深秘の華苑

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黒左右衛門

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2002.07.28
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奴は噛む癖をつけたらしい。#2
 あたしとマコトはかれこれ丸八年になろうという関係なんだけど、ここ2回位かな、噛むようになったのは。どういう経緯で噛むようになったんだろう。解らない。痛いのかイイのか解らない。多分どちら共なんだろう。
 ていうか、痕が強く残るような事はあまりしなかったのに。キスマークにしたって普段は殆ど付けない。付けてもこっそりと、服に隠れる場所で直ぐに消える程度だった。一度だけ首筋にすごく派手な奴を付けられて本気で怒った事があったっけ。
 体勢を入れ替えて、太股を噛まれる。そりゃもうバグバグと。前回付けたのは太股の外側だったんだけど、今回は内側、しかも多数。その間何回かあたしは指でイカされてた(と思うの)。奴のが挿ってきた時にはもう訳が分からなくなっていた。それでも何回か体位を入れ替えているうちに何回かイったらしい。その最中に耳元で囁く。
「やっぱり一人じゃ物足りないよ。不倫相手呼んできてよ」
 それは出来ない。訳解らない状態になっていても「うん」とは云わなかった。
 最後は騎乗位で3回位腰を振った時に奴はイった。

 終わっていちゃついている時、奴が訊いてくる。タカユキさんとの事。逢っている頻度からセックスの内容まで。しつこい。そして最後はやはり3Pのお誘い。
「(タカユキさんにはマコトの存在も3Pのお誘いが在る事も)云えないよ。大切だもん」


 またいつものように、先にシャワーを浴びたマコトはあたしが浴室に居るうちに帰っていった。サヨナラのキスをして、「行ってきます」って云う。あたしは「行ってらっしゃい」と答えた。

 そして噛み痕ね。前のは青痣から黄色っぽくなって、でもまだ存在しているのに、新しく沢山作製されてしまった歯形は、実は今でも結構痛い。触ったり座ったりするとね。背中のはキスマークと相まって、やっぱり痛々しい。
 やばいな。今週末タカユキさんと逢うのに←尻軽。
2002/07/30 21:36:10

奴は噛む癖をつけたらしい。#1
 夜、マコトからお誘いのメェルが到来。
 月曜日は病院に行きたいので、朝早くから実験がしたい。その為に日曜日は早めに切り上げて早く寝ちゃおう、と思っていたのでマコトとセックスしていたら寝るが遅くなってしまう。ちょっとなぁ、と思ったけど結局鉄の私情に流されて奴と逢った。
 「ただいま」。玄関先でキス。いちゃつく。この段階でマコトのはもうお元気になられていた。唇や耳、首筋にキスの雨を降らされながら部屋に入る。電気を強引に消してやったあたしにマコトは意地悪をした。窓に向かい、カーテンを開ける。窓の向こうは駐車場で、その先にはもうひとつのマンションが建っている。しかも横にはコンビニ(うちから見えるのは店の裏側なんだけど)が在るので、この場所は夜中とは云えども人通りが全くない訳ではない。ちょっとそれは無いんじゃないの? 抵抗するあたしには構わず窓際に立たせ、着ていたキャミドレスを半分脱がした状態にして、背後から愛撫を始める。肩や胸に硝子窓の冷たさが伝わる。ていうか、あんたはともかくココに住んでいるあたしの立場を考えて。でも止めてくれない。結局暫くして人影が現れたので窓から退却。この人露出系も好きなんだよね。
 ベッドに戻って、座った奴の前に跪いてフェラする。背中を落とし、尻を上げるように命令される。それに従うと奴は背中を舐め始めた。背中は弱い。声が出る。そのうち舐めるだけでなく、吸い付いてきて、更に噛みついてきた。甘噛みなんて優しい奴ではなく、本気で噛んでくる。多分あたしは普通の体型なので背中にはあまり肉は無い筈。それでも根性で噛んできた。フェラを止められた後も、あたしの体勢を変化させる事を奴は許さなかった。そのまま背後に回られる。あたしは俯せのまま、尻だけ高く上げている。電気を消していてもあたし的に我慢できない位非常に恥ずかしい格好だ。「……勘弁して」思わず哀願してしまうが、マコトは「駄目」と却下してそのままあたしのを舐める。指を出し入れしながら今度は尻を噛んできた。
 屈辱にも、あたしは恥ずかしい格好のまま、この時一回目の潮を吹いた。


恐ろしい程彼氏さんの存在が稀薄だった一週間でした
 暑い。
 今週も結局休みなし。今日は朝から実験をしている。ていうか、家から学校に来る迄の道程で半分位死亡。暑すぎる。実験は、かなりの確率で発泡スチロールの箱に氷を入れる事から始まる。今日も製氷機から小さいスコップで氷を箱の中に入れる。がばがば勢い良く入れるので、氷が飛ぶ。手にかかって冷たくて気持ちいい。箱には満タンに氷を詰めてやった。そして自分は製氷機の中に入りたい衝動に駆られた(笑)。

 日曜日の午前中は、大概一人っきりだ。広い実験室自分のモノ状態が好き♪ でもそこで「27歳独身様」なあたし、こんなんでええんやろか、とちょい落ち込む。一反応24個ずつで3回、計72個のコロニーPCRを始める。恐ろしく単純作業。機械的に手を動かしながら、先週の事を思い返した。土日は誕生日でマコトを誘っちゃったり翌日タカユキさんに逢いに行ったりしていた。それと比して以降今日までの色気の無さ。病院行って実験して寝て実験して寝て以下連続。でもその間にタカユキさんとの事とか考えていたんだよな。深入りしたくないけどこのままだとマズいかも、とか。彼の何かに惹かれているあたしが確かに居るんだけど、それは愛しているとかそういったものでは無いと思うし。何よりもタカユキさんは結婚しているから。奥さんが。どうしても気になる。だからタカユキさんの家庭の事は余り聞けないから解らない。解らないから怖い。
 マコトとは相変わらず。適度な距離。でも酔っていたあの時マコトが欲しかったんだ。惚れているのか? よく解らない。でも、今更ねえ。そんな関係は無理。


 そういえば、今週はまたかつて無い程彼氏さんの存在感が薄かった。薄いっちゅーか無かった。これって遠距離だからなのか?もうちょい近場で頻繁に逢っていたら、ココまで相手の存在感が稀薄にはならないのかもしれない。なんて距離に逃げてみたりした。
 電話もしないしメェルもしない。一瞬でもしようとか思わなかった。あまり頭になかった。逢わないのに馴れちゃったからかな。愛情が無いからかな。解らないけど。でも逢ったら仲良しなんだよな。ぬ~ん・・・。

 午後から4回生の子が勉強しに来た。彼は大学院受験組。偶に頭を抱えながら有機化学と格闘している姿が痛々しくも6年位前の自分の姿と重なり妙に懐かしい。頑張ってね。

 そういえば、もうじき8月なのね。
2002/07/28 14:31:18





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Last updated  2002.07.30 21:36:10
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