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苫治安

苫治安

2006.04.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
試写会に行ってきた。

最近、ファンタジーというとCG駆使すりゃいーだろーとゆー嫌らしい風潮が伸してきているので、まともな童話作品が恋しかった。きっとこの映画がそうに違いないと踏んで出かけたが……。

あらすじ ブラウン家のやんちゃな7人の子供たち。ママのいない子どもたちの最大の楽しみはナニー(乳母)へのいたずら。次々にナニーたちがやめていくけれど、その新しいナニーだけは違った。魔法のステッキを持つマクフィーが家に来てから、不思議なことが次々と起こり、ブラウン家の子供たちは素敵な魔法の力で生まれ変わっていく。パパは子供たちのために、気の進まない再婚を考えていたけれど、やがては家族に”ある奇跡”が訪れる。ナニー・マクフィーが見る人すべてを幸福にする魔法をかけてくれる……!

思惑は当たった。
面白い。
イギリスの伝統的な児童文学を、そのまま映像化したような作品だ。
色が綺麗だし(一緒に行った友人曰く「イギリスの田舎の屋敷って実はあんな感じだよね」)、子どもは可愛いし(これかなり重要。7人ともすごく可愛い。ナマイキで)、あちこちに「そんな馬鹿な」って笑いが散りばめられていて、ものすごく楽しめた。
子役が可愛いのは最大の魅力だけど、脇を固めるオトナの役者がまた巧いんだな~。

クイックリー夫人なんかもう、最高(笑)。ドレスはあんなだし自宅もあんなだし(映画見てください)。
それにしてもエマ・トンプソンって才女だな~。
マクフィーを演じている彼女(アカデミー賞を2度受賞)が、実はこの映画の脚本も書いている。
うまいよ。

いろいろ楽しかったところを書きたいんだけど、ネタバレになるのが嫌だなぁ。
どっちかっていうとレビューを読むより観に行ってほしいからなぁ……。

CG、もちろん使ってます。
でも、ポイントでしか使わない。何から何までCGに頼ることはしていない。
だから、見ていて「CGだぁあああ」という、なんといえばいいのか、不連続面に出会ったような感じが起きない。
「こういう描写があったけど、あとから考えるとあれはCGだね」という程度。
やっぱりこういうストイックな使い方がカッコいいなぁ(私には)。


最後の「奇跡」で、ムニャ投げでムニャだらけになったのがみんな突然のムニャでムニャくなって、ムニャのムニャがムニャムニャに変わっていくところなんか、いいんだよねー童話らしくって(ってこれじゃ一緒に見た人も何が何だかわからんかも)。
私は原作(『ふしぎなマチルダばあや』)を知らないけれど、どういうわけか原作の文をそのまま絵に直しているように感じられるのだ。

話がよくまとまっていて、目にも耳にも楽しくて(音楽もよかった)、オススメ。
特に、子どもと行くなら某ナルニアよりもこっちのほうが断然いい(誤解のないように書いておくと私はナルニア原作のファンです)。
小さい子でも楽しめるはず。

試写会に来ていたのはオトナだらけだったが、あっちでもこっちでもしょっちゅう笑いが起こっていた。
面白い映画は面白いのだ。

▼いちおうサイトはこちら。でもサイトを見てもあんまり……実物見たほうが断然面白い。
http://www.nanny-movie.jp





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Last updated  2006.04.12 12:50:27


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