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苫治安

苫治安

2007.11.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
東博で12月初旬までやっている「大徳川展」を友人と観に行った。

いや~、初めて見たよ、金扇馬印ってヤツ。
どでかいのね!! そりゃ大阪城に捨てて逃げるわ(武士道からするとマズイけど)。
実はつい最近、浅田次郎の『憑神』を読んだばかりで(10/26の日記参照)、それに出てくるんだよねこの金扇馬印のハナシが。
その次に飾られていた具足も、どうも『憑神』に出てきたヤツ(しかも主人公の家系が代々手入れするヤツ)じゃないかという気がして、ずいぶん身近に感じたのであった。
しかし。
その後に続く、キンキンキラキラ(もういいよ)ってお道具やら何やらの黄金攻めによって、全く身近ではなくなってしまったのであった(笑)。
ちなみに「身近」=「モノに対する関心が濃い」ってことね。

なーんであんなに黄金尽くしにしなきゃならんのかな~(とブツブツ言ってたら、友人が「徳川だから」と答えてくれた)。

一種、無粋だよね……。
だってだって、秀吉と利休の喧嘩は知ってるはずなのに、家康も黄金の茶道具一式作ってるんですぜ?! 茶入れの蓋まで黄金だよ!? まぁ、陶器だったりしたら逆に浮いちゃってどうしようもないけど……。

茶入れといえば、お着替え持ちの茶入れが展示されていて、面白かった。
つまり、デザインの異なる蓋が四つくらいと、茶入れを包む巾着が三つくらいあって、気分や機会に応じて着せ替えしたんだろうな~、と。
お茶をやってる人には常識かもしれないけど、私としては初めて「そうか」と飲み込んだのだった。

将軍たちの手になる書画も展示されていた。
なかなかどうして、くろうとはだしの作品が多くてびっくり。
支配階級=エリート=書画も一通りこなす教養人、って図式なのかねぇ(それともヒマだったのかねぇ)。
吉宗の水墨画は「プロが描いた」と言われても騙されそうだし、家斉の描いた水墨画のゴイサギは異様にかわいらしかった(友人に一筆箋を買ってもらっちゃった)。
綱吉の書がちょっと……う~ん……大人の字じゃないっていうか……神経質な人だったのかな。

一室、能面だらけのパートがあって、印象深かった。

う~ん、すごくよくわかるよ(笑)。
目の前の面を見てても「そのとおり」に感じるもん(笑)。
まぁ、面は今までに見たものとそんなに印象が違わないんだけど、面白かったのは、面のミニチュアが何十点もあったこと。
だれだか姫君の持ちものらしかった。
何種類もの面のミニチュアが、一面に並んでいて、凄い。

泥じゃないよね。陶器? 木製に塗り? わからん……(カタログ見ると書いてあるのかも)。

他にもいろいろ、いろいろと見どころはあったけど(源氏物語絵巻の原本が来てたりとか!)、とにかく一番の特徴としては 点数が多い 。
姫君たちの着物・道具類の展示を見たあとに、「まだ部屋がある!!」と思わず驚愕したほどだ(だって普通はあそこらへんでラストだと思うよ~)。
私たちはオーディオガイドを使わないし、それほどじっくり時間をかけて見たわけでもなかったのだが、それでも全部見終わるまでに丸々2時間半かかった。
いや~。
疲れた。
確かに「 大 徳川展」ですわ。
ポスターに「この『大』は二度とない」みたいなコピーがあったけど、そーだろーとも、大きすぎるわい(笑)。
(えー、見る側としては、「中」くらいを2回やってもらったほうがラクだったかな(笑))
とゆーわけで、観に行く方はある程度 時間に余裕をもって行かれることをオススメ します。
上野の東京国立博物館で、12月2日(日)まで。


余談だが、友人は観覧中、「(展示終了後の)梱包のことを考えると気が遠くなりそう」とのたまった。
……そうだね。私だったらやりたくないな、こんなオソロシイの(笑)。





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Last updated  2007.11.13 13:18:18


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