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カラダの声を聞く ***Tarzan 女性フィットネス特集を読んでしまってからというもの、”カラダがよろこぶ”ということについてとても興味がわき始めた。一人暮らしを始めて自炊するようになって、味覚が研ぎ澄まされてきたような気がする。いつもカフェの前を通ると、甘くておいしい飲み物をのみにふらりと立ち寄ったりしていたがそれもなくなったし、脂っこいものをほしいと思わなくなった。代わりに、”ブロッコリーが食べたい!”と急にどうしようもなく思ったり、会社で飲むミネラルウオーターを美味しい!と感じるようにもなった。会社からの帰り道、一駅分歩いている。でもそれだけじゃ物足りなくなり、近くのスポーツジムを見学しに行ってみた。出社前にカラダを動かせたら仕事がんばれそう、なんて思いながら。今日は少し早く仕事を終えられた。サオリとカフェでひとしきりおしゃべりした後、急に、家の近くにあった銭湯に行ってみよう、と思い立った。今月はとうとう残業70時間を超過した。きっと全身が癒されたがっている。家に帰り夕食を済ませ、タオルと着替えをささっと抱えて向かった。戸をあけると気のよさそうなおじさんが番台にいた。小さなシャンプー、リンスやら、石鹸やらが、30円くらいで売られている。そのあまりのかわいらしさに、思わず手にとってシャンプーを購入。このおじさんのあたたかい感じとか、ちょうどいい壁のすたれ具合、戸を開けたときの空気のにおいが、まさに”この街らしいな”と思わせる。途中、のぼせそうになっていったんあがり、冷たいお茶を飲みながら壁に張られた紙を見上げる。”毎月26日はラベンダーの日”なんて書かれている。今度は26日にきてみよう、なんて思ってしまうような、こんな小さなわくわくが嬉しい。ごく普通の銭湯だと思っていたのに、入ってみると、リラックスバス、バブルバス、打たせ湯など、いろいろな種類のお風呂があってびっくり。バブルバスで全身をほぐされて心からリラックス。目を瞑り、いろいろなことを思い巡らす。これからは、友達が家に泊まりに来たときはここに連れてきたい。以前、憧れのライターの方にお会いするチャンスがあった。その方が、”水風呂”の魅力を語られていて、ここで水風呂を発見して嬉しくなった。熱い湯でほてったカラダが冷たい水に入っていくときのその感じは、なぜか記憶にあるはずのない、羊水の中の自分を髣髴とさせる。カラダがよろこぶことをしているとき、心の中にあるもやもやや迷いや戸惑いは、すべて分解されて散っていくような気がする。心が、あるべき場所へと還っていく。
March 29, 2005
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気づいたら できていた道 確かに かかとの後ろに ***「ブリジットジョーンズの日記 2」を見た。ブリジットファンの私は、この日を待ちに待っていた。映画といえば、ポップコーン。30分以上も早く、お茶とポップコーンを買い込んで、友人と二人、並ぶ。会社の友人、サオリとは、毎日会社で顔を合わせ、仕事の合間にメールで会話もしているし、お互いに残業が多いのでよく帰り道に食事にも行く。それなのに、週末にも会う。いつも全く、話し足りないのだ。会社の友達、という気がしない。ずいぶん昔からの知り合いのような気がしてならない。恋愛に、将来に、日々、現在進行形で悩み迷いそれでも勇敢に進む私たちのブリジット!!ブリジット役のレニーは、この役作りの為にまた、一日6個ドーナツを食べて太ったという。確かに、この太りようには心から驚いた。こんなに太っても、ドジばっかりでも、なぜか誰よりもチャーミングで可愛く、私は何度もため息をついた。そしてそれを見守る恋人のマーク。彼女のすべてを静かに、優しいまなざしで見守り続ける存在が、本当に素敵だと思った。今の会社に入り、もうすぐ1年が経つ。初めての社会人生活に、毎日とにかく必死だった。お茶をこぼしたり、ゴミ箱につまずいたり、私がなりたいと思っていた”スマートで素敵なOL”からは程遠い日々だった。そうして嘆く私に、サオリは言った。「いいんだよ。ともちゃんは、それがいいんだよ。」何気ない一言なのに、とても心に染み渡るようだった。呪文のように、「そうだ、私はこれでいいんだよ。」と日々、復唱する。映画の中のブリジットも、はたからみたらとても滑稽で笑いを誘う。でもきっと、だからブリジットなのだ。一生懸命ならそれでいい。それがたとえ、不恰好であっても。これからも、スマートじゃなくても、諦めることを知らない一生懸命な人間でいたい。
