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うまそげ、が正しいんだけれど、つい言ってしまう。イカメシだから、げそ、でもいいじゃん!絶賛上映中『おいしい給食』Road to イカメシ観てきました。ばかばかしくて(←ほめている)ホント、楽しくて大好きです。観客は甘利田先生(市原隼人さん)の動きを見逃すまいっ!と全集中!お話もよく考えられていて、腑に落ちる。これ、どこかの外国の映画祭の招待作品にならないかなぁ。これこそクールジャパン!受けるよ、絶対!市原さんのお決まりの所作が美しい……俳優さん全員、はまり役!つぶらいく~ん!そして、人間離れした市原さんの給食ダンスは必見!ああ、忍川中学校の校歌が頭の中で鳴りっぱなし!
2024年06月02日
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近場へ旅行。鰻食べて、温泉浸かって、水族館行って。あら、こんな近くでも充分楽しめたわ!遠くもよいけれど、近くにもいい所がたくさん。プチ旅行、くせになりそう。それにしても、三島駅、いつになったら南北自由通路が出来るのだ?構造上、無理なのか?新幹線を跨げない?今回は面倒で、入場券買って通った。今までは迂回していたんだ。徒歩10分かかるが。ああ。こんな場面でも年を感じる……
2024年06月02日
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GWに旅行なんて、混むし高いし。でも、温泉に行きたい!そうだ、交通費のかからない所へ行こう!って、今、宿代高い。ビジネスホテルで朝食つきで13000円って……ビジホは1万以下だろがっ!youが多いせいか、物価高のせいか、従業員足りないせいか、庶民には辛い……やっと2食付きでそこそこの値段、口コミのよいところが取れた。ゴロゴロするぞ~!
2024年04月29日
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今月は色々と、良いも悪いもごちゃまぜ。予定を入れてしまう自分がいけないんだが。新しい出会いもあって、人見知りの私には負担が……(←誰だ、笑うヤツはっ!)慰め?はスタちゃんを弾けたこと。うっとりだったわ。楽器が良すぎて、私って上手いじゃん、と勘違い。でも、録音したら、反省点がいくつか。うっとりしたいけれど、客観的にも聴きたい。やはり先生は必要だなぁ、と思う。フレーズの終わり、ちゃんと聴こう。連休明けにも弾けるので、練習しなくちゃ。彬子女王の本はネットで注文したのだが、お待ちください状態で。店舗検索したら、なんと在庫あり!もう~~~!牛になった私は早速入手した。昨日は駅構内の書店に積んであった。皆さん、読めますよ~!
2024年04月29日
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ポリー二が亡くなった。80超えていたんだね。生で聴く機会はなかったが、若い頃、ショパンのエチュードは繰り返し聴いた。レコードの時代だから、最後の方は針が耐えられず?わずかな雑音が入りそれがまた味があるというか……「これ以上、なにをお望みですか?」というキャッチコピーだったと思う。これが私のスタンダードになってしまい、他のピアニストのエチュードを聴くと居心地が悪いというか……なんて罪づくりな音楽家。合掌。
2024年04月06日
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これは間違いなく、一昨年のこと。彬子女王『赤と青のガウン』大変面白く、一気に読んだ作品。図書館で借りたので、手許に置けず入手困難でがっくりしていたのですが、何とこの度、文庫化されましたっ!オックスフォード大学留学記。涙あり、笑いあり、皇室の世界も覗け、何よりも学問への真摯な態度が胸を打つ。文章も生き生きとしていて、なかなかこういう風には書けない。この本を待っていた人が多いようで、現在品薄状態。私の所にも、まだ連絡が来ない。来ると信じて待とう!妹の瑤子女王のスピーチも好き。言葉のセンスが素晴らしい姉妹です。
2024年04月06日
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久しぶりのレストラン。相変わらず、美味しい。このご時勢、前菜盛り合わせ、鍋物、デザート、ランチビールで2000円は安かろう。「この前来たのは、おととしだよね~」と、連れに言うと、「え?去年だよ?混濁していない?」ま、まさかの去年?調べたら去年だ。しかも1年経っていない。なんてこった!でもこの場合、「混濁」は使わんよね……
2024年04月06日
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太宰治に影響を受けた人は多い。私は若い頃、読まなかったせいか、ふーん、って感じで、最近も『津軽』挫折。面白いな、と思うものもあるが、う~ん。身内に太宰こそ若い時に読まなきゃ、と言われもう私の感性が鈍過ぎて、響かないのかも。……2月に小田原市・曽我梅林を訪れる。ふと、太宰の愛人・太田静子宅に行ってみようと思った。駅から10分ほど。不審火で全焼して、今は原っぱになっている。静子の日記を拝借して(パクッて)『斜陽』を書いたのは有名な話。ここから、興味が湧いてきて娘である治子さんの『明るい方へ』を読み、今は正妻・津島美知子の『回想の太宰治』と、書簡集を読んでいる。なんというヤツだ!作品より生き様に興味がある。遠回りして、小説に戻ったら、ふーんから脱却か。
2024年03月24日
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発表会の曲をハイドンにしたものの……ハイドンを半年も練習するのはなぁ、と高を括っていました。ごめんね、ハイドン。やることが多すぎ!古典の難しさを改めて感じる。先生に言われることは、目新しいことはあまりないのだが、自分では気づけないんだよね。パリパリとチェンバロのように弾きたいが、なかなか……楽譜、コピーしたけれど、ここでめくりは無し!と言われ、なるほど。作り直さなきゃ。でも、曲はものすごく気に入っている。一目惚れ。いや、一聴き惚れ!全楽章、頑張るわん。ソナタが61曲もあるので、きっとあなたのお気に入りが見つかるはず。
2024年03月24日
