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2024年06月16日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
1年前の6月16日、時刻は15:20頃

いつものように近所のパチ店で遊んだ帰り道
高速道路の出入り口が近い交差点
南北に片側3車線ずつ、東西は1車線ずつで東へ向かって自転車で横断中に事故に遭う

西側北行きの道路を横断し、東側南行きの道路を横断している最中
左折の指示器を出している対向車がまさかの突撃!
こんな見晴らしの良い状況で横断中の自転車が見えなかったのか?

迫りくる自動車がぶつかる直前までは見えていたが、その後は左側への激しい衝撃と共に真っ暗な中、今度は右側に衝撃が走る
意識ははっきりしていて、ふらつきながらも歩道の方へと非難


あぁ、折れたな

指も全く動かせない、手に力が入らない
ぽたぽたと肩から下げていたカバンに血が落ちる

鼻出血か?

と右手で鼻を拭うが血は出ていない
事故を見た近所の飲食店店員が血を拭くためのおしぼりを持ってきてくれる

罰の目撃者の女性が事故を起こした方に警察への連絡を促すと同時に救急隊への連絡をしてくれている
自分で救急隊への連絡を考えていた時に素早い対応をしてもらい助かった
出血は左顔面と左前腕からで顔は傷の状態が解らず触れない
左前腕の出血も収まってきた

ただ、なんか視界がおかしいと感じ右目を右手でふさいでみると真っ暗で何も見えない



左目の視力が無くなっている
こわごわと左目を閉じ右手ゆっくりと瞼をなでる
眼球が飛び出ているわけではなさそうではあるが、どんな状態なのかは自分ではわからない

怪我の状態を気にしながらも、もう1時間もしないうちに母がデイサービスから戻ってくることが気になっていた
このまま病院に搬送されるだろうが、母の帰宅時間までに言えには戻れない


そうこうしているうちに救急隊が到着
車内に搬入されて現状を救急隊の方が確認

見た目で判る負傷部位の他に痛みなどのある部位を聞かれる
左目が全く見えない事、右ひざに痛みがある事を伝える
右ひざの状態を見るためにパンツを切らせてもらうとの事
細めのパンツなので仕方ないと了承
若干の腫れは有るようだった

左目の方はライトを照らしているのか?
全く見えない旨を伝える

救急隊員からの質問に答えた後、カバンを渡してもらいスマホを取り出す

事故に遭い、今から病院へ搬送される事をケアマネージャさんに伝える
私の帰宅まで母を預けられるところも無いので、相談した結果、ケアマネージャさんが搬送先の病院まで家の鍵を取りに来てくれることとなった

病院に到着し、病院のストレッチャーへと体を移す
事務や看護師さんからの質問も終わりCT等の検査を待っている間にケアマネージャさんが到着
家の鍵を渡し、私が帰宅するまで自宅にて母を見てくれるとの事

検査待ちの間に左目の視力が少し戻ってきたが、まだまだグレーの幕がかかった状態で物の判別が出来るまでとはいかず

検査までの間に左腕の負傷カ所を応急処置される
かなり皮膚がえぐれているようなことを話している
X線、CTと検査を終え、左腕の負傷カ所を一部縫合されギプスをはめられる

CT上、脳には異状が無いようだった
やはり左腕は骨折しており手術が必要との事
本来なら手術目的でこのまま入院となるところだが、認知症のある母をそのままには出来ないので、今日のところは帰宅できるなら明日診察に来たい旨を医師へ話す

ただ、交通の便を考えると近くの病院の方が良いかもという事で、紹介状を書いてもらえることになった
左前腕の骨折と挫創の治療が必要なので外科と整形外科の医師への紹介状を書いてもらえた

病院からタクシーを呼び、事故現場まで向かう
自転車を取りに行かねばならなかったからだ
救急隊員さんから自転車は歩道の植え込み付近へ置いていると聞いていたので、そこから家まで自転車を押して帰ることに

右ひざの痛みと著しく消耗した体力のせいも有り徒歩3分ほどの距離もかなりきつかった
家に到着し、ケアマネージャさんへお礼を言うと共に、明日私の勤める病院へ受診に行くことを話す

その時に医師と相談の上、入院日程等が決まったらすぐにケアマネージャさんへ連絡するという事となった
怪我の状態を見ても「あんた、そのケガどないしたん?」と暢気に聞いてくる母w
交通事故に遭い骨折したというも、10分も経たないうちに同じことを聞いてくる
まぁ、これが認知症ってものなので、さっさと寝ることにした

翌日
朝一から受診のため病院へ行く
職場の方々は皆驚いていた
そりゃ顔面を腫らして左腕はギプスをしているのだから、どうしたんや?
ってなる

診察に入り入院日の話となり、医師には母のショートステイが確保できればという事で月曜日に再度診察に来るので、その時に返事をするという事で、この日は帰宅となった
因みに、昨日治療を受けた病院ではギプスはしてもらえたが三角巾は使ってもらえず
このままでは危ないという事で三角巾で左腕を吊るすようにしてもらう

