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2008/12/15
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カテゴリ: カテゴリ未分類


貸し渋りに苦しんでいるのは中小企業ばかりではない。名前を聞けば誰でも知っている大企業ですら資金繰りの不安を抱えている。「相手は絶対につぶれない優良企業」なのに、なぜ大手銀行は貸せないのか。コマーシャルペーパー(CP)の市場崩壊で始まったパニックの深層に迫った。

「うちに来ている融資要請だけで、地銀が2つできますよ」(大手銀行首脳)

 今、それほど巨額の融資申し込みが大手銀行に殺到している。本誌調査によれば、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほコーポレート銀行、みずほ銀行の4行だけでも合計20兆円を超えている模様だ。

 主役は大企業、それも超優良企業である。下の表を見てほしい。短期借入金が多い上場企業一覧で、トヨタ自動車、三菱商事、オリックス、東芝といった日本を代表する一流企業がずらりと顔を並べる。こうした大企業が資金確保のために大手銀行の門前に市をなしているというのだから穏やかではない。

理由は単純である。9月のリーマンショックによって、コマーシャルペーパー(CP)、社債といった直接調達市場が崩壊しているからだ。

 今年11月のCP残高(事業会社発行ベース)は13兆円弱。4月に比べて約3兆円も減った。一般事業債の月別発行額も同様で、4月の約1兆2000億円が11月には約3000億円にまで落ち込んでいる。機関投資家は、優良企業のCP、社債ですら買わなくなってしまった。

市場から短期資金を調達していた大企業は、やむなく銀行に駆け込んだ。とりわけ、米国子会社で自動車ローンを展開している大手自動車メーカーは、ドル資金の手当てに追われた。サブプライム問題で瀕死の欧米銀行からは借りるに借りられず、頼みの綱は邦銀しかなかった。

日産自動車は、メインバンクのみずほコーポレート銀行だけでなく、三菱東京UFJ銀行に対しても再三にわたって支援要請した。ホンダの融資金利(スプレッド)は約4倍に跳ね上がった。



 ところが、コミットメントラインを設定・更新するまでが、またひと苦労。某大手商社はメインバンクに計3000億円を超える融資を申し込んだが、「今回は“アンコミ”でお願いできませんか」と打ち返された。

「アンコミ」とは、アン・コミットメントラインの略で、ざっくばらんに言えば「口約束」である。いくら付き合いの長いメインバンクでも、口約束を信じて大船に乗ったつもりではいられず、この商社はメインバンク以外の銀行にも融資を打診した。

 ある大手銀行首脳は、取引先企業にこう警告を発しているという。

「今年、今年度の問題ではありませんよ。社債償還等も含めて少なくとも来年12月越えの資金計画まで立てておかないと、何が起こるかわからない」

「ない袖は振れない」という
大手銀行の苦し過ぎる台所事情
 今年11月末における全国銀行貸出金残高は前年同月比3.6%増の400兆1279億円、約16年半ぶりの高水準を記録した。しかし、これでもなお大企業に対する「貸し渋り」は解消されてはいない。

 なぜ、銀行は大企業に貸し渋るのか。株価下落によって、自己資本比率が大幅に低下しているからである。株価下落の影響が最も大きい三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)を例にとって説明しよう。

 今年9月末におけるMUFGの自己資本比率は10.55%。期末の日経平均株価は約1万1000円の水準だった。ところが、その後、株価が急落、10月には一時的に8000円を割り込んだ。このとき、瞬間風速ではMUFGの自己資本比率は8%台にまで低下したと見られる。

 約1兆円の資本増強(実際には自社株価下落で7900億円しか調達できなかった)に踏み切ったが、本誌試算によれば、株価8000円なら10%割れもありうる状況。8660円(10日終値)近辺で、ようやく10%台を維持できる計算だ。 

 10%は死守しなくてはならない一線である。というのも、MUFGは米国でFHC(金融持ち株会社)としての認可を得たばかり。10%を下回れば、FHCの認可は取り消される決まりであり、信用にかかわる。



開するためには、日本銀行がCP買い切りを決断するしかないだろう。

 12月3日、日銀は緊急政策決定会合で新たに3兆円規模の資金供給策を打ち出した。しかし、先述したように、銀行は自己資本比率対策で身動きが取れなくなっている。いくら銀行に資金供給しても、今のままでは市中に行き渡ることはない。

 FRB(米連邦準備制度理事会)は、すでに実質的なCP買い切りを実施しており、その金額は12月上旬で3039億ドル(約28兆円)に達している。言い換えれば、一国の中央銀行が私企業に対して30兆円近い資金を供給してきた計算になる。

 しかし、日銀の反応は鈍い。CP買い切りによって日銀のバランスシートが劣化することを恐れ、ひいては中央銀行としての独立性が失われることを危ぶむ。米国の現状を非常事態ととらえ、あえて中央銀行としての「禁じ手」に踏み出しているベン・バーナンキFRB議長に比べて、白川方明・日銀総裁は保守的に過ぎる。

 CP買い切りに関して言えば、一定の格付け条件さえ付ければ、「相手は絶対につぶれない優良企業」である。日銀のバランスシートが劣化する懸念は限りなく小さいと言っていい。



「まだ米国ほど深刻な状況にはない」(11月上旬の白川発言)などと言ってるあいだにも手遅れになる懸念は募る。



<コメント>
銀行は大企業にも貸し渋っている。なぜか。
株価下落によって、自己資本比率が大幅に低下しているからである。
株価対策こそ景気対策ということだろう。


今日はギャップアップして始まり、日中は更に上げて後場は週末終値比345円高の8645円にて終了しました。

私のトレードは下記のとおり
09:00 8510S → 18:51 8550 -40円
09:35 8630S → 18:51 8550 +80円

 後場では利益が取れず、夕場まで持ち越してしまいました。






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Last updated  2008/12/15 08:46:12 PM コメント(2) | コメントを書く


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