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2006.07.30
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カテゴリ: 高齢者とともに
今日は、日曜日。母tocoにとって、週に一度の休みだ。とはいうものの、今週は、火曜水曜と検査入院し、木曜は休養、金曜土曜とデイサービス&デイケアだったので、生活リズムがめちゃめちゃになってしまった。

今日は、いつもの休日どおり、昼食を持って実家へ。案の定tocoはベッドの中。無理矢理起こして、リビングへ。とりあえずブランチとなった昼食を摂らせて、身支度を整え、車で買い物に出かけた。久しぶりにまとまった距離を歩かせたが、最初はたどたどしかった足取りも、徐々にしっかりしてきた。やはり、本人の言うがままに休ませてばかりでは、体力も筋力も衰えてしまうなぁと実感した。

帰宅後、髪を染めることを口実に、久しぶりに湯船に浸かっての入浴。冷房漬けの生活ですっかり冷えた体をじっくり温めることができたようだ。冷房が体に良くないことはわかっているが、父に任せておくとついつい温度を低めに設定してしまう。それなりに厚着で対応しているのだが、あちら立てればこちら立たずで、tocoに我慢してもらうしかないのが実情だ。

さて、入浴中、tocoの体を洗いながら、いつまで世話できるか判らないけど、行けるとこまで行くしかないな~としみじみ考えた。

先日、知人(男性)に、母を早くグループホームへ入れなければ、自分が大変になると強くアドバイス(?)をされた。そのことが私の心の中で尾を引いているのだろう。

知人の家庭は、男性二人兄弟で、女性といえばそれぞれのお嫁さん。どちらも同居せず、ご両親だけで暮らしていた。そこへお母様がアルツハイマーになり、お父様一人では対応しきれなくなり、病院へ。が、格子の入った病室で、お母様は錯乱状態となり、グループホームへ入所。徐々に心を取り戻し、病院での錯乱がウソのように落ち着いて暮らされているという。その間に、お父様は急病で亡くなり、グループホームだけがお母様の居場所となった。

私の場合は、自分のしたいことがあり勤めていた会社を辞めたとたん、母tocoが大病を患っていることが発覚。大きな手術をし、看護生活~介護生活を余儀なくされた。ここが一つの分岐点。もし、会社勤めを続けていたら、この時、きちんとtocoの様子を見ることが出来ただろうか。

以前、tocoがペースメーカーの手術を受けた時、私はまだ会社員で多忙を極めていたため、足早に見舞い、足早に世話をし。。。お医者さんが付いているんだから、それで、いいと思っていた。

が、大きな手術の時に至っては、日々tocoの様子を見ていると、ふとした所作や言動に「何か判らないけど、なんだかおかしい」という感じを抱き、嫌がるtocoの診察に無理矢理付き添って行くと、具合が悪いにもかかわらず、悪いところはないなどとお医者さんに「いい顔」をしていた。が、ホントのところはこうこうだと詳しく説明し、検査の結果、即手術になった。



が、そういう病名が付いても、昨日までのtocoと今日からのtocoが別人になるべくはない。あれから、もう丸1年経つが、随分病気が進んだとは思うが、やはり日々接するtocoは昔のままのtocoだ。

幸い父の方が元気で、歳も随分若く、お気楽とまで言えるほどの娘任せな人なので、二人でなんとかチカラを合わせtocoの世話が今のところできている。もうこれ以上できないというところまで来たら、施設のお世話になろうと決めているのだが、これが、tocoと父が逆転していたら、すでにお世話になっていることと思う。

というのも、tocoは実によく、実父母の世話をした。特に後で逝った祖母の晩年、亡くなるまでの2年ほどは、父と別居し、祖母の家で認知症とまでは行かないがそれなりに惚けていた彼女と幼い頃から知的障害の実弟と共に暮らし、祖母が寝付かないよう工夫し、たった今まで話していたのにふと寝入るように安らかに逝った最期を看取った。

父はなさぬ仲とでも言うのだろうか、祖父母の家に寄りつきもせず、いい婿とはお世辞にもいえなかった。そういうtocoとて、父の実母とは、彼女が亡くなるまで10年以上も顔を合わすことがなく、いい嫁とは決して言えなかった。夫婦の間で、お互いの親に対する思いは色々とあったようで、それぞれの血を引く一人娘の私としては、お互いの愚痴を聞かされ続け、なんともはや。切なさだけが心にあった。

話が逸れたが、tocoが実母に尽くしたのを間近で見てきた私は、何故tocoをもっと手伝ってあげられなかったのか悔いている部分がある。tocoのがんばりへのご褒美ではないけれど、tocoが祖母にしたのと同じくらいは、tocoにしてあげたいという思いがある。だから、多少のことは頑張ることができる。

父にもそういう気持ちがあるのだと思う。若い頃、なかなか遊んだらしい父は、tocoへの償い的な気持ちがかなり加味されていると断言しても過言ではないだろう。叔母から、若い頃の両親の話を訊いたことがあるが、そりゃあもうアナタ。。。それだけで、2.3本お昼のドラマが作れそうだ。

tocoと父の立場が逆転していたら、ザンネンながらtocoは昔の恨み辛みから、迷わず父を即施設へと実行に移しているだろう。tocoは元々ネガティブな考えの持ち主だが、こうと決めると頑固一徹!外野が口を挟むスキなど1ナノサイズもない。

話を戻して、知人のところは、ご両親と毎日接する機会もなく、ある意味、家族とはいえそれぞれが気持ち的にも自立されていたため、施設へという道を選ばざるを得なかったのだと思う。話を訊くと、これから先は、まだまだ道は長そうだ。今のところ、toco本人が自分の家で暮らすことを強く望んでいるので、私たちとしても納得の行くまでtocoの世話をしようと思う。

気持ちがへこむことも多いだろうが、根比べで行かなければ。。。こっちがすさんだ心で世話していると、tocoにも伝わるようなので、色々と考えすぎないように付き合って行くつもり。明日も、いえいえ、明日こそ、ご機嫌な笑顔でお願いしますよ>おかあちゃん。





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最終更新日  2006.07.30 20:39:53
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