サリエリの独り言日記

サリエリの独り言日記

2011.03.18
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 この巨大地震が発生して以降、ブログのUPを休止しています。もちろん、こんな未曾有の大災害に際して、のんきにブログでおしゃべりもないだろう、というのが主意で、もう一つは現在被災されて行方不明になっている人々も、今からでも一人でも多く助かってほしい、生き延びてほしいといった災発の状況が続いているからです。ハッキリ言って、これを遠くから見ているのは、つらい。今はただただ祈るしかないのではないか?という気がする。
 この巨大地震の呼称、テレビ各局や新聞によって若干違いがあるようですが、東日本関東大震災とか東日本大地震とか言われても、もう一つピンと来ない。個人的には直下型の阪神大震災とか関東大震災と質が異なって、これが「プレート破壊によって惹き起こされた巨大地震」という点で、スマトラ沖巨大地震と質を同じくするという意味を込めて、「東日本巨大地震」と呼ぶことにします。

 こういう時、早手回しに一般人である部外者が「ああしたら良い、こうしたほうが好い」とか「かわいそう」とか「ガンバって!」と騒ぐのは、極力控えたほうが好いのだと私は思う。往々にして、そうした過度の反応は当該の人たちにとって、ありがた迷惑というか、むしろ目下の作業の支障になるのではないか。
 現物送付やボランティアはハッキリ言って、現在は現地を混乱に陥れるだけのような気がする。そして、神戸の時に比べて物資は足りているはずだし、支援体制についても公的機関は十五年前よりはるかに整備されているはず。つまりこの二つは、キチンとした要請があるまで、もう少し待ったほうが好い。
 現下の状況で一般人である私たちが出来ることとは、神戸の震災時でもそうであったように、まず被災民に対する現金の支援でしょう。募金はキチンとした銀行振込の出来る機関に絞り、悪いですが街角の募金はパスさせてもらいました。たんに妙な団体が混じっているということだけでなく、実際に被災地に効率よく募金を投下するには、銀行振込がいちばん早いと思ったからです。

 というわけで、地震発生から一週間辛抱してきたわけですが、その間のさまざまな事象を見ていて、どうにも我慢のならない自分の気持や事象があって、ここに書いておきたいのです。地震大津波の事象をはじめとして、とくに福島第一原発の状況が目下まだ進行中(悪化するか、沈静化するか分からない)である以上、ヘンに感想めいたことを書くのは不謹慎であるし、本来差し控えるべきことなのでしょう。
 とはいえ、テレビ新聞から発せられる報道を見るにつけ、やはりどうしても黙過出来ない事象もチラホラ出て来ているのであって、これは京都に住む私どもにとっても無関係ではない。以下多少の不謹慎の謗りは免れないとしても、いくつか書き記しておきたいと思います。

 一つめは、例によってマスコミの震災報道のしかたにかんするもの、
 二つめは、危機管理の上での政府その他行政機関及び東電の対応ぶりにかんするもの、

の三つです。

 まず報道に関して、これが未曾有の大災害であることは間違いないとしても、報道機関は絶対に当該事象に「興奮」してはいけない、ということです。震災当日、東京キー局が激しく揺れたということもあって、アナウンサーやキャスターが興奮するのは、ある程度仕方がないとしても、いつまでもそういう状態ではいけない。パニックが収まらないのであれば、場合によってはキー局を大阪に変更するとか、要は事態を沈静化させることが第一だと思う。
 当日は仕方がないとして、例えば今現時点でも原発事故の報道ぶりでは、専門家よりも明らかに聞き手のキャスターとかアナウンサーのほうが興奮している。要は内心の不安が表に出ているのです。厳しいようですが、こうした時は聞く内容よりも、聞き手の声音あるいはしぐさのほうが大事。見る側はそれによって、むしろ不安を増幅させられるわけです。目下の件として原発事故に関する、とくに民放の外部キャスターのコメントはひどい。自身の内心の不安を視聴者の目線に完全に同一化して、専門家に質問を繰り返すのです(まあ、ムリもないですが)。これでは少なくとも報道バラエティーのキャスターとしての資格はない、と言われても仕方がない。そうした場合は代役でも局アナ(さすがにこういう時は、プロの局アナのほうが落ち着いている)が、変わったほうが好い。

 例えば今日などすでに出ている件で、諸外国が在留自国民に対して日本からの避難を呼びかけている、といったようなことを、さも不安げにしゃべるキャスターがいましたが、ちょっと逆を考えれば、地球の裏側で大地震とか政変があった場合、日本政府はすぐに国外退去ないし緊急避難を在留邦人に勧告するでしょう(場合によっては救援機を差し向けるでしょう)。それをするのはそれぞれの国が、自国民の保護に責任があるからで、何も日本自体が日本人が判断している以上に危ないからではない。
 とくに被災地での外国人というのは、(言葉が通じないとか)自国民以上に危険や不便がともなうわけで、早手回しに手を打つのはあたりまえなのです。
 このあたりの筋を、キチンと報道しているメディアはまだないようで、結果的に素人的な視聴者目線のキャスターがこれをしゃべると、無用な不安感を煽ることになる。首都圏は計画停電も重なって、どうもそれでかなり浮き足立っている、という感じがする。ここは専門家の話を信じて、いかに日常生活を維持するか、ということが肝心なのに、むしろ何とかして専門家から自身の不安の言質を取りたいと思っているような節があるのです。これはすなわち視聴者の不安心理に迎合した、はなはだ質の悪い報道で、場合によってはパニックの原因になり得る。そうしたキャスターは即刻降板すべきです。

― つづく ―





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Last updated  2011.03.18 20:48:07
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TNサリエリ @ Re[1]:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) ナガノさんへ  コメントいただき、ありが…
ナガノ@ Re:Kyoto Tachibana High School Green Band 10.(09/07) 2年遅れで、この文章を読んで泣けてしまっ…
TNサリエリ@ ふたたび、コメントありがとうございます。 cocolateさんへ 私自身、彼女の演奏に刺激…
cocolate@ Re:エレクトーンというガラパゴス 1.(06/17) 再びおじゃまします。 826askaさんのYouT…
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