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今日はとあるトラディショナル・ブランドの会員セール初日。夫がネクタイが欲しいと言っているので、年に何度も無い夫孝行を思い立って、午前中はセールにあてる。朝も10時前から、電車で有楽町に向かう。有楽町線の麹町付近で、私の前に座っていた人が降りた。有楽町線は朝夕の通勤ラッシュ時以外、いつも空いている。この時間は、席はほぼ埋まっているが、ほかにその席を狙って立っている人も周りに居らず、代わって、私が座ることにする。席は車両の真ん中あたり、長い11人がけ座席の一番端。腰掛けようとして、目が留まる。何か、キラキラした金色の塊りが隅にある。私は目が悪く、それが何か良く見えないので、ちょっと屈んで見る。時計だった。丸まっているブレスをさりげなく見る。・・ええっ?これは、ロレックスでは?金無垢のロレックスかい?まじで?私は、少し前、仕事でロレックスを扱っていた。月数億にもなるロレックスを抱えて、来る日も来る日もロレックスの見比べやチェックなどをしていたこともある。頭が混乱する。ともかく、何事もなかったかのようにして、そのまま着席する。時計は尻で隠す。平静を装いながら、息を大きく吸う。周りを見る。何人かのビジネスマンと目が合う。気づかれたかな? ・・違うみたいだ。どこかにカメラがあって、写されていて・・というマスコミ関係のイタズラではないのかな?とも思い、車両のすみずみまで、何気なくチェックする。・・違うような気がする。時々目が合うビジネスマンは、時計を見たかな?・・たぶん、見てない。だんだん、胸がどきどきしてきた。どうしよう、これ。あのモデルなら150万円。あのモデルなら200万円超え。いや、ダイアモンドなんかが埋め込まれていた日には、すごいことになる。これがあれば!と、とっさに思う。カード払いのローンが、一挙に無くなる。この数日のうちに考えている商品仕入れ量が、倍増する。サイドビジネスも、本格的な仕入れができる。仕事環境もグレードアップさせられる。オークション、中古ブランドショップ。売るための具体的な手順と方法がどんどん思いつく。でも、なぜ、ここに?百万を超える代物をつける人が、ここで落とすか?うーん。・・やばい仕事をしている系なら、ありえる。天使と悪魔が、頭の中で爆発して駆け回りだす。これは、昨年末に嫌なストレス続きだった私への天からのビックサプライズではないか!?今年年初のおみくじでも、すべて順調に行く、うまい話がまとまる、と確かにあった!でもでも。私は金品は落とすことがあっても、拾って自分のものにしたことはかつてない。500円でも、1000円でも、道端に落ちていたら交番に躊躇無くあげてしまうし、この数年でいっても、数万円とカード類が入っている財布も、30万円入っているビジネスバックまるごともなぜか拾ってきたがきちんと警察に届けてきた。逆に。私は20代の頃、仕事中に年間10万程度ずつ金品を落とし続けてきた。財布が戻ってきたことは1割くらいか。当時、仕事で、公衆電話を日に10回ほどかけねばならなかったのだが、そういう慌しい生活のなかで、電話周りで財布やカード類を落とすということが頻繁にあったのだ。話はもどり。この歴史を汚してよいのか?と自問する。が。今回は、金策に苦労している時期であって、答えがすっぱり出てこない。過去、単純に落としてきた金額を足すと、100万くらいにはなるなあ、とかいう計算もする。これまでしてきた善行に対して、報われているとは言いがたい。ここらで、ひとつくらい挽回しても・・という気がしてくる。そうこうしているうちに。浮かんできたのは夫の顔。彼は、完全無欠の正義の人だ。私がこれを売り払ったと知ったら、恐ろしく咎めるだけでなく、信用をすっかりなくしてしまうだろう。ううう。。。これは、やっぱり、届けるか。そうだよな、そうだよな。正直なのは、私のとりえ、だ。そうこうしているうちに、有楽町。まだ、誰も気がついていないみたいだ。何食わぬ顔をして、尻の下の時計に手をやり、上手に包んで手にして立つ。こっそり持ち出したのは、やっぱりポケットにいれるため、・・では無くて、100万を超える金のロレックスを拾ったと知れたら、変なスリや悪い奴らに狙われると思ったから。だ。ええ、断じて。やましい気持ちなど・・きょろきょろしながら、電車を降りる。人ごみを抜けて、手のひらを見る。大振りのゴールド。心臓がドキドキしている。心の中では、でも、ちゃんと届けるつもりができている。前に、経費袋のままの数十万の札束と契約資料がごっそり入った保険会社員のビジネスバックを夜の街で拾ったことがあったが、そのときのことなども思い出す。あのときも、現金の山を見て、後ろ髪がひかれたのだが、やはりちゃんと届けて、関係者にたいそう感謝されたのだった。バーで泥酔して喧嘩したうえに、垣根にかばんを投げつけて帰ったらしい。厳重注意の顧客資料まで入っていたから、危なかったね。ほんと。んー。それはそうと。。でも、なんか軽い、な・・、この時計。品番何番のロレックスなんだろう?見ると。王冠マークではない。セイコーだよ。これ・・。同社製品のなかでは最高級のモデルではあったが、予測していたものとは、桁が違う。気が抜けてしまった。それまで言葉が頭の中を駆け巡っていたのに、ぽかーんとしてしまった。吹っ切れて、落ち着いてきた。お疲れ。わたし。改札口でさっさと駅員を探して、時計を彼に手渡して、すぐに去った。きっと。踏み絵だったのだ。これは。私は、踏んでないよね?・・?しかし、持ち主は喜ぶだろうなあ。時計って、無くしたら、凹むもんね。他の人なら、これがロレックスだとして、どうするんだろう。ちゃんと届けるのかな、やっぱり。
2005.01.28
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はまったきたネットオークションでの洋服買い。オークション暦自体、浅い割りに、この半年ほど、毎日毎日欠かさずに画面を泳いできただけあって、私が好きなブランドに関しては、年間の値動きと売れる商品、オークションでの紹介のされ方、写真の写され方、などなどがしっかり把握できるようになった。結果、ぱっと出品状況をみただけでだいたいいくらで落ちそうか、分かるようになった。買う分に、これは大変良い環境であって、ずいぶんな美味い汁を吸ってきた。ファッションだけに限っていっても、この半年でクローゼットが一新され、半数の洋服を最新のもの、もっとも欲しいと思っていたデザインと材質とサイズのもの、に入れ替えて、ずいぶん垢が落ちた感じがある。いま、広い押入れに、箪笥のコヤシは一点もない。昨夜は、これは長期計画で見つけ出そうと考えているカシミアの白いロングコートをチェックしていた。デパートで買えば、普段使いの手ごろなものでも30万はする。しかも、デパートに行って、そのコーナーで、同じものでベージュがあれば、やっぱり無難にベージュを買ってしまうだろう、と思う。でも、ネットでは半額程度か、それ以下でどこかのファッション好きがとても良い状態のまま放出することがある。で。ここ数週間、アラーとをかけて、ときどき引っかかれば、サーフィンしていた。昨夜は、数点、出た。普段着に最近使っている海外の人気メーカーのもので、2回袖を通しただけで半額で出ている。出品者の過去評価も、好みが自分と同じようで、おそらく商品常識も似ていると想像できる。そのコートを「買おうかなあ」と眺めているうちに、でも、思い始めた。で、少々ウェブ調査。深夜1時を回った頃のはなし。その後、2時間ほどあれこれ調べて、計画を練った。結果。趣味の範囲で、本業にじゃまにならない程度に、こちらの洋服売りも自分の仕事にしてしまうことにした。というのは、この一ヶ月ほど、興味が高じて、ずいぶんと市場調査を進めていたのだった。知らぬ間に、販売側の知識もついてきたうえ、オークションやネットを駆使してそのファッションメーカーの資料を各種取り寄せてきてもいた。同メーカー商品が掲載されやすい雑誌も2年分、3種、(計12冊/年×2年分×3雑誌)ネットで落としてそろえており、キャッチや商品情報資料はすでに揃っている。ちなみに、雑誌は新規購入すると一冊1000円前後するものを、ネットで平均300円で落としてそろえた。新品同様で、2年前のものと言うことを忘れるような雑誌が恐ろしく安価に、あっという間に揃ってしまった。撮影やネット販売環境はすでに本業でやっていくことなので、準備万端。洋服の販売は、客との関係性が難しい面もあるが、これまで中古品の放出でまずまずの経験もつんできたのでまずはその延長でテストすることができる。商品さえ、入手すれば、あまり欲を欠かなければすぐにでも利益が出せることは経験済み。そこで。私は、洋服に関しては、オンに1,2ブランド、オフに1ブランド、コーディネートの柱にしているブランドを作っているのだが、そのうち、最近はまっているオフの1ブランドに絞って専門に売っていくことにする。肝心なのは、本業への労力を邪魔されないでできる範囲ということなので、商材選びは、すでに大好きで、得意で、詳しいものに限る。で。この1月末から2月あたままでに、メーカーから直接仕入れることにする。一回目は、去年の他の商材での仕入れの経験から、やってみると想像するのとは大違い、の場合があるので、無理なくまわせる範囲ではじめる。まずは、半年間で元手の40万円を80万円に増やすことが目標。ということにする。この仕入れは、さらに制限をかけ、自分の洋服サイズを中心に展開することにする。そのほうが真剣になれるし、自分のシーズンごとの洋服買いと平行して試着しながらできるわけで、一石・・・何丁?になるのだ?ともかく、いろんな問題が片付くではないか!と気づく。即効、今日は仕入れの手配。上記の短期間で取り組めることが分かり、なかなか順調。関連して、大阪へも出張を入れる。チケットは先ほど入手した。早々に軌道に乗せて、本店がある、大好きなニューヨークやイタリアにも、遊びついでに仕入れに行けばいい。ちなみに。大阪のたこ焼きとお好み焼きがもう、それはそれは大好きなので早速、料理と料理店情報専門雑誌『ダンチュウ』の特集記事で今回はどこに行こうか、のチェックもぬかりなく進めている。どこにしようかなー。たこ焼き、たっくさん食べたいなー。さておき。これで洋服購入に関して、待ち、でいる必要もなくなった。安価に買うほうから、利益を出して売るほうへ。なーんだ。一番大好きなものは、自分で仕掛けたほうが、売った方が早いんだ!この半年。深夜2時、3時に、夫が残業から帰宅しても挨拶もそこそこにPCに向かっている私に向かって、彼はよく「またオークションやってるの? まったく好きだねえ」と何かおかしなものでも見るように笑ってきたが。昨晩はアイディアとプランを夫に披露して、「ね? 何事も熱中すれば、自分を助けてくれるでしょ? 今日の日のために、毎日毎日やってたのよ!」と得意になったわたしだった。
2005.01.27
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有楽町の無印良品を良く利用する。有楽町店は同社日本最大の大型店舗で、去年からフロア面積がさらに拡大しており、より面白くなった。広々としたスペースを活かして、他店ではできない、カサのある商品のコーディネート例をたくさん具体的に展示して見せている。テーブルコーディネートやベッド・ソファー周りの作りこみは、見ていてなかなか参考になる。季節の移行期初期などは店員の手が足りないのか、上手ではないが。今日も帰り道に少し立ち寄った。3フロアで展開している商品群をひととおり見る。我が家は白い商品を中心にコーディネートしていて、白木のナチュラル家具も多いことから、友人からは「無印に行くと@ペットのことを思い出す」といわれることさえある。実際。なんだか店内にいると、家にいるような気持ちになる。。今日は、いくつかの台所用品とFOODとお茶とBGMを調達した。BGMは、無印の店内でよくかかっている、あの曲たちのCDだ。現在6テーマのCDが出ている。私が入手したのは、3種。まずは、カリブ海のプエルトリコの民族音楽。サルサなどの原型になった音だ。一昨年、しばらくカリブ海に滞在していて、好きになった音。それから、アイリッシュケルト音楽。これも、アイルランドを旅行して以来、雨の中で煙ったような緑を思い出させる、その幻想的な世界に惹かれている。そして、スペインはセビリアの、フラメンコの原型音楽。友人にフラメンコダンサーが何人か居るのだが、その影響もあって、しばしばプロの演奏を聴きに行ったりする。で。いま、これらのCDをかけながら、本日記を書いているのだが。うーん。いい感じ。でも。ますます、無印良品かも。ウチって、いったい・・。同業の友人には、こういう状態に駄目だしする奴がいる。いわく、何らかの企画屋、創造者であって、なんでも無印良品を愛好する者というのはプロとしてのプライドを放棄している、と。プロなら、世界中の優れたプロダクトの中から、一つひとつをきちんと自分の目で検証して最良のひとつを探し出してくるべきだ、と。数年前、彼との仕事中に私が無印三昧だとバレて、激しく叱責されたことがある。ごもっとも。その彼というのは、言動が厳しく一致している人物で、夢でもあるこの仕事に、すべての時間も労力も・・命さえもかけているような人であって、同業でも名が知れた仕事人だ。ひいい。すんませーん。と、私は思って、その後精進したのだった。紙資料等々を舐めるように眺めつづけたのはもちろん、近現代デザインの殿堂・ニューヨーク近代美術館などにも時間を作っては足を運び、ひとつひとつ、見て、気に入ったものは実際に使って、吸収してきたのでした。著名なデザイナーとの仕事を抱えるようになったばかりの、駆け出しの頃のはなし。が。ほんとのこと言うと。便利なのよねー。無印。ぜんぶ揃うんだもーん。と、今でも思っているのだった。もちろん彼の前ではもう言わないけどね。
2005.01.26
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Stingのライブ、かっこ良かったあ。。最高最高。感涙の滝!行ってよかったです。黒の、襟元とカフスのところだけ白いクリップシャツに黒のパンツ。クールでスタイリッシュで、セクシーで・・と理想的に隙なく決まったStingの登場にはそりゃもう痺れが走りました。もちろん、その歌も音もとうぜんにして、最高!歌いっぷりも声質も素晴らしかった。舞台セットは、シンプルでほとんど照明だけで演出していたが、彼の技量に集中できて、良かった。スティングの声と曲には地球規模の愛が感じられて・・説明すると長くなるので省略するが、悔しくもなって泣けてきた。日本人に人気が高いらしい、イングリッシュマン イン ニューヨークでは、華やかなピアノに乗せた豪華アレンジ。スティングの音楽性の厚みがステージ上から「ドウヨ?」と私に試してくるようで、心地よい眩暈さえ感じてしまった。麻薬のような効きっぷり。脳がスパークする感じ。ポリスの頃の、蜂ぶんぶんみたいな格好をして乾いた声でキチキチとトガッて歌っていたスティングもいまでも相当好きだが、ソロ以降の、本来彼がやりたかったというジャズライクな音は、生で受けると、ほんと酔っちゃうようなインパクトがあるね。わたしはスティングについては音の仕上がりも彼の容姿も言動も好きだが、その世界観に共感している。今回は、自分の転機と重ねて聴いてきたので、それはそれは良い機会になった。一級の仕事を維持し、常に一線で自分の仕事内容を長期的に発展させ、誇りをもって全力でその仕事に投資し、美しくクールでセクシーな容姿やセンスをいつまでも保ち、尊敬できて愛する人がちゃんといて、ともに社会に対して発言し、活動に積極的であり。(彼はポリス時代からも社会活動には積極的だったが、今回のスマトラ津波災害への寄付や同チャリティコンサートの開催にも即座に積極的に行動している。)これだな。こう生きるのだ、私は。ライブ後、仕事だった夫と待ち合わせをして、バーをはしごして深夜まで語ったのですが。今年はさらに勝負に出よう、と誓った夜でした。この日、昨年末以来の冷え込みを記録した東京でしたが、めずらしい雪がちらつくなか、熱い思いに燃えたのでした。
2005.01.24
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仕事で長時間キーボードに向かっていることが多い。自宅の仕事部屋で10時間でも15時間でも、飽きずにずーっと作業をしていることも多い。自宅には猫が二匹。たいていは私の見える範囲で遊んでいる。こまるのが、そのうちの太ったほうの猫・大ちゃん。作業中のキーボードの上や、キーボードを打っている右手の肘あたりを枕にして、べたーんと寝るのが好きだ。ちなみに、いまは、キーボードを叩く右手と左手の間にまあるく入って、左腕を枕にして、ゴロゴロゴロゴロ言っている。で、おとなしくしているなら、まだいい。ときどき、とーっても構って欲しくなるらしく、私の右ひじに両前足を使ってガッチリしがみついたり、右手をトントンと前足で叩いたり、じーっと私の顔を覗き込んで、目を見つめてにゃ~あ。と言う。作業に余裕のあるときなら別だが、それでも、わたしは仕事に集中していることが多い。まず、ここまで私が無視をしているときと言うのは、仕事相手から急な連絡が入っているときか、大変なトラブルが発生しているときか、締め切りに追われて時計を気にしながら必死に作業しているときなのである。ので、プチッとくることがある。今日が、そうだった。本来、大ちゃんは、とても穏やかな猫で、愛情深いのが分かりやすい性質だ。意地悪なこと、癇癪を起こすこと、などなどがない。それから、食事以外では、だが、我慢強くおおらかだ。同居猫・小ちゃんから受ける数々のイタズラを、たいへん辛抱強く受け流してあげている。それが。今日は、ちょっと様子が違った。はじめ、そばで行儀良く座って、飽きもせずに数十分、じーっとPC作業中の私の顔を見ていた。忙しかったので、ほとんど気にせずに私は作業を続けていた。そうすると、大ちゃんは私の右腕にしがみついたり、顔を見ながら私の手をトントンと叩いたりしだした。それでも無反応にしていると、大ちゃんはいよいよ机の上に寝そべって後ろ足で私の右腕をしゃかしゃかと蹴りだした。そうしながら、私の顔をときどき覗き込む。こういうしぐさは、小ちゃんは毎日のように夫や脱いだ靴下やラグマットや雑巾に対してやるのだが、大ちゃんは普段まったくしない。それでもわたしは先ほど、てんぱり事があったので、構ってあげなかった。その間、大ちゃんは何度も何度も私を呼んで「にゃあ」と言っていたのだが、とうとう痺れをきらしたようにして、厚手のセーターの上から腕に噛み付いてきた。何度も何度も噛む。「にゃ~あ、にゃ~あ」と言いながら、噛む。時々私の顔を見る。驚いて「こーら!」と注意しても、チラッと見て、また「にゃ~あ」「にゃ~」と言いながら思い切った、なんだかとても悔しそうな顔をして、噛む。ちなみに、この噛む、というしぐさも、小ちゃんならしばしば、靴下やラグマットや夫に対して積極的に思い切った様子でするのだが、大ちゃんはこれまでに2回ほどしたことがあるだけで、それも遠慮がちにしか、したことがない。でも、私が無視をしているときは、非常事態のときである。私は、ぴきっと来て、机の上から払いのけた。が、大ちゃんはすぐに駆け上がってきて、また、噛む。5度繰り返して、さすがに私はしつこいと思った。大ちゃんの両脇を持って抱き上げ、まっすぐに大ちゃんの目を見て、何するの!ダメッ!いけない子!という厳しい顔をした。ら。大ちゃんは満足そうな、やさしーい顔で私をじいっと見ている。体の力を抜いて、だらーんとして、私に身をゆだねてゴロゴロ言っている。アーモンドアイでまっすぐに見つめられて、あああ、、、と気がつくわたし。大ちゃんは、悪い子だから、噛み付いたのでは無かった。私が構わないから、イタヅラをしたのだ。私のことが大好きな、いい子なのだった・・ごめんね、大ちゃん。なでてあげたら、目を細めて、自慢そうに顔をあげた。大事にしなくっちゃ。
2005.01.23
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明日は待ちに待ったSTINGの武道館ライブ。とびきり良い席が取れたので、すごくうれしい。まったく、強運。一緒に歌いたいので、今日は自宅で朝から仕事の傍ら、STINGを聴く。DVDやビデオもチェック。で結局、英語の勉強にもなるし、と言い訳をして、仕事の手も止め、歌詞をきっちり読む。うわー。明日かあ。はじまりは、ポリス時代。わたしは小学生のころから彼らが大好きで、中学のころになると、もう毎晩ほとんど寝ないで、MTVやプロモーションビデオ、インタビュー映像をくりかえし観ていた。彼と一緒に仕事をしたくて、彼のように仕事がしたくて、その仕事につながる夢もこの10年ほどでかなえていったのだ。初心である彼のイメージにはどれだけ助けられたことか!これからは、もっと先の夢が実現して、海外での仕事がどんどん決まり、世界が広がるかな!私は2年に一度、大きなチャンスが訪れる傾向がある。今年はその年。ライブの後、運気がグングン上向くことを信じる。ともかく。!!!STINGについては、音楽アーティストとしてはもちろん、一人の表現者としても、職業人としてもとても尊敬している。絶対、彼のように仕事をしたい。明日がたのしみ!