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先月のコンサートで、二人のバイオリニストを堪能。竹澤恭子さん、もう期待以上で音がキッラキラで豊かで、漫画のように星が見えた。スケールが大きい。さすが、世界のタケザワ。冒頭から涙が出て、メンコンで泣けた自分にびっくり!オケは常設のオケではなかったけれど、これまたよかった。広上さんの指揮は、ソリストたてるの、上手いよね~!広上さんと学校で一緒だった友人も来ていて、彼は天才だよ!と、言っていました。平塚文化芸術ホールでオケを聴いたのは初めてですが、なかなか響きがよかった。今月行く小田原三の丸ホールといい、郊外のホール、新しいせいもあって、よきよき。そして、石田さん!リリスでの30回目のコンサート。いったんこれでシリーズは終わり。ブラームスのソナタ(1,2,FAE,3)でしめてくれましたが、こちらもよだれものでして。ブラームスの心のひだをなぞるような、繊細な響き。絹糸のようにツヤがあって儚くて……美音だらけ。中島さんのピアノもさすが。ちょっと参考になる部分もあり、ラッキー。30回分のプログラム見ていたら、10回以上は行っていた。ここのホール、リサイタルには最適でお気に入り。二人とも、いつまでも聴いていたい音色の持ち主でした。時間と空間の芸術だよね。はあぁ……
2024年03月03日
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『山と渓谷』3月号表紙は、おなじみ二宮吾妻山。(友人と認定)富士山と菜の花をパトロール。今年2度目。元旦には初日の出を見に。相模湾から昇る朝日、振り返れば富士に菜の花。清々しく素晴らしい眺めに多くの人が見入っていました。労力の割りに絶景が待っているので、オススメ。これからは桜だよ!先月はバスツアーで筑波山へ。登ったとは言いません。かすってきました。ケーブル使ったから。それでも、男体山、女体山の山頂には辿り着き、関東平野を眼下に。お子さんやワンちゃんも多く見かけましたが、岩場を抱っこして降りてこられると……こっちがこわいっ!ビビりなので、道譲ります。気をつけてね。お隣の梅園は満開間近。一見の価値あり。それにしても、バスツアー、価格上がったなぁ……日帰りで2万超えるとキツイ。仕方ないけれど……
2024年03月03日
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今年初めのコンサートは、読響横浜公演。藤田真央登場!なんと友人がp席だけれど……、と誘ってくれました。はいはいはいっ!私、行きます!ブラームスの2番のコンチェルト。正面ではないからピアノの響きは今ひとつだったが、それでもしなやかで美しい音色は感じられた。3楽章のチェロとの掛け合い、とろけそうだった。指揮者の方、向くから、表情もよく見られたわん。アンコールのブラームスもよくて、やっぱりソロ聴きたい。正面で。でもそこには、熾烈な戦いが……数日後、あさイチに出演していたが、アナウンサーが「どっきょうとの共演」と言ったのには笑った。よみきょう、だよ!次回のコンサートは明日。平塚文化芸術ホールでのニューイヤーコンサート。竹澤恭子登場!以前この人のベートーベンコンチェルト聴いてびっくり!メンコンやチャイコンに比べて一般には馴染み薄いが、上手い人が奏でれば、なんてしみじみと素晴らしい曲なんだ!明日はメンコンだから期待大。あと、ブラ交3の3楽章とドボ交8。指揮は広上淳一さん。そういえば、「さよならマエストロ」の監修していますね。どおりで西島さんの指揮がさまになっている。その次は組長……いや、石田さんのリサイタル。オールブラームス。うふふ。にやけてしまう。音楽や絵画でよいなぁ、と思う感情は、脳内の、恋愛感情と同じ所で感じているんだって。
2024年02月03日
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新年明けたと思ったら、あっと言う間に1月も過ぎ……大きな災害、事故と大変なスタートとなりました。被災者の方々にお見舞い申し上げます。私にできることといったら、僅かばかりの義援金、復興応援の旅行ぐらいですが。自然はいつ、どんな形で牙をむくかわからない。人間の叡智を集める時なのに、戦争なんかやっている場合じゃないのに……
2024年02月03日
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早くも12月。休みの日がこの天気。どよ~ん。こんな日は籠るに限る。来年の発表会の選曲に悩む。ハイドンかモーツァルト。最近、惹かれるハイドンのソナタ。爽やかで屈託がなくて美しい…でも半年近く練習するにはどうかと。今月中には決めなくては。サークルでとても良い音を出す人がいて、手をまじまじと見せてもらったら大きいし厚みもあって、納得してしまった。う、羨ましい!同時にオクターブ(右手)も届かぬ薄っぺらな手の私は、「あれ?こんな小さな手でも、が、頑張っているじゃん、私……」と、ちょっと自分をほめた。私だって、ラフマニノフとか、ブラームス、弾いてみたい。でも、膨大なピアノ曲の中には小さな手でもどうにかなる素敵な作品がいっぱい!小さな手の皆さん、楽しみましょう。
2023年12月05日
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9月生まれのせいか、秋が大好き。秋は毎年忙しくて、色々予定入れ込む自分がいけないのだが。9月は周防亮介さんの無伴奏リサイタルを聴いた。だってこの日は私の誕生日。祝ってくれるというからいそいそと……(←ただの妄想)バッハ、各声部がはっきりとバランスよく奏でられ、楽器と一体となって湧き上がる魂の音にうっとり。ここは教会かと感じた。だが無情にも、シャコンヌで携帯のバイブ音があっ!それも2回!(泣)ああ、なんてこった……携帯の電源切れない人、来ないでください(涙)10月は札幌へ。六花亭のふきのとうホールで葵トリオを聴く。室内楽にぴったりの素敵なホール。響きがとてもよくて、びっくり!3人の音が素直に届くし、圧も感じる。贅沢。ここはまた行ってみたい。さすが六花亭、お菓子と同じく質がよいね。ゴールデンカムイの聖地巡礼も兼ねていたが、あの鶴見中尉の告白の舞台になった教会、改装工事中で外見さえ見られませんでした……残念。そういえば、映画版のキャストが発表されましたが、ポスター見て、杉元が宝塚風で、あれ?もっと、野性味、ムキムキ、ギラギラ感が欲しいわん。ホールで咳き込む私に飴をすすめてくれたお姉さん、セコマを一緒に探した大阪カップル、北海道神宮でお喋りした襟裳岬の女性。みんな、ありがとう。札幌、また行くよっ!去年から始めた丘を登るシリーズ。歩くのによい季節となりました。入笠山、白駒池、高尾山(6号路)とどうにかこうにか歩きましたが。みなさん、ツアーやガイド本の初心者向け、入門、誰でも登れるは信じてはいけません。あれは経験豊富な人からの視点なのです。特にツアーは全く初めての人などほとんどいません。装備をみればわかる。自分なりの準備が必要。ま、自分がどの程度かわかってよかったですが。非日常の景色、ひんやりした空気が最高。無心になれて、ちょっとでも体力作りになればそれでいい。
