2003.01.10
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大学2年だか3年だかの夏で、バイト先の友人が、
一緒にいくはずだった人が行けなくなってしまったというので、
急遽行ってみることにしたのだった。

それは、5万人が集まる豊洲埠頭での野外コンサートで、
すごく大がかりなステージで、3人が馬に乗って登場して、
そして初めて、美和ちゃんが、

「みんな幸せになって帰ってよ~!!」

と叫ぶ声を聞いて、


本物の花火があがったのを見て、

もう3時間も歌い続けたのに、必死にステージ中を走りながら、
"うれしい楽しい大好き"を歌うのを聞いて、

私はすっかりDreamsComeTureに夢中になった。

それからずっと、「こんな歌を作って、歌えるドリはすごい」、
「歳を重ねても、あんなふうに輝いている美和ちゃんはすごい」、
と、まさに"眼鏡ごしの空"みたいな気持ちで、
ああ、ドリカムはいいなぁ、美和ちゃんは素敵だなぁ、と。

そう思い続けている間に、遠いところにいる人たちだから余計に、
きっととても正しい生活をしていて、素敵な恋愛をしていて、
些細な悩みや迷いなどなくて、ただ歌が好きで、

なんて、ばくぜんと、そんな勝手なイメージを作ってしまったりした。

そんなわけない。

相手は生身の人間で、心が弱かったり、事情を抱えたり、
逮捕されたり、不倫もしたりして、意外とどろどろしながら生きている。

普通に人間なのだ。



「あっしさ、今日のみんなの顔思い出したら、
 これからどんなことがあっても頑張っていけると思う」

と言っていたのを思い出す。

私は次もきっと、美和ちゃんや、まささんに会いにコンサートへ行く。








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Last updated  2003.01.11 01:17:56


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