2005.01.22
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この数週間、2005年の展示会情報をチェックして、さまざまなビジネス展示会の申し込みや資料請求をした。ギフトショーやベンチャービジネスショー、流通、それからペットに関する展示会には行くことにしている。ここで商品と情報を仕入れ、新規取引先の開拓も行う。予約を入れると、入場時にできる長蛇の列に並ばなくてもいいし、入場料が免除される場合も多い。で。今回は広く調べているうちに、2006年はロサンゼルスで開かれる、世界最大規模のギフトショー・展示会に行きたいと思うようになった。遅くても、2007年には行けるかな。ドイツのペットショー(ペット用品の展示会)も同様に視野に入れたい。ペット業界では世界最高の情報が集まる展示会だ。東京ビッグサイト等で開催される東京開催の展示会では、アジア最大規模、日本最大規模、というものが多いが、ロサンゼルスやドイツのショーは、まったく次元が違う。ここでは、これから世界に発信される最新の流行情報が取引される。面白い人間やチャンスが世界中から集まってくる。やはり自分の目で見て、ここで取引をしていきたい。世界の中心のすべてを楽しみたいと思う。これから少しづつ準備をしよう。たのしみがまたひとつ増えた。
2005.01.21
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三毛猫の小ちゃんは葉っぱ物が大好き。ほうれん草、小松菜をはじめ、白菜、大根葉などがあると、飛びついてしまう。冬は葉物野菜は高いので、ちょっとキビシイ。買い物から帰って、ちょっと買い物袋を置いておくと、すぐにがしゃがしゃと袋に入り込んで、すぐに葉っぱ物を食べはじめる。そんなに匂いがするのか?と思うほど、すばやくやってくる。小ちゃんが一番好きなのは、やわらかい、ほうれん草。美味しそうに、舌触りを楽しむような顔をして、いつまでも食べる。鍋好きな我が家で欠かさない白菜も大好き。つい先日、友人と鍋パーティをしていた日も、台所で小ちゃんが白菜を盗み取って、しゃきしゃき食べているのを友人が発見。おもしろがって、クズ葉っぱの部分をちぎって、小ちゃんのエサ用食器にたっぷり入れておいてみた。そうしたら、やっぱり、美味しそうに食べている。小ちゃんは、同じ年の同居猫・大ちゃんに比べて、普段は小食で、あまり食事に執着もしない。それが、白菜を入れた皿からは離れない。そのうち、猫のエサ時間がきて、カリカリフードを与えたのだが、そちらには見向きもせずに白菜を食べていた。ふーん。好きとは思っていたが、ちょっと、珍しくてイタズラのつもりもあってやっているのかとも感じていた。が、ほんとうに食べるのが好きなのか。実は小ちゃん、ビニールやペラペラしたものが大好きで買い物袋やセロハンなどを見つけては飛んでいって、ペロペロといつまでも舐めている。ヒラヒラしている薄くてちょっとひんやりした物が大好きらしい。でも、これは注意しないと、この前も宅配をほどいたばかりのビニール紐を飲み込んでいて、口から10センチ以上の紐を垂らしたまま走り回っていた。引っ張り出すと、なかから10センチほど出てきた。そのときは、まったく平気な様子だったが。何かあったら大変だ。で。我が家では小ちゃんが食べてもいいようにいつも葉物野菜が出ている。小ちゃんは、違いの分かる美食猫なので、ほうれん草も白菜も、葉の柔らかいところばかり食べつくし、茎はあまり食べない。そうすると、葉っぱ野菜は、すぐに無くなってしまう。葉脈ばかりが残った葉っぱをまえに、もっと食べる?と聞いてしまう猫ばかのわたしなのだが。。いいのか。。
2005.01.20
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30代中盤の友人たちから。このごろ自虐メールをもらうことが増えた。昨年末のサーヤの婚約発表と杉田かおるの結婚発表を受けて、未婚の彼女たちはこれまで感じたことが無いダメージを受けているらしい。もちろん、ここにくるまでにたくさんの有名人や同世代の人気者も結婚し、そのたびごとに職場の上司から、家族親戚から、たくさんの嫌味とせっつきを受けてきた。が。受け流してきた。または耐えてきた。けれど、今回は年齢的にも景気状況からいっても、職場でのストレス状況から言っても、世の中で「負け犬」という言葉が大流行してしまっているという環境からしても、相当痛いらしい。今日も、一通のメールが届いた。自分を笑って、彼女たちを羨みつつ、妬みごとを言う。「まったく、負け犬だなんて、勝手に名づけるなよ」と言いたいけど他人に言えない悔しさがあるのが分かる。これまでなら、流行語ではなかったので、そんな失礼なこと他人からはさすがに言われなかったのだが、最近では様子が違うらしい。・・・うーん。君らは十分にかっこいい。他人の暴言戯言は、それこそあなたに対する憧れの裏返し。挑発にのっちゃだめよ。先日いっしょに新年会を企画した友人も、ある晩ひととおりの文句を言って、今日、ひとりヨーロッパへの長期出張に旅立って行った。若くして世界的な一流企業の管理職。20代のころから、大金が動く重要な仕事を常に抱えてがんばってきている。仕事だけでなく、趣味も大掛かりで世間に発表できるほどのものを続けていて、充実した生活を送っている素敵な女。彼女は、酒のネタにされるたびに、嫌味のひとつも言いたいと言うけど。だめだめ、我慢。あなたは間違いなく、かっこいいのだから。人が押し付ける型なんて気にしないで自由にやっていこうよ。これからも。
2005.01.19
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私はとても長時間、自宅で仕事をすることが多い。デスクワークで軽く10時間以上椅子に座っていたりする。だから、社会人になってからは、デスク周りには気を使っている。椅子は人間工学にもとづいて設計された、という何だか分からないほどに体の形に無理なく沿う高機能椅子。冬場であれば、クッションに小型の電気ホットカーペットを入れて、深夜もぬくぬくとして仕事をしている。ところで、我が家の飼い猫は二匹。大ちゃんと小ちゃんはしょっちゅう、邪魔をしにやってくる。また、ほんのちょっと、私が席を離れた瞬間に、その座を狙ってやってくる。ホットカーペットが良いらしい。コピーを取る、プリントアウトする、トイレに立つ、コーヒーを入れる。紙くずをゴミ箱に捨てに行く。そうしたちょっとの時間に、猫たちは先を争って走りこんできて、もうずっと前からそこに寝ていたような顔をして動かない。ホットカーペットから離れまいとして、クッションにしがみつき、全体重を上手にかけてベターっと寝る。それでも、私が剥がして座ると、今度は背中と椅子の背の部分に割って入ってきて、少しずつ、自分の領域を広げるという荒業を使う。おかけで、どこかの偉い工学博士が開発したらしい高機能椅子を利用しているというのに、わたしはほとんどその恩恵を受けられず、おしりを10センチほど乗せてがんばっていることが多い。まあ。これだけならまだ、かわいい。私が気に入っている椅子を彼女たちも気に入ってくれていると思えば、なんだかたのしい。が。気に入らないことがある。猫が酷いことをするのだ。すっとんきょうの三毛猫・小ちゃん。3歳猫。こいつが、ときどき失礼なことをする。さっきも私がコーヒーを入れてもどってきたら、小ちゃんは椅子の上にいた。で。ここからが問題。クンクンクンクンと、猫のくせにクッションの匂いを執拗に嗅いでいる。あの小さな鼻の穴でだ。で、私が座っていたところをずーっと嗅いで、それからオモムロに引っかきだすのだ。そう。あの、猫がトイレ後に、自分の糞尿をした場所を砂で隠すように。おまえ、なにすんじゃ。と。おもう。まったく、いったい、何だってのよ、あんた。私はすぐに小ちゃんをクッションから剥がすのだが、胸に残るなんかモヤモヤとした感じの悪さはどうしようもできない。
2005.01.18
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あなたの犬が、CMに出てくるクーちゃんみたいに、愛くるしくてそのうえお行儀が良かったらどうですか?今日は広尾(渋谷区)にある犬のトレーニング教室に行ってきた。で、見た風景が、上記の感じ。これまで、さまざまな犬に出会ってきたし、近年人気の犬種であればとくに国内、国外問わず、たくさん触れ合ってきたわたしなのですが。一般家庭に飼われているチワワで、あそこまでお行儀が良く、愛くるしい犬は見たことがない!!びっくり!良く、本でもテレビでも、犬のトレーニングは中型犬より大きな犬には厳しくしても、小型犬はしょうしょうルーズに。と紹介されているため、はじめから超小型犬については躾をあきらめている飼い主さんは多いと思う。で、部屋でも外でも、初歩の躾さえできなかった場合は、ワンワン、きゃんきゃん鳴いてしまうようになり。外に行っても、飛び出しや走り出しに悩み、それが毎日となると、負担になるケースもおおい。それが。できるのだね。ちゃんと、ルールをもって、トレーニングすれば。何が共同生活の中で嫌がられて、何がOKか分かっている、状態に。そうなれば、飼い主さんとしても、もっともっと自分の犬がかわいらしく感じるし、ほめるし、なでてあげるし、笑いかけるようになるから、ずっと良循環が続くというわけ。そして、もっともっと、犬が機嫌が良く、行儀良く、飼い主の言うことを聴き、明るい性格になるというサイクルが生まれる。すごい。午前と午後に送迎車も出る躾スクール。入校には頭数制限も合って、ちゃんと一匹に一人のトレーナーが責任をもってつく。場所柄もあり、仕事で忙しい人が、留守宅を守る犬の遊び(トレーニング)時間として社会性を考えて半日ほど預けるケースも多いという。犬は、そこで同じく預けられている犬たちと出会い、触れ合いつつも、けんかしたりせずに交流できるよう、しつけがされる。全体として、誉めて才能を伸ばす、というトレーニング方法で、犬にはストレスを感じさせずに、自信をつけさせるという考え。うーん。わたしも、そういう環境で子供時代からしつけてもらいたかった、とこっそり思う。犬は平日ここに通いつつ、休日などは自宅で飼い主とトレーナーと犬とで、学校で習っていることのおさらいをするというパターンが多い。飼い主としては、犬が散歩時に引っ張らなくなり、負担がなくなるため、出かけること自体が楽しくなるし、犬もさまざまなオープンスペースに連れて行ってもらえる可能性が広がり、孤独で抱えるストレスが減る。家庭としても、ぜんたいてきに豊かになるように思える。ともかく。すばらしい成果だった。チワワ、ミニチュアダックス、トイプードルなどの小型犬もみんな、いいこ。大型犬は、小型犬とは違うフロアでトレーニングを受けていた。広尾教室は小型犬が土地柄多いのだが、郊外の教室では大型犬がぐっと増えるそうで、ノウハウは厚い。預ける年齢としては1ヶ月半から半年くらいがベスト、と言っていた。一ヶ月半は早いのでは?ブリーダー宅で親兄弟との社会性をはぐくませるべきと教本ではこれまで書かれているはずだが?と質問したら、ブリーダーが良質ならそれでもよいが、多くはそうではないので、という回答だった。そうだった。そうだった。これまでの取材でも、たくさんの極悪ブリーダーを見たのだった。不潔でトイレトレーニングもしない環境で、生ませっぱなしのブリーダーというのは残念ながら少なくない。ノミ、シラミがいる環境で子猫、子犬をともかく「生産」している業者も実際に見たのだった。まだまだ料金は高いのだが、チャレンジできる人は、試してみてはどうだろう?とくに子犬のトイレトレーニングは、はじめの1週間が勝負という。さまざまな社会性、社交性の開発は生後半年までがベスト。犬だけ、ぽんと預けるのではなく、これを機会に飼い主さんもいっしょに勉強するのだから、長期的に考えて、とてもおすすめである。
2005.01.17
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私の家族は揃いもそろって熱中症である。とはいっても、健康上の状態のことではない。母は趣味を数え上げると、芸を相当極めているものだけで、両手両足を使っても足りないほどもっている。一部をビジネスにまで発展させているやり手ババア調で、ついでにいろいろ問題も起こす。先日、実家からめずらしく電話があり、出ると、沈んだ母の声。「癌かもしれない」という。手にシコリが見つかり、掛かりつけの医師に観てもらったがレントゲン等をとるだけとって、検査結果待ちという。数日後。再度電話。出ると、今度は、明るくももったいぶった母の声。すごーくひっぱって、思わせぶりに検査結果を報告する。「筋肉の塊だった」らしい。心配した分、その落ちと芝居がかった経過説明にはむかついた。ここ10年以上、はまりにはまっているパッチワークで手のひらに筋肉の塊ができてしまい、それが腫瘍と勘違いされたという。ほんとかよ?という馬鹿馬鹿しい話だが、本当だった。たしかに、パッチワークに関しては、すごい情熱をもっていて、もう数年前から、母の作品が有名デパートで販売されるほどになっている。教室に通って勉強した成果だが、通常の大企業勤務の仕事のほかに、彼女のライフワークであり夢であるサイドビジネスと、ボランティアでやっている小学校でのクラブ活動指導という仕事を同時平行させながらのことであった。小学校のボランティアも、母のサイドビジネスの成功がマンモス小学校の校長の耳に届き、校長から直々に依頼されたという破天荒なものだ。家事も完ぺき主義だった母が、ようやくすべての用事を済ませて、深夜何時間でも針をちくちくさせていたのを子供のころ、なんども見ていた。で。今回。母は医者からストップをかけられたのだが、でもやめられず、隠れてときどきやっているらしい。しかも、ついやりすぎるらしく、炎症してしまい、医者に厳しく指導されるのだという。ちなみに、趣味はこのほかにもスポーツ、茶道、華道、旅行、料理、ガーデニング・・とたくさんあるわけで、企業勤めは上がった今となっては、いくつもの教室に同時に通ってたのしんでいる。ならば、わたしなどは、ほかのに比重を移行すればいいのに、と電話を聞きながら思ってしまうが、そううまくはいかないらしい。思い立ったら吉日らしく、そのまま始めずにはいられないようだ。さて。弟。この人も小さなころから、子供らしくいろいろな趣味にはまっていった。切手、天体観察、鉄道、カード、といった当時小学生で流行っていたものには、糸目をつけずずいぶん投資していたと思う。一回はまると、部屋中がそれ一色になっていった。で、大本命の波が小学生後半にきた。テレビゲームだ。彼は家庭崩壊を呼び起こすほど、のめり込み、毎期の試験勉強はもちろん、受験勉強もそっちのけになっていった。小・中学生時代の魂を捧げたかのようで、おかげで子供のころの彼は、成績不良がひどかった。そのため、中学時代は両親とおそろしいバトルを繰り広げていたし、わたしも、彼の将来をそれはそれは惨めなものと想像して、不安にも不憫にも思っていたものだった。ちなみに、わたしが、念書というものを知ったのはこのころの彼のおかげだ。彼の部屋には「もう、テレビゲームをしません」という張り紙が良く張られていた。彼の高校時代以降については、私は大学入学とともに一人暮らしを始めたので良くは知らない。が、似たようなものだろう。ともかく、食事もせず、夜は一晩中寝ずに、両親に隠れてゲームをして遊んでいた。学校もいかずに友人とゲームをしていたりもしていた。異常、と呼ばれていた。で。現在。彼は世界最大の大手コンピューター会社に勤めている。私などは、彼は現実から逃避して、ゲームばかりしているものと思っていたので、驚きだ。いまは、隠れもせずに、いやむしろ、誉められながらコンピューター遊びを楽しんでいる。思った分だけ、投資できる環境を手に入れ、それはそれは満足そうだ。とても美しい女性と大恋愛の末に結婚し、元気いっぱいの男の子も誕生して、過去の「駄目人間」のレッテルはどこへやら・・の暮らしぶりである。さて。父。現役のころは趣味らしいものを披露しなかったが、ここにきて狂ったように絵を描いている。大学時代、美術部でコンクールに入賞していたとかいなかったとか。若いころは勤め先のとても大きな組織で、頼まれて、大部数発行の会報誌表紙を油絵で描いていたらしい。現在は海外旅行に年3回ほど行き、そのたびに、部屋に篭ってかなり大きなキャンバスに風景画を描き続ける。2週間に一枚のペースで、10枚も20枚も、ひとつの旅行に対して描き続ける。贔屓目が入るが、良い絵だと、わたしも思う。良く、旅行に同行している母の姿を風景画に入れ込んでいるのが、わたしからすると、いい感じがする。とはいえ、父も毎日毎日休まずに大きな絵を大量に描き続けるので、家は絵で埋め尽くされている。・・正確には、母の手芸作品と父の絵画で埋め尽くされている。玄関から始まって、各部屋はもちろん、トイレ、廊下、台所、縁側まで、まるで展示会のようになっている。パリの街並み、ベニスの運河、ドイツの森と古城、スイスのロマンチック街道、アメリカのグランドキャニオン、オーストラリアの大草原、イギリスの田園風景・・と世界の名所旧跡にさりげなく母をたたずませた油絵が鮮やかな筆致で並んでいる。ともかく、食事のとき以外は、何時間でも夢中で毎日毎日飽きもせずに描き続けているらしい。で。これがまた、父にはそのつもりがなかったそうだが、人づてに噂になって、売れるらしい。父の若いころの夢のひとつが画家だったそうで、それが今、少し形をかえて叶いはじめているらしい。うーん。やっぱり、結果は後からついてくる。ともかくも熱中せよ、という教訓が聞こえてくる。だから、わたしは、バランス屋ってのをあまり信用していない。小賢くて器用なことが尊ばれる世の中では、全体的に何でもバランス良く、常時ほどほどに優秀であることが望まれることがあるが、わたしはバランスってそんなに重要なことではないと思っている。ともかく。我が熱中症のひとびとは、みんなすごいパワーだ。なんか、いつもしたいことがあるらしく、いい歳をして、延々と夢を語っている。だから、とても元気で若い。良く、笑う。わたしは・・このごろはボチボチなので、これからがんばるぞ。と。
