深秘の華苑

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黒左右衛門

黒左右衛門

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2005.03.10
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弱っている彼を抱きしめたら、なんかめちゃ愛しいと思えた。

不倫相手は相変わらず弱っている。今日も会社の偉い人とぶつかったらしく、
就業中偶々取った電話が不倫相手からで(うちの上司宛の電話だ)、
「おお~。黒左右衛門さんか久し振りやなぁ~」から始まって、良いだけ愚痴られた。
だから就業中なのだが。しかも其の時うちの上司は不在だった為、通常なら
「済みません生憎我が上司様は不在ですので、戻り次第折り返し連絡差し上げる様
 伝えさせていただきますです」
で終わる所を何分か私用の様な会話を交わして終了した。
公私混同も甚だしい。

今日は逢えないかなと思っていたら結局終業後比較的遅めに落ち合う事となった。
明日は家の都合で逢えないかもしれないから、らしい。

一緒に居た何時間かのうち、其の殆どを彼の愚痴で満たした。
彼は本当に大変らしく、愚痴は後から後から涌いてで来る。
愚痴を吐いてちょこっとでもすっきりしてくれるなら、と思って聞き役に徹した。
やがてごろごろし始めて、何かの拍子にあたしが彼の頭を抱きしめる状態になった。
こんなポジションは、恐らく関係成立以来初めてだろう。
図体のでかいおっさんを抱きしめるババア。
絵的には全く美しくないなと思いつつ、でも妙に満足した。

そんなこんなで甘えられて、そして「ずっと側に居て」と何時もの言葉を繰り返す。
自分の人生なのだが。


いや、終わらねばならないのだが、其れは今では無いのかもしれない。と勝手に思った。



最近とてもくしゃみが出る。
目は痒くない。
鼻水は出る。
風邪薬を飲むと一応症状は緩和する。






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Last updated  2005.03.10 22:54:34
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