サリエリの独り言日記

サリエリの独り言日記

2007.04.02
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 近ごろあまりにつまらなくて、見る機会が少なくなったテレビですが、とくに民放の番組のレベルはひどいもので、夜のゴールデンタイムにぜひ見てやろう、と思う番組が一つもないのです。視聴率至上主義の成れの果てが今の日本の民間テレビメディアで、結果的に視聴者を愚弄しているケースが頻発し、よくこんな品のない番組にスポンサーがつくなあ、と思うこともしばしばなのですが、日本のスポンサーは一社だけで一番組を提供することはまれだし、CMの時間帯を押さえることが目的なので、内容には基本的に無関心なのかもしれません。
 というわけで、がまんして見れる番組のほとんどがNHKということになってしまうのですが、こちらは高い視聴料を払っているのだから、面白くて当然という気がするし、どちらにしても頭にくることに事欠かない今日この頃ではあります。

 それにしてもNHKの視聴料金は高すぎる、いくら公共的要素を喧伝するにしても、立派な番組は金がかかるといっても、公共放送としての基本料というなら、せいぜい月500円で充分だと思いますよ。立派な番組と言うなら、従量制で(電話のように基本料金とは別に)料 金を取ればいいのです、デジタル化はそのツールにもってこいのはずですが。
 というわけで、NHKも広大なグループ企業を構成して、いつのまにやら国の役所にぶら下がった特殊法人の群れとよく似た組織になっているように思えます。これらグループ企業はいくら儲けても、別企業ですから、利益が視聴者に還元されることはないので、これは民放とは別の意味で、視聴者(こちらはPayerですよ)をバカにしているのです。全世帯から毎月数千円を(市民税並みに)徴収するということの意味を、たぶんNHKグループはちゃんと理解していないと思う。これは優れた番組を維持提供してやってるんだからという、言い分けではきかない問題なんです。要するに組織も予算もデカすぎる、今から徹底して組織構造を削減しないと、身動きが取れなくなりますよ。
 みんな国会も含めて、よく黙っているなあと思うのですが、日本人はこういうことには優しいんですかね。

 民放がつまらないといっても、なかには気骨のある番組もあるので、例の「やしきたかじんのそこまで言って委員会」は、あのおそらくチープな製作コストで、よくもここまで面白くみせるな、と思わせます。これは東京に対する反骨ということだけではなくて、それを充分に茶化してみせるセンスが利いているのです。弱い国が強い国に立ち向かうのにセンスだけを頼りに(北朝鮮みたいに)戦うのと同じで、気の利いたセンスは100倍の資本を投下した番組に充分対抗できる、そんな気分にさせるのです。

 一例が、先々週の地球温暖化の思い込みに対する警鐘で、平たく言えば、北極の氷が全部溶けても、地球の海水面は上がらない、という話。よく考えてみれば、とてもシンプルすぎて笑ってしまうほどのものですが、小中学校の理科実験で、水に浮かんだ氷が全部溶けても水面は上がりませんね。ところが環境保護派が地球温暖化で、氷が溶けて海面が上昇すると叫ぶと、誰もこれに反対できなくなる。
 思い込みとか、世論誘導というのはコワイので、新聞でもテレビでも、こうした素朴な疑問とか論理的な指摘をわりと無視するところがあって、むしろ体勢の流れに呑まれてしまうところがある。これを指摘したゲストの科学者がおっしゃってましたが、日本の学界でこれを発表したら無視されるか、国賊呼ばわりされたと言うのですが、ことほどさように日本では周囲の空気とか雰囲気が(ECOマークのお化けが、かつてのアンポお化けやカミカゼお化けと同様に)、今だに物事を支配しているのです。
 先週も面白いゲストが来ていて(この番組は定例のコメンテイターより、ゲストの選び方がおもしろい)、例のタミフルはインフルエンザに効かないと言う。それが証拠に日本以外では、どこの国もこんなにタミフルを使ってないと言うのですが、そもそもなんで日本だけこんなにインフルエンザを恐れるようになったのか、インフルエンザは本当にコワイのか、という話になって、最後に何となく製薬業界と厚生労働省の癒着と利権の構図が、透けて見えてきたりしておもしろい。結局タミフルも鳥インフルも巧妙に仕組まれた、いつもの官・業癒着の話かいなと、手を打ったものでした。
多面的に判断させる材料と思考方法 を提供してくれているかということです。もちろん中には相当いかがわしいゲストやコメンテイターも含まれますが、むしろそのほうが強面の政治座談会より真実に近づきやすいのかもしれないと思うのです。そういえば、ゴアさんもあれだけECOマークをまとっていたのに、自宅の消費電力は一般家庭の100倍使ってるなんて書かれると、ああやっぱりなとなってしまいますね(政治的にECOを利用しただけだなと)。

 ちなみに似たような番組に例の「たけしのTVタックル」がありますが、あきらかに「たかじん~」に負けている。これはキャラクターのセンスの差ではなくて、製作者のセンスの問題、さらにいうと東京であることの縛りが、どうしても出てしまう、といったところでしょうか。
 東京の人や車の流れが、妙に統制が取れていて、関西人にはどうしても居心地が悪いのと同様に。まあ大阪の何でもありの道路状況が推奨ものだ、とはとても言えないのも事実ですが。





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Last updated  2007.04.03 03:00:38
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TNサリエリ @ Re[1]:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) ナガノさんへ  コメントいただき、ありが…
ナガノ@ Re:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) 2年遅れで、この文章を読んで泣けてしまっ…
TNサリエリ@ ふたたび、コメントありがとうございます。 cocolateさんへ 私自身、彼女の演奏に刺激…
cocolate@ Re:エレクトーンというガラパゴス 1.(06/17) 再びおじゃまします。 826askaさんのYouT…
cocolateさんへ@ コメントありがとうございます。 三年ほど前に826asukaさんのことを知り、…

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