2005.01.16
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はじめて半年のオークションの出品。サイドビジネスに、と思って、商品を方々で仕入れて市場価格よりずいぶん安く放出している。当初は一点出品するのもドキドキで泣きたくなったというのに、いまは50点程度を出品するのも平気になった。でも。この頃、片手間に動かしづらくなったのでどうしようかと考えている。週末などにまとまって落札があり、20点、30点・・と細かいものがよく落ちる。一人で数日ごとに10点以上、購入していただける場合も出てきた。これまで、仕事で物の販売をしたことがない私はこれですごくアタフタとしている。1週間ほどかけてバラバラとたくさん落札していただくのは本来非常にありがたいことなのだが、管理をスムーズにできていない私はもう、頭が飛んでしまう。デジタル管理はしている。が。まだまだパッと分かる方法になっていない。私のお客様はたいていがきっちりしている方で、即日入金、即連絡の人が多い。とはいえ、何日に入金というご連絡をいただきながら、飛ばされることもときどきではあるが、ある。うーん。几帳面に対応するから困るのかなあとも思い、おおらかに対応しようとした矢先、すごくたくさんの落札があり、やはりそんな対応では把握しきれなくなった。本を読んで、独学でやっているのだが。なかなか。どうしたもんかなー。本業のほうにもっと集中せねば、という思いもあり。難しい限り・・。
2005.01.15
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以下は、オークションで中古を買う場合の、上手くやるポイント。欲しいと探していたものが中古で出品されていた場合、買うか見送るか、迷ったときの@ペット的ガイドライン。ちょっと、難あり商品に出会った場合について、ランダムに。1.自分でメンテナンスを入れれば生き返るような商品は買う。中古で多少の汚れや痛みや・・があったとしても、単純にクリーニングすれば綺麗になりそうなモノ、磨けば難なく使えそうなモノ、などだ。ちょっとやんちゃな出品者が、ブランド品を短期間、手荒く使って、メンテナンスが面倒くさくて、または飽きて放り出す、という場合などで当てはまる。で、そういうケースでは取引自体もルーズに進むことが多いが、そこで経験する山あり谷ありのやりとりは、商品が手中に収まった時点で早く忘れるようにする。あとは、受け取った商品を綺麗にメンテしてあげて、正しい使用方法で使っていけば、完全に自分の愛しい所有物になっていくものなので。しっかりとした作りの、良いモノは、使い方が適切だと、かならず美しく蘇るし、もともと高級ブランド品などはメンテを入れながら永く使うようなものなのだから、そういうつもりで買ったほうがいいと思います。2.ずーっと憧れていて欲しいと思って何度も店頭で手に取っていたけれど、この金額は出せないナーという商品が、掲載画像を良く見ると古ぼけて多少の傷や傷みも認められたとしても、手軽な金額ででてきたときは買う。性能は良いと分かっているが、とても高い今期商品の家電や外国製のデザイナーズ・インテリア、有名調理器具など。ほかに安くて代用できそうなものがあれば、店頭ではあきらめがち。3.高いお金を自分で出して買う場合なら、普通に使用している分に、汚れが気になるようなモノは買えないけれども、それが一度他人が使用して、安くなっていたら買う。高価であまり使用頻度が高くないオシャレ着などが、当てはまる。真っ白なジャケット、白ワンピース、白ロングコートなど。正規の価格では自分では欲しくても最後に勇気がなくて買えないが、ネットの中古で何割引かになって下がって出てきたら、買う。そして、どんどん日常着として気兼ねなく使う。白いおしゃれ着などは少し使用感があるもののほうが、かえって気兼ねなく使えて私はラクだと思う。私は白い洋服が好きなので、オークションのおかげでとても良いものを気軽に買え、ほんとうに助かっています。4.激安価格で出品されている、保存状態は良くないが素材や作りが丈夫な高級ブランドの、目だった損傷のない中古品であれば、普段使いで日常的に気軽に使うために買う。メンテもホームメンテナンスする。衣類なら洗濯もネットは使用しつつも洗濯機でふつうに洗ってしまう。など、手入れに金をかけずに、気に入って使い続けられる程度に自分で工夫をする。ココ・シャネルが自分の新品のシャネルスーツにたいして最初にすることは、自分のウチの風呂場につけて使用感をだすことだった。という話しを思い出すと勇気がでる。もちろん、ほんとうならば世界ブランドの商品クラスであれば、料金が高くても、評判の良いメンテナンス店を探して、そこで定期的に手入れし続けたほうが良い状態で驚くほど長く使える場合が多い。しかし、それほどの程度でなければ、ここは、気軽に買って、気軽に使ってメンテも簡単にしたほうが得だと思う。衣類でいえばドレスダウンというか、もともとの使い方も簡易なものに替えて使用してもよいと思う。例えば、うちでは、バーバリーの1万5千円前後の中古ひざ掛けを、1300円~3000円程度で落札し、ペット用のブランケットや冬季の椅子やソファカバーにして気軽に使っています。こういうブランケットは、出品者がほんの2,3シーズン使用の後、キレイにたたまずにクリーニングにも出さずに保管されており、写真も適当に撮って出品したため、激安価格で落ちる、というケースが多いようです。実際、ルーズな面は多く、手元に届いた商品がとてもタバコ臭かったり、木の葉が付いていたり、理由不明の汚れが若干付いていたりしました。私はこれらのブランケットは、入手後すぐにドライ用のホームクリーニングをして使うことにしたのですが、やはり素材が良いのでとても良い状態に回復しました。このブランケットを正規価格で買った場合、ホームクリーニングすることは新しいうちは無かったでしょうが、正解でした。ちなみに、上のブランケットの例のようなケースは少数で、日本の中古市場は商品の程度がとても良いと思います。出品者選びさえきちんとすれば(←大事)とても状態の良い新古品を格安で手に入れることができます。例えば、女性服などでは、なぜかお直しが入っているだけで非常に程度が良いブランド服もグッと人気が落ちるので格安で狙えます。私は身長が平均より10センチ以上高いので、洋服は各所、長めの丈が必要ですが、それでも少し待てば、お直し済みの商品が私にぴったりサイズで格安で入手できます。で、ラッキーなのは、長身の私で丈がぴったりなのに、ほかの入札者は敬遠して値が上がらないのです。不思議です。こういう不思議をうまく利用して狙いを定めると、ほんと得なことだらけです。やはり、日本人は豊かなので、高級品もパッと買っちゃって、やっぱり、気に入らない、自分に合わない、と放出しまくっていますから、オークションの中古はかなり良いですよ。こういう風にめりはりつけていると、常に大好きなものを身につけて、周りに好きなモノばかりを揃えて置けるようになる。そうとう、快適生活。あ。もちろん、ここで気をつけるべきはモノをため込まないこと。自分の不要品はどんどんヤフオクに回しましょう。不要品の売り方は、また今度、書こうかな。
2005.01.14
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この半年、ずいぶん投資してきたネットオークション。年末はさらに奮闘し、特に手持ちの冬物の整理に燃えました。まずは、手持ちの洋服の半数を売り、新しい洋服と取り替えることに。3年から10年着た洋服を2、3着売って、1着最新のものを入手するペースで実行しました。猫の大ちゃん、小ちゃんの抜け毛の付着が気になって最近袖を通すのがおっくうになっていた黒っぽい洋服、ダークな色使いの洋服はほぼ一掃。白からベージュの洋服を変わりに入手してきました。学生のころ、社会人になって間もないころに愛用していた黒の服・・。いまじゃ、顔色が暗く見えて、着られないっていう本音もありまして。で。相当売り、いくらか最新のファッションのものを購入。明るくなりました!快適になりました。もともと箪笥のこやしは少ない方ですが、最後の砦になっていた黒い服、濃い色目の服を一掃して、店頭販売価格ではちょっと手が出せない洋服を3割引くらいでオークションで落としています。白い服は、私のもっとも好きな服で憧れの服。けれどデパートでは、値段の張る白い服というのは、汚れが気になって、いくら気に入っても結局購入をあきらめることもあります。が。この願いをかなえてくれるのが、オークション。人が一度手にしたものだし、着るにも気軽。で、中古なら価格もいくらも割り引かれます。先日も、ジーンズ価格で、店頭5万円の白いウールのパンツが買えました。ちょっとしたジャケット程度の値段で、白いロングコートが買えました。中古だと思うと、汚れも、そうは神経質にはなりません。また毎日でも着たい、自分の大好きな衣服ばかり並んでいるので、クローゼットを開けるたびにそれだけで満足感が!荷物も減って、最高です。メンテナンスもとても楽。この調子で、春物も3、4月くらいから処分と入れ替えをしようと思います。売るほうも、まあまあうまくいき、いくらかの収入にもなりました。調子よいです。春もがんばるぞ!
2005.01.13
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寒い、寒いといい続けた私の冬の生活。この冬、いろんな補助暖房機の導入で相当快適になってきていました。2004年晩秋からは、寝入りの布団をあたためるために使う電気敷き毛布、ソファ用の電気ホットカバー、仕事椅子に敷いて使う電気ホットクッションなどを購入。省エネで効率よく確実にあたたかくなる方法を選んできたつもりでした。が。台所が残っていました。パネルヒーターを使ったり、最近は寝室の小型石油ファンヒーターをもってきたりして、まああったかくしていましたが。起きて、まずヌクヌクの布団から出て行くのが台所。ここが寒いとなかなか起き上がる気になれない、ということに気がつきました。最近、寝起きが悪かったので。本来わたしは、夜更かし、早起きには強いほうです。で、台所専用の、早朝に速暖がきく、暖房器具を検討。今日、オークションで落とした商品が届きました。市場標準価格の7割落ち、ネット最安価格の2.5割落ちです。さて。早速使ってみたガスファンヒーターは。小型、軽量、シンプルで美しい。色はインテリアに合わせて白色です。温風が運転ボタンを押して実に3秒後に力強く噴出す。足元からしっかりあたたかい。私は子供のころから石油ファンヒーターを使っていましたが、その匂いと給油の手間が嫌でした。が、ガスはほんと、PRどおり、におわないのですね。燃焼時も、つけたり消したりしても、まったく匂いが発生しません。購入したのは台所用で木造7畳コンクリ13畳程度の対応タイプだったので、非常に小型で2キロ台。軽々と運べるし、その気安さだけでいえば、おもちゃみたい!です。しかも、ガス管との接続は、文字通りのワンタッチ。カチャッと、押し入れるだけなのですね。うーん。快適。今回買ったのは、小型で簡易なタイプなのですが、今後、リビングなどに導入するときは、もっと機能が充実したものがいいとは思っています。温度管理の細かいタイプ、空気清浄機能のあるタイプがいいですね。ちなみに、いま、仕事部屋に使っているのは、通販生活でもおなじみの、キャンパ製の「フォトン」ですが、これも長時間頭脳労働するには良い商品だと思います。サーモスタットが非常に優秀で、3分毎に温度調整してくれるので完全に室内温度が一定になります。無音、無風、というのも、長時間仕事をする人には良いと思います。ただ、家は木造で、猫の通り道にすべての扉を明けるという非効率な暮らしをしていますので、フォトンだけではちょっと寒く感じる日があります。私は仕事の椅子周りに、膝暖板というこれも通販生活で買った小型のパネルヒーターを使い、さらに椅子にはミニホットカーペットという座布団が電気で暖められるという補助暖房を使っています。夫は、通常会社から深夜2時、3時に帰宅します。バイクで寒風のなか走って帰ってくるのですが、それで仕事中の私の部屋に入ってくるのですがしばらく話しでもしていると、だんだんと寒く感じるそうです。でも。決して、眠くならないので、これくらいがちょうどいいのですよね。エアコンや石油ファンヒーターもあるのですが、ドライアイ&肩こりなので、風と乾燥が厳しいです。私としては。ともかく。台所が朝からあったかいということは。これで、早朝、快適におきられそうです。
2005.01.12
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サイドビジネスではじめたネット通販。そろそろ、一通り経験し、次のレベルにあがりたくなった。2005年は本業のほうで通販に本格的に取り組もうと思っており、その準備に必要だ。それで、まずは懸案の撮影環境を見直すことにした。これまで手持ちの小型デジカメを数台使い分けて、自然光と内蔵のフラッシュをメインに撮影してきた。バックは自室インテリアを利用していた。手始めに、とともかくはじめるときはこういう風で十分だと思う。材料も金もかからず、気軽なため、チャレンジするハードルが低い。ただ、この方法では光の加減が難しい。何シーズンか経て、夏はこの時間帯のこの部屋なら撮影がベストだったのに、冬になったら、まったく条件が違ってしまう、なんてことに。また、天候にも左右されるので、スケジュールが制限される。いつでも、早朝でも深夜でも、必要なときに撮影をしたい。しかも、いつでも、ベストな状態で。できれば、雑誌のように。で、ライティングと背景を揃えることにした。朝の早くから高速を飛ばして、千葉県へ。撮影道具を幅広く観察したいので、都内にある撮影機材・用具の専門店などではなく、巨大なホームセンターに向かう。房総のジョイフル・ホンダへ向かう。文具を扱う生活館でバック紙、トレーシングペーパーなどのほか、資材館・木材館とかいう建物で、コルク材、大理石、大理石調のフロアクッション、合板、アクリル板などをチェックし、購入した。ライティング用の反射材も購入。仕事のスケジュール管理用に、大き目のホワイトボードなども用意する。夕方遅く東京に戻り、ビックカメラのカメラ専門館へ。カメラ三脚、ライト2灯、電球などを買う。また、ジュンク堂本店でデジタル商品撮影の技術書を2冊購入する。デジタルカメラで商品撮影する場合のライティングに絞った実用書で、プロ向けのMOOKというのがある。専門出版社・玄光社のもの。完璧!これからは24時間、がんばれそう。
2005.01.10
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現在、サイドビジネスで売買している商品軍が押入れを占拠するようになっていた。スペース自体は広いのだが、何種類もの商品が積み重なり、下手をすれば、破損、傷の原因に。商品把握上も手間がかかり、問題があった。直感的に商品の在庫と状態が管理できる方法を早く見つけなければ、後にトラブルになる、という悪い予感がしてきた。そこで、ともかく棚を整備することに。半透明か透明の棚と小さめのボックスなどを組み合わせて、管理上効果的に陳列することを決意。材料のチェックに、東急ハンズと無印を覗くことにした。ハンズはロングセラー商品が多く、今後、拡充していく場合に美しく困らずに同じ材料を揃えられるという強みがある。無印は、商品のコンセプトが画一なので、将来、多少デザインが変わっても同じような商品は入手できるだろう、という判断だ。商品は業務用、プロ用のものは扱っていないので、頑強ではないが、デザインの美しさ、シンプルさも気に入っている。押入れに入れるもものでも、ごちゃごちゃとして見にくければ、整理の意味が無いし、キレイに陳列されたことで、その空間に愛着が持てればなお仕事が楽しくなるというもの。結果、ハンズでは頑丈でプロ使用のものは見つかったが、デザインが気に入らず。また、本物のロングセラー商品というわけでもないので、あきらめた。次に無印へ。半透明のボックスで、私が取り扱っている商品群にぴったりの大きさのものが何種もあった。決定。キャスターを取り付けて、移動できるようなタイプで揃えることに。これで、商品撮影、整理管理、発送時等々の流れがとてもスムーズになる。作業の流れに生じるストレスは、一つ一つはつまらぬものでも、こだわって極限まで減らしたい。全体での効率が格段に上がる。さて。自室で。組み立て完成。商品投入。キレイで気分がいい。分別して商品を入れてあり、それが半透明の容器から透けて見えるので、直感的に在庫が分かり、間違いが減らせそうだ。大正解。これから、どんどん拡充しよう!!
