深秘の華苑

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黒左右衛門

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2005.01.07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近、本当に仕事が大変で死んでしまいそうです。


ところで、あたしは昔実家で犬と一緒に暮らしていて、
でも其の犬は何年か前に病に倒れ彼岸へと旅だった。

あたしは其の子の事がとてもとても好きで、既に逢えなくなって数年経っているのに
余所の子(同じ犬種)を見ても、大概「可愛いけど、うちのあの子の方が可愛いわ」と
思う程度には溺愛し続けているのだが。

この間、ちょこっとの空き時間があったので本屋で立ち読みしていた。
タイトルは忘れてしまったのだけど、或る夫婦と柴犬2匹との
出会いと別れを記録した本だったのだが


否、半ば泣いていた。

多分、自分とあの子との間の事をフラッシュバックしたのだと思う。
本当に可愛くて可愛くて、だから最期を看取った時はいい歳なのに大泣きした。
あの子の死を目の当たりにして、其の上で「死」を認めたくなかった。
別離を拒みたかった。

あの子の死から1月以上経って、漸く毎日えぐえぐ泣く日々から遠ざかり
更に何年か経った今では思い出話しが平気で出来る程度には立ち直っていて
(当時は、あの子の事を思い出すだけで涙腺全開になっていた)
自分ではすっかりショックから立ち直ったと思い込んでいたのに。
自分は彼女の死を受け入れていると思ったのに。

其処で前と同じ様に泣けてくるのは、4年も経った今でも

彼女が其れだけあたしにとってかけがえの無い存在であると云う事は
自覚しているのだが。


ちゅうかいい歳をした人が起こす感情の波だろうか。






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Last updated  2005.01.07 22:50:19
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