TIROLchiroru

TIROLchiroru

PR

Profile

chinoruno

chinoruno

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2010.07.29
XML
カテゴリ: 感想




コンビニへ行ったらこんな帯を付けた漫画が置いてありました。





「泣ける?(・∀・;) 本当に?(`・ω・´)」

と、半信半疑で購入。


・・・・・。

泣きました。

号泣しました。

嗚咽しました。

昨夜購入したのに、もう6回読みました;




おとうさんが、「誰かを守っている」人から「誰かに守られている」人に、表面的に変化して行く。

ずっと「誰かを守りながら、誰かに守られている」人だったのだと思いますが、きっとそれはおとうさんの中でのみ処理され理解され、不器用に誰かと接しながら生きて来たのだと私は思いました。

まっすぐな犬ハッピーの心の中心はブレずに何も変わらないのに、ただ周りが変化して行く。

おとうさんと一緒に居たい、ただそれだけがハッピーの望みだったのだと思います。

どんな場所でも、どんな環境でも、おとうさん…本当はおかあさんと娘のみくちゃん3人と一緒に、いつまでも過ごしたかっただけなのだと思います。

人間には知恵があります。

その「知恵」は、時として本人の意思とは関係なく誰かを傷付けたり悲しい気持ちを与えたり、負を生みます。

「知恵」のお陰で「心」が弱まったりします。

ちょっとでも不器用な人なら、尚更の事だと思います。

犬にも「知恵」はあります。

ただ、ちょっと不器用な犬でも、自分が信じた誰かをひたすら信じて待つ事ができる「知恵」+「心」。



それらが相まった時に、こんなにも愛しくて温かくて、だけど綺麗事なんて何も無い、そんな作品ができるのかな…なんて、偉そうに思いました。

切ない話だけど、ただ切なくて涙が出るわけじゃなくて、いろいろな感情が絡まって、気が付いたら号泣していました。


私の側にはチロルが居て、私は若くて怖いものが何も無かったその時期はもう過ぎていて、優しい事も汚い事も、沁みて響いて、感情が溢れてしまいました。

もし、私が犬と出会っていなくて、まだ若くて根拠のない自信があったあの頃に読んでいたら、ここまでは泣けていなかったのかも知れません。

きっと泣いていたでしょうが、「感動した」という言葉で片付けていたと思います。




コンビニにも置いてあるくらい沢山の方々に読まれているこの漫画の感想を、今さら主観的に述べるのもどうかと思ったのですが(・∀・;)、
・・・・・思わず書いてしまいました。

それくらい、強烈な読後でした。


初めての読後は、自然と本の表紙のハッピーを沢山沢山撫でていました。

チロルが寄って来て、いっぱい涙が出ている私の頬を一生懸命舐めたので、抱きしめました。


今思えば、しょっぱくて美味しいと思って舐めていたのかも…とも思いますが…、
細かい事は、まぁいいか(・∀・;)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.07.29 14:36:02
コメントを書く
[感想] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: