野澤武史の議  ~鳳凰編~

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野澤武史

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May 31, 2006
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カテゴリ: イメージ!!
 神戸には「チャリティフェスタ」と言うファン交流イベントがある。この日は灘浜のグラウンドが一日開放される。いつも熱い声援を送って下さるファンの方とより交流を深めると共に、今まであまりラグビーに興味がなかった方にも新たに神戸のファンになってもらおう!と言うことで様々なイベントが行われるのだ。

 チャリティフェスタの元々の始まりは、チーム内でのタッチフット大会であったらしい。当時キャプテンに就任された平尾さんが、チーム内の風通しをよくする為にタッチフット大会を始めた。そこに選手の知り合いやらが参加するようになった。規模が大きくなるにつれて収益が上がり過ぎる様になった頃、普賢岳の噴火が起こり、収益を寄付したのがチャリティの始まりだと言う。(これは前監督の萩本さんから伺ったことだ)。



 長々と、チャリティフェスタの経緯を書いたのはこのイベントの本質を示したかったからだ。つまり、このイベントは選手側からの能動的な働きかけによって始まったと言うことだ。

 時代は流れ、今では一日に4000人を越える方が参加するモンスター・イベントとなった。僕が入社した頃には、もう「チャリティフェスタ、かくあるべき」は完成されており、毎年段取りや流れを覚えていく感じであった。

 仕方のないことなのだが、規模がでかくなれば個人がどうこう出来る範囲は自ずと小さくなる。業者さんが入り、吉本興業さんが入り・・・それは決して悪いことではない。ただ、手作りで運営していた時期に比べ「ファンの方の為」に僕らが何をできるか、と言う自分への問いかけが薄れてきたのは確かだと思う。



 これは組織が大きくなった時に必ずぶつかる壁なのかもしれない。
 でも僕は、もう一度選手側がアプローチするイベントに生まれ変わらせたいと思った。
 ファンの方に楽しんで頂くには、先ず自分達が楽しむことが絶対条件だ、その為にはもう一度、自分達で能動的に仕掛けなければならないはずだ。


 その名も
「チャリティフェスタこれで委員会(仮)」!!!


 名前は、たかじんの番組のパクリですが(関東の人には分からないな~)、スタッフの方にこちらから「こんなことをしたい!」と言うのを伝えることにした。今日はその第1回ミーティングが行われた。

 話してみると、選手サイド・スタッフサイドお互いが遠慮していて実現できなかったことなんかもあってびっくりした。斬新なアイデアや、盲点になっていたこと、なかなか言い辛いことなんかも議論に飛び出した。これをどんどん煮詰めていい方向に持っていきたい。「アイデアマンになるのではなく、それをどう実現させるかを考えよ」とは監督の増保さんの言葉だ。
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 やりたいこと、それを実現する為のリスク回避方法を来週までの課題として今日はお開き。

 積極的な話が出来たと思う。

 こう言った能動的な働きかけが実った時に、チームの団結力が出たり積極性がもっと生まれるのではないかと思っている。そうなってくれればいいな。

 神戸に入り4年が経ったけど、思い返してみると自分から仕掛けたことが何回くらいあっただろうか。はっきり言って、ほとんど出来ていない。神戸と言う伝統に寄りかかっていたと思う。今も「立派に自分の足で立ってますよ」なんて言えない。でも、そろそろ看板に寄りかかるのは止めて支える側に回りたい。ちょっと遅過ぎるかもしれないけれど。





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Last updated  May 31, 2006 07:22:46 PM
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