2005.01.09
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ちょっとデブ気味の我が家の3歳猫・大ちゃん。もともと、アメリカンカールで、骨格が立派であって、大きな体つきをしているのだが、冬はとくに良く食べる。同居猫の三毛猫・小ちゃん分も食べてしまうため、さらに体重が増す。今朝、起きると顔が重かった。パッと目を開けたが、焦点が合わない。何かあるようで、すぐには見えない。で。徐々に見えてきたのは、大ちゃんの顔。私の胸のうえにのっかって寝ているのだが、私の鼻の頭に、自分のあの小さな鼻の頭をぎゅっと押し付けて、その一点に体重をかけるようにしてぐうぐう寝ている。よーっぽど、この子、私が好きなんだなあ。とおもう。生き物どおし、いくら相手が好きでも、なかなか、鼻をくっつけたまま寝ていられない。たまらないような、愛を感じて、大ちゃんの寝顔を見ていたら、彼女もぱっちりのアーモンドアイを開けた。まっすぐに、わたしの目をみて。小さな口をゆっくり開けて小さく「にゃあん」と言って、自分の白手袋をした右手をそうっと伸ばし、私の唇にとっても柔らかくタッチした。その間、じいーっと、目を見てそらさない。口がきけたら「だぁ~い好きっ。」って言ってそうな様子。この子、ほんっとに、私が好きなんだなあ。感激だ。重いけどね。
2005.01.08
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犬や猫などペットフードの世界というのは、まだまだ法的にも未整備でとても危なくあいまいな面がある。研究も、当然人間のそれよりも、ずっと遅れているので、分かっていない部分も単純に多い。で、そういう未開発な分野というのは、ずるい商人がまず目をつける領域であって、無垢で無知な一般人は、そうとは知らずに自分のペットを悪徳商法者の強欲のいけにえにしてしまうことがある。命にかかわることであるのに、これは大問題だとおもう。かくいう私も、専門的にはまったく自信がない。そこで。今年はペットの栄養学をきちんと基礎から専門的に勉強してみようと思う。犬猫業界でも栄養補助剤ブームであって、最近、ペットの飲食加工物にもいろいろな栄養補助剤等が入れられている。しかし、人間の世界でもいい加減な、効果をなさない補助剤が平気で流通しているのだからしょうがない部分もあるが、ペットのほうでも、うたい文句がほしいから、微量入れているに過ぎないような商品が横行している。また、人間の健康に効果があるからと言って、動物がとって良い効果があるかどうかは関係ないものなのだが、一般の人が持ちがちな、「人にいいものは動物にもいい」、という勝手な思い込みを企業が悪用して過剰PRして売り出すというケースもある。また、いま、日本や先進国の動物病院、獣医のほとんどがカリカリのフードの良質なタイプを推薦する。自然フードメーカーは、どんどん商品改良している。次々に新しい成分、材料、効能を売りにした新しいフードが出される。一方、その反動か、手作りフードに対しても、従来型の「ありあわせのもの」を出す、というようなものではない、特別な素材、我が家独自の美味しい味付け、バランス良い多種の食材を、ペットに食べさせたいという考えから新しい波が起こっている。で。こうした情報の氾濫したなかにあって、一般消費者にはどこに真実があるのか、なかなか見えない。それぞれが本当のことを言っているようで、皆、実はいい加減な気もする。ともかく正しいのは何か、今後早急に調べていこうと思う。そこで、まずは今日は足がかりとしてジュンク堂本店でペットの書籍、獣医の書籍、栄養学の書籍から数冊購入。「ペットの栄養学」「食べてはいけない!ペットフード大解剖 愛犬編」「サプリメント健康バイブル」「完全版 ビタミンバイブル」など。売れているそうだから、まずそれ自体の原因を探りたい。そして、これらを読んでみて、近々、都内で開かれる獣医セミナーに参加するので次の手については相談してみたいと思う。で。悪徳業者・商品はきちんと把握していきたいと思う。道は長いけど。がんばろう。
2005.01.05
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年明けはまつけんサンバを夫と延々と踊っていました。仕事で縁があり、踊り詳細を解説したDVDがあったので、自宅でPCで再生させてバックダンサーの踊りまでマスターしました。汗をかきかき、小さなミスも見逃さず。分からないところはコマ送り。何のためにしているか?何でいまマツケンサンバなのか?などというのはどうでもよくなり、こういう家庭を大切にしようと思いながら、きっちり踊り明かしました。除夜の鐘のなるなかから始まって、夜明けまで。ドリンクさえとらずに、ノンストップ・レッスン。歌を歌いながら、笑顔を浮かべてサンバを踊る元旦。今年、いい年になりますように。
2005.01.01
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整理整頓、掃除が得意で、転職してそういう仕事を立ち上げようかと思ったほどの片付け好きの私。母親譲りの完ぺき主義でもあって、物心ついてもう何十年、身辺がきちんとしていないと落ち着きません。この年末は、2005年から一層仕事に集中し、効率よく快適に生活できるよう部屋の大改造を決行しました。私の仕事部屋は、これまで、自分の好きな本や趣味の飾り物なども並べてあったのですが、今回、そうしたものは台所へ移動することにしました。また、仕事の道具や資料がこの1年で倍増したので、置き場所を見直して整理、処分することにしました。部屋そのものの意味づけも考え直すことにしました。台所が一部屋あるのですが、ほとんど外食の我が家では、あまり日常的には利用していません。平日では、猫が餌を食べたり、私がときどき湯を沸かすぐらいの、すごくもったいないスペースです。ここは、思い切って、私と夫が年間ものすごい量買いためる資料・書籍などを置く共同のスペースとします。私は年間、500冊くらい本を買うことがあります。夫はもっとかも知れません。本や資料が、からだの一部である私たちは、どこに本があっても違和感はありません。(たぶん)で、これまでいくつかの本棚を夫と私とでそれぞれに持ち、さらに一段分の棚に本を2列、3列にして押し込めていたという状況を見直しました。共同で使えそうな、辞書、事典、実用書などの類はすべて各部屋から集めて、台所の書棚に入れることにしました。これだけでも相当数になりました。そこで、この日は朝から高速を飛ばして埼玉県へ。大型ホームセンターで、書棚を物色。明るい色目の書棚を買い、私の仕事部屋に入れ、私が使っていた落ち着いた色目の書棚を台所に回すことにしました。私の仕事部屋はぱっと明るくなり、ますます、白からベージュのグラデーションでそろうことになりました。台所には、書棚を数台置き、書籍のジャンルごとに分類しました。料理、グルメ、通販、カタログ、釣り、アウトドア、バイク、スキューバダイビング、動物、図鑑、デザイン、辞書、国内旅行書、国外マップ、マップなどなどに分類。使いやすく手に取りやすく、キレイに並べました。お互いにシリーズものの実用書もたくさん持っていたので、すごくきれいになり、また、これで我が家にはどういう資料があって、何が無いのか、すぐに分かるようになったため、とても気分的にすっきりしました。一方、私の仕事部屋では、仕事以外の趣味のものなどはなるべく排除し、意識が仕事に集中できるように改造しました。今後、ホワイトボード、TO DOリスト用コルク板などを置く予定です。また、生活&仕事の書類という書類は整理しなおし、すべて無印良品の白いファイルに項目ごとに整理。パソコンソフトで使用するテープラベルを使って、ファイルにはすべて名前を振ります。新しく入れた本棚には仕事で使う本や書類で埋め、書類はこれもぜんぶ無印の半透明の厚めのファイルで分類。これによって、これまではみ出ていた本やファイルなどがキレイに大きさが整い、さらに色目も白か半透明に整い、いかにもクリア&クリーンな様子で書棚に並ぶことになりました。ついでに、この秋から進めてきた文房具白色化計画も順調です。ちょっとした文具ですが、一点一点を少しづつ白いもの、半透明のものに替えていきました。(不要なものはさまざまなところに寄付、売却しました。)今回はPCまで白くなったので、大満足です。デザイナーの仲間の仕事部屋には参考になる家が多く、アイディアとそのこだわりの仕方を真似ています。ともかく、大きく部屋の使い方そのものを見直して、メインになる収納場所を思い切って適切な容量に変えたのが良かったようです。これで、とっても快適。もう、部屋はいつでもスッキリです。**裏話**12月は大小さまざまのトラブル続きで、もっと管理や整備や準備を徹底させて、スッキリさせよう!との決意から本棚の購入も思い立ちました。しかし。実は、この日買った本棚は夜7時に自宅に搬入し、組み立てを開始したのですがこれも不良品でした。組み立ての最後の最後で、側面の板が何かに強く圧迫され、大きく割れているのを発見しました。ここまでの作業時間30分なり。。組み立てを担当していた夫が、料理担当していた私の背中に遠慮がちな声で「これ、使えないから取り替えてもらおう」。え??と思って覗くと、隠そうとしても無理な大きさの裂け目が。30センチほどバキバキと。すぐに平静を装い、明るい調子で店に電話をする夫。私のショック(なんせトラブル立て続けなので)を和らげようと、なんでもないこと、という演出をしているのが分かります。店では、翌26日の朝9時に埼玉から高速運転をして新しい書棚を届けてくれましたが。続くときって、続きますね。なんだかもーって感じでした。ま。結果、快適ですから、良しですが。
2004.12.25
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9月23日に京都で注文した一澤帆布の縦型トートバッグが、ちょうど、きっちり3ヶ月目の今日、手元に届いた。3から4ヶ月待ちです、と言われたこの手作りバック。ほんとうに3ヶ月待つのね。忘れたころに、届くのでどこかからプレゼントが届いた気分。幅10センチちょっと、高さ40センチちょっと、横幅30センチちょっと、口はハトメ付きの、このトート。5年ほどまえに京都へ出張に行った際、今回のと同型同素材でベージュ色のものを購入して使ってきた。すごく使い勝手がよく、デザインも好きで気に入っている。出会いは、知り合いのデザイナーやイラストレーターが同社のリュックサックやショルダーをいろいろと使っているのを実際に見ることが多く、また自分の仕事でもかかわることがあり、興味を持っていったのがはじまり。ファッションセンスが抜群の有名なイラストレーターもこの商品の愛用者で、実はこの人を真似て同じ素材の同色のバックを購入したのが、ベージュのものだ。ほんとうは、初回の、ベージュのバックの購入時には、黒いタイプの同じバッグも同時に購入したが、こちらはペットの毛の付着が目立ち、早々に知り合いにあげてしまった。今回、買ったのは白。一澤ブランド好きには怒られそうだが、私は商標タグを外して使う。シンプルなデザインが、一層すっきりし、合う洋服の幅が広がる、持ち込める空間の範囲が広がるから、気に入っている。で。白は、大正解だった。手持ちの服が白色、ベージュが多いので余計だが、とっても洋服に合わせやすい。意外と、汚れも目立ちにくいざっくりした素材なのでがんがん持てそうなのも安心だ。ベージュのでもそうなのだが、ここの袋は新品のときのしゃっきりした感じも素敵だが、使い込んでいったときのへたり具合がまたいい。ともかく、素材、縫製がしっかりしているので、長く使い込んでも面白く年を取ってくれる。あー。悩んだけど、追加してよかった。気軽に持てる白のバッグがずっとほしかったので。
2004.12.23
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景気づけに、と思って買ったパソコンが初期不良。電源入らず。これが12月の13日のこと。ともかく購入した秋葉原のソフマップの大型店に電話した。どうすればいいのか、の相談のつもり。が、流れ作業的に工場に送る手続きが完了。12月14日のこと。しょうがないので従うことにした。が。運送会社が工場に持ち込んでから、確認のために電話をすると、判定までにかかる時間が工場対応だと10日とも2週間とも3週間とも、・・分からないらしい。年末は特に込むので余裕を持って1ヶ月とも悠長なことを言われる。これが12月14日。購入店舗に電話をすると、「店舗に搬入してもらえれば30分程度で判定がついたんですが・・という。私は現金でその場で即決して購入していたのだが、まったくその意味が無い。早く仕事環境を整備するための決断だった。年末年始は仕事に打ち込む予定で、相当の覚悟とスケジュールをもっていた。しかも、それまで使っていた私のPCは、一台、数日前から友人に無期限で貸し出しているし、もう一台はそれまでなんともなかったのに、新PCの検討を始めたとたん、急速に調子が悪くなってきた。夫は数台保有しているというのに、私には自分のPCを触らせたくないらしい。これではPCという大事で便利な筆記用具と通信手段が無くなってしまう。現在の仕事では、手をもがれるのといっしょ。結局、店舗、工場に交渉して1週間程度で判定だけでもしてもらうことに。で、12月22日にようやく初期不良と判定され、返品手続きに入る。しかし現金の返金は後日。これもいつになるか分からないという。こちらは次のPCをすぐに入手しなければならない。それは、困る、というと会計は別のビルの事務部門が一括管理しているので分からないらしい。大体の期日を知りたく、連絡を待つ。12月22日。24日の夜10時、担当から電話があり、結果ソフマップでは経理上の手続きを完了したが、私が使用しているみずほ銀行の作業が年末で込んでいるので順番待ちになり、結局分からない。年末かもしれないが、年明けになるかもしれない。という。「店頭に持ち込んでいただいていたら、すぐに返金したのですが」とも。うー。だから、事前に相談したら、工場に送れ、ってそちらがいったんじゃない!!まったく付いていない。これじゃあ、景気づけにまったくならない。で、23日に夫に促され、クリスマスを待たずに最新機種のPCを買うことに。秋葉原の激安店で、卸しの店。市価の3割引で新商品も手に入る。半ば、焼けで、ソフマップで買った&返品したものより高位のタイプで即決した。リビングにも美しい、デザイン的にも優秀なPCで気に入っている。早い早い画像処理。すべてにレスポンス良く、快適。美しいのも、気分が良く、仕事がはかどる。部屋に置いたままでも、インテリアに合っていて、邪魔にならない。よしよし。2005年は、これで大活躍するぞ!*ソフマップは年末ぎりぎりに返金して来ました。
2004.12.18
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04年初夏から通販やネット売買をサイドビジネス、本業で行っている。ともかく、ありあわせのものから、ということで身の回りのもの等を工夫して利用して開始したが、いま半年がたち、もう一歩、効率的で利用者に喜ばれる方法を探しだしたいと思うようになった。まずは、簡単に手をつけられるところから。梱包、発送方法を見直すことにする。大手流通商品部本部で働く友人に協力してもらい、梱包のなんたるか、から一から学んだ。私はこれまで物品を仕事で売買したことがない。友人の助言や所属業界のノウハウはすべて新鮮であり、まったく気がつかないことだらけだった。お客様、に対する気持ちについてもじつに暖かに解説してもらい、心の持ち方の根本から教わることが多く、やはり、その道のプロに直接教わることはかなわないなあ・・と実感した。これまでの私の包装方法だと、手間がかかり、コストも合わないばかりか、下手に扱うとクレームが来やすい、ということを指摘されたので、早速、友人伝授の新しい方法に切り替えることにした。簡単で手間がかからず、見掛けがきれいで「特別感」があり、しかもコストもずっと抑えられるという方法だ。良いこと尽くめ。また、梱包材、宅配材についても見直しを言い渡された。やはり仕事で長期的に続けるのであれば、今後現れるかもしれない注文の多い客、要求の高い客、に対しても自信を持ってサービスするべきという。コスト感覚も根本から修正したほうがいいと思えた。さて。そこで紹介されたのが台東区浅草橋のしもじま。業務用梱包材、包装材、販売促進材、文房具の巨大デパートのようなところだ。浅草橋にいくつもの大型のビルを持っており、それぞれで業者が販売業務で使うありとあらゆるものを売っていると友人から説明される。早速、夕方から電車で行ってみた。初めて渋谷の東急ハンズに行った感覚、初めてジュンク堂本店に入った感覚、初めて千葉県のジョイフルホンダの最大型店に入った感覚。コレって、こんなところで売ってるものなのかあ~!の連続。駅ビルなんかで買い物をするとさまざまなかわいいラッピングをしてくれるが、そういうラッピングはここでみんな売ってるのね!とはじめて知った。大小さまざまのラッピング用品と梱包財を購入。特別な商品用のリボンやシール、カード等もたっぷり購入した。簡単に、キレイに梱包できる商品、安くてきれいな緩衝材、季節感を出す商品も入手。商品数が多く、選びやすい。で。とても安い。これまでは、東急ハンズや郊外の大型ホームセンターで梱包材や販売用の事務用品は買っていたが、比較する必要がないくらい、安い。もちろん、業務用なので販売単位が100枚、とかであって、ちょっとだけほしい場合には向かないが。わたしは正規に仕事で使用するのだから、もちろん問題ない。つくづく思うが、知らない、というのは損をすることだ。家に帰ってから、ネットでもう少し調べてみると、ほかにも都内には大型の業務用品の卸しがたくさんあることがわかった。今後少しずつ比較してみようとおもう。ともかく。これで、手間に思っていた梱包が楽しくなりそうだ。
2004.12.17
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香港は、日本に次いで、アジア第二のペット王国と言われる。私は、11月末から12月あたまにかけて、香港に滞在し多方面の人々の協力を得て、同地のペットショップ、現地でペットを飼っている人の生活、運動公園などの状況、ペット専門書など、ペット環境をできるだけ観察してきた。九龍地区と香港島を中心に、ペットショップについては、犬猫で60軒、鳥・は虫類・魚類で20軒、ペット書籍は30冊、ペット雑誌は7種類、調べてきた。今回はまず、犬猫環境の全体像をざっくりと紹介する。ペット王国、といっても、一番市場が発達しているのは、一昔前の日本がそうだったように、鳥、魚(金魚など)などの小さな空間で手がかからずに見た目にも愉しめるペットたちの環境である。犬猫に関しては、近年、香港で経済的に裕福になってきた層が、新しいペット文化の開拓者、先駆者として、レトリバーなどの欧米産の中型犬(注・日本で呼ばれているところの、大型犬。世界的に言うと、これらレトリバーなどは中型犬に分類される。)を飼うブームが起っているという状況にある。事実、何の変哲もないペットショップに、ベンツを乗り付ける若い、ファッショナブルな富裕層を何度か見かけた。こうした層には、余裕ある生活の象徴となるのであろうか、犬ならゴールデンレトリバーやシベリアンハスキーのような体格が良く、堂々として見栄えがする犬種が好まれているようである。日本でも10年前、同じようにブームがあったが、優雅な大きな犬たちが、ペットショップ店頭や雑誌の表紙を華やかに飾っている。猫では、長毛が優美なペルシャ猫がやはり一世風靡してきたようである。しかし、香港の住環境も日本と変わらず狭く、中高層のマンション暮らしが多く、公共的にも、公園などで遊ばせることがほとんど認められておらず、犬猫と「コンパニオンアニマル」(家族の一員)としての付き合う歴史も浅いわけで、あの大きな、大量の運動を必要とする犬たちが、どうやって暮らしているのかはとても気になるところだ。ペットショップで販売されているフードなどの関連商品については、日本製の商品がとても人気だ。欧米大手のフードメーカーなども幅をきかせているが、店内の注目商品として、ペティオなど日本の大メーカーの商品群が並べられていることが多い。九龍城があったほうの下町では、2003年8月に賞味期限が切れた日本製のフードがディスカウントされて売られているのも目にした。水分が飛んで、粉が吹いているもの、カビが生え、変色変質しているものなども、大量にワゴンに入れて売られていた。また、香港では、ペット環境に新しい変化が次々と押し寄せている。日本のブームが流れ込むのだと現地の人は言っていたが。猫はペルシャの人気が急激に落ちており、代わって、近年日本でも人気の、伏せ耳のスコティッシュホールド、それから反り耳のアメリカンカールが大人気になっている。店に行くと、狭い6畳から8畳程度の店内に、これらがショーケースにまとめて10匹程度いたりする。犬は、ペットショップ内では、すでにハスキーやゴールデンの人気が、かげっている。売れ残っているのが目に付き、ゲージのなかで無表情のまま時を過ごし、はや4ヶ月、5ヶ月と、なっているのをたくさん目にする。これら中型犬は成長が早いため、4ヶ月、5ヶ月も経てば、体高50から60センチになる。ゲージで寝そべることもできない状況で、立ったまま、という犬も方々で見かけた。で、流行はいま。室内でも比較的飼いやすい、小型犬の人気が急激に高まっている。日本の7年ほど前の人気犬種である、体高30センチから25センチ程度の見た目が特徴的な愛くるしい洋犬が、ペットショップのゲージを埋めている。具体的には、キャバリア、ウェルシュコーギー、ミニチュアシュナイザー、ビーグルなど。そして、だんだん、人気犬種が小形化し、愛くるしいタイプの犬が家庭内、室内で飼われだすにつれ、洋服を着せたり、香水を付けたり、体毛のカットを凝ったり、するのが流行り始めている。ほか関連商品については、どうか。フード、健康衛生商品、トリミング用品など全体的に、日本製のものが多く流れ込んでいる。というより、このような流行を仕掛けているのが、日本資本なのだろう。東京の人気ショップが香港でも支店を開店する、という例もある。そうすると、今後は超小型犬ブームの到来が容易に予想される。人気のペット雑誌などでは、やはり、というかミニチュアダックスフンド、チワワなどの紹介が始まっている。繁盛店では、1×1.5メートルほどのブースにチワワの赤ちゃんを15匹程度入れて展示しているところもあった。一方で、ペットに関する、飼い主の教育環境について。一般向けのペット雑誌や書籍のレベルは総じて低い。多くは、タレントと一緒に綺麗にかわいく、ペットを撮して終わり、というグラビア紹介段階であって、あとはほとんどが企業広告ページ。最近の日本の雑誌では不可欠の栄養管理、しつけ、健康などのテーマが非常に薄い。また、日本で言うところの柴犬のような存在だったはずの、ペキニーズはどうなったか。下町では散歩させている人に4,5回会ったが、ショップではほとんど見かけなかった。各論、詳細はまた後日。時間を見て書こうと思う。犬猫ではペットシッター事情、ペットと公共の問題、店がある場所・地域、香港ならではの犬猫グッズ、ペットショップの内部状況、などの紹介もそのうちに。ほか小動物事情ものちほど。
