深秘の華苑

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黒左右衛門

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2002.04.23
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 さて、お受験の話ですが。
 あたしが想像していたよりもレスポンスが激しくて、正直驚いて居ます。メモとかでコメントしてくださった皆さま、ありがとうございます m(_ _)m

 まあ、あたし自身はあたしの子供への緒受験の強制はあまり好かないのですが、その理由は幾つかあって。
 例えば、うちの父親なのですが。父は小さい頃に父親(あたしにとっての祖父ですね)を亡くしてしまい、まあ昔故兄弟も多いので、中卒なんですよ、学歴(だからあまり教育には熱心ではないという噂もある)。でも、父は裸一貫から会社を興して、一戸建てなんか買っちゃったり、あたし達姉妹を大学までやったりする程度にはお金の余裕のある暮らしをさせてくれているんですね。学歴なくても本人の努力で何とでもできるんだ、という事を直視して育ってきたあたしは、今に至るまで愉快な苦労ザエモン一家を切り盛りしている父を尊敬している訳で。ついでに苦労ザエモン一族というのが、実は音楽プロデューサーしてみたり体育会系で凄かったりと異才揃いの一族で、比して低学歴なのですが、まあこういうのもアリやなと思うにつれ、あまり学歴はあまり重要じゃないのかもとか思う訳ですよ。適当に頑張る気がある人は勉強するだろうし、他に夢中な人はそちらで頑張ればよろしおすがな、みたいな。
 まあ父が中卒で何とかなったのは昔だったからで、今はそういう訳にはいかない、と云われればそこまでですが。

 それと、もうひとつ。
 あたしが小学生の頃、居たのですよ中学校受験した子が。
 まあこの近辺では名前を知らない人は居ないような会社(注:超ローカル)の御曹司な彼は、会社の後継者としてやはりこの辺で一番および二番に賢い中学校を受験したのですよ。
 そりゃもう田舎の公立志向の強い(と新聞にこの間書いてあった。妙に納得)ここらですからねえ。本当噂になったし、受験発覚後彼は確実に学校の中で浮いてしまったし。でもイタいのが、彼が自ら「俺はお前らと一緒の中学には行かねえもんね~」という言動を沢山発散してしまったものの、彼は両方共の中学の受験に失敗してしまったのですよ。そらもうショックで暫く今で云う引きこもりちゃん化していましたよ、暫く。で、大口叩いた立場上町内の公立中学に入学する訳にもいかず、結局隣市の親戚の家からその市内の市立中に通っていましたよ。この時の心の傷を思うと、ねえ。


 前から云っているように、大学に入ったら終わりなのではなく、大学で何をするかが重要なのではないかと思うあたしとしましては。只単に詰め込み学習ばかりが得意でも、自分で考える力やある程度の好奇心が必要なんだと思います。
 この間先生方と話していたのですが、最近の学部生は特に、自分から何かに興味を持って自分から動いていく、という事を苦手とする人が増えているそうです。テストも良くできる。与えた課題も良くできる。でも、自分から何かをしなさいと云われると何も出来ない人が多いんですって。確かにうちのM1の子達は自分達がやりたい、と思う事が解らない、と云いよります。自分の興味が解らないんだってよ。じゃあなんで進学してきたの? と尋ねると「就職する時、研究職に就きたいから」だそうで。・・・確かに研究職に就くには修士位必要だと思うけどさ。あたしなり先生の出す課題を云われるままこなすのは研究職って云わないんだよ(毒)。コレって多分自然科学系では致命傷なんじゃないでしょうか。だから日本は自然科学分野ではアメリカとかの二番煎じなんだ、なんて思えてしまいます。
 小さい頃はのびのびと興味のある事に触れさせてあげたいな。あたしはそれで自然科学系に興味持ったし。芸術とかも、感性が必要だと思うけどそれって詰め込みで与えたって発生しないんじゃないのかな?

 でも、親戚とかからの圧力もあるようで、やっぱり難しいですね。うん。
 この間云っていた、ずっと受験を繰り広げてきたトモダチの一族もお受験するのが当然みたいな空気があって、「公立に通っている人は居なかったから、親も受験させるしか無かったんじゃないの?」と云っておりました。

 ・・・取り留めないなあオイ。





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Last updated  2002.04.23 20:54:16
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