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苫治安

苫治安

2006.05.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類
書名:誘拐犯はそこにいる

出版社:新潮社(新潮文庫)
発行年月:2003年12月
ISBN:4102116206
本体価格:552円(税込 579円)

あらすじ 歯医者の予約をすっぽかし、大事な顧客の葬式にも現れなかった父の身に、何か起こったのでは?気を揉む娘リーガンと怪我で入院中の妻のもとへ、身代金百万ドルを要求する電話がかかった…私立探偵の娘と著名なミステリー作家の妻に、なんとか監禁場所を伝えようと頭を絞る父。強運のアマチュア探偵、アルヴァイラおばさんの秘策とは?クラーク母娘初のコラボレーション。

売れっ子ミステリー作家が母娘で合作した、クリスマス向けの短編。
(一冊になっているけど、中編というより短篇というほうがふさわしい)


リーガンの母親が著名なミステリ作家というのはなんだかキャロル本人の環境を映しているみたいに見える。

いろいろ笑いが散りばめられていて、面白いんだけど、もう一度読みたいかといわれると「もういい」。
だいたいこの作家(私が知ってるのは母親のほうだけだが)の特徴として、いろんな登場人物を出しすぎ。
しかも毎回登場人物ごとの視点に変えるから(この短さで!)、読んでていらいらしてくる。
「おっ、こんなところで活かされるのか!」って驚きがあるならまだしも、「まーこういう役回りなんだろーなー」という推測に違わず予定調和をクリアするので、私にはイマイチだな。
場面転換やりすぎだ(私の好みからすると)。

まぁ、電車で読むには軽くていいでしょう。
嫌味はないし、そういう意味で話の質は良い。
特にクリスマス時期に読むのがオススメ(笑)。

▼この本はこちら。1時間半。
誘拐犯はそこにいる





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Last updated  2006.06.01 12:51:17


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