野澤武史の議 ~鳳凰編~
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昼過ぎから武庫川にある「ニュートラル・ボディ・インデックス」さんへ。 アップシューズのインソールを作って貰うためだ。 インソールとは、靴の中敷のこと。大概どんな靴にもペラペラな中敷が入っているが、これを自分のバランスにあったものに変えることで、パフォーマンスの向上を図る。 「ニュートラル・ボディ・インデックス」さんにお世話になるのは二回目。 前回はスパイクのインソールを作って頂いた。 今回はアップシューズのそれである。 春の間は特にアップシューズと共に格闘する時間が多い。 しかも腰を痛めたこともあり、バランスがかなり悪くなっているのでは・・・と言う心配もしていた。最近チームに合流した久々知君には「野澤さんの腰、崩壊してますよ」とまで言われ一気に心配性の心に火が点いた。 藁にもすがる気持ちで門を叩く。 インソールを作ってくれる古田さんは今日も変わらずエネルギッシュだ。 「ブログ見ましたよ~」なんて気さくに話しかけてくれる。 体全体の写真から始まり、足型、移動時の足への負荷のバランス等を細かくチェックしていく。 前回の時よりも、むしろ今の方が体の捻れは小さくなっているようだ。動いている時のバランスもまずまず。「これでいい動き出来なきゃおかしいですよ~」なんて言われてちょっとほっとする。 どうだ久々知。俺の腰は崩壊なんかしちゃいない。 僕の体はどうやら右足に体重が掛かって、上半身はそれをカバーする意味で右肩が前に出るように捻れていた。その歪みを生み出しているのが、足首の傾斜の左右差。これをインソールで矯正してもらうわけだ。 開始から2時間。 インソールを入れたアップシューズを履くと、不思議なくらい腰の痛みが和らいだ。 今日は正直、朝からあまり調子がよくなかっただけに嬉しいの一言。 こんなに丁寧に作っていて儲けがあるのかな・・などと余計なことを考えながら挨拶をして店を出る。来た時と同じはずの大通りの空が高く見える。 「俺って単純だな」と独り言を呟きながら青になった信号を渡っていく。ゼブラカラーの横断歩道を渡る足並みは軽い。 歩く足元にはもちろん、インソールの入ったアップシューズが履かれている。
Apr 12, 2006
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