2004.12.16
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いま、詐欺行為全般を調べている。一環として、海外でカード犯罪に遭った場合の被害状況を各方面に探っている。私は銀行系、デパート系など数種持っているが、最近は、何枚も同時に持っている人というのは多数派だろう。一方で、海外でカードを盗まれるか何かして、意図せずに他人に使われてしまった場合、利用(被害)額の限度というのは知っている人は、非常に少ない。おそらく、海外に行ったときの実感や行った人の体験から、利用限度額については「数割、数%は、海外では多く利用できるみたいよ」という程度の認識である人が、ほとんどだろう。カード犯罪被害にあった場合、カードの限度額=日本の数割上の額を負担する可能性がでるのだろうか、と漠然と考えられているようだ。私もそうだった。自分で使う分には、海外でそう無闇なことはしないのだから、限度などそもそも関係ないとハナから思ってしまっている。日本で使っている限度が守られ、その範囲で自由に買い物できるのならば、特別不都合がないから気にしないのだ。で、実際はどうか。利用限度額は何割か上がっているのか、どうなのか。ビジネス雑誌やOL雑誌の「カードをもつならどこが正解?」という類の記事で良く優良カードのひとつとして紹介されているセゾンカードの例を紹介しよう。これは全国展開の大手百貨店、西武百貨店が運営しているカード会社が発行しているカードである。同カードの海外事故担当部署の言は、こうだ。「海外での利用は無制限です」これはカード犯罪の側面からみると、海外でカードが他人に不正利用されたら、その利用に制限が無く、どこまでも引き出されてしまうということだ。日本での限度額が100万円だとしても、関係ない。200万円、500万、・・とルール上は無制限に引き出せるらしい。しかし、同カードの一般契約者に配布されている定款には、限度額100万円等としか書いてないが。「お配りしている資料には、日本の利用限度だけを掲載させていただいているので、海外のケースは書いていないのです」一般の人は、そのように無制限だと認識していないのではないか。これは大変なことではないか?「はい。問題だと思います。カード会社全体が抱えている問題なのですけれども・・」また。「海外で」、異常な金額の利用が急に発生した場合、販売店からカード会社にチェックが入る場合があるという。その場合、例えばセゾンでは、そのカードの利用者の「日本の」自宅など登録連絡先に一度電話を入れ、電話が繋がらないと分かると、自社の顧客リストと照会し、その海外の販売店から送られてきた生年月日や名前など個人情報が正しいと確認できれば、カード決済のOKサインをすぐに出してしまう。しかも、カード会社が電話をかけるという、カード名義人の日本の電話(登録連絡先)には、留守番電話に伝言を残すことさえも行われないまま、事がすすんでしまう。カードの利用が海外で起っていることなら、電話が繋がらなくとも当然ではないか。また、留守弁電話に伝言が残れば、その家族が確認し、注意することもできるのに、何も足跡がなければ無意味ではないのか。「そのとおりですね・・」また、セゾンではカードの利用では、本人が商品購入の確認サインをした時点で、海外でのカード紛失・盗難時に適用される保証が適用されなくなると言う。例えば、なんらかの犯罪に巻き込まれて、薬で麻痺させられる、他人に拉致されるなどの異常な状態であっても、保証はきかないという。ちなみに、薬や半拉致状態など、海外の詐欺や犯罪グループでは、白昼堂々、頻繁に使われる手口である。一方、こうしたケースに対する判例、弁護士、公的機関などの対応はどうか。犯罪に巻き込まれ、カード支払いのサインを本人が薬を飲まされ、犯罪グループに取り囲まれるという、異常な状態のなかでした場合にどう対応、指導するのか、聞いてみた。まず初めに、領事館(大使館)、消費者センターなどは、このような犯罪にからむ問題が彼らの仕事の範囲外であるため、受け付けてくれない。ガイド本や素人開設のHPなどで「まずは領事館へ」「消費者センターへ相談しよう」とあるが、実際には、ただの茶話になって終わるだけである。領事館は、例えば香港領事館では、「まず警察へ言ってください」、と勧め、「犯罪情報提供の協力はお願いします」とお願いされるのみ。日本国内の消費者センターでは「弁護士へ相談してください」と言われ、そこで相手が食い下がると、地域の弁護士会館などを紹介される。しばしば、消費者センターには弁護士が居て相談に乗ってくれる、と消費者問題などの資料で紹介されることがあるが、東京都消費者センターなどの対応は以上のものだった。弁護士会館では、「日本の弁護士だけですから、分かるかどうか」(東京弁護士会館)と渋られるが、何とか消費者問題担当の弁護士を紹介される。個人の弁護士事務所では、「判例がほとんどありません。実際にはやりとりがカード会社との間で起っているのかもしれませんが、かたちとして残っているものがありませんので判断できません。犯罪とは言え、自分でサインしているので、カード会社には責任がほとんど発生しません。分割払いにしてくれ、というお願いくらいはできるでしょうか。弁護士が入っても、やりとりを代行するくらいであって、結果には差がでないと考えられます。弁護士費用は着手料で10万円、最低報酬が10万円、そのほか相談料が30分で5250円です。それがさらに被害者の負担になることを考えれば、自分でカード会社との交渉を進めたほうがいいと思います。販売店とのやりとりも海外とですから、時間も手間もかかりますし。」(東京都麹町の弁護士事務所)というのが現状だ。犯罪に巻き込まれ、高額のカード被害にあったとしても高い授業料だったと思って、あきらめてください。としか、言われない。ということに近い。そういうカード事情が一般には告知されていないなかで、そう言われるだけというのは問題だと思うが、これが実情である。海外でのカードの利用。とても便利だから、いつも財布に入れている人が多いと思う。とくに海外では、現金は持たずにカードだけ持って行けばいい、と考える人のほうが多数かもしれない。実際、ガイド本などや旅行書などでもよくそう指南されている。それは、それで、正解の部分はある。が、個人情報はぜったい、一緒に持たないこと。情報読み取り機というのもあるので、カードの携帯には最高の危機管理をすること。各種保険に加入する、という策もあるが、犯罪はどんどん巧妙になっていることを忘れずに。自分がどれほどのリスクを保持しているかということは知っておく必要がある。自分のカードの海外での利用制限を認識しておくことは、これから海外に行く予定がある人には強くお勧めしたい。
2004.12.15
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日本でもケータイを活用した詐欺が横行しているが、海外でもしかり。ケータイを使って、複数人の犯罪グループが簡単に密接な連絡を取れるため、犯罪の精度も上がっている。ケータイで直接通話するだけでなく、ケータイメールも盛んに活用するのだ。周囲にいる未知の相手が、直接の通話を頻繁にしていたら、騙される側もそのやりとりを怪しいと思いやすい。また、犯罪者側が、騙そうと思っている側の理解している言語を使えば、やりとりしている内容がバレてしまうので犯罪者側も注意が必要になる。それがメールだとまとめて犯罪者側の都合の良いときに情報のやりとりが行われるし、情報の内容も一切外に漏れてこないので、カモられている人がいっそう気が付きにくい。犯罪者複数人の密な連携による監視のもと、犯罪が白昼堂々進む可能性が高くなっている。これから海外旅行をする場合は以前にも増して注意したほうが良い。今回、香港と日本で調べてみたが、●5人~7人のグループでの犯行、●男女半数ずつのグループ構成、●子供の写真を利用して安心させる、●飲み物や食べ物に睡眠薬など薬を混入する、●信じがたいほど人当たりの良い人が最初の声をかける●公園や街角でガイドブックや地図を広げているときに声をかけられる●標的に対して、数人でさまざまな簡単な質問を矢継ぎ早に繰り出し、正常な思考を停止させる。●身につけている時計や鞄など高価なモノの価値をさまざまな方法で聞き出す●生年月日、住所、電話番号、氏名、家族構成などを巧みな日常会話に織り込んで、相当量の個人情報を聞き出す●名前などを紙に書かせ、本人の筆跡を入手する●パスポートやカードの有効期限も、旅行などの話しをするうちに、うまく誘導して聞き出すなどという事例が多い。最近では、芸能人によるブームなどで短時間で行けるし、料金も安いし、近くて文化も似ているし、と気軽に主婦が一人で、または友人と少人数で近場の海外に足を伸ばすことが増えている。ファン心理で行程全体で浮かれているので、心も無防備。行動も隙だらけ。詐欺の標的にならぬほうがおかしいので、そのような知り合いがいたら注意を呼びかけたい。ちなみに、若い女性が賭博詐欺にあう事件も増えているらしい。簡易なホテル、宿の一室で行われるウラ賭博。日本女性は、世界的に見ても肌が綺麗で、従順で、外観が子供。その部屋で睡眠薬でも混入されてレイプ市場に売り飛ばされれば、高値でロリコンに取引されるので、犯人側は大喜びという世界が闇では広がっている。脳に手術を加えられてセックスの愛玩動物にされてしまう例なども世界では報告されていることを「行動力」ある女性たちには、特に、知っておいてもらいたい。言っておくが、睡眠剤などの思考停止効果がある薬などどんな場面でも服用させることができる。いろいろな、それと分からぬチャンスが日常に転がっている。それと、そういう薬の効果というのはすごい。ほんの少量取っただけでも、簡単な計算さえできなくなるし、普段なら絶対しないことも承諾してしまいやすい状態に陥ってしまう。少し前までは、賭博詐欺は男性専科だったらしいが、こういうところで女性の進出があるらしい。現地の小さな旅行代理店でも、騙されて駆け込む旅行者があとを絶たないそうで、二ヶ月に一度はまったく同様の手口で睡眠剤等を飲まされる人がいるという。海外旅行は簡単になった。行動的で、言葉も自由な人も多くなった。けれど犯罪者の側から見ても、近年というのはずいぶんいろんな条件が有利に整ってきているのだ。そして、彼女、彼らの信条は「だいじょうぶ、金持ちは詐欺、犯罪だと疑わない。駄目でもやってみるだけ、とにかくトライ!」そう。彼らは多くが下層階級出身で、自分が養わなくてはならぬ兄弟が10人はおり、不衛生な環境で、ひどい教育環境で生活してきているというタイプ。失うモノなど、これ以上無い、というのは本心だったりするのだ。お忘れ無く。楽しい海外体験を。
2004.12.14
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ついているんだか、いないんだかワカラナイこの数日。景気づけにPCを新調することにした。来年からの仕事の一層の繁栄を祈って!17.5型ワイドのキラキラ液晶PC。このサイズなら、画面上の多重操作もラクチンだ。便利便利。CPU2.6ギガ。メモリ512メガ。HDDは160ギガ。DVDもマルチタイプ。画像処理もこれでスイスイよ。・・たぶん。しかし。画像処理はいいが、ネット販売では詐欺に注意しなくては。(注・12月12日の我が日記)容易に外界を安易に信用してはならんなー。と改めて噛みしめております。?ま。それはそれ。PCはあさっての午前中に到着。部屋に置くモノなのだからと、こだわって、ずいぶん悩みながらも、デザインはインテリアによく合う、一番欲しかったモノを結局は選んだので、使うのがたのしみ。だ。マウスパッドも何か「エアーホッケーのような使い心地」という文句がついてたシリコン素材の、販売店イチオシ商品を新たに購入してきたので準備万端。もう、大量の仕事も、ドンドン来い!というかんじ。かな。これで、フリーズともおさらば。ガリガリと仕事できそうだな。厄払いになりますように。
2004.12.13
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オークションに関する日記を書こうとしてカテゴリを選んでいたら、投稿されていた記事に「オークション詐欺」という類のタイトルがいくつも入っていた。そんなの並ぶほどあるものなの?と思いながらも、読んでみた。え??先日わたしに来たメールと一緒だよ。shimamoto_kenこれ、有名なのですね。知らなかった。あ”ー!!わたし、返事してるよ。丁寧に。二度も。ちなみに、こういうのが来たよ。yafooからの伝言はまず。「ご出品の商品について、fd3s_13b_20bさんから12月 6日 21時 39分に質問が届きました。」そして。質問本文。「直接取引きで購入したいのですが可能でしょうか?値段はご相談したいと思います。こちらのメールに直接お返事いただけないでしょうか?shimamoto_ken@coffee.ocn.ne.jp勝手ではございますが、よろしくお願いします。」で、わたし。失礼の無いように、二回とも即座に返事をしました。直接取引は規約違反と知っているし、勝手なお願いなどしてくる輩はそもそも嫌いだが、この人の評価は「新規」。知らないのかなあと思い、社会人として、誠実に対応して上げようと思い。・・一通目はきっぱりとした直接取引お断りメール。直接メールに送った。なぜか?質問欄に個人メールを書き込んであるので、そのまま回答してウェブ上にアップしたら、その人の個人情報が載ってしまうので。今年の初秋、初出品を果たしたその取引で、私は早速、ある女から直接取引を申し出られた。その頃は、それが禁止ともきちんと認識していなかったのだけど、取引でそういうことをいう人がいると認識したこと自体が初めてだったので、ずいぶん慌ててしまった。どう対応すればいいのだ?と。で、私は即座にお断りの回答をアップし、すぐ相手本人にも分かるようにと思って直接記載されていたメールにも回答したのだった。そうしたら、直後怒りまくったメールが届き、「個人メールアドレスが載っているのにどうしてくれる!」「アップしてもいい質問だけに回答するのですよね!!!・・・(!が20くらいついている)」と何通も届く。結局、私がその女のメールアドレスをアップした非を訴えられたため、私はすぐにオークションは取り消すことに。再出品しようと思った。が。彼女は、当初の言い値で直接取引を訴えて来たので、もう慌てまくっていた当時の私はそのとおりにしたのだ。考えていた最安値で。その人は実在の人物で、評価が700位だったかな。しかし、そこまで食い下がられた取引なのに、商品価格には難癖つけられ、挙げ句「オークションが分かっていない人は困る」、くらいのことをメールで言われ、・・というムナクソ悪い経験をしているのだ。今年初秋のオークション「初出品」時のはなし。それで、その後はぶしつけな、いかにも社会性を欠いた質問文章を送りつけてくる輩や(ただ一文のみ、「いくらの???」「これ何色??」とか。ほんとこれだけしか書かないで質問してくる人がいる。この程度のコミュニケーションしかできない無礼な人、意外に多いらしいが、相手にしても後々広い意味で損するだけ)直接取引のメールは気づかなかった振りでいいか、と思い、無視しているのだが。二通目は、あまり新規の人に事情も聞かずに厳しい対応するのもなんかなーと思い。というのも、私は入札者評価制限もかけているので、事情だけでも聞いて上げてもいいのかも知れない、と思い。で、質問の正確な意図を伺うためのメール。この段階で、こちらの連絡先詳細付きで。実は、出品物がインナーウェアだったので、評価まで終了するとタイトルにより、そのサイズが分かるため嫌と考える人なのかなーと勝手に想像し。そう言った場合は考慮しますとかご丁寧にも言って、返事を待っていた。もう1週間たったが連絡はない。しかし、新規の人だったので、そこらへんは事情が分からずにいるのかな、と大目に見ることにしていた。私も同時に数十点出品しているので、ときどき無礼な接触者がいるが、寛容になってはきているのだ。が。これに返信すると、個人情報を抜かれるってネット掲示板アタリでは有名らしい。ここ楽天の日記でも、カテゴリーによってはとても報告されている有名な情報らしい。・・知らなかった。くそおおおお。なんなんだよ。親切があだとなる。返信した人は。メアドを変えろと言われているらしいが。。対策は、これから取らねば。メアドは変えるべきなのでしょうか?もー、気をつけよ。もう、他人に親切にはせんぞ。あ。ちなみに、いまパスワードは変えました。
2004.12.12
