濫読屋雑記

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2006年06月08日
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たまには、本以外のモノも紹介してみましょう。今日は、一風変わった音楽を取り上げてみたいと思います。それは、 カテリーナ古楽合奏団 「宮崎駿の雑想ノート5」オリジナル・サウンドトラック 』です。

宮崎駿の雑想ノート 5オリジナル・サウンドトラック

この『 「宮崎駿の雑想ノート5」オリジナル・サウンドトラック 』は、昔々、高校生の時にラジオドラマでやっていた『 宮崎駿の雑想ノート 』のサウンドトラックです。ラジオドラマを聴いていた時から、この音楽は良いなあ~、と思っていたのですが、当時は貧しい高校生・・・。お金が無いので買うの諦め、ラジオで録音したカセットテープで時折、ドラマと一緒に聴いていたのですが・・・。ご存知、カセットテープという代物は使えば使うほどテープが劣化していって、音が悪くなるのです。で、ソロソロ限界かな~、と思っていたところで、先月、 楽天ブックス から「ゴールド・シルバー会員様はポイント最大5倍!」とのお知らせが!本とCDをあわせて5千円以上購入すると、ポイントが3倍となるということだったので、早速、『 少年陰陽師 』シリーズの後半『 天狐編 』5冊に短編集を購入することを決意したのですが、まだ5千円には足りません。そこで、頭に浮かんだのがこの『 「宮崎駿の雑想ノート5」オリジナル・サウンドトラック こういうモノは、このような何かつまら無いきっかけがないと、ナカナカ購入できないものです

さて、このサウンドトラックの演奏は カテリーナ古楽合奏団 という楽団が担当しています。「 古楽 」と名称にあるのですから当然、古い楽器を使って演奏しているのですが、この 楽団の使用している楽器というのがナント、中世ヨーロッパandルネサンス期に使用されていた、文献でしか見たことも無いような楽器を使用しているのです 。さらには、 この楽団が使っている楽器、なんとなんと当のヨーロッパの人々さえ忘れてしまっているというのですから驚きです

そんな、中世ヨーロッパの楽器のレプリカを使って演奏しているという、大変に珍しい合奏団がなぜに宮崎監督のラジオドラマの音楽に決定したかと言いますと・・・。CDに付いている解説によりますと、このドラマの脚本の担当さん(宮崎監督が「吉祥寺の怪人」と呼んでいるお方)が、吉祥寺のレストランで カテリーナ古楽合奏団 のCD『 ドゥクチア 』をたまたま聴いて、「 そのホルスやナウシカのような世界観にハマッてしまった 」のがきっかけで、ラジオドラマの企画が立ち上がった時に迷わず推薦して、決まったそうです。

そんな、 カテリーナ古楽合奏団 奏でる旋律は、時としてコミカルであったり、もの悲しくもあったりと、とても味わい深い曲ばかりです 。似たような音はシンセサイザーで作れそうですが、この合奏団は全て手作りの復元楽器で奏でているので、音に温かさや味があります。また、本当に中世ヨーロッパの絵画の中でしか見たこともなく、当然、聴いたことがないような特別な楽器、例えば、 プサルティー :中世の箱琴でカラスの羽などでつま弾くそうです、とか、 リュート :ルネサンスを代表する撥弦楽器、瓜を立て半分に切った胴が特徴です、などなど、見ているだけで楽しい楽器を使って演奏しています。私が、この 合奏団の音楽に惹かれる理由なのですが、それはたぶん「音」にあると思います (ふつうは、旋律や歌詞で音楽を選ぶ人間なので)。 中世ヨーロッパの未成熟な生楽器を使っているからでしょうか、このサウンドトラックには現在の完璧な音階を奏でる楽器とは異なった微妙な、曖昧と言うのか音に微妙な幅があるというのか、なんとなくまた~りとした感じがあって、聴いていると非常に癒されるのですよね

「宮崎駿の雑想ノート5」オリジナル・サウンドトラック

カテリーナ古楽合奏団 による『 「宮崎駿の雑想ノート5」オリジナル・サウンドトラック 』。 ドラマを聴いたこともない人でも十分に満足できる名曲揃いです 。それから、 民族音楽がお好きな方にもお薦めですね 郷愁感漂う不思議な音色で奏でられる舞曲の数々は「癒し」効果があると思います。本当に、心地よい不思議な音楽集です

宮崎駿の雑想ノート増補改訂版 宮崎駿の雑想ノート増補改訂版

【ポイント10倍】プラッツ 1/72 多砲塔戦車 悪役1号【税込】プラッツ TG1アクヤク1ゴ [プラツTG... 宮崎駿の雑想ノート6「多砲塔の出番」 宮崎駿の雑想ノート6「多砲塔の出番」

変なモノを見つけてしまいました。『 雑想ノート 』の第3話『 多砲塔の出番 』に出てくる巨大な多砲塔戦車(普通の戦車は主砲1門に同軸機関銃×1と車長用ハッチに機関銃を1丁で終わりですが、第1次世界大戦後の軍事技術と戦略・戦術論の迷走の中から、大砲と機関銃を車体に一杯積み込んで敵陣を突破する、という思想のもとに作られたのがこの「多砲塔戦車」です。ちなみに日本でも『 のらくろ 』のマンガに出てくるような九二式重戦車という代物を制作しましたが、重すぎて道路は凹むは、橋は落ちるは、おまけに重過ぎて船の起重機では積むことができない、という事が作ってから判明してお蔵入りとなりました。)です。その名も「 悪役1号 」!なんで、こんなもの作るかな~(笑)。





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最終更新日  2006年06月09日 03時14分19秒 コメント(3) | コメントを書く
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