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カテゴリ: フットボール
先週のウィガン戦を前に報じられた記事ですが、大変興味深いので遡って載せることにしました。
タイムズ紙の記事です。


JAMIE CARRAGHER: "I'M NOT SCARED TO LEAVE ANFIELD"


ディフェンダー?簡単だ。ジェイミー・キャラガーを外すことはできない。事実上、ディフェンスの4人全員がアンフィールドの23番と同じくらい不屈の精神を持っていたらと想像してみるといい。
ストライカー?チェスター君は半分のチャンスでもすべて追いかけるような選手が欲しいと思っている。キャラガーもう二人はどうだろうか?
チェスター君が選んでいるのは、リバプールのファンが夢見て歌う、“チーム・オブ・キャラガーズ”であることに子供たちが気付き、その顔は喜びに輝く。
「すんごいチームだ」と一人の少年が叫ぶ。「ホントすごいチームだ」と別の子が賛同する。三番目の子の意見は、「すっごく、すっごく、すっごく酷いね」。
キャラガーは実際そこにいて、ノースウェイ小学校に来て、授業の手伝いをしているが、彼の批評家は動じることがない。
ここはマージーサイドで、ここでは意見を持ち、それを頑なに守ることは事実上市民の義務なのだ。

この少年はエバートンを応援している。

この瞬間、一市民としてのキャラを喜ばせる。彼は“リバプール・ライフ”と呼ぶもの以上に愛しているものはない。彼自身には二人の子供、7歳のジェームズは“完全にフットボールの虜”で、5歳のミアは“歌と踊りとXファクターが大好きな面白いキャラクター”がいる。端的に言うと、「彼らはシャイなんかじゃない。リバプールの子供だ。」彼は彼ら以上の友人を得ることは困難だと考えているが、“俺の子供たちは本当に友達のようだ”と語っている。ジェームズとミアを、二人が興味津々のマンチェスターにあるインドアスキーセンター、チル・ファクターに連れて行きたいと思っているが、フットボールの過酷なスケジュールがそれを困難なものにしている。キャラは笑う。
「フットボーラーは特権があるけど、俺たちが得ている金や、乗っている車を見て、みんなは俺たちが普通のことをしないと思っている。赤ちゃんの面倒を見るために使用人がいるとか、そういう風にだ。俺は毎朝7時に起きて、子供たちに学校の準備をさせて、ちゃんと歯磨きをさせて、朝食を取らせて、学校に連れて行っている。本当にみんなと同じなんだ。」

彼の職場がたまたま特別なだけだ。彼は18年前に“S”とサインしてリバプールの会社に入り、611試合に出場し、ヨーロッパでは120試合を記録した。もしチーム・オブ・キャラガーがコップの夢なら、彼がいないチームは悪夢だろう。
しかし、ラファ・ベニテスは、年齢を理由に、キャラガーの契約延長は今年の夏、彼の今の契約があと一年で満了となるまで考えないだろうと語っている。キャラガーは5週間前に32歳になったばかりで、今シーズン、どのリバプールの選手と比べても最も多くのスタメン出場を果たしており、彼の足はまだ充分活力がある。ベニテスにすばらしいサービスを提供している選手は他にはいない。
キャラガーが別のクラブのシャツを着ているところを想像するのは、スティーブン・ジェラード以上に難しい。しかしキャラガーの見解は、ディフェンス同様にまじめだ。
もしリバプールが彼の将来の有用性になまぬるい考えを持つなら、赤いシャツに執着したり、控え選手として過ごすつもりはなく、彼の子供たちに適した場所なら、海外でプレーするオプションもあるだろう。

ベニテスは、「キャラについては、見ていく必要があるだろう。」と語った。
「俺はそれについて何も問題を持っていない。クラブ次第だからな。俺は自分のフットボールをして、夏には12ヶ月を残すことになる。もし彼らが望むのなら新しい契約を提示するだろうし、もしそうでないならそれでも構わない。俺はまだ最高のプレーができると思っているし、移らなければならないのなら、そうする。何も問題ないよ。悩んだりはしない。」とキャラガーは語る。「俺はイングランド代表を引退するという決断も早かった。重大な決断をすることに怖がってなどいないよ。」

彼のクラブはまだ彼を必要としており、それはここ最近が証拠だ。キャラガーは、リバプールがリーグ10試合で1敗する中で、シーズンをいい方向を向きかけている中で、最も手堅い守りを見せている。
「俺は今シーズンよく戻ってきたと思う。“ジェイミー・キャラガーは終わった”と最初は言われていたからね。チームが不調で、俺自身も多分そうだったし、マスチェラーノも、スティービーもだ。チームの背骨と言われる選手たちが非難されていた。そして、みんなは俺を年齢で非難したんだ。ウェスト・ハム戦の前半はひとがったな。本当に粗末な試合だった。でも、毎シーズンそういう試合はある。チェルシー戦では89分まではまずまずのプレーをしていたが、90分にドログバにゴールを決められた。そういうことを乗り越えていかなくてはいけなかったんだ。世界を相手にしているようだったが、俺は家で座って泣いていたわけじゃない。キャリアはまだ続くんだとみんなに証明するために毎日トレーニングに行っていたよ。何も証明することがないというフットボーラーは、戯言を言っているといつも思うんだ。毎日トレーニングピッチでは、競争相手より優れていることを見せなければならない。俺は終わってないし、世界一のストライカーのルーニーに対して見せたパフォーマンスや、エバートン戦でのパフォーマンス、アウェイでのビラ戦、トッテナム戦、そういったビッグゲームで俺はそこにいたんだ。フィールドの上、“そこ”にいることが何よりも重要なんだ。」

彼は以前、肺に穴が開き、それから三週間後、顔を歪めながら、プレーしに戻ってきたことがある。今シーズンは、難しい時期を過ごしているとき、捻った足首や、痛めた鼠蹊部を無視してプレーを続けた。
「俺はこの事実を誇りに思う。」
彼は、慎重に言葉を選ぶ。
「俺はこういう多くの選手立つと一緒にプレーしてきたし、物事がうまく進んでいないときに逃げ出すのは簡単だ。故意にサスペンションを引き出したり、ちょっと痛めたと言って2~3週間離脱したりしてね。
俺はいつもそこにいて、時に正直過ぎたかもしれないが、いつも標的になるところにいた。でも、プレーするために100%フィットしなければならないとは思わない。プレーできないのは、100%負傷しているときだ。その理由は単純で、俺は自分のポジションを失うのが怖いんだ。」

リバプールにもまた、状態に心配がある。4位の座を争うレースは、“綱渡り状態”だとキャラガーは語る。
「マンチェスター・シティはチェルシーで買ったのは大きかったが、それが彼らの勢いになるのか、たまたまだったのかは分からない。俺はトッテナムを気にしているよ。彼らは、多くのクリーンシートを築き上げ、ゴールを決め、すばらしい選手たちを擁している。でも、いざというときには1-0でも勝たなきゃいけない試合があるし、この一ヶ月のリバプールは、おそらくヨーロッパの中で結果を搾り出した最高のチームだろう。それが俺たちのやっていることだ。結果を引き出すことをね。俺たちは戦うことで戻ってきたし、うまくやると強く信じたんだ。それが欠けていると俺たちを批判できないだろう。でも俺たちはすばらしいフットボールがまだできていないし、十分とはいえないな。」


後編に続く・・・。


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Last updated  2010/03/17 09:09:16 PM
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