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香港、モンコック。九龍地方の北端にある下町繁華街だ。WW2中から中国本土から大量の移住者が押し寄せ、広東語を話す人であふれかえっている。現在、香港一の人口密度といわれている。ここで日本人旅行者が良くスリやひったくりなどの被害に遭うらしい。旅行会社に聞いた話しでは、2ヶ月前、この街で日本人の女性旅行者が薬を飲まされて、グループによる賭博詐欺に遭っている。現地在住の日本人の話しでも、少し繁華街を歩いていたら、鞄のファスナーが知らぬ間に開けられていたということもあったそうで、注意すべき街らしい。今回、モンコックに潜伏している女詐欺師たちの話しを聞くことができた。20代から30代前半の3名。みなフィリピン出身と言う。協力して、詐欺行為を働いており、旅行者を狙っている。●ADDA(33歳?)の場合自称・保育士。日常は香港の保育園で働いているという。夫と香港で二人暮らし。修学齢未満の子供が二人いるが、生活に余裕が無く、香港では子供を育てられないので、フィリピンの両親に子供を預けて見てもらっている。目に障害があり、両目の黒目が上部に偏っている。性格や外観は温厚に見え、声も人あたりも柔らかく、いかにも優しい笑顔を浮かべる。洋服もコンサバでカジュアル。チープ。ベージュ、黒など地味な色味を重ね着している。子供の写真をラミネート加工して財布に入れて持ち歩いている。会話は中国語と英語のみ。●NIKITA(仮名・34歳)の場合フィリピンで働いている。いまは、旅行で香港にADDAに会うために遊びに来ているという。10人兄弟。兄弟の中では、自分だけ父親が違う。母はフィリピン人、父が韓国人。ときどき、韓国の父に会いに行く。普段の収入はフィリピンの家族を養うために使う。ファッションや美容に強い関心があり、日本人の綺麗な外観にはなみなみならぬ関心をもっている。全身、純白コーディネート。小さな半袖Tシャツと腰で履くタイプのブーツカットパンツ。身体のラインを強調した、先端ファッション。見掛けと同様、性格も、顔立ちも華やかで、ファッションやメイク、逆毛を立てたポニーテールも手伝って、ショーダンサーのようなイメージ。キツメな美人だが、すこし下品な笑い方をする。母国語である英語、中国語のほか、日本語が少しできる。以前、フィリピンの日本料理の店で焼きそばや焼肉を作る仕事をしていたため。よく、作りながら大量につまみ食いをしていた、と笑う。屋外での取材中、別用で通りかかった香港人の男性から、「君は韓国人か?」と聞かれたときに、それまでの華やかな表情を一変させて、キッと睨み付けたのが印象に残っている。シングル。結婚相手募集中。●MARY(24歳)の場合職業は自称看護婦。香港の病院で働いている。会ったのは夜勤明けの日で、すごく眠いと言っていた。病院で履く、というオシャレな白い靴を探しており、私が履いていたトッズの靴をとても欲しがっていた。全体としてはラフでカジュアルな服装をしており、普通のジーンズに半袖Tシャツ一枚、セミロングのナチュラルな髪という学生のような出で立ち。が。その腕には金無垢のロレックス。推定、100万円以上。車はトヨタ。2歳の子供がいる。NIKITAに日本語を教わっており、簡単な会話なら話せる。普段の会話は中国語。中国語を解せない私には英語で話す。3人とも、表面上はぼろぼろなケータイ(NOKIA 北欧製)、旧型のフィルムカメラを使っている。●さて。この3人の連携の仕方だが、ADDAがまず、カモに声をかけて、子供の写真を見せたり、旅行や家族の話をして、安心させつつ、ほかの場所で待機しているBOSSからのケータイ連絡を待つ。BOSSから、ADDAにケータイに電話が入る。暗号を織り込んで普通に英語で話す。その後、関連詐欺師たちはケータイとケータイメールで、カモには内容が分からぬように頻繁にやりとり。NIKITAが、その連絡を受けて合流し最後まで事(詐欺)を進める。ADDAは他の詐欺師たちへの連絡をして序盤で消える。MARYは香港の道案内役。カモにした旅行者のカードでゴールドを買わせる、などと言う場合に、自分たちにとって適切な貴金属宝石店に先導する役割。NIKITAは、カモが事態を疑わないように、始終カモに対して他愛のない質問を連発するという役割もある。カモの正常な思考を止めるためだ。また、NIKITAが中心になって、他の二人も一緒に、さまざまな会話を絡ませて、カモから氏名、住所、電話番号、生年月日、旅行の目的、職業、およその収入、家族構成、家族構成員の内容、身につけている物品の商品価値を聞き出す。たとえば、ブランドの鞄など持っていたら「いつ買ったの? どこで買ったの? どれくらい使ったの? いくらだった?」とくる。また、生年月日に関しては「運の強い人っているよね、あなたは強そうね。とっても素敵だもの。そういえば、知ってる? ラッキーな年の生まれってあるんだって。あなたは、何年生まれ? わたしは70年生まれなんだけど。9月生まれだから、駄目なの。あなたは?何月のいつくらいの? そう、それって、強運なのよ! すごく、いいじゃない~」という具合に楽しいままに引き出してしまう。日本語でも英語でもやってもらったが、綺麗に会話が流れて、不自然でない方法があるのだ。しかし、それにしても彼女たちはまだ若い。詐欺行為が怖くないのか。●カモにしている相手に、詐欺の途中で、バレると思わないか。NIKITA「大丈夫、お金持ちはそんなこと考えない。騙されるって考えないよ。絶対、ばれない」MARY「私はただ道案内をしているだけ。店を紹介しているだけだから。他のことはしていない」●詐欺が途中で失敗しそうになったとき、どう考えるのか。NIKITA「しっかり、落ち着いてちゃんと役目を果たすこと。自分の役割に集中すること。次はうまくやれる、と励ます」●貴金属販売店などでカードの不正使用を疑われたら、どうするか。NIKITA「まずは、やってみる。駄目だったら、また別のところへ行けばいい。やってみることが大切。最初に、あきらめない」・・・NIKITAは、完全で上等なプロ意識。頭の回転が速く、言葉も巧み。行動力と決断力もある。度胸もある。また、自分をコントロールし、奮い立たせる技術も持っている。他の仕事をやっても芽が出そうなタイプだ。が。この世界に入ってしまった。NIKITA「家族を養わなくてはいけない。頑張って、自分が働かなくちゃいけない」ADDA「香港は何をするにも物価が高い。生活できない。今は子供と離れているけど、家族と生活したい」また、彼女たちは3人だけで行動することもあるが、ほかの3人~と組むこともある。最近は、ADDAの夫など、ほか4人の男性チームとトランプ賭博を組み合わせて動いている。これらの情報はまた時期をみて。
2004.12.11
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昨年の来場者10万人以上。我が国最大級のエコプロダクツ展示会に行ってきた。会場は東京ビックサイト。エコプロダクツとは、地球環境への負荷を少なくした製品やサービスの総称のこと。いまや、大手メーカー等はもちろん、あらゆる段階の企業も、それから消費者の側も、無視しては暮らせなくなっている、もっとも現代的な商品群のひとつである。展示会の会期は12月9日からの3日間。経済産業省環境省、交通省、国土交通省、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県などが後援をしている。会場は、平日だというのにすごい人混み。さすがに平日の東京ビックサイトというだけあって、会場にはスーツ姿のビジネスマンが多く、ほとんどが商用のようだが、食品や化粧品、日常雑貨、アパレルなどの小売りブースもあり、明日土曜日の女性客、一般客へのPRも考えられている。今年で開催は6回目なのだが、回を追うごとに出店も増え、今回は450以上の企業や団体がブースを構えている。大手では東芝、イオン、オリンパス、オムロン、コクヨ、サントリー、宝酒造、東京ガス、東京電力、トヨタ自動車、東日本旅客鉄道(JR東日本)、リコー、シャープ、富士通、トステム、三菱電機、日立、コニカミノルタ、富士ゼロックス、富士フイルム・・などが名を連ね、商品やパネルなどを効果的に使って大々的に活動報告をしている。上記のような体力のある企業では、各社が独自に作製した環境報告書を無料配布している。このクラスでは、各社50ページ前後の小冊子をきちんと用意しており、例えばトステム、富士通あたりだと、A4サイズカラー判で編集も見やすく、相当量の数値データ、絵資料を掲載しており、読み応えがある。また、法政大学環境系総合サークルのブースでは、今回の主だった参加企業が用意している環境報告書について、簡単な比較レポートを無料配布しているので、覗いてみると道案内になるかもしれない。もちろん、大手企業だけが光っているわけではない。むしろ、中小零細企業・団体のほうが、不慣れながらも相当に創意工夫をしている。そのエコプロダクツに関する活動内容をブースいっぱいにアピールしていて、内容に差異がきちんと出ており、単純に興味をひかれた。フェアトレードを支援する団体が輸入販売するコーヒーの試飲会、間伐材を使用した自社製品の紹介、埋めると土に戻るような商品の展示、実演。いろとりどりだ。9,10日はセミナーも充実しており、こちらがビジネスマンには人気だったようだ。環境管理会計セミナー、エコマテリアル研究シンポ、廃棄物リサイクル・ガバナンスガイドラインセミナー、環境と金融セミナー、ITと環境シンポ、など二日で16のセミナーが会議棟会議室で開かれた。(三日間で20セミナー)ただし、満席表示が目立つ。早く予約しないと無理なようだ。さて。私の歩き方は。午前11時すぎに会場に到着。同45分からツアーに参加。これは東京大学大学院で環境学を専攻している研究生が案内・解説をしてくれるツアーで、参加者は二〇名前後。テレビ局、プレスも同行していた。ちなみに、ツアーは五種以上用意されており、硬軟さまざま。ガイドも真面目な研究生、だけではなく、健康に良い食専門の人、自然を愛することが専門の人、などいろいろだった。私の参加したツアーでは、一時間ほどで7ブースほど周り、産学官がそれぞれ今どんな活動を行っているのか、一般の人がもっている環境保全のイメージと実態とのギャップはどうか、などをざっと広く解説してもらう。さて。ツアー後は、予備知識がついたところで、会場の地図と出店者一覧詳細を見ながらビックサイト内の香港飲茶の店で昼食。(しょっぱくて、×でした)地図をアタマに入れてから、会場にもどり、(入場登録を一度すれば出入りは自由。ちなみに、入場料は無料)法政大学のブースで資料をもらい、感心ある企業を中心に全体を見て回る。会場は広く、政府関係、自治体、住宅建材、家電、自動車、サービス、大学・ベンチャー、エネルギー、素材・流通・食品・玩具・文具、事務機、NGO・NPO、と分かれているので大づかみする。感心のある業界(仕事で絡む業界)では担当者をつかまえて取り組みの詳細を質問する。資料をもとに、環境経営報告書を用意している企業では必ずもらう。先に書いた企業を含む20数社の経営報告書を入手する。という風にして利用した。報告書やパンフレットは自分の仕事の資料にするため、今夜これから斜めに読む。情報収集は非常に効率が良かった。今回に限らず、東京ビックサイトのビジネスショー・展示会はさっと時代を掴むにはとても効率がよい。全国から、ときには海外からも業者が集まるので、ヒントをもらうために年に数回は足を運んでいる。
2004.12.10
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連日の気温が25度という国から、木枯らし吹きすさぶ東京に帰って参りました。行きの飛行機のなかから、ワイン飲み過ぎで死にそうになるという遣りすぎのハイペースで駆け回って来ました。渡航中はほぼ単独行動。(一部知人と会う。)その気安さで、気になっているところは全チェックすることができました。まずは。食は香港にあり。(と、今は言われているらしいね)高級老舗店の広東料理、四川料理。そして地元の女性に人気の香港スイーツ、ビジネス街で人気を集めている割と洗練された飲茶の店や下町にある激安の大衆食堂まで、あらゆるジャンルの店に潜入して、何でも食べてきましたよ。胃が丈夫って、ほんと、ありがたいことです。それから、人気の観光地もなんだかんだ時間をひねり出してそうとう回って参りました。当初、観光は諦めていたのだけれど、それは体力と気力で。行っちゃいました。やっちゃいました。中国香港でも朝は6時に起き、夜は12時過ぎまで活動していたので、以外と時間は作れました。特に九龍と香港島北部はいろんな情報誌と地図をチェックしていたので早足だけれども細かく歩いてみました。もちろん。このブログの名にかけて?ペットショップもずいぶんチェックして来ましたよ。その数、香港島と九龍だけで80店舗。犬猫店で50店舗。鳥類、魚類、は虫類の店で、30店舗。がんばった、でしょ??興味のある店では、店員や店長クラスにも直接取材ができたし、商品情報やペット管理状態も観察することができました。店の資料や現地の情報資料などもいただけたので、相当なニュースを仕入れてこれました。犬猫の情報雑誌も4冊4種、購入してきました。書籍類はあまり面白いものがなかったのですが、出回っているものはすべて、軽くですが、立ち読みしてきました。ちなみに、香港滞在期間中、よほどマニアックな場所にいたのでしょうか、かの地にたくさん旅行で来ているはずの日本人にはほとんど出会いませんでした。百万ドルの夜景の名所、ビクトリア・ピークへ行ったときの列車のなかでは日本人に取り囲まれましたが。それ以外は、まったく出会いませんでした。いっぽうで帰りの香港空港では、搭乗口に集まった人間の半数は日本人の旅行客。こんなにいたのか、と思いました。みんなはどこに居たのかな?あと。今回は、一般の方にはすこし珍しい調査もしてきました。中国香港の犯罪事情についてです。香港警察、領事館、現地法人、犯罪グループなど複数の関係者から情報を得ました。現在日本でも追加取材中。弁護士、消費者センター、ネット、保険会社、カード会社等々から面白い情報を引き出せています。もちろん全ては明かせませんが、貴重なデータと思われるので、一般化できるような重要な箇所は徐々にアップしてみようかと思います。中国香港のペット事情やずいぶん潜伏していた下町状況については、肝を冷やす事件、コワイ出来事、そして悲しくなって、もう取材はやめて日本に帰ろうかと思わずにはいられないような出来事も多々あり。。こういったことも徐々に書いていこうと思います。では。少し忙しくなってきました。年末のボーナス期にあてて、ネット販売もこれから大急ぎでやらなくっちゃ!たくさん、仕入れてあるんだよね~。。それと、年末クローゼット整理のため、自分の持ち物も相当数オークションにかけなくっちゃ。です。そんなもろもろをまた、時間を見て、書いていきます~。。
2004.12.09
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海外のカジノであっという間だった。初めは、おきまりで、数百万円かるく勝ってたのだ。わたしが。しかし、数10ゲームで120万円サヨナラ。大金舞う世界って、すごい札束が宙を舞う。皆、その興奮に酔ってしまう。腕時計、ロレックスしていかなくって、よかった。はまって、全部持っていかれるとこだった。
2004.12.02
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11月30日夕方には香港入り。あったかい。東京はコートが必要だったのだが、こちらは半袖一枚の人も。だって、気温は25度。湿度も70%くらい。アイスクリームを久しぶりに食べたくなった。30日は空港で5000円だけ両替。ツアリストパスを300HK$で購入。これは三日間電車やバスや・・乗り放題+往復の空港までの特急電車代がセットになっているパス。(実は、このとき、勘違いして300HKドルタイプを購入。3日以上居るのだから、100HK$タイプにするんだった。。)ホテルにチェックインしたあと、急いで九龍の露店街へ。翡翠、偽ブランドもの、CD、洋服などがごちゃ混ぜに並んで、露天売りされている。観光客も露天商人も並んでいる品物も、数が多い。香港は夜が長い。10、11時頃までは露天はもちろん、飲食店や百貨店なども、きらびやか、という表現では生ぬるい電飾のなかで開いている。今回は久しぶりの東アジア。激しい色彩の広告、看板、電飾には圧倒される。町歩きがたのしい。デジカメで露天街、町並みを取りまくる。しかし道に張り出した大量の極彩色の電飾にはしびれる。看板がいちいち派手で光っていて、大きい。道の上に何メートルも横長に張り出す、という感覚がすごい。秋葉原、新橋でも無いなー。こういう激烈な自己主張。と感心。で。夜も10時過ぎ。腹が減った。けど、お金が無い。もう少し、両替するんだったなー。と後悔。夕飯はスイーツ+コンビニビールで済ますことにする。ジョーダン(九龍南部にある地名)にある、香港の雑誌にも掲載されていた大人気のスイーツ店へ。6畳一間くらいの小さな店で、甘味が30メニューくらいはあったかな。おばちゃんが3人ほど、家の中からそのまま出てきたようなエプロン姿でがちゃがちゃとざっくりとした接客をする。すりつぶした甘い胡麻が入っている団子が8粒ほど、甘く冷たい小豆に浮いているスイーツを食べる。生姜味。ふーん。独特だわね。これが、一番人気らしい。お茶碗一杯で250円ほど。30人ほど入れる店内は、ふらりと仕事帰りに立ち寄る若い女性やカップルで満席。夜11時頃の話し。日本では、こういう時間に酒の無い場所に行ったことがない私には、たいそう驚き。(が。そういえば日本の友人の女性たちは、夕飯の後で、コーヒーを飲みに喫茶に入ったり、ケーキ食べたりするって言ってたっけ。・・辛いけどな。私には。)しかし。ドラゴン航空の食事がしっかりしていて良かった。あ。同航空会社の食事、期待以上においしかったです。空港や機内で、調子に乗って、ビール&ワイン飲み過ぎ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さてさて。12月1日は快晴。真っ青な良い天気。テレビでは日中の予想気温25度。おお。シャツ一枚でよさそう。けど朝、晩が22度くらいで、肌寒い。結局、シャツ+カーディガンで出かける。朝は6時には目覚め、朝八時過ぎには九龍公園を散策。渡航前、外貨は現地(香港)で替えた方が断然得と言われていたので、(成田のドラゴン航空の社員にも聞いた)現金をまだぜんぜん持っていない私。10時の銀行開行と同時に、ガイド本に紹介されていたレートが良いと評判らしい恒正銀行へ。要・手数料50香港ドル。ちなみに。最新のガイド本(中堅出版社発行)では、ほかの中華系の銀行は手数料なし、とあったが、いまは取られるようなので注意。数日後の換金で、中国銀行に行ったら、しっかり取られました。ガイド本の嘘つき!ところで。九龍の中心にあり最大の面積を誇る九龍公園では、朝っぱらからたくさんの人がランニングに体操。体力作りに鉄棒運動。あと、ぶらーっとしている中年の男性がたくさん。何をしてるんだろー。働かないのかナー。と思いながら一通り観察。撮影。それから、フェリーに乗ってマカオに行く準備をする。危険だが、公園のベンチに座り、ガイド本チェック。(真似してはいけません! スリや窃盗団が寄ってきます)で。腹が空いていたので下町の、香港人で混み合う大衆食堂へ。うーん。やっぱり。英語は通じない。店内に英語表記もない。下町は、英語駄目じゃない・・。誰だよ、香港は英語で全部通じるって解説したヤツは、と悪態を心の中でつきながら何か分からずに、てきとーに注文する。ガイド本には良く、メニューは英語併記で、写真付きだから大丈夫!とあるが、それは日本人観光客が集まるような、こぎれいな店のはなし。そのご、いろんな店に入ったけど、英語併記は「食堂」ではありませんでした。当然か。?300円くらいで、麺を食べる。安い、のがうれしい。あっさり極細麺、薄味スープ。白い、魚のすり身団子がのっていた。おいしい。食べやすい、やわらかな味。(ただし。大衆食堂は当たりはずれがきつそうだから、繁盛店に絶対入りましょう!)それと、小豆(あずき)とミルクがたっぷり入った冷たいコーヒー。130円くらいでグラス一杯。出てきたときは、なんだこれ、と思ったけど、おいしい。これ、けっこう気に入って、香港で後々たくさん食べることになる。日本のラーメンや、麺の店と違って、一杯が小さい。少量。軽い朝食にぴったり。その後、仕事。モンコック周辺。モンコックは九龍の繁華街。なんだか知らないけど、すーっごい人出だ。平日なのに、特別仕事着でない人もたくさん歩いている。で。ここはスリ、詐欺の被害が多い街と良く情報誌にも紹介されているが、ほんと実際に多い(BY 現地人)。日本人はしばしばココですられるらしい。観光客は気をつけるべし。夜中は知人に会う。滞在のホテルそばのスターバックスで2時間話す。明日、再度夕食を一緒に香港島でとることにする。明日は商業の中心地へ行く。
2004.12.01
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当初、香港特別行政区内での仕事と思って、明日からの渡航準備をしていたが、再考し、九龍、香港島のほかに、マカオ、SHENZHEN経済特区、それから中国本土の広州にも行く予定に拡大変更した。中学生の子供の頃から、憧れだった広州。実は、もう数年、行くのにかかるかな、と思っていたのだが、ここで叶えてしまうことにした。将来の仕事のため、いろいろと視察する。それから、全体の行程としては本来、大好きな博物館、美術館なども巡りたいところだが、今回は仕事中心でいく。ペット環境と経済特区の取材とでいっぱいになりそう。また。仕事なので、毎日の食事の予定は、まだ決めていない。いままでの仕事の関係もあり、東京やいろいろな国で、単なる美味しいものなら食べ慣れているので、おそらく現地のディープな食事を屋台等々で味わってくると思う。(海外では流行の、話題になっている地域に絶対行くが、ほかに必ず、現地のフツーの労働者の生活圏に足を運び、同じ食事をしてみることにしている)ちなみに、今回はここ楽天以外のブログ機能を活用して、素晴らしい協力者を得ることもできた。情報感度の非常に高い、香港在住者から得られる現地情報のおかげで、優秀なガイド本数冊や外国から取寄せた現地の地図や、日本最大の図書館・東京都立中央図書館等々でいくら調べても出てこなかった有益な情報も、その個人から得られた。これらの成果をつうじて、私たちはすごい時代を生きているのだなあと、実感する。また、今回現地ではほとんどが、一人歩きだが、何かあったときにガイドを頼める素敵な協力者も見つかり、ひと安心。(楽天では無いが)これもブログのおかげ。その可能性というのは、本当にすごい。さて。幸いにも気力体力には恵まれているので、安全には気をつけて思い存分、情報収集をしたいと思う。では、本日昼には香港へ飛びます。ごきげんよう。
