深秘の華苑

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黒左右衛門

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2006.08.13
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一か月振り位に、彼と逢った。

照れ屋な彼は、こちらが予想していた通り
逢った瞬間は恥ずかし気に俯き、言葉少なだった。
でも、直ぐに以前のあたし達の関係に戻って
思う存分抱き合い、膚を密着させ色々話をした。
すぐ膝枕を強請る彼に「あーもう仕様がないなー」と膝を貸し、
「あ。黒ちゃんのおっぱい」と触れる手を
ぺしり、と軽く叩き「生意気やね」と呟き乍らも

彼は眠るのを拒否して、何時もよりも夜更かしして遊んだ。

別れの時間が来るのは結構早くて。
其れ迄ずっと笑顔全開だったのに、
「じゃあ、あたしそろそろ帰るわ」と云った瞬間
彼は不機嫌になり、仕舞には泣き出した。
「さよならするの、厭なん?」と尋ねると
涙を一杯溜めつつ、でも視線はあたしに向けないまま頷いた。
「なんでこっち見てくれやんの?
 泣いちゃうから?」
と尋ねられると小さく頷いていた。
見送りを頑に拒否していたけど、結局は駅迄見送ってくれた。

しっかり頷いて手を振り返してくれた。
投げキスをすると、えぐえぐ嗚咽しているくせに
キスを投げ返してきた。

もうじき誕生日だね。
君と巡り会って、もう5年だよ。

其の成長振りには瞠目されまくりで。
良い所だけではなく、生意気な所とか、聞き分けの無い所とか
そう云った少し腹の立つ(笑)所も含めて、
いやもう。心から。
君が生まれて来てくれて有難うだよ。本当に。
此れからも、変わらず健やかに。


と云う訳で、久々に甥っ子に逢った。
やっぱりかわいい。うん。
生意気だけどね。
叔母莫迦全開だよ。







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Last updated  2006.08.13 22:25:49
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