2023年10月27日
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いつまでたっても暑い……こんな時はひんやり映画館でまったり鑑賞。『ふたりのマエストロ』というクラシック界を舞台にした作品。う~ん、以下ネタバレになるのでご注意ください。俳優さんも、映像も、音楽も(名曲の数々)素晴らしい。ただ、早い段階でストーリーに疑問符がついてしまい、入り込めなかった。事務所側のミスなのに、その訂正を当事者に丸投げするという有り得ない設定。なんだよ、このへぼ事務所。ちゃんと謝れ!音楽家を悩ませるなんて最低。でもこの設定でないと、話が進まないんだよね。うむ、どう回収するのか。宣伝ではラストシーンが圧巻とのこと。う~ん……ここは、感動するところなんだろうなぁ、するべきところなんだろうなぁ。実際の舞台だったら、ひいちゃうんだけれど……まぁ、一番あんぐりしたのは、スカラ座の楽屋のピアノ。思いっきり、高音域の場所叩いているのに、出てきたのは低音、ズーン!誰も気がつかなかったのかなぁ。詰めが甘いというか、私にとってはちょっと残念な作品。この前に観たのが『岸辺露伴ルーヴルに行く』2回観た。今、練習中のバッハ。なぜか、世界一黒い絵と結びつく。
2023年08月28日
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友人が読書会に行ってきた。私も興味あるのだが、なかなかタイミングが合わない。課題図書があって、各自感想を述べ、締めくくりに漢字一字で現すとしたら?という流れだったという。一字……これは考えちゃうね。近々、漱石の『門』の印象というか、すごくふんわりした話を発表するのだが、そもそもこの作品に決めた時から時間がたっていて、興味が薄れてきていて……まぁ、何の作品でもよいので、変えちゃおうかなぁ。『こころ』をン十年ぶりに読んだら、とても読みやすかった。年取ったからこそ感じ入る部分もあって。本は読んだ時々で引っかかる部分が変化してゆくのが、面白い。
2023年07月27日
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連日の暑さにふやけそうですが、なにしろ川越38度を体験した身としては、30度くらいだとさほどでもない、と思ってしまう。小山さんが所沢ミューズで、コンチェルト2曲弾くというのでチケットを購入。だってブラ1とラフ3だよ?N響だし。ミューザはよく行くが、ミューズは初めて。日帰りできる距離だが、川越にも行ってみたかったのでお泊り。まさか、こんな暑くなろうとは……1日目札幌で観て感激した相原求一郎は川越出身の画家。展示室のある川越美術館へ。北の大地の風景に魅せられた描き手の想いが伝わってきてしばし浸る。そしてミューズでは、作曲家の想いに共鳴したピアノを聴くことができ、とても幸せな気持ちに。ここのフレーズがたまらないのよね、という小山さんの想いが伝わってくる。オケもピアノが埋もれないさじ加減で、さすが広上さんだわ。2曲とも生音をくっきりと聴けて、満足。ブラ1、いいなぁ、いいなぁ。たまらない。録音して欲しい!!!久しぶりにサイン会にも並んで、遠出した甲斐があったわん。2日目埼玉在住の友人と合流。不要不急の外出ですみません。でもシニアだから無理はしない。喜多院で家光誕生の間と、春日局化粧の間を見て、満足。江戸時代に移築されたので、ここにしか江戸城の建物は残っていない。ランチはお蕎麦屋さん。水がぶ飲み。その後、おしゃれスタバへ。すごく混んでいたのだが、中国人の若い女性が譲ってくれて……ありがとう、よっぽど座りたさそうに見えたのかしらん。ここでグダグダお喋りして、さぁ、駅まで、え?駅まで歩くの?まぁ、彼女は健脚だから想定内ですが、歩きましたよ。川越駅まで。駅に着くなり、猛烈にオレンジジュースが飲みたくなって、自販機で買う。後で調べたら、オレンジジュースはクエン酸、糖などが入っているので、熱中症対策になるんだって!うむ、私の体は危機感を抱いたのね。えらい。半分以上クーラーのあるところにいたし、オレンジジュースも飲んだし、喋りながらだから歩けたし、大したダメージもなく帰宅。でも、でも……次回は涼しい時に行ってみたい。
2023年07月27日
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今回の発表会に選んだのは、モーツァルトのソナタ。選曲ミス?1.3楽章にしようかと考えていたら、先生が渋い顔。メインディッシュが二つ並んでも……ということで、急遽2楽章も。今回は今までにない苦しみ方をした。モーツァルトの難しさをしみじみと感じるとともに全楽章でなければ味わえない高揚感にも包まれた。全楽章弾いたソナタはハイドンやベートーヴェンがあるけれど、それとはまた違うというか。とにかくテンポが一定にならず、ひたすらメトロノームとにらめっこ。ずれる、ずれる。あれ?もっと楽なはずなのに。しまいには、私ってこんなにピアノが下手だった?ずっとずっと、何していたんだ?年取ったら、モーツアルでも、という考えは甘すぎた。先生によると、モーツァルトこそ若いうちに!とのこと。この後、ロマン派がとても楽になりますよ、とも。全楽章、通して弾く練習はかなりした。そのせいか、本番では間違えようが、全体的な流れはあったかと。まわりからはモーツァルトを選んだ勇気?をほめられた。いや~、深いわ。美し過ぎる。次回もモーツァルトにしようかなぁ、思っているくらい。モーツァルトが楽譜の向こうで、イヒヒッ!と笑っていそう。
2023年07月01日
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あれ?こんなに放置していました?6月にコロナに感染しました。身内からもらった……発熱、喉の違和感、だるさ。医者に行けないし、コロナとはっきりしていたのでひたすら寝ていた。これがまたよく眠れるのよ。ただ痩せて、体力なくなり、職場復帰は10日後。なかなかすっきりしない。味覚はまだしも、匂いが分からなくなり、まいった。何が食べたいのかよくわからん。食いしん坊には辛い。が、最近、だんだん戻ってきた感じ。映画館でポップコーンの匂いがした時は嬉しかったよ!ただ、集まりをひとつキャンセル、小山さん&堤さんのコンサートも行けず。うえ~ん……今月のコンサートは絶対行くぞ!そして、ピアノの本番が終わっていたので、これだけが救い。一週間ずれていたら……ああ、考えただけで恐ろしい……!