2004.11.30
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いま、両親がオーストラリアにしばらく行っている。母は二度目、父は初めて。今日は、初夏なので気持ちが良い~という、うらやましい便りがわたしのもとに届いた。両親は旅行が大好き。母は文章書きで、植物の先生。父は絵描きで、やはり植物が専門のひとつだ。二人は年に数回海外を旅行し、国内を縦横無尽に走り回っている。共通の、専門知識が二人にとってすばらしい接着剤の役割を果たしているらしく、四六時中、道中めぐりあう植物の話しをしている。そして、母はそれを文章に落とす。父は油絵に落とす。今回はオーストラリアで、エニシダの黄色、色とりどりのルピナス、松並木を堪能しているらしい。そして植物を基点に農家がいま何を問題にしているか、公害問題はどうか、植生の変化はどうか、など豊かな観察眼で楽しい取材をくりかえす。そして、少し前に訪れたイギリスの針エニシダとの差やカナダのロッキーではどうだったかという比較をして書き送ってくる。元気で、行動力があり、専門的な勉強を現在でもきちんとしており、好奇心豊かな両親の生活には、いまでも自分を省みて反省させられることが多い。
2004.11.22
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友人が優秀で、私は助かる。大手企業の本社商品部にいるのだが、ツテで美味しいボジョレーを予約していてくれたのだ。金曜の夜中、一通のメールが着信。「明日、いっしょにワイン飲もう!」速効、OKメール。家人は仕事。友人と二人で夕食会をすることにした。夕方、我が家の近所にあるチェーン・スーパーで待ち合わせ。牡蠣鍋にすることに決め、食材を調達する。ネギ、水菜、豆腐、イワシのつみれ、春菊、白菜、各種きのこ、そして牡蠣。牡蠣は三陸産の生牡蠣を調達して、軽くしゃぶしゃぶにして食べることにする。我が家には他に、鍋に使える根菜と、練り物と、日本酒の名酒が何種か揃えてある。帰宅し、調理。今回は、友人がどんどん準備する。しかし、人の、食事の準備を見るのは面白い。この友人とは長い付き合いだが、いつの間にか違う料理を違う手順で覚えるようになっていたりして、お互いの成長の様子も見える。外で付き合っている分にはワカラナイこだわりや、生活方針なども伺えて、なかなか実のり多い時間になる。で。できあがった牡蠣鍋をセットし、ボジョレーで乾杯。鍋、旨すぎる。我が家では、調味料にはちょっとこだわりのものを揃えてあって、出汁が旨いモノ好きに評判の出汁を使っているのだが、これがすごくうまく野菜に染みている。味噌は麹と田舎味噌を合わせて薄味でしあげた。牡蠣は生牡蠣にして正解。レアなところで芳醇な香りと味を愉しむ。ワインは深みのあるヌーボーで、フレッシュながら、評判どおりまずまずの味。食後も、我が家に溢れている柿、林檎、ラ・フランスなど果物を盛りだくさんに大皿に剥いて盛り、まったり愉しむ。まさに、秋の食祭。
2004.11.20
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朝から湾岸の大展示場で商品仕入れ。今日は、偵察。と思って、慎重に来たつもりだが、思わぬ掘り出しモノが揃っていて、またまた思い切った仕入をする。が、今回のは、かなりの上物。仕入価格の2~3倍で売れる物ばかり。通常店頭価格は仕入価格の4倍だから、まさに客も大喜びの、WIN&WIN大名取引をお約束。努力した甲斐があった。よしよし。結構、長い時間会場を物色して、業界取材もして、夕方にようやく退場。丸の内の新丸ビル、地下一階へ。今晩、家人の両親が来て食事をすることになっているので、いま評判のお菓子でもお渡ししようと思う。まずはドゥバイヨルのチョコレート。ここは現代ヨーロッパを代表する菓子職人が考案したチョコレートが並ぶ店。フランス最優秀職人の称号をもつ職人らしく、彼のチョコは味はもちろん、菓子のデザイン、包装や詰め方のデザイン、そして素材、どれもオシャレで最高。手土産にするなら、数種詰め合わせ、がやはり楽しい。小さくて、過剰ではなく、けれどもリッチ感はしっかりある。次に、ユーハイム・ディー・マイスター。ここではバウムクーヘンとアップルパイを数種購入。ドイツのトップデザイナーがパッケージ&商品デザインを担当していて、そのセンスの良さが話題になっている。創業80年以上の老舗で本店は神戸。バウムクーヘンも昔ながらのコブコブの筒状で、白い砂糖化粧が美しく、めずらしく。パッケージはスッキリとしたデザインで、ぱっと人目をひく華やかな赤。とにかく、お菓子もパッケージもスタイリッシュなデザインなので、ハレの日で、けれども気軽に渡したいようなお土産にぴったり。アップルパイは、林檎が素材の味や食感を残していて、パイ生地がしっかり食べ応えのあるタイプ。小振りなくせに、いかにも美味しそうなリッチな外見なので、皿に盛ったときの楽しさが○。ほかにも、新丸ビルには私が大好きな食材店がたくさんあるが、今回はこれにて。夕方遅くから、両親と食事。お酒と、ステーキディナーのフルコースをもりもり食べる。深夜遅くまで歓談。とにかく、家人の両親はおもしろい。趣味が多くて、それぞれに凝り性。さらに元気いっぱいで、とても明るく感じの良い人柄なのだ。延々と話しが尽きない。わたしも思わず、長居をしてしまう。&調子に乗って、しゃべりすぎる。ちなみに、肝心の家人は仕事で来られず。
2004.11.19
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仕事を進めながらもどんどん疑問がでてきたので、あらためて勉強し治そうと思う。海外での買い付けの前に、思考にモレがないかチェックしたい。今日は用事があって、池袋にいたので、夕方から書店をハシゴ。ちなみに池袋は都内有数の大型書店が徒歩1分範囲で2軒あるので、欲しい本が数冊ある場合、非常に便利が良い。で。まずは、池袋リブロで輸入ビジネスの本と通信販売の本を物色。『1年で1億2000万円ネットショップをつくる!』『「輸入ビジネス」はこんなに儲かる!』の二冊を購入。ほか、輸入ビジネスの本を2冊パラパラ立ち読み。次に、ジュンク堂池袋本店で同じく物色。『情報の文明学』『なぜ通販で買うのですか』を購入。『情報の・・』は梅棹忠夫氏の著書で、これを読んだ糸井重里氏は情報ビジネスの展望がぱーっと開けたそうである。数日前に、糸井氏の本を読んでいたので、チェックしていたものだ。『なぜ通販で…』は、通販生活の社長が書いた本で、今年出版された本。各界の著名人、知識人がこぞって協力するオバケ通販会社の社長の歩んだ道と、会社に籠められた思想が明らかにされている。なにか、今抱えている迷いのヒントがあれば、と思っている。ほかに、旅行書や町歩きガイド本や名店マップなどを購入。今日は午前中から、都内の大きな展示会会場で商品仕入をしていたので、ずっと歩き通し。おもえば、一度も食事をとっていない。慌てて、ジュンク堂の喫茶に行けば、山田太一監督の講演とかで入店できなかった。しかたなく、すこし講演を聴くことにした。寅さんのことなどを話していました。
2004.11.18
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スティングは私の運命を変えた人だ。スティングのポリス時代に出会い、中学生の時は夜中の3時に流れるMTVにのめり込んで暮らしていた。彼と仕事をしようと誓い、このころは勉強するモチベーションになっていた。そういえば、中学くらいのころは、こういった思いで将来の夢を見ていろいろと努力していたのだった。そして今、叶った人もいるし、叶っていない人もいる。スティングは叶っていない方の人だ。(今後、叶えるつもりだが)で、武道館ライブ。来年2005年明けに、スティングのライブがある。第一回チケット発売日は、実は戦わずして諦めていたのだが、今日、たまたま聴いていたJーWAVEで、追加公演の予約販売があるということで、駄目もとですぐに電話してみた。30分繋がらなかったが、私はJ-WAVEとは相性が良い。今年の夏も、キルビル2の劇場チケットのプレゼントに当たっている。今日も、運良く取れた。ブラボー。この頃、いいこと続きだから、また良いことありそうな予感。1月23日。武道館、行って参ります!
2004.11.17
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鏡に映っても楽しくない。いい服を着ても嬉しくない。なんか冴えないナーという気が募り、ひーさしぶりに美容院へ行って来た。この3年ほど行きつけにしている美容院は、都内でも成功している人気の美容院で、わたしは一番人気の店長さんに毎回かならずお願いしている。この人は東京の大きな有名カットショーで何度も優勝しているスゴ腕の美容師。30代後半の、とても勉強熱心で、クールな人だ。店内ではコワモテで、この人の周りでは空気がびりっと引き締まる。が、わたしとは、担当してもらっている間中、二人で腹を抱えて笑い転げたり、周りには普段もらさない仕事の話しを交わしたり、する。わたしは、今後もずーっとこの人が美容師である限り、どこへ行こうとも担当してもらおうと思っている。今日はなんと8ヶ月ぶりの来店で、店長さんにパット見で笑われてしまった。私は、この夏、仕事中に自分の髪に耐えかねて、自分で裁ちばさみでカットしてしまっていた。以来、1ヶ月に一度、自分でカットしていた。ちなみに、それまでの私は中学生の頃から、3週間に一度美容院に行くようなヤツであった。今日は久しぶりにフルコース。ヘアエステ、ヘアカラー、ヘアカット、ストレートパーマをしてもらった。2時半に入店して、出たのは8時だった。5時間、5万円かかった。店長は、ずいぶん、高度なカラーリングをしてくれ、力を入れて丁寧にカットをしてくれた。すんばらしい出来!で、調子づいて、これまた行きつけの有名デパートのシャネルカウンターへ。一番やり手の美容部員に、フルコースカウンセリングを受けて、基礎化粧、カラー等々を購入。今年のラインを丁寧に教わり、1時間もレクチャーしてもらう。すごい出来るトップの美容部員で、大満足の収穫。よしよし。あースッキリ。なんか、モヤをぜんぶ振り落として生まれ変わった感じ。やっぱり、かっこ悪いのは、嫌なのだ。
2004.11.16
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我が家は、何かするときは結構事前に情報収集して、がっちり攻める。仕事はもちろん、余暇で愉しむときも、すごく一生懸命に密度濃く遊ぶ。今日はラーメンの日だった。ラーメンの本を調べて、評判のラーメン屋に行こう、ということになり、昼から、家人の運転で、早稲田のラーメン屋と、門前仲町のラーメン屋、文京区湯島のラーメン屋に向かう。早稲田は「栄家」。もともと蕎麦屋、のはずだが、カレーやうどんや、いろいろやっている。かしこまった通からすれば、邪道なのだろうが、手元のラーメン本のトップを飾っているので、行ってみた。こっそりと住宅街にあるが、なぜだ、客が次々と入る。店内は綺麗とは言い難い。ラーメンはシンプル。食べやすいアジ。女将さんがやたらと気持ちいい人で、客ごとにきちんと目を見た会話をするのが良い感じではある。安い、というのも東京のラーメンとしてはいいのかな。中華ソバ600円也。次は江東区門前仲町の「笑福軒」。赤札堂の向かい。濃い味の醤油スープが特徴の正油ラーメンがお勧めと聞き、車を走らせる。門仲は近年、新店がしのぎを削っているらしい。が。すんませーん。日曜、休日じゃない。。本ちゃんと見ろよ、自分。家人に優しく、「次行こう」と言う。私はその後、夕方から銀座に用事が。家人も仕事なので、近くで選ぶ。で、湯島の「らーめん 天神下 大喜」へ。ここは、昼と夜とで、スープの劣化を嫌い、作り分けているというこだわりのお店。行くと、開いていた。ほっ。こじんまりとした店内は外観、内観ともこぎれいで新しい。あいだみつおの書がところどころあるのが、ちょっと面白かった。そういう気持ちが好きなのね。店主。固めのストレート面とあっさりスープがおいしかった。私はらーめん650円、家人は昔ながらの中華ソバを注文。途中、交換して味見。わたしは、ラーメンが、家人は中華ソバが好きと互いに結論。夕方になったので、ここで食べ歩き(走り)終了。残念!今日はあっさりラーメンの日でした。今度はこってりで回ります。ちなみに、今回、参考にしたラーメン本は味の選びに疑問があったし、取材方法も記事も素人臭かったので、のちにジュンク堂池袋本店で新たなラーメン本を入手。料理・飲食店コーナー担当店員おすすめの本を1つ買った。「最新!最強!究極のラーメン2004 首都圏版」いちばん、売れている本らしく、写真がわかりやすく、店を選択する際に必要な基本データが各店できちんと取れていて、わかりやすい。掲載店数が600店、と多く、近所の旨い店、というのも探しやすい。ので、おすすめ!ぴあ 定価750円+税です。
2004.11.14
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伊東美咲主演の海猫を観に行った。チケットをもらったので、公開日に友人と行く。当初、有楽町で観ようと予定を組んでいたが、その映画館では伊東美咲らの舞台挨拶があると分かり、混雑を避けて急遽池袋の映画館へ。伊東さんの熱演が前段階ではPRされていたが、まあ予想内の出来。伊東さんの合意のない強引なセックスシーンも、カメラが脇から足がわずかにバタバタしているのを撮すだけで、ちっ、子供じゃねーんだよ、て感じ。伊東さんが、佐藤さんに何度脱がされてもいつもレースの水色の下着を着ていたのだけが気になった。幸薄い、自己主張できない女のイメージなのか、これは?でも、青い下着って、こういうタイプの女、つけるんかいな。だいたい、世の中で青い下着、そんなに売れてないのに。佐藤浩一氏の熱に救われたが、伊東さんも絡みの仲村氏も大画面に耐えられず、厳しかったなあ。ありふれた日常を描くべきところ、ディティールが荒く、現実味が薄かった。最後の締めも不自然で。初日の初回、というのに、出てきた観客の顔色が一様に冴えなかったのが印象的。私と友人も敢えて、映画館を出てから15分くらい、映画にはまったく触れないで何事もなかったような顔でしばらく過ごしたのが今考えるとずいぶんおかしい。夜は人気のアジア料理屋で食事。お勧め料理を全注文して、気分を盛り上げて帰る。
2004.11.13
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4年ほど使ったウォーターピックがとうとう力尽きた。通販生活で買った、電動歯ブラシ。一分間に30000回の振動という、驚異の性能にひかれ、試していた。結果。すばらしくて、大満足。歯医者が驚く、磨けッぷり。検診に行くと、毎度、歯磨きの完璧さに驚かれてきた。が、今回は、バッテリー不良が気になり修理センターへ電話。普段、一度の充電で一週間はもったのに、この1週間は2日で放電してしまう。センター窓口の女性から、送料持ちで送れと言われたので、素直にエクスパック500に強引に入れて送ってまった。もともと、ウォータピックはバッテリーや消耗部分の買い換えが効く優秀商品なので、買ったのだ。一台(一本)2万円する。日本で人気の他の電動歯ブラシが、例えばブラウン製などで2000円~であることを考えれば、高いと思われる場合もあるけれど、それでも性能差と修理など加えながら、長く使えることを考えれば、絶対こちらがおすすめ。修理センターから数日後連絡。充電器の故障と、ヘッド部の摩耗が見つかった。バッテリーは今後長くは使えるかワカラナイが、今の段階ではまだ大丈夫とのこと。充電器は、日本国内では修理不可能で6000円で新規のを買うしかない。ヘッドというのは、交換ができる歯ブラシ部と本体部の接続部分の摩耗であった。本来、この歯ブラシは一回2,3分の歯磨きで十分で、力を入れず、軽く歯の表面にブラシを当てるだけで良い、ということになっている。また、歯磨き粉も不要という性能である。これを破って、力を入れてブラシを歯に押し当てたり、歯磨き粉をつけすぎていたり、4分も5分も磨いていたら、私のブラシのように摩耗するとのこと。あーあ。ここだけ交換が効かないので、そのままにするしかナイが、振動30000回はすでに出なくなっているとのこと。本体と充電器の1セットまるごと交換するとして1万5000円とか。私の商品(4年前購入の商品)は、製造中止になってしまい、そのためパーツ交換が効かないらしい。充電器だけは在庫があったようで、それだけなら個別に取り替えられると言われた。が、バッテリーが駄目になったら、そのときはまたバッテリー交換料9000円だっけ?がかかるそうで。全取っ替え、しかないじゃない・・。げ。バッテリー交換してずうっと使えると思っていたのに。ただし、現在の新商品はヘッドの接続部分がこれまでのプラから鉄に変わったりして、より耐性があがっている。替えブラシの収納も考えられた充電器になり、清潔感や使い勝手もさらにアップしている。ちなみに。買い換え、ではなく交換。ここのメーカーは、新規で買うと2万円になるが、今回のように製造中止になったばあいなどであれば、交換、としてくれ、1万5000円で新製品を譲ってくれる。こういう態度は安心して付き合えるなーとはおもう。ちなみに、そう短期間では新商品にチェンジするわけではない。たまたま、私が買った時期がちょっと悪かった、のではある。新商品が、届いた。快適。あ~30000回の振動は、これだったのだ。これからは正しく使います・・
2004.11.12
