深秘の華苑

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黒左右衛門

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2003.09.19
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 昨日測定した条件が宜しかったので、今日は同一条件で、更に一歩進めた段階へ突入。結果はまあまあ。まだまだ改善点は沢山あるけど前よりは可成りイイ。
 それにしても測定機器のソフトウェアが思ったより扱い辛くて腹が立つ。融通効かないんだよね微妙な所で。特に測定結果のプリントアウト。測定結果を一化合物/A4一枚でプリントアウトできるようなExcelのマクロを使わないと駄目なんだけど、どんなにいぢっても一化合物/A4一枚の割り振りは変わらない。あの、あたし一回の測定で最大140種類程度の化合物を扱うのですが、その折りには測定毎に140枚もプリントアウトしてくださるのだろうか・・・。大いなる資源の無駄だ。
 と誰に云っても(多分同じ測定機械を扱っている人以外)解らない事を取り敢えず吐いた。
 仕事中に次長が渡してくれた論文が思いの他ビンゴ。非常に有難かった。何しろ急拵えのMS/MS野郎なので色々背景が浅く、兎に角持っている情報が少ない。今日貰った論文にはあたしの気になるポイントの幾つかに就いて指摘してあった。非常に納得。うし。

 仕事の後、大学時代の研究室の後輩と待ち合わせて一緒に御飯。いや、呼び出されたのだけど多分色々あって吐きたいのだろうなぁとは思っていたのだが、想像以上に研究室は退廃的ムードで満たされているらしい。ありゃりゃ。大丈夫かしら。
 彼女らはM2なので、もうそろそろ修論のラストスパートに入らねばならないのだが、二人共スパートをかけられる状態では無いらしい。余所の大学はどうかは知らないけど、うちの大学は一月末の修士論文提出を皮切りに一連の修論祭りが開催される。一月末に論文を提出しようと思うと実験が出来るのは多分後二ヶ月程しかない。しかしとてもではないが時間が無い模様。多分此から審査終了迄が院生の間で一番厳しい時期だと思うけど、此の山を越えたら解放されるのだ。頑張れ。

 で、彼女らに逢った瞬間「先輩、きらきらしてるよ」だの「表情が爽やかだねっ!」とか「お姉さんだよッ」とか散々云われた。曰く、荒んだ空気の中、目標を見失いつつ絶望しつつ何時終わるとも解らない修論地獄(オーバー)の真っ只中に居る者から見ると、退院(大学院を脱出する事を我々はこう呼ぶのだ)して社会に出て働いていて、仕事も順調(と云う程でも無いが愉しい)で幸せそうなあたしは非常に眩しいそうだ。
 確かにあたしは何もかもが順調に行っていて幸せそうに見えるんだろうな。 中味はぐちゃぐちゃで手が付けられないけどねッ とコソーリ思った。


 兎に角、頑張る彼女らにそれなりの結果が出せる事を祈りたい。修羅場真っ只中の一月中旬にリポD2ダースを持って陣中見舞いに行く事を約束した。

 明日は式場見学。がんばるぞー(やる気の無い感じで棒読み)





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Last updated  2003.09.20 02:11:17
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