2023年07月01日
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『大奥』、全巻あるはずなのに、1冊なくて。積んである本を崩していたら、出てきた『神童』(山本茂・文藝春秋刊)一気に読んでしまった。戦後に現れた天才バイオリニスト・渡辺茂夫。国内で数々の演奏会を開き、昭和30年、14歳でジュリアードに無試験入学(ハイフェッツの推薦!)。その才能は米国でも驚きを持って迎えられたが、16歳の時、自殺未遂。再起不能となり帰国。バイオリンの師でもあった養父から介護をうけることとなる……だいぶ前にテレビで取り上げられていた記憶があり、「高熱を発し、氷漬けになった」という事実が、恐くて頭にこびりついていた。大量の睡眠薬を摂取したため、発汗、排尿ができず熱がこもってしまったとのこと。留学先では奏法の違いに悩む。あまりの才能に嫉妬もすごかっただろう。差別も。敗戦国からきた有色人種の男の子。彼に必要だったのは、レッスンではなく、演奏会。誰も天才の育て方を知らなかった。この記述を読むと、茂夫がこの時代に生まれた不運を嘆かずにはいられない。田中希代子といい、神は時に残酷だ……
2023年03月26日
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桜には無情の雨。19日の小田原の桜はまだまだでしたが、今頃満開なんだろうな。先週のコンサートの余韻にまだまだ浸っています……初めて行った三の丸ホールは、素晴らしい会場でした。先ず、お濠の前だから、ロケーションがよい。大ホールロビーからは小田原城と箱根の山が望める。そして、音響が抜群!木をふんだんに用いたホールは音がよく回ってきて、包まれる、つかまれる感じ。飯森さんの指揮はわかりやすく、神奈川フィルの音を存分に引き出してくれた。宮田さんのソロはたっぷりと歌い、細かいニュアンスにもううっとり。ドボコン、オケも大活躍だし、本当にいい曲。アンコールもありきたりでなくて、チェロならでは選曲。宮田さんらしい!前半だけでもお腹いっぱいなのに、後半のチャイコ5番がまたまたよくてっ!チャイコの曲はどんどんバレエの場面が出てくる。リバーサルオーケストラの場面も次々と。物語性がある曲んだよねぇ……ホルンに溶けた……アンコールなしだったけれど正解。あれだけの演奏の後に、アンコールはいらない。終わって気が付いたら、体中、コーティングされていた。オケと宮田さんの音に。なにこれ、嬉しい!しばらく元気でいられる。ロビーに出ると、遠き山に日が落ちて。お気に入りのホールがまた増えたしまった。
2023年03月26日
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『大奥』『リバーサルオーケストラ』が最終回を迎え、2作ともはまっていたので寂しい……シーズン2が発表されている『大奥』はまだしも、リバサルは……続篇、劇場版、熱烈希望です!毎回わちゃわちゃあっても、最後は演奏にすべてが集約され、やだ、もうっ!音楽ってやっぱりいい!って泣いちゃうんだよね。はみ出しあんこのたい焼きのごとく、音楽への愛情がぎっしり!俳優陣の演奏シーンもどんどんさまになって、皆さんは努力できる天才ですっ!最終回は石田組長、マエストロ沼尻さんも登場。神奈川フィルファンとしてはにやにや。そして、明日19日は神奈川フィルでチャイコ5番を聴く!ドボコンのソロは宮田大さんだし、なんておいしいプログラム。さすが、私。なんてタイムリー。って、だいぶ前にチケット買ったんですが。ああ、名シーンと重なって、はらはらと泣いちゃうんだろうな……泣きたい人は小田原三の丸ホールへ、お急ぎくださいませ。
2023年03月18日
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今年もピアノサークルの発表会に参加。モーツァルトのソナタを選んだのはいいが、四苦八苦。先ずは、テンポの揺れ。尺取虫のように、伸びたり縮んだり。そして、拍感が感じられないという毎度の指摘。トリルはうるさくならないよう、1-5の指づかいもありとのこと。音符は少なくても、やることが多過ぎて。コロコロモーツァルトにしたいのに、今はゴロゴロ。頑張れ、私……
2023年03月05日
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昨日は久しぶりに、目黒パーシモンホールへ。会館20周年記念でコンチェルトが3曲いっぺんに聴ける美味しいコンサート。しかも読響だし。印象的だったのはブルッフの周防亮介さん。初めて聴きましたが、もう、素晴らしい!音楽の隅々までたっぷりと歌う演奏に、くぎ付け!ビジュアルと相まって(バイオリン界の氷川きよし?)なんだか中世ヨーロッパの騎士が弾いているような錯覚に……う~ん、またポチッとしちゃう人が増えてしまった……ドボコンの上野通明さん。安定の演奏。この人の音も気持ちがいい。伸びやかな音がオケと絡むのが、たまりません。ラフ2の岡田奏さん。私は2階でわからなかったが、手首にサポーターしていたらしく、不調だったのか。オケの音が大き過ぎて、埋もれた場面は残念。ピアノ楽器自体の低音部もなんかしっくりこない鳴り。次回はソロを聴いてみよう。美味しいランチと美味しい音楽のひと時。なんて贅沢、と思わず口に出た午後でした。
2023年03月05日
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バタバタしていた2月が過ぎて、春の気配もあちこちに。いや、忙しくしちゃう自分がいけないんですが。年を感じる大失敗もあって、そりゃもうへこみました……どよ~ん、も、わくわくもあって、ふり幅の広いひと月でした。わくわくのひとつは温泉旅行。雪が見たくて新潟へ。初めてお参りした弥彦神社は山を背負って、とても荘厳な雰囲気。この山自体がご神体だそうで、レトロなロープウエイで上まで行けます。下はさほど雪がなかったけれど、ここには雪がたっぷり。山頂までは10分ほどで行けるらしいが、観光客丸出しの私は無理。他の人は、ちゃんと装備してアイゼンつけて登っていました。天気に恵まれ、日本海に浮かぶ佐渡島がくっきりと臨めて絶景!宿の食べ物も美味しくて、カフェも素敵で、お土産のカトラリーも使いやすくて……1泊の「すべてがちょうどいい旅」でした。また、行きたい!紅葉の頃、いいでしょうねぇ……
2023年03月05日
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今期のドラマ、『大奥』『リバーサルオーケストラ』を楽しみに見ている。前者はとにかくキャスティングがすごい!まんがの吉宗そのもの!きゃ~、上様~!と思わず叫びたくなる。久通もぴったり。なんじゃい、このドンピシャ感は……それでもって、よしなが先生のストーリーが面白いもんだから、これが歴史的事実とピタッと重なった時の快感といったら……NHKは『岸辺露伴は動かない』にしても、キャスティング最高、脱帽です。露伴先生の映画、楽しみだなぁ。後者は殺伐とした?前者とは違って、のんびりと見られる。俳優さんたち、指揮や楽器弾く姿もなかなか頑張っていて、我らが神奈川フィル全面協力だし……敵役のコンサート妨害作戦が豚汁配布って、もう笑えた。2月に田中さん、門脇さんゲストの神奈川フィルのコンサートを見つけたが、既に完売。気が付くのが遅かった。残念!逆に1,2回で止めたドラマもあるが、まぁ、ごにょごにょ……あの俳優さんが、こんな役だなんて、無駄遣いしないでほしいっ。涙。
2023年01月29日
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最近は若手の素晴らしいピアニストが続々と現れて、とても楽しみなんだけれど……皆イケメンのせいか、アイドル化が激しい?まあ、昔から追っかけされている演奏家いたけれど。俄かだって、いいの。ピアノってなんて素敵!と感じてもらえれば。ロビーでお仲間で集まったっていいの。ホール内で静かにしていれば。身は乗り出さない方がいいかな。もし、あなたの前の人が動いたら気になるよね。拍手は真っ先にしないでね。音がホール内に満ちてゆく余韻を楽しんで。タイミングがわからなかったら、まわりのお客さんに合わせれば大丈夫。クラシックは貴族に聞かせていた面もあるから、ゆったりした気持ちで非日常を味わって。そして……沼にはまってください。
2023年01月21日
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今年も気まぐれに、ゆるゆると綴ってゆきたい。お暇な方はおつき合いくださいませ。今年3回目のコンサートは横須賀劇場での藤田真央さん。25日にカーネギーホールデビューを控えている。恩師・故野島稔さんへの報告、感謝を込めたリサイタル。モーツァルト、リスト、ブラームス、クララ・シューマン、ロベルト・シューマン…美しい音の連なり。自然の中に音楽がある。刻一刻と表情を変える自然のように、真央さんの音は変化してゆく。真央節というべきか、それがとても心地よい。オーケストラのようなモーツァルトのソナタ。なんか凄いもの聴いちゃったという思いにかられたリスト。ブラームスは切々としみた。シューマン夫妻は切れ目なしに演奏。そう来たか!とにやりとしたら、シューマンのソナタの1楽章の後に「ブラボー!」と女性の声。え?ええっ?ここで?あまりに素晴らしい演奏に、一部で拍手が起ったせいか、終わったと勘違いしたのか?ファンが音楽の流れ、雰囲気を壊したらいかんよ。これ、よく思わない人いるだろうな。ん十年、コンサート通っている私が初体験だもの。「ブラボー」のタイミングは難しいから、初心者は言わない方がよいかと。奏者とともに観客もよりよい雰囲気を作っていきましょう。アフタートークもあって、ここでも真央節が。恩師への愛にあふれ、間近にいたからこそのエピソードも次々と。言葉のチョイスに、感性の豊かさを感じました。(あ、禁煙しようね、真央さん。おばちゃんは心配)カーネギーホールで存分に真央節、披露できますように!
2023年01月21日
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日曜日、友人からみなとみらいホールがとんでもないことになっている!と連絡。どれどれと画像を見てみたら…ナニコレ珍百景?焼き肉屋?まだ工事中?金網越しに舞台が見える。なんじゃこりゃ~~~!!!このホールのキャッチフレーズは「海の見えるホール」(実際はほとんど見えないが)。リニューアルして「網の見えるホール」になったのか?落下防止のため取り付けたというが、あまりにみっともない。ホールの雰囲気ぶち壊し。サイド席、最前列なのに網越し。ここはS席のことも多く、金返せ!レベル。批判殺到で慌てた横浜市が、5日までに網の撤去を表明。素早い対応、とか誉めちゃいかん。付けるのも、外すのも税金。そもそもがおかしい。税金使うなら経緯説明して!え?安全対策ですけれど、これ、ダメですか?って感覚なんだろうな。あまりにも鈍感過ぎる。無神経。神奈川フィルの反応こそ素早く、褒められるべき。さすが俺達のかなフィル!奏者側に余計な心配させるな!責任者はここ以外にも、関係先にちゃんと出向いて謝って。それが大人の対応。しかし、撤去するといっても市の提示したのはサイドの部分。p席最前列、2,3階中央最前列に網はないのか?ぶらあぼ11月号表紙を見る限り、P席に網があるようだが?新たな手すりやワイヤーはどうなるんだろう?行く方、しっかりと見てきてほしい。というわけで、誰も幸せにならないリニューアル。オープン前にはスプリンクラーの漏水で席が水浸し。2年もかけて、いったい…呪われている?ホントに腹ただしいが、気持ちよく音楽聴きたいだけ。これだけがみんなの願い…(ついでに言うが、サイド席の舞台寄りは、舞台が半分見えない席あり。注意が必要。だいぶ前だが、キーシンが来たときは訳あり席で安く売り出し、飛びついた。キーシンとピアノ半分が見えた。納得して買ったのでこれはよし。だが、このホール、見きれ席、多くないか?他の公演、S席で座った友人が設計ミス!と激怒していた)追記サントリーホールのように、ホール内が圏外になる装置を導入すればよいかと。皆、ロビーで携帯使うようになり、落下の心配が減る。よい場面で、鳴り響くこともなくなる。莫大な費用かけるなら、できるのでは?ついでに、大量のチラシを配るのも止めたらどうだろう。気持ちはわかるが、ほとんどがゴミ箱行き。見ていて悲しくなる。興味ある人はラックから取るし。チラシの落下も減る。
2022年11月03日
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「函館3日目。朝早くから、駅構内でお土産を選んでいる人に会った。今日、東京に帰るんだって。これからホテルに戻り、宅急便にお土産、大きなカバンや洗濯物を詰め込むらしい。いつもそうしているみたい。最終日は身軽でいたいんだって」『ゴールデンカムイ』の完結を記念して、先月、最後の決戦の地・函館に行ってきた。これまで札幌、網走、阿寒湖と聖地巡礼。五稜郭、函館山に加え、元町、ベイエリアを散策。『飢餓海峡』の青函連絡船記念館も見学。あ~、楽し過ぎる!2泊じゃ全然足りない。今回、中日が雨だったせいもありリベンジしたい!今回は珍しく身内と一緒。気づくと72時間べったりだった。身内だからもったようなもの、他人とは無理かも?