転倒した際に無意識に左腕で支えようとしてしまう恐れがあるので三角巾で吊るすことで動きを制限することが良いとの事だった

その後は、ケアマネージャさんの尽力で母のショートステイ先も確保、事故翌週の水曜日に入院し木曜日に手術、金曜日に退院となる

6月18日の日曜日、弟が様子を見に来た
片手じゃ洗い物も出来ないだろうと紙コップやインスタント食品等を持ってきてくれたのは有りがたかった
その際に言われたのが、「車が止まるやろうなんて信用したらあかんわ」
例え、十分泊まれるはずの状態からでも突っ込んでくると思っておかなあかんらしい^^;

さて、入院日
母をショートステイ先のお迎えに来た方に預けた後、苦労しながらもシャワーを浴びて準備を整えて病院へ行く

入院日は特にすることもなく翌日を迎える
手術自体は全身麻酔で行われ、憶えているのは手術室に入り点滴を開始した辺りまで
目を覚ませば病室に戻っていた
全く以て苦痛も無く終了、辛かったのは排尿だった
カテーテルは挿入されずで、紙おむつを使用
そのまま排尿すれば良いのだが、寝たままって意外と尿が出そうで出ない

退院後は術創を含めた傷の消毒とリハビリのため通院
リハビリは順調に進んでいたが、肘近くの傷がなかなか治らず、リハビリを終えても傷の方はまだ治らなかった
顔の傷は1か月程度で傷跡もうっすら残っている程度に回復
リハビリ開始直後は、少し指を動かすのも苦痛だったが、1か月ほどで物を握れるまでには回復していた

退院した翌週に警察へ調書を取りたいとの事で出向く
聴取の最後に、今回の事故を防ぐためには自身でどうすればよかったか?
ってな感じの事を聞かれた

どうしようもこうしようも普通に青信号で横断していて横から車が突っ込んできたのだから対処のしようがない
ってのが本音ではあるが、無理やり事故防止を考えるなら、左折指示を出している車を確認した際に止まってやり過ごすことも考えた方が良かったかもと答えておいた

相手が曲がろうとしている最中にこちらが速度を上げて向かって行ったならいざ知らず
目撃していた方が事故時に私へ聞かせてくれた話でも結構な速度で止まるような感じも無く突っ込んできたというのだから、左折指示を出していてもこちらとしては対応の仕様が無かったってのが正直なところだ

そんな状況だったので、治療費から損害を被ったもの全て相手側の保険で補償してもらい、こちらは全く負担するものは無かった
ただ、最終的に慰謝料の計算で5%はこちら側の過失? と判断がされていた
まぁ、こちらの腹を痛める事ではないので、変な話だなと思いながらも・・・事故自体は相手側の10割責任だった・・・示談書には署名した

暫くは自転車にも乗れないので、パチ店へ行くのは徒歩
相当体力が無くなっていたのか、道路を横断するのは危険なので地下鉄の出入り口を使っていたが、1か月ぐらいは階段を上る際に息切れをしていた
そんな事も次第に慣れ始め、2ヵ月も経った頃には小走りで事故のあった道路を横断できるほどにはなっていた

手術後、半年が経過し、骨折部のプレートと釘を抜去する手術の為、再び入院となった
今回も何の苦痛も無く手術は終了し、術後のリハビリも必要なしとの事
今回は尿瓶にて排尿の対応となったので、この部分でもかなり楽だったと記憶している
全身麻酔後は心配に異常が無いか経過観察をする為にモニターが装着されるのでベッドから動けないので、通常はカテーテルを付ける事となる

退院後2週間ほどで抜糸
そろそろ自転車も修理せねばと4月に入ってから自転車へ修理可能かどうか見てもらいに行く
一番大きな修理箇所はフロントフォーク
どうやら曲がっているとの事で、その他の修理箇所も含めて1万8千円ほどの見積額となった
それなら新しいのを購入した方が良いなと思い、直ぐに新しい自転車を2万5千円ほどで購入
保険会社には修理見積を送っていたが、減価償却後の価格が補償対象との事であったので、僅かな金額しか払ってもらえんと思っていたら、見積額全額を保証してもらえた

そんなこんなで、怪我の完治や医療費や物損等の事故に係わる全ての補償等が完了するのに1年近くを要することとなった
怪我の傷跡はまだしっかりと残ってはいるが、術後のリハビリをしっかりと行った事と何よりも執刀した医師の腕が良かったのだろう、何の障害も残すことなく今に至っている

因みに、後遺障害の保証も有るので診断書を出してほしいと保険会社から連絡があったが、書類の説明書を読むと、かなりの障害でないと補償対象にはならないのと診断書料はこちらの負担で障害が認められた場合は診断書料も保証するとの事
何の障害も出ていないので、診断書は出しませんと保険会社へ連絡

後遺障害の補償については、障害認定されなければ、診断書料の負担損となる事を理解せずに診断書の作成依頼をしてくる患者もいると医師の話
こういった書類って、説明書を読むのが面倒だからなw

事故に遭ってから、YouTubeで交通事故を中心にドラレコの動画等を見るようになったが、そりゃこんな奴らが車を運転してりゃ事故は減らんなと

私自身は自動車の運転は長らくしていないが、自転車でも油断してると大きな損害を与える加害者になりえるので、日々注意しながら自転車乗らねばと思う

事故後、日々の事をブログにあげようかとも思ったが、全て完結してからでよいかなと思い、ちょうど1年が経過したので、強く記憶に残っていることをまとめてアップすることとした










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最終更新日  2024年06月16日 20時15分57秒
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