2005.11.23
XML
カテゴリ: 日々の雑事
月曜日から母親の運転手を務め、母を含めてうるさい(失礼)年配女性を三人ばかり車に乗せて網代に行き、明日カイロの予約がある私は彼女達を置いて今日一人で帰宅しました。

昼食後に現地を出て、都内の自宅に回って荷下ろしをした後、郊外の実家に車を戻したら、平日は仕事なので居残り今週末に女性陣を迎えに行く予定の父がいたので、誘って一緒に夕飯がてら飲みに行きました。

父は無口な仕事人間でほとんど家にもいなかったので、子供の頃はまともに話をしたこともなかった程ですが、大人になってからはたまに二人で飲んだりするようになりました。

北関東の兄弟のとても多い家に生まれた父は、かなり若いうちに東京に出てガテン系ですが会社勤めで手に職をつけ、ゼロからはじめてとにかく働き、決して金持ちではありませんが、そこそこ不自由のない暮らしを手に入れ、自分の親類はもちろん妻の親族にまでいろいろな形でさりげなく気遣いをしています。

自慢話や自分が人になにかしたことの話はしない人でしたが、たまたま網代で母や叔母から聞いた昔話の話題がいい枕だったのか、めずらしく、「俺は人の世話はしたが、世話にはなっていないからどこにも借りはないぞ」と言うので、「もちろん、みな父さんは性格がいいということで意見が一致しているよ」と返したら、真顔で、「性格がいいだけじゃだめだ」と言います。

さらに必要なのは余裕で、精神的余裕、経済的余裕、時間的余裕がなければ、いくらいい性格で人に何かしてあげたいと思っても無理なのだ、と。

でも、最近はともかく、私が子供の頃を思い出すと、体をつかうガテン系の職場にいて母がまるでうちは母子家庭だとぼやくほどの仕事の仕方をしていた父に時間的余裕がそれほどあったはずはないし、当時かなり多額な家のローンも抱えて決して生活にも余裕があったわけでもありません。

父が今の私と同じ年齢のときには既に二人の子供がおり、最初に生まれた私は小学生。ローンをかかえつつも東京郊外に家を持ち、わずかな盆や正月の休みには田舎にいる妻の実家の親まで迎えに行っては家族と一緒にあちこち連れて行き、既にさりげない形で親族たちの商売のバックアップまで気を遣っていたわけで、そこまで考えると、自分はそこそこ大人になったつもりでいたのですが、なんだか未だにとても父にはかなわないと改めて思い知りました。

これまでほんとうに目先のことで手一杯で余裕がなく、体を壊すことになったのですが、当面体を治しつつ、「余裕」のある人間になるにはどうすればいいのか、仕事や今後の生活について、じっくり考えてみようかと思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.11.26 18:58:15
コメントを書く
[日々の雑事] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

コメント新着

なかのたろう @ ひろゆきさん、 ご無沙汰です。何とかやってます(^^)/
hiroyukixhp @ Re:生きてます(06/01) おひさしぶりです。(^-^)/
なかのたろう @ -TAKESHI-さん >そのショップの対応は悪いですね。 え…
-TAKESHI- @ Re:携帯問題(08/11) 4年半は長いですね。僕は3年弱くらい使…

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: