言葉には歴史的な背景があります。
その背景を教えないできた教育の怠慢は自分も含めて反省しなければ
と思います。教員が、というか大人がまともな言葉を教えてこなかったことが
今の言葉の乱れにつながっているかもしれません。
なお、放送禁止用語でなくとも差別的な表現は作れる、とこれまた図書館
戦争に書いています。結局は言い方なんじゃないかなぁ。
ちなみに、公務員を侮蔑する表現として図書館戦争では
「公僕」を使っていましたねぇ。公僕は普通に辞書にも載っている言い回し。
しまいには「○○(例えば売れない芸能人の名前)みたいになるなよ」という
言い回しも放送禁止用語になるんでしょうかねぇ。その人の名前が
放送禁止!! あり得ない笑い話ですよ。 でも、言葉だけ狩って差別が
なくなるのであれば、全ての言葉を禁じれば話は早い。
以前、別のBLOGで書きましたが、
「喧嘩の原因になるから電話を禁止する」
「人を刺すかもしれないから包丁を販売禁止にする」
「変な人に会って殺されるかもしれないから、携帯電話を使用禁止にする」
なんて全く出てくる訳のない考え方なんです。
それを言葉狩りでは平然と実行する。もちろん、その言葉自体を使うのに「?」と
いう感覚は持ってほしいけど、職業で、なおかつその職業に従事している人たちが
使っている言葉を誰に許可を得て「放送禁止用語」とか「不適切な表現」と決めて
いるのでしょうか? いっそガイドブックでも作ってほしいものです。
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