2022年10月22日
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今月は美音がいっぱい!10月5日横浜音祭り 石田泰尚リサイタル(戸塚公会堂)期待通りの美しい音。ベートーヴェンの2番のソナタは初めて聴いたが、気に入ってしまった。ブラームス3番とF.A.Eも聴きごたえバッチリ。石田さんって、けして期待裏切らないよね。津田裕也さんのピアノも素直で、好感持てた。ホールが響かず、なんだか練習室だとこういう感じ?と思ったがそれでも繊細さや迫力は届いたので、さすがでございます。3日連続のリサイタルの最終日。各日違うプログラムで、お二人ともお疲れ様でした!残念だったのは、拍手中に大声で話していたおばさん。隣の人に感想を言っていたようだが、耳障りでした……10月9日阪田知樹リサイタル(ミューザ川崎)最近お気に入りの阪田さん。5回目かな?音の美しさとテクニックの確かさで怖いものなし。難曲を軽々と奏でるので、ついつい、ん?私でも?と惑わされてしまう。あぶない、あぶない!美音に癒される、というより浄化される。清らかな気持ちになるんだよね。アンコール『クロリス』で撃沈。ああ……つい来年の阪田さんのコンサート、ポチッとしてしまいました。そしてこれから。10月29日小山実稚恵 以心伝心(サントリーホール)2025年のデビュー40周年に向けて、協奏曲シリーズ始動!今回は珍しいメンデルスゾーンと、ラフ3。ん~贅沢!楽しみですっ!来年からは何を弾くんだろう?皇帝やラフ2、チャイコ1、ショパン1は当確だろうけれど…スクリャービン、弾いてもらいたいなぁ。またメロメロになりたいわん。
2022年10月22日
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フランスで制作され、日本で劇場公開された『神々の山嶺』原作もまんがも大好き。あの超大作を90分のアニメにするっていったい……さてどんな仕上がりに?まずは自然描写が素晴らしい。思わず見入ってしまう、精巧さと色の組み合わせ。現地にいなければ拝めないような風景が次々と。なんだこりゃ?かぶさる音楽がまた素晴らしい。声優陣も渋くて萌えます。制作側の愛と努力を感じる作品です。話は数々の枝葉(エピソード)をバッサバッサと切り落とし丸裸の木にした感じ。ひたすら熱い、昭和の男のドラマ。ただ、う~ん、私がこの作品を愛し過ぎているせいか、観終わった後、もや~としてしまい……う~ん、それはなんだろう?私の好きなエピソードがなかったから?丸裸でも、入れられたと思うのだが。それから唯一の女性キャラ、涼子が可愛くない。あまりにもサバサバし過ぎていてなんだかなぁ。仮にも羽生と恋仲になるのに、女っ気はいらないんだろうけど……もう1回、観に行こうかな?ともやもや中。追記 客層がいつもと違っていて面白かった。一人で来ているガタイのいい男の人が結構いた。自分、週末は槍ですからっ、て雰囲気!
2022年08月13日
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先月30日、フェスタサマーミューザに行ってきた。N響&三浦文彰指揮は下野竜也N響は今まであまりピンとこなかったのですが(生は多分2度目)いや~、素晴らしいオケです!ベト7、各セクションがはっきりしているのにバランスがよく、熱い音のシャワーをたっぷりと浴びることができました。ティンパニー、よかった!ブルッフの三浦さんはお初。聴きやすく、音も勿論きれいで、お顔も存分に拝め……いつまでも聴いていたい演奏でした。でね、プレコンサートのバッハ3声がまたよくて。楽器が違うから、各声部の輪郭がはっきりと(オーボエ、クラ、ファッゴト)ピアノで四苦八苦するのだが、一人で弾き分ける人ってホントすごいよ……キャッチコピーが「エキサイティング!渋谷から熱風が襲来!」まさにこの通り。さすがNHK。ウソ偽りございません。こんな熱風なら、大歓迎です!ミューザ、本当に音がよい。座席が斜めっているのはちょっとですが。そして、ついに、ついに良き席を見つけてしまいました。それは……秘密のアッコちゃんです(古い……)
2022年08月13日
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……たった今書いたばかりの日記が消えてしまい……脱力新田次郎『聖職の碑』彬子女王『赤と青のガウン』の2冊について書いたのだが……ぐれてやる!ふてくされて、もう、寝てやる!
2022年06月01日
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これは世にも怖いお話。発表会当日。自分の順番をなぜか知らない。え?私、いつ弾くの?もっと恐ろしいことに、なんと会場でない所にいる。ここ、どこ?会場に近いの?え、何番目?間に合うの?頭の中が?で埋め尽くされたところで、目が覚めた。いや~、発表会、いつまでたってもドキドキだわ。慣れない……でも最近、先生の所のグランドには慣れてきた。鳴らせるようになってきた。おいおい、いったい何年通っているんだよ~!(10年以上)ってつっこみが入りそうだが。この頃やっと、歌えるようになってきた気が……(あくまでも当社比)タッチひとつで世界が変わるのだから、面白く、奥深い。本番まであと少し。自分なりに浸りたい。順番と会場をしっかり把握して、臨もう。
2022年06月01日
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今年に入って聴いたのは、小菅優さん、小山実稚恵さん、石田泰尚さん。県立音楽堂での小菅優リサイタル。どれもよかったが、シューベルトの『さすらい人』が特に聴きごたえあった。改めていい曲だなぁ、とほれぼれ。プログラムにあると私が躊躇する曲。『幻想曲さすらい人』『展覧会の絵』『ロ短調ソナタ』。そう、切れ目のない長い曲……。構成がしっかりしていないと、聴いていて辛くなる。音の渦に巻き込まれたいのよ、うふ。でも、きっと優ちゃんなら大丈夫!期待通りで満足!10年以上前に聴いた優ちゃんのシューベルトも印象に残っている。シューベルト、どんどん弾いてもらいたい!今月の橋本ホールでの小山さん。ベートーヴェン、ソナタ31番。惚れたわ!力みのない、よい意味で頑張らない美しい1楽章。決然と、キリリと引き締まった2楽章。2楽章を聴いているうちに、ある光景が……谷口ジロー展でみた『神々の山嶺』の原画。エベレスト山頂を目指す男の背中……真っ白な自然に同化してゆく姿。あまりに孤独過ぎる……切ない……氷に閉ざされた世界から一転。石田さんのバイオリン(茅ヶ崎文化会館)は春を呼び込んでくれた。オールモーツァルトで長調のソナタだらけ。短調好きの私としては、ちょっと飽きちゃうかな、と思ったがそこは石田さん。美音に包まれ、ほんわか幸せな気分に……一気に桜が開きそう!(花咲か爺さんかっ!)中島さんのピアノも軽くて、ああいう風に弾けたらなぁ、モーツァルト、ええなぁ、発表会の曲、モーツァルトにしようかなぁ、と心がぐらついたくらい。アンコールはクライスラー4曲。いつも全力投球、切り替えの上手い石田さんでした。次回はここのところお気に入りの阪田知樹さんのピアノで、上野通明のチェロ。楽しみだぁ!
2022年03月27日
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「骨が溶けています」衝撃のひと言。ぎょえ~!斜めに生えている下の親知らずを、ついに抜くことに。新年なのに。夏に抜いた友人が、1か月間痛みに苦しみ、おかゆをすすっていたという抜歯……上2本、下1本の時はなんの苦労もなかった私だが、今回は切開することに。ドキドキしながら当日を迎えた。自宅ではおかゆとポカリ(熱が出たとき用)がスタンバイ。麻酔薬を注入され、ぼわん、としてくる。麻酔なんて、いつぶりだろう。麻酔といえば『外科医』、『華岡青洲の妻』。ああ、渡辺淳一の長編もあったなぁ。あれは怖かった。……なんて教養が邪魔?しているうちにたいした引っこ抜き感もなく、これはもう縫っている?結んでいる?という動きに。痛み止めも2回飲んで済み、おかゆの世話にもならず、反対側で食べることができて、よかった。しかも、謎の食欲が湧いてきて……「陥没した~!大変!修復しなきゃ、みんな集まって!」って細胞たちがはたらいているんだろうな。修復材料が必要ってことね。顎の腫れ、皮下出血もおさまり、経過は順調。人の体ってすごい……!で、今回初めて知ったのだが、切開した日はうがいをしない方がよい。私はうがい薬を渡されたとき、「明日からそっとしてください」と言われた。これには理由があって、修復のために血が集まってきて、プヨプヨになりかさぶた代わりになるのだ。うがいでこれを剝がしてしまうと、予後が大変になる。先の友人は血が気持ち悪いから、と結構うがいしていたらしい。病院からも言われなかったようで、う~ん、これは気の毒だ。抜歯後の注意事項、紙で渡せば言い忘れもないのにね。
2022年02月02日
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こんなに放置していたとは……久しぶりに開いてびっくりだ。パソコンの起動がおそく、ついつい遠のいていた。12月~1月は忙しく、河童の川流れのように、あれぇ?と思っているうちに時は経ち……2月だよ!もう!実感のない時の流れが恐ろしく、今年はノルマを課すことにした。ゆるゆるのノルマだけれど。ひと月に2冊は本を読む。1月は『ある男』平野啓一郎、『夜行観覧車』湊かなえ。達成。楽勝だ。ひと月に1度、丘に登る。さすがに鍛えねば、と高低差のある場所を歩くことにした。1月は神奈川県二宮の吾妻山公園へ。この山頂からは相模湾、箱根、丹沢、富士山が見渡せ、この時期は菜の花が満開!青空の下で揺れる黄色にほっこり。駅近なのもポイントが高い。久しぶり過ぎてゼイゼイして情けなかったが、それでも気持ちよかった。達成。ピアノは6月の発表会に向け、ショパンにじっくりと取り組みたい。そして、人生初のラフマニノフ。しかも、連弾。友人におされた。途中まででもよいからと。気が弱いから断れなかった。今年は気を強く持とう。(おいおい)こちらはなんとか、年内に合わせられるようにしたい。ひと月ごとに達成感を味わえたら、河童の川流れにはならない。きっと。
2022年02月02日
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五輪で中断されてからあまり見ていない『青天を衝け』。いよいよ明治という時代を駆け抜けていくわけだが、放送は年内に終わるようで、それこそ駆け足は免れない。で、ちょっと気になっていることが。実は私の祖父は、渋沢家の東京のお屋敷に出入りしていた。栄一は大の犬好きで、その愛犬の世話をしていたという。放送が決まった時、使用人その5ぐらいで出るんじゃないかと身内で話題に。せめて犬に引っ張られているシーンでもあれば…祖父も祖母もへえ~と思うエピソードがあるので、ファミリーヒストリー一般人部門でやってほしいものだ。果たして、じいちゃんの出番はあるのか?
2021年09月29日
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最近は新聞をとっていない家が多く、うちもどうしようかなぁ、と思っている。紙に活字は大好きだけれど、手のひら返しの姿勢が鼻につく。五輪開催、皇族の結婚、そして中田問題でミスターを引っ張り出しよいしょ。やったもんがちにのっかるというか、新聞が公明正大だとは思っていないが、忖度も甚だしい。まわりの人生の先輩たちは○○新聞がいいと。う~ん、変えるか止めるか。
2021年09月29日
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今月は誕生月なので、自分を甘やかしている。コンサート、美術展、マッサージ……横浜駅構内に新しい連絡通路が出来て、ストリートピアノが置いてある。たまたま通りかかり、あら~?なぜか、こんなところに楽譜が?手提げの中に楽譜が入っていたのです。あまり人通りもないし、おばちゃんはえいやっ!とピアノの前に。地味過ぎるショパンを2曲。なかなか弾きやすい楽器で、背面からの響き(アップライト)がちょっと新鮮だった。順番待ちの若者との会話もほのぼのと。君たちは一生楽しめる趣味をもてて、なんて幸せなんだ!この年になっても、初体験ってあるんだなぁ。次回はもっと派手な曲を披露しよう。
2021年09月29日
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ワクチン接種して、3週間。モデルナアームになり、2週間。こんなに続くのか?もうかゆみはないが、ごくごく薄くピンク色が、もあっと。接種していない方と比べて違和感、少し痛みありの状態が続いている。細胞が、新顔のワクチンを受け入れるべきかどうか迷っているようで……「誰だよこいつ!認めないよ!」う~ん、来週2回目だけれど、この状態のままならやりたくない。早く治まってくれないかなぁ……
2021年08月07日
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先日、某ホールのピアノを弾く機会があった。この間の発表会のスタインウェイも弾きやすく、皆に好評だったがここのは何というか……私史上最高!びっくりしました。私如きのレベルでも、やりたいことを拾ってくれる。弾きやすく、出した音の把握もできる。(時々、これってどう響いているんだか不安になる楽器あり)フォルテの低音やピアノの高音。どっしりとした太い音や儚げな弱音。知っている、これってこれってまさしくプロの響き!コンサートで聴く音質だぁ!そして弦のうなりがこれまたよくて……ホントに私が出しているの?ひょっとして私って上手い?自惚れて、どんどん指が回る。古いスタちゃんだけれど、メンテナンスがきちんとされているのでしょう。懐深いおじいちゃんが、「ほれ、任せて思いっきり弾きなよ」と微笑んでくれているようで。お言葉に甘えて、また触れてみたい。それにしてもひと昔前なら、スタちゃんは遠い存在。指をくわえて眺めているだけでしたが、最近は弾かせてくれる所が多くなって嬉しい限り。各ホールさん、よろしくね。
2021年08月07日
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年相応に、顔にはシミがいくつか。その一部が赤みを帯び盛りあがり、痒くはないが洗顔時に気になる。皮膚科に定期的に通っているので、ついでに診てもらった。「○○ですね。要は老人性いぼ」老人性?言葉の響きにガーン!ああ、もう老人なのね……「何もしなくていい、日焼け止めはしてね」放っておいたら、やがて赤みも盛りあがりもひき、治ったようだ。ただ、老人という言葉が尾を引く。はぁ、みんな、老人になるんだけれどさ……老人と言えば、おじいちゃんが主人公の映画を観るつもりだったがテレビで紹介されていて、これがほとんどネタバレ。ここまで放送しちゃっていいのか?公開始まったばかりでしょ。少なくとも、私は観る気が失せました……
2021年07月13日
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発表会が終わった。リハ通りに弾ければ、と臨んだ本番。珍しく?手が震え、ああ、左足まで震えているよ。あかん、どうにかせねば。とにかく止まるな!途中からだんだん落ち着いてきて、最後は全員からの集中を一瞬感じ……曲のよさ、楽器のよさもあって、まわりの反応はまあまあ(当社比)録画を見たら、あらら、さすが長年弾いているせいかミスカバーが上手くなったなぁ、流れだけはあるぞ、と。いやいや、感心している場合じゃない。精進します……
2021年07月13日
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書店で過ごす時間は、楽しい。「買ってぇ」と流し目を送ってくる本に、今の自分の気分が合った時、「うむ、ういやつじゃ」とレジに並んでしまう。「また、買うんか?未読の本が積んであるじゃろ~。おぬし、どうするんじゃ?」とカネオ君の声がよぎるのだが、ま、数千円のことだし、と自分に言い訳。「本で満足しちゃう私って、安上がりだよね~」友人に喜々と伝えると、「あなたの場合、本に感化されて旅に出ちゃうじゃん。それって、果たして安上がりか?」……ごもっともです。でも、それで整う私。コロナ明けに向けて計画しちゃうぞ!
2021年06月16日
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友人がバレンボイムを聴いたとのこと。もう、素晴らしいかった!と興奮して話してくれた。いいなぁ……こんな時期だからう~ん、でも年齢的に次回の来日はあるんだろうか。まごまごしていたら東京公演は売り切れ。愛知遠征もままならず。ピアノ持ち込んでのリサイタルだったそうで、聴いてみたかったな、ダニー。最近の癒しは、ブーニンのバッハのCD。バッハの「歌心」を感じる。一瞬にしてその世界に浸れる。ショパンコンクール優勝後、ブーニンブームが巻き起こりおらが村にもやって来た!チケットは村にしては高額だったが、いそいそと出かけた。多分、ショパンを弾いたと思うが、正直ほとんど覚えていない。ただ、バッハがホント素晴らしくてびっくりした覚えがある。ああ、ピアノ上手い人はやっぱり、やっぱりバッハが上手いのよ、と思った次第。最近はお名前をきかないが、数年前怪我をしてから活動は控えているようだ。ブーニンのバッハ、生で聴きたい!!
2021年06月16日
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三浦英之『白い土地』ルポ・福島「帰還困難区域」とその周辺友人に勧められて読んだ。3.11から10年。だから、なに?衝撃的な内容。天災はどうしようもないが、国って、企業っていったい。そりゃあ、想定外なのはわかるけれども。恥ずかしながら、知らないことばかりで、でも知らなきゃいけないことばかり。復興五輪という言葉の虚しさが、よくわかる。ごり押し五輪開催?間近の今こそ、多くの人に読んでもらいたい!それにしても、さんざん密になるな!と言っておきながら五輪のパブリックビューイング会場は用意しているんだって。定員減らすから大丈夫、って問題じゃないよ。ぶれぶれで、走り出したら止まらない、止められないのがこの国。五輪、IOCファーストには、もううんざりだ。
2021年05月29日
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真っ白なふわふわの子猫。脇の下に手を入れると、体温を指先に感じ、頬が緩む。かわいい。犬派の私だけれど、猫ちゃんもいいじゃない!うふ、かわいい!……とでれでれしたところで目が覚めた。やけに生々しい夢だった。猫の脇の下に手を入れると、どんなに気持ちいいか、という川上弘美さんエッセイを読んだばかり。って、読み返したら、猫じゃなくて犬だったよ。
2021年05月29日
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