サリエリの独り言日記

サリエリの独り言日記

2006.06.02
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カテゴリ: スポーツ
Momental Sports

 彼の発言は、
「格下といえども容赦はしない、ボコボコにする。」という意味ですから、ビビるのはあたりまえです。いわゆる国際大会における親善試合の要素なんか、薬にもしたくない。そんな意識を根こそぎ取っ払わないと、本当の戦いなんかできっこない、と云っているようです。
 ところが、日本選手の中には、そうでない選手もいたのではないか。成しうるならば、ケガ無く適当にカタチをつけて終わりたい(世界一でなくても)、という選手が。
 韓国は、その点では常に終始一貫していて、それこそ国を挙げてのチームを作り上げてきました。イチローの発言は、したがって彼の国にとっては好都合のタイミングで、国中を沸騰させましたね。
 韓国の国民性や文化の特性については、また別の機会に触れたいと思ってます(できるかな?)。

 韓国との第一戦でも、前半は明らかに韓国は硬かったですね。ひとつの超ファインプレイ(韓国のライト)がなければ、中国、台湾戦と同じワンサイド大量点のゲームになったかもしれません。
 日韓戦というのは、野球でもサッカーでも、いつも思うのですが、日本は常に意識で引いたところがあって、逆に韓国は捨て身の苛烈さを発揮する、極端なことを云えば「日本相手なら何をしても良い」というような(云いすぎかな、これは別の話)。

 「国家の品格」の著者は、日本人の特性として、武士道にかこつけて、弱いものに対する「思いやり」の心を強調していますが、おそらく著者本人も気付いてないのは、戦闘の最中は一時でも相手に対する思いやりなど、あってはならない。それはたちまち自国の(自チームの)崩壊につながるし、相手に対しても失礼ということです。一度冷めかけた闘争心というのは、なかなか火が付かない。

 イチローはそうした嗅覚をWBC開幕前から、メジャーで充分嗅ぎ取っていたでしょう。メジャーと日本の野球の違いは、いろいろ山のようにありますが、一番感じるのはMomental Sports(勢いが勝ちを征するスポーツ)ということではないでしょうか?アメリカはアメリカンフットボールのほうが人気がありますが、これの一番大きな特色はMomental Sportsという点でしょう。日本では考えられないような連勝や連敗が、メジャーでは日常的に起こります。
 日本の野球はなぜか作戦や、技術や、采配が強調されますね(これはコーチや監督や野球解説者にとって都合が良い、試合の直接当事者でないのに、権威的に出しゃばる余地がそこにはあるからです、これはまた触れます)。今、日本人の共通認識のようになっているのは、野球の総合的な技術に関しては、日本が一番という感覚です。しかし大事なことは勝敗は、時の勢いで決まるので、それを推進するのは個々の闘争心だと。
 イチローはイ・スンヨプのホームランを仰ぎながら、それを感じていたでしょう。もし本当の采配があるとすれば、それは選手個々の苛烈な闘争心に火をつける采配だと。

― つづく ―





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Last updated  2006.06.02 11:01:04
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TNサリエリ @ Re[1]:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) ナガノさんへ  コメントいただき、ありが…
ナガノ@ Re:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) 2年遅れで、この文章を読んで泣けてしまっ…
TNサリエリ@ ふたたび、コメントありがとうございます。 cocolateさんへ 私自身、彼女の演奏に刺激…
cocolate@ Re:エレクトーンというガラパゴス 1.(06/17) 再びおじゃまします。 826askaさんのYouT…
cocolateさんへ@ コメントありがとうございます。 三年ほど前に826asukaさんのことを知り、…

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