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苫治安

苫治安

2005.10.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ステーションギャラリーで23日まで開催中の加守田章二展へ、会社を早めにあがって(無理矢理)見に行った。

招待券があったが、800円なら定価を払っても見に行って損はない(ここの学芸員、本当に腕とセンスがいいなー)。

ポスターやなんかのコピーに「20世紀陶芸界の鬼才」とうたってあったけど、なるほどこれならわかる。よくあるように「単なるあおり文句」というのではない。
なんというか、見ていて楽しい。
おおらかでかわいらしさがあって、遊び心をくすぐられる。
ある彩陶を見たときなんか、道路に落書きしたときの気分を思い出してしまった(昔はローセキでよく落書きしたものだ最近あまり見ないけど)。

「おおらか」と書くと大雑把ととられるかもしれないが、とんでもない。
それぞれに施される加飾は非常に精緻なものだ。

信じられないといっても目の前に実物がある以上信じざるを得ないが。

ぶつぶつしてみたりうねうねしてみたり図柄はユニーク。
また、陶器よりも他のものをイメージさせる作品も多い。
陶皿なのに模様がまるで螺鈿細工とか。陶壺なのにまるで縞模様の袷みたいとか。
陶器なのに触ったらふかふかした感触が返ってきそうな彩りとか。
陶器(せっ器)なのにほとんど岩とか。
床の間の掛け軸を思わせたり民族楽器を思い出したりステンドグラスのある教会を思い出したり、見ているこっちが忙しい。

現代芸術としての陶芸作品は、どれもまぁ趣としては偉大さを理解できないわけじゃないものの、依然として難解なものが多い。
その中で加守田の作品はやさしい。
やさしくて、想像力を働かせてくれる。
(余談だが、私はこの感覚をイサム・ノグチの作品で初めて感じた)

どーして死んじゃったの……(50歳目前で夭逝)。

不思議なことに、どの器を見ても、ひとがそこにいるような気がする。
別にひとがたをしているわけでもないのに、ひとの存在感が感じられるように思う。
背中だったり胸だったり豊満な土偶のようだったりとさまざまだが、ひとのような存在感がある。
作品は加守田自身であり、見る人は目の前の陶器に彼の存在を見るのかもしれない。





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Last updated  2005.10.22 15:55:08


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苫治安 @ Re:BLOG、いま見せて頂いてます(11/18) おごじょさん 書き込みありがとうござい…
おごじょ@ BLOG、いま見せて頂いてます ペルーの写真見てます。トマトさん、ほん…
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