だからクラシック音楽はやめられない!

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

komemaru94

komemaru94

バックナンバー

2026.10
2026.09
2026.08
2026.07
2026.06
2020.05.15
XML
カテゴリ: ドイツの作曲家
こんにちは、


ヘルベルト・ケーゲル(1920-1990)が最後に来日した時のNHKの実況録音のCD化です。

CDの解説文を書いている許光俊氏によると、許氏はコンサートに行ったのではなく、あとでFM放送で聴いて、その演奏の異常さに驚いたと確か著書に書かれていたと思います。

この日のプログラムは、全てベートーヴェンで(アンコールのみバッハ)
エグモント序曲
交響曲第6番"田園"
交響曲第5番
G線上のアリア(J・S・バッハ)アンコール曲、第5番については別途ご紹介します。


ところがこの来日公演の1ヵ月後、ベルリンの壁は崩壊し、東西ドイツは統一されることになったのです。
そしてなんとベルリンの壁崩壊の1年後、ケーゲルはピストル自殺で人生の幕を降ろしています。
理由はなんだったのだろうか。軽々しく言えないことだけはわかります。

さて、演奏は、エグモント序曲の最初の音が出た瞬間、ぶっ飛んでしまいます。

なんだ、この重苦しい空気と遅いテンポは、いままで聴いたエグモント序曲の中で、もっとも個性的な演奏だと思います

そして田園。
誠に美しい演奏、いや美しすぎる演奏です。

ケーゲルは、何事もなかったかのように淡々と進めていきますが、第5楽章も終了間近に急にテンポが落ちて、終わることに後ろ髪を引かれるように何か寂しさを残しながら終わります。

何か、一つの時代が終わった歴史的な演奏でした。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.05.15 11:38:06


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: