深秘の華苑

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黒左右衛門

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2006.03.18
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偶々訪問した日記サイトの方が、先日自殺未遂をされたそうで


励ますもの、罵倒するもの、冷たく「死にたきゃ死ねよ」的な事を云うもの。

人間、生きるのは難しいなと。


有難い事に、あたしは今迄「死んでしまいたい」と心の底から真剣に思った事は無い。
睡眠不足とか物凄い仕事が下命された時とかはネタ的に「死んでしまいたい」とは思うけど。
そう在れるのは、あたしが図太いからだろう。
此の世の色々な物に執着があって其れを振り切ってしまおうと思えない程度には煩悩の塊だし
基本的に「待てば海路の日和あり」な考え方だし。



其れとは別に、両親の事を考えたら死ねない。
少なくとも自死だけは選べない。
昔の日記にも書いたけど、あたしには兄が居た。
兄は、うちの両親が結婚して一年位して授かった待望の第一子。
両親は余り詳しく語らないから詳細は不明だけど、出産迄は無事に生きていたらしい。
でも、陣痛促進剤を処方された結果、兄は死産となった。
其の一年後に姉が生まれているから、多分今の愉快な家族が存在しているのだと思うけど
両親の瑕は如何許りか、考えると悲しくなる。
よく、法事やら何やらがあると父が
「親が亡くなって、子が親を見送るのは悲しいけど順序としては真っ当だ。
 親が子を見送るのは順序が違う」


こんな出来損ないの娘でも、親にとっては可愛いらしく
一寸連絡が途切れると生存確認の電話が掛かって来る。
そんな時、愛されてるよなあと思う。
だから、両親に二度も子を見送るような真似をさせてはいけないな、等と思う。

斯様な考えを保てる辺り、あたしは平和で幸せな境遇に居るのだとは思う。

あたしは何を云えば良いのか解らないので、敢えてコメントをする事はしない。
死を選ぶには其れなりの事情が在った訳だろうし、其の事情を知らないのに
簡単に「生きて!」とも云えないし、だからと云って「死ね」とは云えない。
でも、自分が其の立場になった時、「逃亡」はするだろうけど「死」は選ばない、
と今は考えている。

此の先は解らないけど。






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Last updated  2006.03.19 01:19:29
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