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2007.04.22
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カテゴリ: 高齢者とともに
母tocoは、鼻に挿していた栄養を入れるチューブを勝手に抜いてしまい、それが幸いして口から食事を摂るようになった。

が、これがまた。。。もともと食の細いtocoである。この2年間、がんばってがんばって食べさせて、やっと10kg増やして健康的な体重にまで持ってきたのだ。そう簡単には食べてくれない。やはりお腹が空いているのだろう快食な時もあるが、気が向かないと口をつぐんで食べ物を受け入れようとしない。それどころかお茶も口に含まない。

大体のパターンが、初めは口をつぐむがそのうち開けて食べる。で、また食べなくなって。。。の繰り返しなのだが、昨晩は、30分ほどでぱったり口を開けなくなり、1時間あまりねばったが堅く口を閉ざしてしまった。

食べさせるのが上手なヘルパーさんに手伝ってもらったが、一切受け付けず、終了!歯磨きをしたが、もともと口に物を入れるのが嫌いなので、歯の外側は何とか磨けたが、内側にブラシを当てようとして歯ブラシをがっしり噛んで磨かさないよう抵抗した。また、tocoはもともとうがいが苦手で(自分ができないので、子供である私にちゃんと教えることができなかったため母娘そろって正しいうがいができないのだ^^;)何とか口に水を含んでも吐き出すことができない。tocoの歯磨きは、歯ブラシを口に入れて磨き、出した歯ブラシをすすいでまた口に入れるよいう方法をとっている。

同じ病室では、tocoよりも体は動かないが意志の疎通がとれるおばあさんが2人いて、お一人は、夕食時に娘さんと看護婦さんをしているお孫さんがほぼ毎日やってきて(そのお二方が来られない場合は他の娘さんや息子さんが複数でやって来る)二人がかりで楽しく食事させている。

うちは、父と私しかいないので、tocoの食事は、私が行ける時にしか行かないし、日頃から無理矢理ご飯を食べさせてきた私ではどうも抵抗があるらしい。

楽しそうな食事風景を眺めながら、私も楽しませながら食べさせなければと思うのだが、あちらの方は食にどん欲な方で、メロンとかトマトとかプリントか、欲しいものを要求しそれに応えている。こちらといえば、食べたい物が言えないどころ、たまに「これはマズイ」と言ってはみるが「イヤ」としか意志の疎通らしき物はできず、全然別の話を延々とし始める。しかも、話の大半が架空の愚痴で、日本語になっていない箇所の方が多く、こちらの方も聞き取りができない。

昨日の愚痴は「養子をとるってことで。。。。。。(私の目を見すえて)あんたが、ちゃんと手続きを。。。。筋道を立てて話をしないからいけない。私は全部見ている。。。。そこにいる二人の女の人が。。。。」てな調子。

以前寝たきりになり、一時的に惚けていた時は「おとうさんが家を売り払ったが、あんたはどこで暮らしている?。。。また今日も私を置いて、あの人は飲みに行った。。。」という話が主だった。ま、これは言葉が明瞭だったために、また空想の世界なのね。と、思えたが、今回は、時空を超えて私の諸行や人の目に見えない霊とかが全部見えているの?とついつい怖くなってしまう(私もかなりの妄想家^^;(笑))。



話は飛ぶが、先日、特別養護老人ホームの入所申込書をケアマネさんのところに持っていった時に、「先ほど、看護師長から電話がありまして、お母さんは歩いているそうですね。ごはんも口から食べているようだし。特養というよりも、グループホームを考えられたらどうですか」と告げられた。

ちょっと待った!グループホームは、共同生活ができる方というのが前提なのでは。。。tocoが歩くといっても、ベッドから車椅子に移る時に立たせてから手を添えれば2,3歩足を進めるのであって、自分の意志で歩くのではない。立ち居が自在にできるというわけではないのだ。口から食べるといっても、気分にムラがあり、やはり胃に穴を開けて流動食を入れる「いろう」と併用しなければならない模様。

ケアマネさんは、確かめもせず電話一つで判断しているんだろうなと思った。私任せでOK!と気楽に考えている父はまったく話にならないので、ケアマネさんだけが頼りなのに。。。ガッカリだった。

他にも利用者さんがたくさんいるから、いちいち取り合ってられないだろうが、私にはアンタしかいないのよっ!なのだ。

ケアマネさんは、状態が改善されたら、特別養護老人ホームには入れませんよと、暗に言っているのだろうが、父のこれまでの態度を見ていると、負担が全部私一人にかかる在宅介護は、精神的に絶対無理である。まだ意志の疎通がとれれば、もう少し気が楽になるのだが、今でさえ、気の抜ける日がないのだから、早めにバンザイをしておくしかない。

知人が、自転車に乗っていて「このまま後ろからトラックにはねられて、死んでしまえば楽になれると何度思ったことか、といつも考える」と言ってたことがホントよくわかる。

tocoの世話をしていると、幼い頃から「アンタは私の面倒を見させるために産んだ」と言い聞かされてきたトラウマが蘇り、正直、常にニコニコ世話をすることは困難だ。こっちの頭までおかしくなってきそうなこの頃である。





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最終更新日  2007.04.22 09:14:47
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