とびっちの あそブログ

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同和裁判


 2010年3月24日に第18回裁判が行われ、やっと証人尋問の日が決まりました。6月30日(水)丸一日かけて4人の証人への尋問が行われます。午後には当事者の元職員Nも尋問を受けます。2007年5月9日に提訴してから丸3年が経ち、やっと証人尋問となりました。予想ではこの証人尋問を経た上で9月頃に判決がおりそうです。
 この裁判は、勤務実態のない職員に不当に公金が支出されていたことが問われた裁判ですが、岡本市長はこれまで、居直りといいわけを繰り返し、さらに裁判の手続き問題に固執して延ばしに延ばしてきました。この間に、元職員Nに対して1000万円もの退職金が支払われてしまいました。大東市長選挙も裁判を引きのばして争点をあいまいにして実施されました。一時は補助金の見直しも行われましたが、その後同和問題の真の解決ではなく、同和問題の矛盾を温存する方向に逆行しています。
 最近では、不況の下で苦しむ子供たちの就学援助制度を後退させることが強行されようとしていますが、200人の子供を対象からはずして1200万円の費用をねん出しようとするものです。どう見ても、一方では勤務実態のない職員に不法に公金を支出し、さらに1000万円もの退職金を支払っておきながら、他方では大変なときだからこそ子どもたちを守らなければならない就学援助金から1200万円の費用を削るやり方は納得のできないものです。
 いまたたかわれている大東同和裁判は、この歪んだ市政の在り方を問いかける裁判であり、同時にこの背景にある矛盾の根源である歪んだ同和行政の問題の解決をめざすものです。
 6月30日(水)午前は10時30分~12時、午後は1時30分から4時30分、大阪地裁の1007号法廷で証人尋問が行われます。
 長い道のりでしたが、いよいよ山場にさしかかってきました。

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