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まずはお知らせをひとつ。今日、これまで進めてきたさまざまな環境整備の目処がつき、階段を一段上がったかんじになった。明日からはこれまで分散させてきた活動場所を思い切って海外での仕事とその後の展開に、一本集中していこうと思う。第一希望の仕事のほかに同時進行でやってきたいろいろなことは、すべて一時整理することにした。副業、毎日の生活のこと、プライベートなども見直していく。この日記の毎日の更新も、しばらく見合わせようと思う。ほんとうに諦めずにやり続ければ、チャンスは来る。でも、チャンスの女神は、前髪しかもっていない。のだ。せっかく今日まで100%記入の皆勤賞で続けたブログだったので、ここでトメるのももったいないなーという思いもあるし、まだ完成していないコンテンツがたくさんあるし、ネット内でたくさんの興味深い人に知り合えて楽しかったが。いまは、ここで女神を捕まえなければ、という気持ちにすべてを賭けたい。もともと私の仕事というのは、子供の頃からの夢を叶えたものだ。しかし、いまはまた、新しい夢が目の前に現れた。しかも、これまでよりももっと大きくて、ドキドキする仕事。楽しそうなので、かならず掴みたい。と思っている。では。そろそろ出発です。行ってきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*以下は、11日の一回目のアップ分です。最下部に上記との重複あり。(・・・より上の分は、15000アクセス到達後、更新して付け加えたものです。)ネットでの商品購入は5,6年前からしている。が、オークションは面倒にも怖くも思えて、デビューは遅く昨年の冬。普通のネットショップが出品していた新品の鍋を即売価格で買っただけ。正しくはオークションを愉しんだわけではなかった。そういう意味で、本当のオークションデビューは今年2004年春。ただし、これも競争相手がいないキッチンウェアを個人から落としただけ。6月、いよいよたくさんの競争者がいる分野へデビュー。その後はウマイ汁を吸ってしまって、はまりまくり。それまでブラチナ会員にまでなっていた百貨店に、ぱったり行かなくなってしまった。何事にもはまったら、とことん行ってしまう。そして、8月にはオークションへの出品を立志。仕入に大枚持って、ブランド品を数十万円分いっきに仕入れる。今思えば、数万から始めればよかったのになあとも思う。傾向もワカラナイうちからどかーんと行く。で、売るのにのちのち苦慮することになる。ただ。それがとても勉強になった。急速に技を学ぶ。9月、オークション初出品。その後は新品ブランド品以外にも、自分の中古の不要品出品からはじまって、いまでは多品種を数十点同時に出品するベテラン?出品者へと成長する。と。いうように、いろいろ関わってきて、本当のところたくさんの失敗もしてきた。今回は特に購入側として学んだことを書いてみる。中古品購入の際の注意のポイント。その第三回目。3.「使用感あり、の一言で済ます人は要注意。」だいたい、丁寧に説明せずに出品している人は、ほかの各段階での作業でもルーズな場合があるし商品管理もしかり。1,2回の使用、と書いていかにもクタクタのモノ、を送られるのは、ままある。先月、4回程度の使用、と書かれたデニムのボトムを落札した。商品説明はほとんどされていない。が、有名ブランドの定番商品なので、ワカッテイルつもりで買ってみた。商品が届いて良く見たら、製品タグが、おそらく垢で茶色になっている。どんな汚い身体だっていうんだ? とつっこみを入れたくなった。が、とりあえずこの商品はデニムなので洗えば問題ないし、取れない汚れではない。やはりこれもデパートで買うつもりだったがその5分の一の価格で入手しているので、良しとした。が。丁寧な人から良い商品を安く買えると、財布にも環境にも優しいオークションだ。偽物クサイ、とわずかでも思うような出品者の場合は、それが欲しくてもこらえて、避けた方がやっぱり無難だろう。ただ、ホンモノで良いモノではあるけど、この出品者はちょっとキズ物を売りつけてきそうだな~と思う場合は、そのモノの使用方法によっては私は買う場合がある。それについてはまた今度、時期をみてまとめてみようかな。できるかな。あと。今日はひとつ、お知らせです。この日記HPの管理人@ペットは、先日の日記のように、しばらく仕事で香港に行くことになりました。出発は11月の後半。もうすぐです。そこでアクセス15000を良い区切りと考え、それに到達した時点で、この日記の毎日の更新を休むことに決めました。当初考えていたような、コンテンツの整備を中止しての旅立ちで、なにかもったいないような気持ちも少々ありますが。たとえば、最近、専門的に勉強している東京や世界のペット事情、今後展開する香港での食、文化、ペット業界、仕事の見聞録など、香港からでも同時進行でこれまでと同様に、毎日書いていこうかな、とも。ただ。いまはもう香港、そして…と次を考えていく段階になりました。ちょっと、集中してみたくなりました。今後につづく仕事のために、しばらく全思考、全労力を投入しようと思います。ワーカホリックらしく。いきます。
2004.11.11
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今年6月からはまってきたヤフオク。過去何年も、中古品のネット購入は恐ろしくてさけていたが、今はもう大概のモノなら中古が一番、くらいに思っている。この変わりよう。そんな私の経験から、特に中古品を失敗なく買う方法をメモしておこうと思う。数回に分けて。今日が二回目。2.「オークション上の評価は『悪い』だけでなく、『どちらでもない』『良い』が多い人も、覚悟して付き合おう」。満足いかない取引だったから、すんなり「非常に良い」がついていないと考えた方がいいと思う。自分だって、評価の報復が嫌だと思い、ちょっとおかしい!と思っても自分も結局事前に質問しなかったのだし、と諦めて「非常に良い」を選択したことが何度かある。それ以外は、…たとえば「良い」などであっても、相当アタマにきてなければつけない。というより、私はこれまでに常識無いナーと思った取引も数度あったけれども「非常に良い」以外、つけたことがない。こういう状況を悪用して、たとえば、「未使用品」と書いて、中古品を平気で渡すような人もいるから要注意~。先月、そういった、評価にかなりばらつきがあるタイプの出品者から、通年着られる「新品」のシャツを落札してみた。人気ブランドの定番商品で、私のここ数年の愛用商品だ。同出品者は常にこのブランドを扱っており、なぜか新品を安く売っている。なんで?と前からおもっていた。商品の画像も説明文も非常に雑で最小の情報しか書かれていないので、初めから不安はあったが、少しオークションに対する慣れもあったので、トライしてみた。で。落札後。第一報の連絡は二日後に連絡先の表記がないメールが届く。ただ「よろしく」との一文。進行説明の連絡が来ないなーと思っていたら、来てもこんな文面なので、速効で後悔の念に包まれることになってしまう。ちなみに、私のほうは落札後の連絡到着後、自動メールで知らされる指定口座に即日入金している。そして入金後3日間、何の音沙汰もなかったので、もう今日は届くかな~と待っていたが、落札後5日目に「商品を誤って発送したので待ってくれ」、という連絡が短かく入った。郵便局から送り返してもらってからの再送になるという。その後は音信なし。商品は10日後に静かに届いた。で。届いたモノは明らかに衿染みがあり、中古だった。そこで前の評価をあらためて読むと、どうもそういう手口を常習としているらしいことが分かった。1000程度の商品を売りさばいているが、説明文と違う商品だ、というクレームがいくらもあった。まあ、これも人気商品であり、いくらか着用感はあるとはいえ、市場の半値以下だったので、良しとしている。が。以上の例は業者というか、何か専門のルートを持った人物がかんでいる特殊な例のようにも思うが、このような例が、普通に自分の手持ちの不要品を出品しているだけとみられるサラリーマン、OLの場合でもときどきある。「良い」「どちらでもない」の数が相対的に多い人は、「悪い」がなくても、進行が遅い、連絡に不安がある、商品状態が悪い、発送方法に適切でない、などの何らかの理由があるものだ。評価がばらついている出品者の場合、何が原因なのか自分で納得できる程度には、その評価の内容をよく見たほうがいいと思う。そして自分の直感は大切にしたほうがいい。すこしでも怪しいと思ったら欲をださずに手を引くこと。人は信じたい情報や可能性を信じがちだが、ここは慎重に。くちゃくちゃになった品物、破れた洋服などを送ってくる人もこういうケースではいますよ。
2004.11.10
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ハマリにハマッタ、ヤフーオークション。春物買いからはじまり、今はようやく最後の砦、厳冬モノを入手しているところなのだが、それもようやくあと1~2点で終わりそう。おとといは、3年前の雑誌でみて一目惚れしていたカーディガンに巡り会った。うわー! これ、あり??大感激のうえ、新古品を定価の四分の一で入手!うはうはです。笑いが止まりません。三年前は食い入るように見つめていたが、それでも高かったのと、仕事着としては厳しそうな真っ白な素材だったので諦めたのだが。今回はトレーナー価格! これは買いでしょう。ラッキーすぎる。。という感じで日々熱中し、研究し、投資したおかげで、相当たくさんの成功をしたけれども、失敗もしてきた。そろそろ、ネットの中古品買いで失敗しないための幾らかのガイドラインを自分なりに決めたのでメモっておこうかなと思う。今日からランダムに、数回に分けて書いていきます。一回目。1.「写真が上手すぎな人は、慎重に冷静に情報チェックしよう」。掲載画像が、他の出品者の画像より飛び抜けてきれいな人は、前の評価等々をしっかり見たほうが良い。画像の綺麗さに浮かれ、取り憑かれ、それを手にした自分を想像して、欲しくて欲しくてたまらなくなりがちなのだが、中古なら特に注意したほうがいい。私は明らかに、撮影テクニックに惑わされて変な商品を買ってしまったことがある。より美しく状態がよく見えるように色修正されたボトムとブランケット(ひざ掛け)を先月買ってしまっている。ブランケットは掲載されていた画像は、生地に痛みもまったく見られず、色がくっきりはっきり出ていて、すばらしく美しかった。説明文では「中古なので使用感はそれなり」、とあったが具体的な表現はなく、ただし写真がとびきり美しいので信用して買うことにした。陰影がうまくついており、「雰囲気」があった。雰囲気…これが怪しい。で。届いたモノは。すごく毛玉がついた部分と綺麗な部分との差が激しい商品だった。写真はそのうち綺麗な面だけをうまく切り取って撮っていたようだ。また、血痕を思わせる濃い赤茶色の直径1センチ程度のシミが10コほどついていた。シミは血痕ではなく、コーヒーなどだと思いたいのだが。。ひぃぃ。何で血??このブランケットは、バーバリーのあまり市場に出ていない薄い茶色のチェック柄の大判ブランケットで、冬季にソファーにかけるのに良いと思って落としたもの。しかし、宅配を開き、内側に折られた部分をパット広げると、そのシミが広範囲に散らばっていて目を疑った。枯れ葉のようなものも、泥のようなモノも多少くっついていた。実は、中古品としては落札価格は安くもなかったのだが、あまりない柄を探していたので、事前に読んだ出品者の評価と説明文の程度に不安もあったが、清水の舞台から飛び降りてしまった。新品をデパートで買うと、その4倍の価格。まあ、ウチは猫もいるし、主に猫が眠る場所(ソファー)で使用するので綺麗な商品だと逆に厳しいのだから、と納得しているが。そういう事情のない方だったら、怒り爆発でしょうね。。いまは、小ちゃんがその上で満足そうに寝ている。もう一つのボトムはヤフオク内で転売されたモノだった。一回目の出品は8月の終わりにあり、私もチェックしていたが、どうも色合いが自分の理想より薄めであり見送った。バックに映り込んだ周囲の環境も少々雑然と汚れていて、商品自体が貧弱に見えていた。二回目の出品はサイズが合わなかったと言って、先の商品を落札した人が、自分で新たに写真を撮り直して出品していた。10月のあたまのこと。そこで見たその商品は、前出品時とは全く別物で、ピカーっと光り輝いていた。彩度明度とも絶妙な仕上がりで、画像に透明感があり、美しい。しかも、ちょっとリッチな暮らしをしているらしく、いかにも感じの良い部屋を上手に撮し込んである。商品の格がだんぜん上がっていた。これ、これ!これを探していたのだ~と、一気に夢中になった私。説明文に「これは再出品です」と書かれていたにもかかわらず、実は落札するまでは、この商品が初めて出品されたときの情報と見比べていなかった。2度目の出品者の商品情報も丁寧で完結されていたし、写真がともかく、理想的なボトムに見せていたからだ。で、落札直後、上機嫌ではじめて前の情報を照合。驚いた。あの8月に見た商品だった。画像を見る限り、まったく別物だった。でも。馬鹿な私はそのとき得意になって家人に言ったモノだ。「ほら、写真って、重要なんだよ。一回目の写真じゃ、誰も買わないよね。良いものは、ちゃんと表現されないと駄目なんだよね」人は信じたい情報を信じる生き物である。。私の落札時は他人と競る羽目になり、1回目の落札金額よりも上回ってしまっていた。2日後、商品が手元に届いた。結果は、1回目の画像=貧相なほうに極似。2回目の、つまり私が惚れ込んだ画像は、ウソだったのだ。色を加えてある。シアンをずっと強調して、彩度も上げてある。げ。って感じ。結局、これに関しては、やはり二回目の画像で出ていたような濃い色目のボトムが理想型で、ずっと探していたモノだったので、心の底ではまだこのまま使い続けようか、再出品などの処理をしようか迷っている。やはり市価の5分の1の価格で、新古品で、安く手に入れたが、要らないモノは要らないモノね。。綺麗すぎる写真はテクだけかもしれない。普段より冷静に、画像のもつ雰囲気に流されずに商品と出品者のチェックをしたい。
2004.11.09
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ブリーディングの勉強をしている。その一環で「ブリーダー(動物の人工繁殖士)になるために」という業界の入門書を読んでみた。ちなみに。ブリーダーを目指しているわけではないが。一般向けの、ごく普通に流通している業界研究入門書を手に取った。怪しい出版社の売れていない本ではない。良く見かけるシリーズ本のひとつだ。著者は現役のブリーダー氏。犬猫の繁殖と売れ残りに関して、その本には書いてあった。実際には焼却処分するブリーダーや関係者が多い、とあった。良い条件で売れなかった犬や猫は、ブリーダーの手で焼かれて、殺されているらしい。金儲けのために、高等知能をもった動物を産ませては、そして余ったら焼いて捨てる。ということだ。その本には、ブリーディングに必要な、施設の整備についても書いてあった。ほとんど、犬猫版ブロイラー状態で、OKとしている。個体が入る程度のスペースを保持すれば良しとしてある。これらは、書籍などで公然と語られるほどに、業界では一般的な事実なのだろう。また、つい先日、東京にある大保健所勤務の獣医の話しを聞く機会があった。保健所に持ち込まれた、捨てられた、連れてこられた、任された…表現はなんでもいい、ともかく飼い主や持ち主に見放された犬と猫は、こういった保健所勤務の獣医の手で殺されているのだ。一応弁護するが、獣医は、直接には悪い人でもなんでもない。彼らの食っていくための仕事であり、それ以上の意味はない。意識や動機も千差万別。心ある人も、ない人も、それぞれにいる。それで。獣医のはなし。犬猫はペットショップで買われた後、どれくらいの期間で「人間から飼育をギブアップ」されて、保健所での虐殺を受ける羽目になることが多いのだろうか。答えは3日。ペットショップで買った次の日に、持ち込むケースも多いという。多くはだいたい一ヶ月程度で、飼育が大変だと分かり持ち込まれるらしい。では、何歳くらいの犬や猫が、保健所に持ち込まれることが多いのだろうか。病気になった場合が多いのだろうか? 老犬になって面倒に思ったケースか?答えは、生後1ヶ月前後。目が開き、ヨチヨチ動き出す頃だ。現在の日本では、年間50万頭を超える犬と猫が保健所だけでも殺されている。しかも、決して安楽に死んでいくのではない。毒ガスを吸わせられ、身体は痙攣し、呼吸困難に陥り、苦しみの中で死んでいくのだ。40年前まではもっとひどく、水銀注射による毒殺方式であって、保健所勤務の獣医の手で、一匹一匹、殺されていた。先の獣医は、自分の手のなかで、水銀の作用による痙攣のあと、全身をピンと一直線に硬直させて死んでいった大量の犬や猫たちの残酷な場面を今でも良く夢に見ると言っていた。売れなかったら焼いて殺す。しつけで失敗したから毒ガスで殺す。病気になったら、必要ないのに生まれたら、保健所で殺してもらう。何らかの段階で、たくさんの人が間接的にでも加担していることといえる。おおくのペット産業は、裏側で起こっているこうした現実を容認して成り立っている。ペットとして生まれてくる犬や猫の赤ちゃん達はそういった環境を危うくも通り抜けて私たちの手元にようやくたどり着き、そこで晴れて幸せな一生を送ることになる者もいるが、またさらに、そうでない道に進まされる者もたくさんいる。のだ。生きるか死ぬか。賭けのような道を通ってくるのだね。。ブリーディング(人の管理下での動物の繁殖)の学習をしようと思って、動物を殺すことを学んでしまった。
2004.11.08
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静岡へ大道芸ワールドカップを見に行ってきた。新幹線に乗って、家人と二人。陽気のいい日曜に。前日6日は夜から銀座8丁目の焼き肉屋で友人と食事。肉のハナマサ経営の食べ放題の店で、正直、肉も味付けも旨くはないが、ビール、寿司、果物、ケーキまで数種用意されていてすべて食べ放題。平日は、学生や若い社会人で賑わう繁盛店だ。が、場所柄土曜日は空いていたので、本来時間制のところ、無制限で閉店まで居させてもらうことができた。私たちはずいぶんと飲み、食べ、話したがそれでも飽きたらずに我が家へ流れ、明け方まで話しをしていた。仕事のことなど。朝5時前、家人が仕事から帰宅。そこで初めてそれぞれ仮眠。8時に起床し、私と家人は静岡へ。私はまだ酒が残っているし、家人の体力温存のためにも、車で行く予定を変更した。車内では柿の葉寿司、焼肉弁当を食べて調子を上げる。12時に着いた静岡駅では、構内ですでに大道芸が繰り広げられており、いい盛り上がり。私たちは公式ガイドブックを早速入手。駅からメイン会場である駿府公園へ向かうことに。市内至るところで大道芸が開催されているので、道すがらのぞき込む。このワールドカップは毎年この時期に静岡で開催されていて、今年は11月3日からの6日間。公式ポイント(大道芸実施スペース)は24カ所。メインの城内には7カ所集まっている。屋台も城内だけで50は出ており、来客数もすごい。7日は天候が良く、Tシャツ一枚でも良いような気温であり、その活気を一層盛り上げていた。大道芸といっても、このワールドカップはチャンピオンを決定するのであるから、きちんとしたプログラムが組まれており、芸人達は各自30分の芸を24カ所のポイントのどこかで、時に移動しながら日に3回ほど演技をする。30数組の芸人が毎日パフォーマンスするので、見る方も結構忙しい。私たちも初めこそ成り行きで見ていたが、途中、その方法ではかなりもったいないことに気が付き、しっかりプログラムを理解し、芸人の特色も理解したうえで見る順序を選ぶことにした。芸は、手品のような、普段から馴染みのなるものから、空中サーカスを思わせる大がかりなモノ、基本のジャグリング、一幕分の芝居のようなパントマイム、ドタバタ喜劇のようなものまでとても幅が広い。エントリーしている芸人もアメリカ、スペイン、チェコ、ロシア…と世界中から集まってきている。世界から注目されているらしい、天才パフォーマーも来ている。わたしなどは気軽な散歩気分でやって来たが、予想に反してずいぶんと本格的なので、城内で、気持ちを新たに参加し直した感じ。二日酔い気分も一新して、やる気?満々で気分は参加、してきた。ここでは日本の芸人も多数参加しているのだが、私たちはともかく外国勢のトップ芸人中心に見ることにする。アンドレイ&ナターリア(ロシア・玉乗り&フラフープ)、シルコ インペルフェクト(スペイン・ジャグリング&アクロバット)、ミム ダニエル(フランス・コメディ&パントマイム)、クリスティーナ・ヴィンツ(ドイツ・トロピーズ)、カリガリ 2004完全版(日本(韓国と会場ではなっていたが)・パントマイム)、ペッピ ザ クラウン(アメリカ・ジャグリング&バルーン)、ミスター ハム(イギリス・コメディ&ジャグリング)などのエントリー芸を溜息混じりに見る。トップ芸人達は、看板の技はもちろん、見せるための音楽、衣裳、作品構成…すべてにおいて素晴らしかった。総合芸術だと改めて認識した。家人と私はこういうのが大好きで、感激のあまり、うっすら涙。。お互いを盗み見して、「泣くなよ~」とつっこみを入れ合う。ほかに、場外では公式戦エントリー外の芸人によるオフパフォーマンスがあり、そこでスーパーアイドル 星丸のコメディ&ジャグリングを見て爆笑する。こんなに面白いとは! 7日は最終日であり、夕方からはフィナーレが盛大に行われたらしい。らしい、というのは、残念だが私たちは夜からの仕事に向けて、新幹線で5時には会場を後にしたので。本来は、夜間のパフォーマンスもやっているようだ。ライトに照らされたなかでのパフォーマンス!!次は夜も見てみたい!良い仕事はたくさんあるが。人を積極的に感動させる仕事はやはり素晴らしい。わたしも実現させよう、と強く心にもった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3歳猫の大ちゃんは食べ物が大好き。いつも、自分の皿に入る量をチェックしている。二匹並んで食べるので、大ちゃんの分が少なかったら大変だ。じっと小ちゃんの皿をのぞいて、自分の分が少ないとわかると、しばし固まる。そして、普段なら一目散に食べ進むくせに、急にヤル気を失い、だるそうに皿から一粒一粒取り出して、床に転がしてから食べ出す。小ちゃんは異変をキャッチし、あまり食べないままその場を離れて遊びに行ってしまう。大ちゃんがからーん、コローン、とフードを転がす音が台所に響く。大ちゃん。いじけている。いい加減にしてね。大ちゃん。上げてないワケじゃ、ないでしょ。??
2004.11.07
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