March 21, 2005
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誰かの出発 誰かのゴール 春が来る ***一人暮らしを始めてから初めて、実家に帰る。祖父母のお墓があるお寺で、家族と待ち合わせる。久々に揃った家族5人。喜びを隠せない両親。お墓参りをし、東京駅付近でお昼を食べ、「東京めぐりだね」なんて言いながら丸ビルなどをめぐり、帰途につく。その夜私は久しぶりに、アルバイトしていた塾を訪れた。もう、私が教えていた生徒たちの合格発表も終わっていて、塾の外には、合格者の名前と合格校の書かれた紙が張り出されている。中に入ると、ついこないだまで生徒だった子が、先生としてそこにいた(笑)。時の流れを感じる。そして室長が、お給料が少ない、忙しくて不規則で大変、やめたいと言いつつもここで室長を続けておられる理由がわかる季節だ。久しぶりに訪れた私を、かつて同僚だった先生たちはみんな、あたたかい笑顔で迎えてくれる。こころから気持ちがほんわかする瞬間だ。ワッフルの差し入れをみんなで食べた後、みんなで写真を撮る。笑いながら騒ぎながら。なぜだか楽しくて仕方ない。教室の中で。外の看板をバックに。思えばここでみんなで写真を撮るのは初めてだ。その後、みんなでお好み焼きやさんへ。本当に懐かしく楽しい時間だった。ここを訪れるたびに思う。やっぱり先生になりたい。だから自分に起こるすべての事を受け入れる寛大なこころをもてるような、大きな自分になりたいと、震えるくらいそう思うのだ。小さな教室。何気ない教室。けれど、私にいろんなことを決断させた場所。今度は、現像した写真とまた何か差し入れをもってまた来たい。
March 19, 2005
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食べて、歌って、恋をして。 そんなふうにして 流れ行く 日々 ***札幌に配属されてしまった、高校時代からの友人が研修で上京してくる。彼女の上京の度になんとか時間を繰り合わせて会うのだが、今回は私の部屋に泊まりにくることになった。なんとか部屋も落ち着いて、人が泊まりにくるのは初めて。仕事を早く終えて六本木ヒルズで待ち合わせ。方向音痴の私たちは、なかなか会えない。お互いエスカレーターですれ違ってしまったり・・・。食事を終えて、私の部屋に向かう。近くのコンビニで、お菓子やらお酒やら、ふたりでこんなに食べられるの?という大量な食物を買い込んで・・。私たちはお互いに、無類の音楽好き。高校の頃から、そうだった。好きなジャンルが似てることもあり、部屋で私たちは、次々に音楽を流しては、歌う、踊る、食べる、騒ぐ、笑う・・・。そうして、つもり積もったお互いの近況についてのおしゃべりをする前に、疲れ果ててしまったのだ。二人で私の小さなベッドにぎゅうぎゅうになって入り、恋愛だの仕事だの将来だの、語り合い始めた。私は、彼女の話をうん、うんと相槌をうちながら聞いていたのだが、彼女が私に「だよねー。どう思う?」と何かをたずねたとき。私は「・・・・・・・・・・・・・マシュマロ。」と確かにつぶやいた。「・・・マシュマロ??」笑い出す彼女。どうやら私は彼女の話を聞きながら一瞬眠りに落ち、起き抜けに寝言を言ったようなのだ。その日会社で、会社の友人とこんな会話をしていた。私はお菓子の中でもマシュマロがとてもすきなのだが、友人いわく、「マシュマロって、カマキリか何かのたまごにすごく似てない?そう思い始めてから、苦手になっちゃった。」。多分、その会話が心のどこかに残っていたのだろう(笑)。そしてお互いに朝起きて、彼女を見送りに駅に向かう。結局、お互いの深刻な話なんてほとんどできず、歌って踊って騒いだだけのお馬鹿な夜だった。横断歩道のところで私が言った。「なーんもしゃべらず終わったね!笑」彼女が言う。「ね!でもさー!」でもさ、の先を言う前に、私たちはお互いの言おうとしてることが言葉にせずとも通じ合ったことに気づき、ただ微笑みあった。そう、きっと。私たちの日常に起こることはあまりにすべてがオリジナルすぎて、悩んでも、もがいても、答えの出ないこともある。もやもやとした霧は、なかなか晴れてくれないこともあるし、急に視界が開けてくることもある。けれど。歌って、おどり、わけもなく騒ぐ。たくさん笑う。そんな些細なことが、なんだかすべてがどうでもよくて、きっと私たちの真上に広がる大空の中じゃすごくちっぽけなんじゃないだろうか?と感じるきっかけになるのだ。
March 5, 2005
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