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2007.02.05
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カテゴリ: 高齢者とともに


近頃、父をうまくのせて、tocoが塗り絵をするためのイラストを書いてもらっているが、さすがに今日はネタが無く、デイサービスの「連絡帳」を書いていた。とてもシンプルなモノで、塗り絵もピンク一色だけだった^^;。

で、文章担当の私は、昨日に比べて寒かったことや、デイで連絡帳にtocoが色をのせた塗り絵を貼り付けてくれたこと(もちろんイラストには複雑な塗り絵の描写ナシ)、連絡帳の中に一ヶ月分の献立が挟まっていること、今日のお昼に食べた物などを書かせた。

tocoちゃんのペン先は、最近、全くといっていいほど漢字が出てこないし、「を」と「お」の使い方も妖しくなってきた。平仮名と片仮名も混在し始め、今日は「鮭のレモン焼きを食べた」のくだりで、「レモン」が「レもん」になり、音読をさせる時に、案の定「しもん」と読んでいた^^;。

分からない漢字を教えてと言うのだが、他の紙にその一文字だけを書いて見せても、どこを見ていいのか分からなくなるらしく、字としての体をほとんど成さない。それならば、平仮名で書いてみて。と促すが、とっさに平仮名が出てこないことが目に見えて多くなってきた。

それに、「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」などの小さく書かなければならない字をどうしても大きく書いてしまうし、「とって」「ちゃ」などと言っても、書き方が分からない時の方が多い。「とつて」とか「ちや」と言えば書くので、そうしている。読む時に、言いよどめば、助け船を出すということでそれなりに過ごしている。

しっかし、一番「ガクッ」とくるのは、昨日写した写真を見せてtocoとしても納得していたのに、一旦写真から目をそらし、昨日の話題をふると、「だれが?どこへ?いつ?行っていた?」と聞く。ま、昨日今日に始まったことではないが、またかい!と思いつつ、古いギャグにある「ハラホロヒレハレ・・・」って感じでズッコケてしまう。

日記にデイでの献立を書いている途中「あんたはこんなものを食べているの?どこで?」と問うてきた。よくあることなので「tocoちゃんが食べたのよん」と言ってあげるが「私は、そんなものは食べんっ!」と怒り出したり、目をまんまるくして「へぇ~~~~私が?ほんとかね~」と返してくる。今日は、後者。機嫌のいい方なのでほっとした。

ま、こんな事の繰り返し。しかも、日々衰えるばかりなり~で、どこまで日記を続けることができるのか、まったくもって不安だ。しかし、根気よくペンを握らせることで、なんとかこっちの気持ちに応えてくれるのが幸いである。



ところで、昨日、父の歳の離れた従兄弟(90いくつのおばあさん)が亡くなった。

このおばあさんには逸話があって、早くから子供たちは県外に住み、ご主人亡き後、故郷で独り暮らしを全うした。で、5年ほど前、新聞受けに新聞がたまっているのを不思議に思った配達の人が中を覗くと、廊下で倒れていたという。それが3日間倒れっぱなし。もちろん飲まず食わずだったが、救急車に乗せられる時、近所の民生委員さんが一緒に行きましょうかと救急隊員さんに申し出たところ「こんなにお口が達者なら、付き添いはいらないでしょう」と言われたそうだ。

そんな話を聞いて1ヶ月後には、また元通りの一人暮らしに戻っていたのにもこりゃまた驚かされた。しかも、井戸端会議の主役として立ち話をしているところを偶然発見してしまったので、パッと見、幻?と思ったほどだ。

昨日というから日曜日に亡くなって、葬儀は金曜日。日にちが随分空くけどどうしてなのか父に問うと、孫たちがニューヨークに住んでいて帰国するからなんだそうだ。

そりゃぁ、孫自慢もたくさんあり、楽しい井戸端会議のネタがたんまりあったことだろうと、おばあさんの「話す幸せ」を垣間見たような気がした。

で、こちらとしても、tocoのお世話との兼ね合いがあるので、葬儀は何時からか父に聞くとい、どうも「朝10時頃かららしい」と電話で言ってきたんだそうだ。それも、葬儀を仕切る子供から直接聞かされたあやふやな情報。葬儀社に尋ねる方が確実なので、明日電話をすると言う父。う~む。うちの血筋は変わり者が多いのかも、という思いが頭をかすめた。

ま、この話は、日記には書けないが、父としても、今日の重大な出来事だったので、私が実家へ顔を見せるやいなや、立て板に水の如く話してくれた。なにはともあれ、冥福を祈るのみです。





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最終更新日  2007.02.05 18:35:49 コメント(6) | コメントを書く
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