PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

苫治安

苫治安

2008.01.25
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
脚本:W. シェイクスピア
演出:蜷川幸雄
出演:平 幹二朗 内山理名 とよた真帆 銀粉蝶 池内博之 高橋洋 渕野俊太 山崎一 吉田鋼太郎 瑳川哲朗 ほか

長かったけど、よかった(3時間40分ですヨ、あなた……)。
平幹二朗のリアが凄かった。
途中がすっかり徘徊ボケ老人……。
う~ん。
何百年も前に書かれたハナシなのに。
どうして現代の演出家と現代の俳優が演ると、現代の暗部を抉る出来になっちゃうのだろー??


他の役者さんたちもよかった。
難をいえば、コーディリアのせりふが聞き取りにくかった。
そんな乱暴に、叩きつけるように言わなくても……。
逆に、リーガンとゴネリルはもう上手すぎ。特にゴネリルだっけ?(上のねーちゃん)
上手い。上手いよぅ。
瑳川や吉田、高橋はもちろん安心して見ていられた。
しかし今回はなんといってもタイトルロールの平だなぁ。
圧巻だった。
最後なんか、もう……。

ところで、こんな構造の脚本だとは知らなかったよ。
リア王といえば、ある父王が口下手な末娘を勢いで勘当し、その後、追従を信じて跡を譲った長女・次女から冷たい仕打ちを受けて苦しみ、彼のために挙兵した末娘と和解するものの結局末娘は死んでしまう悲劇、としてしか知らなかった。

すごく対照的なんだよね。
リア王は私生児(コーディリア)の愛によって安らぎを得、正室の娘たち(ゴネリル、リーガン)によっては虐げられる(まぁ娘たちにも言い分はあるみたいだけど)。
逆に、グロスター伯は私生児(エドワード)に憎まれて陥れられ、嫡男(エドガー)によって救われる。
ほら、まるで対称でしょ?
そこで問題。血は水よりも濃いか?
誤り です。
劇中、リア王が「姦通で死罪! ばかな。…中略…盛大につるめ。グロスターの私生児のほうがれっきとした正妻から生まれた俺の娘どもよりよほど親孝行だ」と言うくだりがあり、ここで 「グロスターの」を聞き落とした ため、「私生児のほうが嫡子よりよほど親孝行 →→ コーディリアは私生児?」と思い込んでしまいました。
脚本を読み進んで、やっとここまでたどり着いたら間違ってました……。
どうも面目次第もござりません……。なにとぞご勘弁を。
(なお、それでも「家族ってなんだ?」の問いが立ち現れることには変わりないです)



少なくとも今回の演出ではそうだった。
来週、もう一回見に行く。
上演時間が長いのはやはりつらいけど、それでも楽しみだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.01.31 09:34:25


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Comments

苫治安 @ Re:BLOG、いま見せて頂いてます(11/18) おごじょさん 書き込みありがとうござい…
おごじょ@ BLOG、いま見せて頂いてます ペルーの写真見てます。トマトさん、ほん…
苫治安 @ Re:忘年会やりますよ(12/18) たまみさん >アマクリ残党?!で忘年会…

Archives

・2026.10
・2026.09
・2026.08
・2026.07
・2026.06

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: