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ちょっと間が空いてしまいましたが、前回の続き。最後に聴く小山さんまで時間があったので、2時間ほど銀座でふらふら。6時に友人と合流し、フォーラムの中庭でよい加減の風に吹かれながら、軽く食事。アコーディオン演奏がお祭り気分を盛り上げる。口笛も飛び出して、楽しいね~。さて、時間になったのでB7ホールへ。B7といえば、去年の「謎の音」が頭を掠める・・・今年は大丈夫でした。満員のわりには、お客さんのマナーもよかった。客席がフラットで、後ろの方だったので、舞台がよく見えないよ~。どうにかピンク色のドレスの小山さんを認める。満員の人が息を潜める中、まずは、「ノクターン Op.48-1」。心配していたよりは音が近くてよかった。ノクターンとは思えない重さの曲。今日、2度めだけれ、何度聴いてもいい。続けて「ワルツ」が6曲。力みが全くなく、音が気持よさそうに会場に漂う。ピアノ学習者がショパンでまず習うのってワルツが多いかと思うのですが、こういう風にさらりとはなかなか・・・Op.34-2、趣深い。63-3もよかった。前半はサロン風、大人のショパンの巻といった感じでした。後半はバラード1番と4番。タッチが鋭くなって、一般道から、高速に入った感じ。1番はお好きなようで、よく聴く。盛り上げ方が上手くて、昼間に聴いたのより呼吸が慣れているせいか、聴きやすかった。4番はさらに加速して、小山節炸裂。うひゃひゃ。なだれ込むクライマックスに、ただただ身を任せておりました。アンコールにノクターン(遺作)が奏でられ、「夜のショパン」の時間はあっという間に終わってしまいました。楽しい時間は短いんだよね・・・さて、この後NHKの生中継にゲスト出演されるとのことで、会場へGo!って、肝心の小山さんのお背中しか見えん!こら、どういう席順だ!疲れてもいたので、お祝いのメッセージを心の中で呟いて(この日は小山さんのお誕生日)帰途につきました。なが~い1日でしたが、音楽に浮かれられてとっても充実していました。来年は大好きなブラームスが登場!ああ、今からチケット取りが心配だぁ・・・
2010年05月16日
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*公演番号263田部京子メンデルスゾーン「無言歌集より Op.19-4信頼・Op.30-6ヴェネツィアの舟歌」ショパン「ノクターン Op.48-1」シューマン「謝肉祭」会場はG402,会議室にグランドピアノを設置。音はあまり期待できないが定員100名なので贅沢だ。よく当たったと思う。田部さんは初めて。ほっそりした体を渋いグレーのドレスで包み、登場。丁寧な演奏に好感が持てました。会場のせいか、ピアノがまだ目覚めていないのか、重音がこもっていたのが残念。ショパンのノクターンはなぜか湿った地下牢が思い浮かんで、苦悩、絶望がはいずりまわっているようで、とても印象的でした。*公演番号264プラメナ・マンゴーヴァモシェレス「序奏と華麗なるロンド・パリの魅力」ショパン「変奏曲パガニーニの思い出」「12の練習曲より Op.25-7」「バラード1番」リスト「ペトラルカルのソネット第104番」「メフィストワルツ第1番」続けて同じ会場にて、話題のブルガリア生まれのプラメナ嬢。なんと1列目で聴く。ふくよかな体から湧き出る音はリズム感があり、よくコントロールされて、とっても痛快!メフィストワルツはもう、弦が切れるんじゃないかというくらいの大音響でウヒャヒャッ!と笑うしかない。あ、あの・・・ここ会議室なんけれど。あまりにも見事な弾きっぷりに、目の前にリストが登場したのかと思っちゃいました。圧倒されました。インパクトあるピアニストです。
2010年05月04日
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「熱狂の日」最終日を迎え、今頃東京フォーラムは盛り上がっているだろうなぁ、とちょっと羨ましく思いつつ、昨日の感想を書きます。さわやかな五月晴れの中、いざ有楽町へ!*公演番号・242メンデルスゾーン「ピアノ協奏曲 第1番」小菅優モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲 第5番 トルコ風」竹澤恭子シンフォニア・ヴァルソヴィアヤツェク・カスプシク・指揮ひとつめは小菅さんのP協が聴けると楽しみに会場に行くと、ん、なんだか人だかり。そこには「小菅優 体調不良により出場できず」と衝撃の告知が・・・な、な、なぬっ!?確か昨日は出演していたはず。メ、メンデルスゾーンはどうなるのっ?スタッフも代わりのピアニストは分からない模様。珍しい曲だから、さすがに弾けるピアニストがいないか?取りあえずホールに入るが開演が20分近く遅れる。公演がぎゅうぎゅう詰まっているこのお祭りにしては異例のこと。なかなか調整がつかなかったらしい。このお祭りの仕掛け人・ルネ・マルタン氏が登場し、事情を説明。「ロッシーニの曲を追加、そして小曽根真さんの即興演奏をお送りします」会場、どよめく。「おぅ!」とつい私も声を上げてしまいました。(←おっさんか!)このお祭りで、もっともチケットの取りにくい小曽根さんの演奏が聴ける!もう、嬉しいんだか、なんだかわからん。ホールCの3階だったのですが、1階とは全然ちがって音がよくてびっくり!オケがシンフォニア・ヴァルソヴィアだったせいか?初めて聴いた友人も誉めていた。ここのホール、もっとクラシックで使われていいよ~!ロッシーニの曲がわりと長くて(なんとかの序曲。すみません。忘れました・・・)次に鮮やかなグリーンのドレスで竹澤さん、登場。ソロの出だしの音色に、早くもうっとり!ニュアンスに富んだ音運びで、恭子お姉さま、さすがでした。どっしりした揺るぎないものを感じます。いつの日か、この人のブラームスの協奏曲聴きたい。次の公演に間に合わないため、楽章間でお客さんがパラパラと抜けたのは残念。仕方ないですが。さて、オケの団員が去り、小曽根さん登場。即興で弾ける人は私にとって「別人種」。尊敬しちゃいます。まずはショパンの「子犬のワルツ」。ワルツというより「子犬のかくれんぼ」といった感じでいつの間にか、メロディが原曲に戻ってくる。その意外な仕掛けが面白い。な、なんで弾けるの?次の「ノクターン Op.9-2」はおとなしめのアレンジでしっとりと。この人、音がきれい。楽器もすごくよくて、これで小菅さん聴けたら・・・とつい思っちゃいました。(尚、この日、小菅さんは午後公演から復活したそうです。大丈夫なのかなぁ・・心配です) ↓ 今年もすごい人。お祭りはこうでなきゃ!
2010年05月04日
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行ってきました「熱狂の日」ショパンの巻。半日、飽きることもなく、体力もどうにかもって楽しんできました。私はこのお祭りの夜が好き。昼とは違った客層、ほどよい混み具合。中庭で新緑の下、さわやかな夜風に吹かれながらワインをかたむける・・・そして友人と交わす音楽談義・・・おお、なんと美しき5月の夜よ!ま、実際は後の公演に響くので、「伊右衛門」片手にしょうもない話をしているんですけれどね。だはは。詳しい模様はまた。よい夢がみられそうです。
2010年05月04日
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「熱狂の日」2010が今日から始まりました!公式レポート見ているだけでワクワクしてきますっ!GW恒例のお出かけですが、他の方も書いている通り、チケット取りがだんだん難しなってきているような。今回は特に日本人の大好きなショパンですから、希望者が多かったんでしょうね。なんとか明日の分、4枚を入手。初めて聴くピアニストが二人、そして、なぜかショパン以外が多い(←おいおい)明日は半日近く会場にいるので、早めに休まねば。お祭り気分で楽しんできま~す。
2010年05月02日
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さきほどからネットをだらだら見ていたら、こんな素敵な動画を見つけました。「東京・春・音楽祭 小菅優ピアノリサイタル」わ~い、おウチでリサイタルや!3月のこれ、行きたかったんですよね~。メンデルスゾーン、シューマン、ショパン。さすがに全曲はありませんが、1時間以上あるので見応え、聴きごたえあり。さすが、こなれた演奏です。音が丸い。いままでこの人のピタっとしたドレスがなんか気になっていたのですが、今回は裾ひくタイプのエレガントなドレス。優ちゃんもだんだんと大人の女性に。熱狂の日ではメンデルスゾーンのピアノ協奏曲を聴くので楽しみ。珍しい!どんな曲か、そしてどんな演奏でしょうか?
2010年04月27日
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ブログの背景を桜から新緑に変えてみました。緑色は大好き。こう天気の変化が激しいと、いつもは新緑あふれるGW、今年はどうなるんだろう、と心配です。さて今月半ば、ピアノのレッスンに行ってきました。フォーレ「ノクターン2番」2回目。なにしろ前回は先生がアドバイスする「以前」の出来だったので、問題外。今回はどうにか全体通して弾けるようになり、ようやくレッスンらしくなりました。自分では気付かないことをあれこれ言われ、悪いクセを指摘され、ペダルの離し方、手首の位置等、1時間半みっちり。その時は夢中で気がつきませんでしたが、終わってからグッタリ。この年になって、こんなに集中することが普段ないもんで。それでも「前回よりはだいぶ・・・」といわれ、ホッとしました。楽器は変な練習さえしなければ、努力が表れるところがいいですね。私の大きな悪いクセは2つ。まず手首が上がりやすい、というか浮きやすいこと。余分なことしているわけです。鍵盤の近くで近くで。すごくわずかな時間だけれど次の動作に移りやすい。そして、親指が落ちること。ドテ~っと休んでしまう。こらこら、起きなさい。コントロールできていない、「弾く」「上げる」ということをもっと意識するよう、鍵盤との接地面を変えるように言われました。こちらの方が直すのが大変そう・・・でも注意してちょっとした変化が出るのが面白くもある。楽器店で立ち譜読み(←こんな言葉あるのか?)した時、「こんなの弾けるか!」と逆ギレしたくせに、憧れの方が勝ってしまった。あ~なんで、こんな苦労しているんだろう、と思いつつ(相当に背のびして空中浮遊しているくらい)仕方ない、背中どつかれちゃったもんで。どつく見えない手には逆らわないことにしています。
2010年04月27日
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時間ができたので、やっと小山さんの新譜を聴くことができました。ショパンのピアノ協奏曲1&2番。家にあるのは、1番のみで田中希代子さんの第5回ショパンコンクールのライブ版。思い切りのいいどこか日本人離れした演奏で、グッと人をひきつける。戦後これだけの演奏があったことにただ驚くばかり。この時、日本人として初めてショパコンに入賞したのですが、10位という結果に「こんな低いのは納得がいかん!」と審査員だったミケランジェリがサインを拒んだとか。実際はもっと上位だったと、後に話題になりました。話は戻りますが、このCD,オケはポーランドのシンフォニア・ヴァルソヴィア、指揮ヤツェク・カスプシク。ジャケットはちょっとおすまし顔の小山さん。髪の分け目が違うせいかいつもと印象が異なる。気高い女神さまといった感じ。白を基調にした素敵なジャケットです。そして・・・演奏の方も素敵!実はこの組み合わせ、サントリーホールで生で聴いていて、その時の印象がもう良過ぎて・・・小山さんのピアノはずい分聴いているけれど、オケでこんなに変わるのか!ショック!、もしCDでその印象が薄れるようだったらどうしよう、と恐れていたのです。録音してくれないかなぁ、と願ってはいたのですが、それが幸いに実現し、いざ、目の前にあるとなかなか聴けないという、もどかしい、複雑なファン心理。が、そんなことは杞憂に終わりました。ナショナル・エディションという新しい版(←これについては「ピアノの森」16巻の解説がわかりやすい)が、具体的にどうのというのは私にはわからないけれど、やはりオケが分厚い。どくどくと血が通っているというか、オケの鼓動が聴こえてくるというか。ハッとしたのは、木管の音色。柔らかく、包容力があり、まさにゆりかごのよう。何度きいても中毒になるような気持よさだ。そんなオケに小山さんの繊細なピアノが絡んでゆく。小山さんのタッチや腕の振りが自然に思い浮かぶ。サントリーホールで、魔法にかかったように酔って弾いていた姿が浮かぶ。つぶやきが本当にきれいだ。音符をいとおしんでいる。力みがなく、キラキラと光を振りまいたかのような音色。人生の春を存分に謳歌するかのような歌いっぷりにショパンの苦悩より希望が優先された時期を思う。と同時に20歳でこんな完成度の高い作品かいちゃ、そりゃ短命にもなるわ、と納得。天才の宿命か。2番がこれまた、素晴らしい!どっちかといわれたら、私は2番を押します。この演奏で、1番に負けず劣らず、いい曲だってわかります!う~ん、この人の演奏する協奏曲、やっぱり惹かれるなぁ。ほぇぇ・・・とにかく、生の印象が薄れなくてホッ。熱狂の日では聴けないけれど、このCDで充分です。
2010年04月25日
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昨日、今日とやっとこさ「なんにもない日」。今日は石田さんのコンサートのチケットの発売日で、いつもならはりきってリリスホールに出かけるところですが、友人が買ってくれるとのことで本当に助かりました。先週からのリンパ腺の腫れがまだあり、薬を2週間分渡されたということは、それぐらいかかるということかなぁ・・・GWは「ライオンキング」(←ついに劇団四季デビュー!)と「熱狂の日」が予定されているので、なんとしてでも治さなくては!先週は頭痛が治まると、なぜか本を貪るように読んでいました。今年に入ってから、まともに手にしていなかったもんで。読み始めると、止まらなくなるから控えていたのですが。友人に言うと「それは活字ビタミンが足りなかったのよ~」と笑われてしまいました。今回は田辺聖子「、江國香織「とるにたらないもの」、香山リカ「しがみつかない生き方」「スピリチュアルにハマる人、ハマらない人」。面白過ぎ。そしてマンガだけれど、よしながふみの「大奥」も2巻まで読む。江戸時代、男子のみを襲う奇病が流行り、男子の人口が激減。ついに将軍と大奥の男女が逆転、イケメン揃いの大奥とはいかに。キワモノと思いきや、すごい説得力のある設定で、骨太な人間ドラマにクラクラしちゃいます。3巻以降も早く読みたい!
2010年04月25日
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ここのところの予測のつかない天気、温度差が激しくて我ながらよく体がついてゆくなぁ、と思っていたら、やられました・・・昨日の夕方から頭痛がひどく、喉も怪しく、薬がきかん。今朝も起きられなくて、それでもぐっすり寝たせいか夕べよりはマシ。食欲はあるので、こういう時は好きな物を好きなだけ食べるのに限る!でもここのところ食事会が多くて、肥えてきているのはまずい。とってもまずい。減らすのは大変なのに、肥えるのは簡単過ぎる。6月の発表会に向けて、頑張りたい。なにしろピアノは真横から見るので腹の出具合が一目瞭然なのだ。前回の写真を見た時は大ショック。恐ろしや、恐ろしや。観客の目が腹に釘付けになったら悲しいじゃないですか!なにしろお年頃ですから・・・冗談はさておき、明日のコンサートにゆけるよう、(え?行くの?)今日はしっかり食べて、ダイエットは明日から~。
2010年04月19日
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必要があって、往復ハガキを早急に作成しなければならないのですが、何度ナビ通りにやってもできない・・・。前回もできなくて諦めた。よっぽど私はアホなのか・・・苦しい時のネット頼み。「筆ぐる○ 往復はがき」で検索してみると、元々わかりづらいとある。な、なぬ?なんと素人の方が書いてある方が判りやすい!というか、「往復はがき」作成なのに、レイアウト面によっては「フツーのはがき」を選択しないとできないっていったい・・・そんなことナビには書いていない!「往復」作るんだから「往復」選ぶのが人情でしょうが。ナビの意味ないじゃん・・・(公式いったらかいてあったけれど)脱力。時間返せ~!ついでながら先週、突然メールがつながらなくなりました。というかメール自体が起動しない・・・ギャ~!なんでなんで?最悪、まっさらにしないとダメかと、もう悩みましたよ。マイク○社のサイトに行くと、「起動しないというお問い合わせが多数~」おいおい。私の責任じゃないのね。もう、おどかさないでください。簡単に解決しましたが、脱力。時間返せ~!
2010年04月10日
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6日にみなとみらいホール主催「みなとみらいクラシック・クルーズ vol.13」というコンサートに行ってきました。昼に45分の2回公演で、それぞれ違うプログラム。驚くべきは1回800円という激安価格!2回券セットだとさ・ら・に1400円!申し訳ないくらいの低価格。しかも、内容が濃い。すご過ぎる!みなクラはミラクル!今回は神奈川フィルの巻。さぁ、みんなで音楽の海へ。コンマス・石田さんがベートーヴェンのスプリングソナタを弾くというので馳せ参じました。前から石田さん、この曲弾いてくれないかなぁ、と思っていたので。もう、期待どおりの素晴らしい演奏でした。春風の中、軽やかな諸田由里子さんのピアノと追いかけっこする音色に、もううっとり。あ~、桜吹雪がみえるよ~。さすが、期待を裏切らない!時間の関係で2楽章がカットされましたが、今度は全曲ききたいぞ!チェロの山本さんはバッハの無伴奏組曲6番を選択。大ホールでチェロのみ、どうかな、と思いましたが音はキチンと届き、山本さんの真面目さというかよい意味での緊張感が伝わってきて、新鮮でよかったです。じわっときました。チェロ、いいなぁ、安らぐなぁ。(明後日、堤さん&小山さんでブラームス聴けるのが、ふふ、楽しみ!)ヴィオラの柳瀬さんはシューマンの「おとぎの絵本」という小品集。一見子供向きかと思うけれど、内容は大人向き。渋いね、柳瀬さん。2回目はアンサンブルで、ドホナーニ「弦楽三重奏 Op.10 セレナーデ」。知らない曲でも「聴かせちゃう」ところがお見事です。各々の楽器のよさが引き出されたとっつきやすい曲でした。そして最近お気に入りのシューマンの「ピアノ四重奏 Op.47」。さわやかなピアノに絡む弦がなんとも・・・バランスの妙。ロマンティックそのものの3楽章でもう、溺れかけました。真昼間から、こんな贅沢しちゃって、すみません。この後もよさげな企画が並んでいて、お気に入りになりそう。ああ、誰か救助して~!
2010年04月09日
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今日は1週間ぶりにピアノの練習ができました。フォーレのノクターンに取り組んで、早2ヶ月半・・・。先生がCDを貸してくれたので、楽譜をみながら聴いてみると、3番や4番はどうにかなりそうな感じ。13番は難しそうだけれどなんかよい。舟歌も素敵だなぁ。・・・と、いかんいかん、今は2番に集中!今までになくホント苦労しています。そこで、苦しい時のネット頼み。ピアノが上手くなる方法(?)を検索してみたら・・・「2音のみ練習する」というのがありました。弾けないところを2音のみ繰り返すといいそうです。どんなに難しい曲でも2音だけなら弾けるとのこと。ダラダラつっかえながら通してしまうのが、私の悪いクセなので、ここはこらえながらしつこく2音のみ、やってみましょう。今日全体でどれくらいかかるか計ってみたら、前回計った時より1分ほど短くなりました。短ければいいというものではないけれど、やっと輪郭がみえてきた感じ。初めてこの曲を聴いた時の感動を忘れずに、音にしたいものです(←言うことだけは立派!)
2010年04月09日
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滝のような桜を観た後は、皇居東御苑まで足をのばしました。ここはここで落ち着いた花見風景。帰りは東京駅まで歩き、丸善へ。さすが天下の丸善。「ない本」はありません。地元では売り切れの本が、あ、これも、あれも・・・地元では買う気になれなかった表紙がくたびれていた「ショパン」。ふふ、お美しい小山さんの表紙、新品でゲット。「ピアノの森」も新刊が出ていたので求めました。やっと、2次予選だよ。本選終わるまで、あと5年くらいかかりそうだな・・・さて、この日は「熱狂の日」一般発売の日でありました。4日はやはり全滅。オワタ・・・チケット争奪戦、終了。結果、3日が4公演。ええ、わかりました。3日だけ行けばいいんでしょ!3日たっぷり楽しみますよ!(←ヤケ気味)それにしても、毎度のことながら多数ヤフオクに出ているのが、腹が立つ。(中にはダブったとか、行けなくなった人とかいるでしょうが・・・)出すなら買うな~!ううう・・・
2010年04月04日
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昨日は温かく、風もなくうららかな絶好のお花見日和でした。友人と秋葉原で食事後、無料シャトルバスに乗って北の丸公園へ。満開の桜の下、思い思いにくつろぐ人々、う~ん、まさに日本の花見。激混みの千鳥ヶ淵公園を避け、対岸から臨んでみると・・・ちょうどたっぷりと垂れ下がる桜の枝の裏から見る形となり、川面にはボート、さらにその奥に桜並木、と見とれるほどの美しさでした。
2010年04月04日
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というわけで(2つ前の記事参照)、恥をかきにピアノの先生の元へ。今回の曲、今までになく苦労しています。「(ノクターンの中で)難しいのから入りましたね~」といわれ、まずは1回通して。もう、ボロボロ。10分近くかかって、やっと最後まで。ちなみにプロだと6~7分位で終わる。音量はほぼ一定だわ、ころぶわ、ミスタッチは多いわ、遅いわ、リズム違うわ、で満身創痍。特にペダルは、「音が残っている、踏み方があまい」と言われてハッしました。実は年の初めに右ひざを痛め、完治していないのです。階段はなるべく避けている状態。ペダル踏むのは痛くないと思っていたのですが、実は痛くないようにあまく踏んでいたのね・・・さすが、先生、お見通しだ!先生にはひざのことは言いませんでした。だいたいペダル踏む段階じゃないし、ハーフペダルなんてもってのほかです!当分はしっかりと指に集中して、あと交差部分は覚えよう。なんとか最低ラインまでにはたどり着きたい~!
2010年03月25日
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今月7日、冷たい雨の中、相模原室内合奏団の演奏会に行ってきました。横浜の紅葉坂を上り、神奈川県立音楽堂へ。小山さんのショパン・1番のコンチェルトを聴くためです。一度このホールで小山さんのピアノを聴いてみたかったので。ここは「木のホール」として有名で、神奈川のクラシックの殿堂。ちょうど東京なら文化会館のようなポジションです。ここのすごい所はたまたまなのかもしれませんが、「はずれ」が全くないこと。それどころか、何度ここで涙したことか・・・うう。今回は相模原室内合奏団の特別演奏会。室内とあるのでこじんまりとしているのかと思ったら、立派なオケでありました。相模原市ゆかりのプロの集まりで、10年だそうです。指揮はサラサラヘアの飯森範親さん。「晴れ男だが、昨日ケガしたせいか今日は雨になってしまった」とプレトークで言っていました。が、熱のこもった指揮ぶりを見る限り、どこをケガしたんだか・・・アンコールがなかったのは、やはりちょっと辛かったせい?(飯森さんのブログによると、おでこを強打して何針も縫う大けがだった!)1曲目はワーグナー「タンホイザーより 大行進曲」トランペットも高らかに、華やかに幕開け。いや~、さすが音楽堂。音がストレートに届く。ホールの温度が暖まった感じだ。2曲目に小山さん、白いドレスで登場。安心して聴けるショパン。とてもよい楽器で、コントロールされたまんまの音が次から次へと・・・。本当にきれいな音。ピアノとの一体感が素晴らしい。楽器をねじ伏せちゃったり、反対に遊ばれている人もいるけれど、ひたすら楽器を鳴らす喜びに満ちた演奏でありました。ここがファンにはたまらん。席が舞台と同じくらいの高さだったせいか、私の腕の位置(高さ)が小山さんと一緒で、恐れ多くも、厚かましくも、こう弾くのかぁ、と一緒に弾いているかのような不思議な感覚でした。3曲目はリムスキー・コルサコフの「シェヘラザード」。生で聴くのは初めて。美しくも怪しいシェヘラザードの語りに導かれ、大絵巻が展開されました。ヴァイオリンのソロが有名ですが、各楽器の聴かせどころも結構あって面白く、スカッとしました。オケの大音響、いいわ~。終演後は小山さんに新譜にサインしていただき、帰途へ。サインもらってから聴こうと思っていたので、やっと解禁。感想はまた。それにしても、やっぱり外れないわ、ここのホール。音楽の神様が住み着いているんだわ。ホント、ここでリサイタル、開いてほしい~!
2010年03月21日
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最近知り合った人が、私のヘタクソなピアノを聴いて、無謀にもフルートの伴奏を依頼してきました。初心者だから、きっと私のレベルが判らなかったのね・・・ただでさえ発表会のフォーレで四苦八苦しているのに、人様の伴奏なんて、百年早い!「You Tube」で聴けるから、と言われて取りあえず聴いてみると・・・ゴーベールの「マドリガル」ハートドキュン!すっごく素敵な曲!弾けるかどうかは別にして、なんとも雰囲気のある、空気を揺らす美しいメロディ。フランスの作曲家の作品というのも納得。ちょうど、フォーレも齧っているし、今年はフランスものを弾けということかしらん。というわけで、先生にSOS!忘れられた頃に連絡するという、ダメダメ生徒ですが、お優しい先生は「お役に立つなら」と快く弾きうけてくださいました。うう、先生、有難う!実はフォーレに決めたと言い出せなくて(そんなレベルじゃない)、呆れられそうで連絡、躊躇していたのです。伴奏で背中を押されました。それにしても、「You Tube」であさっていたら、今まで知らなかったけれどフルートって素敵な曲が多いのね~。あ、いかんいかん、はまりそう・・・
2010年03月19日
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熱狂の日、先行抽選販売の結果がきました。3勝8敗って・・・小ホールを中心に果敢に挑みましたが、小菅さんと田部さんは取れましたが、小山さんが二つとも取れなかったのが、大ショック!!!厳しいとは思っていましたが、まぁ、抽選と思えば諦めもつきますが、世の中、こんなにクラシック好きがいてホント嬉しいです。ハハハ・・・先行先着は参戦できず、一般販売にかけます。えいえい、おぅ・・・
2010年03月16日
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最近のお出かけを順番に、書いてゆきます。3日、ひな祭りに宝塚・星組公演「ハプスブルクの宝剣」を観てきました。6回目の観劇です。今回はなんと、秋葉系オタクが同行!果たして彼の目にはどううつるのか!話は、ユダヤ人であるが故に居場所のない青年の苦悩を描いたもので、これにマリア・テレジアとの微妙な恋、その夫・フランツとの友情が絡んできます。トップの柚木礼音(レオンさまですよ!すごい名だ・・・)がとにかくすごい。初めて宝塚を観た時(主役の敵役)、「存在感ある人だなぁ」と思っていましたが、同じ演目を東京で観た時、明らかに凄み、憎しみ、そして苦悩が増していたのでびっくりしました。今回も衣装は黒ばっかりなのに、長身が舞台に映える!低音の歌声がすてき~!舞台展開も速く、目が離せませんでした。速過ぎて、突っ込みたくなるところもありましたが、ま、宝塚なので・・・。最後はうるうるでした。ショー「BOLERO」は、かの有名なボレロの曲をベースに、アルビーニのアダージョやテンペストソナタの3楽章など、結構クラシックが流れていました。ポエム(?)入りで、2羽の鳩に導かれ、一組の男女が互いを探して、様々な国へ・・・なぜアフリカ?とか突っ込み入れたくなっても、いいの。宝塚だから。なんでも有りです。ド派手なショー、ラインダンスはここならでは。かなり際どいシーンもあり、いいのかっ?清いのかっ?レオンさま、出ずっぱりで凄い。これを1日2公演やる時もあるのだから、本当に頭が下がります。同じ人間と思えん・・・観劇の後はいつも、な~んにもしたくありません。舞台からの圧力がすごくて、全員のパワーに圧倒されて、楽しいんだけれどぐったり。お腹もすきます。オタク青年も「有楽町までゆくなら、帰りにアキバに寄るか」とのたまわっていましたが、「今日はもう無理。帰る」とお疲れの様子。相当楽しかったようで、トップのオーラ、男前度に「かっこいい!」を連発。ノリノリのショーも気に入った模様。「みんな整い過ぎ。異次元空間。沸点はオタクと同じ。誰かを誘いたくなる気持ちわかる」という反応でした。捕獲成功。(←おいおい)ま、楽しみが増えるのは、よいことです。本当にこれは「生」を観てください。ストーリーを大まかでよいので把握して、オペラグラス持って、できれば専用劇場で。 ☆おすすめ入門書 「なぜ宝塚に客は押し寄せるのか」中本千晶(小学館101新書)(ところで、昨日聴いた指揮者の飯森範親さんもこれ観に行ったそうで、ブログで知り、勝手に親近感持っちゃいました。)
2010年03月08日
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今、一番頭を使っているのが(?)GWの「熱狂の日」のスケジュール。なんで、こんなに聴きたいのが重なるんだか、マルタンさん(主催者)なんとかしてください!一応、狙っているのは・・・「世界の小菅」の弾くメンデルスゾーンのピアノ協奏曲。なんと竹澤さんのヴァイオリンでモーツァルトも聴ける!バリバリテクニックのベレゾフスキーのリスト超絶技巧練習曲。まだ聴いたことのない田部さんのシューマン「謝肉祭」。バッハとショパンの前奏曲を交互に演奏するエル・バシャの巻。シューマンのピアノ四重奏も魅力的。って、あんまりショパンがないじゃん・・・ダメな私・・・小山さんの弦楽四重奏版・Pコン1番はぜひ聴きたい。しかしホールが小さいので、競争率高そう。五輪が終わったら、今度はこっちが熱いのね。先行販売は抽選なので、当たるかどうかドキドキです。
2010年03月07日
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冷たい雨の中、神奈川県立音楽堂に行ってきました。「相模原室内合奏団・特別公演」小山さんのショパンのピアノ協奏曲1番を聴いてきました。音楽堂ファンとしては前々からここで弾いてくれないかなぁ、と思っていたので実現してよかった!何もたさない、何もひかないどこかのウイスキーのコピーのようですが、ここのホール、本当に樽のように音を熟成させてゆくのです。とてもよい楽器で、きらめく高音のピアニッシモ、しっかりと支えるオケのような低音部、余計な響きがなくとても聴きやすかった。素直に奏者の思うような音が出るのでは、と思っていたら、サイン会の時「そのまんまの音が出る」と小山さん自身が言っていました。う~ん、そのまんまの音で、今度はリサイタルきいてみたいものです。みなとみらいホールもいいけれど、規模からいっても音楽堂、ぴったり!はりきって紅葉坂上るんだけれど。今回の模様は、また後日。
2010年03月07日
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1月の温泉旅行が中止になってから、ずっとどこかに行きた~い!と思っていました。この度、超激安ツアーを見つけ(1泊2食&往復バス代込1万円!)早速行ってきました。場所は千葉・九十九里海岸。外房は子供の頃よく行ったけれど、それ以来だからン十年振り。到着した日はなんと津波警報が出ていて、浜には出ることができませんでした。川が逆流していた・・・地球の裏側から回ってくるエネルギーってすごいですね。翌日は警報も解除され、暖かく、風もない浜辺を散歩しました。波音が心地よかったです。ここは病んだ高村智恵子が数カ月療養した土地で、「智恵子抄」の詩碑がありました。才能に恵まれながら、夫・光太郎が芸術家であったがために封印せざるえなかった運命。当時は夫婦揃って芸術家の場合、妻が身を引くのが慣例だったようで、そういえば三岸節子さんも好太郎存命中は描けなかったとか・・・Wコウタロウについて、同行者と話し合ったりしました。一万円なら気軽に行けます。ただ、ここ、温泉じゃなかったのが残念!次は絶対温泉だ!そして昨日は宝塚を観てきました。相変わらずのパワーに押され、楽しいんだけれど、疲れた・・・観終わったあと、もう、なんにもしたくなくなる。お、恐るべし!宝塚!これについては、また。そして小山さんのコンサートも控えているので、忙しいったらありゃしない!まぁ、予定を入れてしまう自分がいけないのですが。あ、あれ?ピアノ、触っていない?
2010年03月04日
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浅田選手、銀メダルおめでとう!ハラハラしながら見ていました。本人は心残りもあるようですが、あれだけの重圧の中、よく頑張りました。たいしたものです。ただ「鐘」が19歳の浅田選手には重過ぎ、背伸びした印象。ひたすら同じフレーズの繰り返しなので、盛り上がりに欠ける。観客ものれない。ショートも短調で暗いし、どちらか、軽く華やかだったら、と思います。キム選手はあっぱれとしか言えません。ショートの時、キム選手を送り出すコーチの目があまりに静かで、私は彼女の金を確信しました。頑張ってもらいたかった鈴木選手は8位入賞!よかった~!本人も満足できたようで、この演技はまだ見ていないので、今晩が楽しみです。はしょらないで、流してよ!さて、GWの「熱狂の日」のプログラムが発表になりました。今年のテーマはショパン。全曲演奏とか、暗がりコンサート(誰が弾いているかわからない)、福袋コンサート(当日発売。内容は秘密)、ショパン以外にもリストやシューマン、メンデルスゾーンの作品もたくさん予定されていて、美味しそうなコンサートがズラリと並んでいます。あ、よだれが・・・で、毎年のことながら、組み合わせるのは時を忘れるほど楽しいのですが、聴きたいコンサートがいくつか重なっているのが、実にもどかしい。くうぅ~。聴きたいののチケットが必ず取れるとも限らないし・・・せめてもの救い(?)は先行販売が抽選になったこと。ここでいくつか取れると有難いのですが、競争激しそう。が、頑張ります。
2010年02月27日
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土曜日にいそいそと横浜・リリスホールに行ってきました。もはやここの名物企画・大好評の石田泰尚さんのシリーズ4回目。このホールならではの選曲がファンにはたまらん。今回はオール・クライスラープログラム!完売で、客席は女性で埋め尽くされていました。クープランのスタイルによるルイ13世の歌とパヴァーヌ ベートーヴェンの主題によるロンディーノ シチリア舞曲とリゴードン クープランのスタイルによる才たけた貴婦人 オールド・リフレイン美しきロスマリン 愛の悲しみ 愛の喜び ロマンティックな子守歌 Op.9コレルリの主題による変奏曲ロマンス Op.4ウィーン奇想曲 Op.2ジプシーの女 ジプシー奇想曲 テンポ・ディ・メヌエット シンコペーション 中国の太鼓 Op.3道化役者 羊飼いのマドリガルプニャーニのスタイルによるプレリュードとアレグロ 【アンコール】ミッドナイト・ベル / R.ホイルベルガー(F.クライスラー編) ウィーンの小さな行進曲ふ~、小品もこれだけ並ぶと、壮観であります。クライスラーって口当たりがよくて、半分以上は知らない曲でしたが、すんなりと入ってきました。(作曲家本人はそこがひっかかったらしく、自分の作品であることを隠していた時期もあったとか)アンコールにちょうどいいかんじですが、こうやって聴くとどれもいい曲で、ヴァイオリンの名手らしく楽器の魅力を存分に引き出しています。でもって、さらにそのよさを引き出すべく石田さん大熱演!ピアノの伴奏がこれまた難しそうで、「あまり合わせる時間がなかったので、今日は4回転飛ぶ気分」とはピアニスト中岡さんの弁。大好きな「プレリュード~」での演奏に大満足でありました。オール・クライスラーで、ぜひぜひCD出してほしいものです!↓ 不思議な形の栄区民文化センター。この奥にホールがあります。
2010年02月24日
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今月のピアノ自主練が終了。選んだフォーレのノクターン2番。私が弾くと、「もしかして、フォーレ、弾いている・・・つもり?なのか?」としか聞こえない。なかなか歯ごたえがあって、というより難しくて、毎日弾けないせいもあるけれど、まだ全部に目が通せていません。あと3ページほど残っています。臨時記号も多くて、楽譜とにらめっこばかり。グランドで弾くとペダルの感じがまるで変わり、雲泥の差。あ、あれれ~?もっと細かく踏まねば・・・難関は度々出てくる、腕の交差。交差しなければ速く弾けるが、した方がアクセントの音が生きるし、かっこいい(?)。テンポ落として、慣れるしかないですね・・・ところで、以前の発表会で弾いたハイドン「主題と変奏」を覚えていてくれた人がいて、「好きで弾いているのがわかる」と言ってくれたそうです。嬉しかったなぁ、ちょっとでも伝わったことが。曲に惚れるって大事ですね。う~ん、フォーレ、頑張ろう。さて、これから女子フィギュア・ショートを見ます!高橋選手に続け!日本勢、頑張ってもらいたい。特に「滑る喜び」が伝わってくる鈴木選手、納得のゆく演技ができますように!
2010年02月18日
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同じ日にブログを始めた人のところで知りました。このブログ、なんと今日で5周年を迎えました。おおお~、時の流れは早い!私は日記というものが続いたためしがなく、しかも張り切って書き出すとよからんことがなぜか起こるので、月数回のブログでちょうどいいようです。これからもゆる~く続けてゆくつもりですので、生ぬるい目で見守ってくださいませ。
2010年02月16日
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ウチの固定電話がとうとう寿命を迎え、あまり使わないものの、ないと困る・・・昨年TVを買った店ならポイントで買えるので、寒い中、出かけました。当然のことながら、電話売り場は閑古鳥が鳴いていて、店員さんさえよってこない。「○○さんからの電話です」という自動音声がかしましく響くだけ。10分ほどしてようやく声を掛けられ、候補を4つ告げたところ、3つは在庫なしとのこと。おいっ!とにかく通じればいい、とおもちゃのような(?)製品を購入しました。で、家で呼び出し音の設定をしていたら、これがもう可笑しくて。5種類あるうちの3種類の音がどうきいても「宇宙人襲来」にしか聞こえない。ピロピロとかポヨンポヨンとか。イメージは3人の宇宙人が登場するかっぱ寿司のCM。いったいどういうセンスなんだ!結局、宇宙人に来られても困るので、普通のベルにしました。音で気になるのは、静か過ぎるハイブリット車。私も何度か気付かなかったことがあります。これ、視覚に障害のある人は本当に怖いと思う。ようやくなにか音が出るように業界も動いているようですが、候補のひとつが「馬の蹄音」っていったい・・・突飛過ぎませんか?こういうのはどうでしょう。「静か過ぎてごめんなさい。ハイブリット車が通ります。静か過ぎてごめんなさい。ハイブリット車が・・・」あ、かえってうるさいか。
2010年02月14日
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昨日は法事で、某有名日本料理店へ。こういう機会がないとなかなか行かれません。とても美味しかったです。(←AD堀くん風)かなり品数があったのですが、さすが、もたれないところが計算されているな~。で、こういうの食すと、飲めない自分が悔しくて。四季を感じる和食にぴったりなのは、やっぱり日本酒だ。飲めたら、益々美味しくなって人生楽しいだろうな~、ということで最近はちびりちびりと特訓中。え?そんなことよりピアノの方を特訓しろって?ごもっともです・・・
2010年02月12日
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7日にかながわアートホールで行われた第29回カジュアルコンサート「生誕200年を迎える大作曲家・シューマンとショパン」に行ってきました。神奈川フィルのチェロ首席・山本裕康さんとピアノの諸田由里子さんが出演。場所が横浜のチベット(?)といわれている保土ヶ谷公園内にあるので(バスでひたすら坂道を上がってゆく。最寄駅から20分弱)、そんなに人気もないだろうとヘラヘラと応募したら、当選通知がきました。すみません。ごめんなさい。このシリーズ、すっごい人気で今回は300席に対して1200の応募があったとか・・・なかなか当たらないシリーズらしい。自分でびっくりしました。で、内容はどこがカジュアルなんやっ!と突っ込みたくなる本格的な演奏会でありました。シューマン「幻想小曲集」「民族風の五つの小品」「アダージョとアレグロ」バッハ「無伴奏チェロ組曲1番」ショパン「ノクターン第1番」「マズルカ32番」「黒鍵のエチュード」シューマンのチェロ曲は3曲のみ。オリジナルは「民族風~」だけで、あとの2曲は他の楽器でも奏されるが、この3曲をまとめて聴けるのは滅多にないとのこと。で、驚いたのが、音響のよさ。音がとにかく近い!これ、弦聴くには最高だわ。。(「管楽器だと響き過ぎちゃう。」By山本さん)チェロの音をたっぷりと堪能してきました。たま~に聴こえる風の音は御愛嬌?ヒュウゥ~。また、石田さんとの共演でいつもナイスサポート、さわやかな諸田さんのピアノですが、押しつけがましくなくこの日も好印象でした。この楽器もよくて、バッハやベートーヴェンが合いそう!オレンジ色で、胸元だけ黒のモチーフのドレスも舞台に映えて素敵でした。アンコールはホッパーという作曲家の曲で熱く締めくくり。(曲名、メモしてくるの忘れた・・・)シューマンのチェロ曲、また聴きたい~。思いがけず、大満足のコンサートでした!(重ねがさね失礼な私をお許しください・・・当ててくれてありがとう)これから、このシリーズもチェックせねば。そして4月は「みなとみらいクラシッククルーズ」に上記3人が登場!うふふ、これは絶対行かねば~!!!
2010年02月12日
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楽天市場のポイントが貯まったので、気になっていた本を買いました。幻冬舎ルネッサンス新書「かなり変だぞ クラシック通」「平日19時開演は、働く聴衆を無視している」とか(ホールの閉館時間の関係らしい)、「CDの包装、ケース、帯が扱いづらい」とか、「演奏家よ、経歴に下駄を履かせるな」とか、なかなか辛口で面白い。ニヤニヤしながら読みました。「コンサートに行かない音大生」というのには心あたりがあって、「ピアノ科なんで、歌はあんまり・・・」と言われたが、フィッシャー・ディースカウを知らない、すごく有名なロシア民謡を知らない、というのでぶっ飛んだことがあります。これでいいのか音大生!聴く耳が育たないと上手くならないよぉ~。幸い日本は一流どころがワンサカ訪れる国なので、せっせと通いましょうよ。学生さんは安いし。う、羨ましい!特権はフル活用すべし!で、これに「コンサートが終わったらさっさと帰宅するアホ」というのがあって、著者曰く、コンサートには待つ楽しみ、聴く楽しみ、語る楽しみの3つがある、という。私はこの3つめ、その日の演奏を肴に語りあう、というのがどうもできない。コンサートの種類や、同行した人にもよるが、基本、あまり他人の感想は聞きたくないし、入った店の音楽もどんなのかこわいし、特にいい演奏の時は耳に音が残っているうちにさっさと帰りたい。帰りの電車の中でさえ、どうか静かでありますようにと祈っているくらいです。アホでいいのだ。あ~、ホールの近くに住みたいっ!
2010年02月06日
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ここのところ寒いです。北国の人に笑われそうですが・・・でも、空気が澄んでいるので絶景を見ることができました。友人とランチした汐留のレストランからの眺め。手前、浜離宮恩賜公園。奥にフジテレビとレインボーブリッジ。さらにその奥に暴走・・・じゃない房総半島。夜は光の帯が半島を縁取って、また羽田を離発着する飛行機の明かりが空中を飛んで、それはそれはきれいでした。(しかし夜景を見られるまで喋っていた私たちっていったい・・・)
2010年02月06日
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先週、ピアノサークルのメンバーと某ホール練習室を借りて、自主練を行いました。せっかくグランドが弾けるのだから発表会の曲を決めてから、と鎌倉での小山さんのリサイタルの後、楽譜屋へ直行。そして、やっとこさ決めました。フォーレ「ノクターン第2番」こら、ショパンはどーした?と言われそうですが、今回、ショパンを選んだ人が多いのと、ショパンは私にはまだ早いかな、もっと大人になってからの方が・・・(←おいおい)小山さんのCD聴いた時から、お気に入りの憧れの曲なのです。よし、いっちょ頑張ってみるか!と弾き出すと、あれ?違う曲に聴こえる?なかなか手ごわそうです。今日は左手練習していたら、肩が凝ってきました。しかも、簡単なのだけれど連弾のお誘いもあって、う~ん、できるのか?なにしろ私は独奏向きですから(←アンサンブル能力がないだけ)。とりあえず、1か月以内に音だけは正確に取れるようにしよう。さて、毎度おなじみ「ぶらあぼ」2月号ですが、笑っちゃいました。清水和音さんのインタビュー。ピアニストになろうと思ったことはない。子供のころからピアニストだと思っていたから。習い始めて、最初から弾けました。天才だから。もう、本音がポンポンと飛び出して、そういえば昨年のコンクールの講評もぶっ飛んでいて、他の審査員が困っていました。一度、この人のチャイコンを聴いたことありますが、ノーミスだったような覚えが。実力があるからこそ言えるんですね。機会があったらまた聴きたいピアニストの一人です。
2010年01月24日
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* フィリアホールの巻一昨日、頭を使い過ぎたせいか(?)9時過ぎには寝てしまいましたが(←幼稚園児かっ)、そのおかげで昨日はスッキリ。横浜・青葉台にあるフィリアホールに行ってきました。(のだめでコンクールに使われた会場)「土曜ソワレシリーズ・女神との出逢い」という企画の197回目。小山さんは2年おきに「作曲家の想い」と題して公演を行っており、今回はその2回目でシューマンを取り上げました。今年はショパンはあちこちで聴けるし、鎌倉の時と全く違うプログラムというのはこちらとしては嬉しい。前回は1500名収容のホール、今回は300名ということで、ステージがグッと近い。グレーの柔らかな質感のドレスがとってもお似合い。趣味のよい衣装も毎回楽しみです。1曲目は作品番号1の「アベッグ変奏曲」。シューマンは短い生涯の中、作風の変わらなかった人。作品1からして、シューマン節たっぷりです。鎌倉の時よりちょっと柔らかい響きの楽器で、とてもきれいな音で始まりました。若々しく華やかで躍動感があって、生で聴けてよかったです。2曲目は「子供の情景」。まとめて聴くとより面白い作品。一応楽譜は見ている曲ですが、色々と参考になりました。「めずらしいお話」は大げさでなくていいのね、とか(1曲めから変えたいがために張り切り過ぎる)「大事件」は縦の線をきっぱりしてもいい、とか(速くしなきゃという気持ちで、流れていってしまう)。夢心地のまま、前半終了。後半は幻想曲ハ長調。舞台袖で気持を高めていたようで、すぐに演奏。左手のうねりから入るのですが、ん?前半と音が違う!とても気持ちの入った演奏で、不安定な心の叫びが聞こえてきそう。この曲すごいお気に入りなんだろうなぁ。2楽章は、冒頭の弾力のあるたっぷりとした音がよかった~。リズミカルで、果敢に攻めてゆくところもよかったです。で、3楽章。まさに浮遊するかのような心地よさ。シューマンは3楽章で解放され、自由だったんだなぁ。「どこまでも穏やかに保つ」という指示は彼の精神状態にもいえることなのだろう。じっと目を閉じて聴きたいけれど、演奏するお姿も見たいというこのジレンマ。くう~。アンコールは穏やかなまま、「クライスレリアーナから4曲目」そして「アラベスク」の2曲でした。これまた大好きなアラベスク、小山さんが弾くと、ほそ~いペン先で細かにびっしりと唐草模様を描いているようで、もううっとり。私が弾くといびつなすきすきの鉄条網のようで、がっくり。小ホールでシューマンの響きを味わうことができ、また、次回も楽しみです。(これだけ天井が高いので、次は2階席で聴いてみようっと。)それにしても、1月からいいのかしら・・・いいお出かけが続いて。2月は当たればチェロのコンサート、そして石田さんのリサイタルです。体調、整えなくちゃね。むふふ・・・
2010年01月24日
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2週続けて、小山さんのリサイタルを聴いてきました。新春から贅沢じゃのぉ~。* 鎌倉芸術館の巻10年前のここでのリサイタルでは、初めて聴いたリストのロ短調ソナタにびっくりした覚えがあります。いつの間にか、あれぇ~、と音の渦の中にいたから。さて、今回は・・・私の周りは、どうやら小山さん初めての方ばかりのようで、テレビで見て、「さて生は?」といった期待に満ちた、そわそわした雰囲気。が・・・鮮やかなブルーのドレスに身を包んだ小山さんが1曲目、ショパン「ノクターン1番」を弾き始めると、浮ついた空気が払われ、早くも小山ワールド全開。デリケートなタッチ。どんなに弱音になっても、旋律が浮かび上がってくるところがすごい。有名な2番の後、いったん舞台袖に戻られると、客席の空気が緩み、ためいきがこぼれる。続いて、ワルツが7曲(3、19,2,9,7,6,8)と続きます。曲間の切り替えにう~む。ちょっとした間で、空気を変えちゃう。2番はやっぱり速い気がする。7番は、音が玉虫色じゃないかと思うほど微妙に変化して、うっとりしてしまいました。前半の締めは、バラード1番できっちりと。いつ聴いても、いい。後半は大好きなラフマニノフ「コレルリの主題による変奏曲」。変奏曲というより、私は幻想曲だと思っている。今回は手許が見えたので、視覚的にも楽しめました。静か過ぎて不気味なテーマ、狂気に満ちた中間部、そして鐘の連打後の、夜空を切り裂くような右手の冷たくも鋭い旋律。刃をピタリと頬に当てられたようで。こうきたか、と一編の作品を読んだよう。ほぇぇ~。そしてリスト「愛の夢」「エステ荘の噴水」「ラ・カンパネラ」と続きます。この日の楽器、リストにぴったりでした。カラッとしていて、ブリリアントで・・・小山さんの指先からこぼれる音が小気味いい。よい意味でCD聴いているようでした。ほら、花が美し過ぎると造花のように感じるられるように。アンコールはショパン「マズルカ37番」ラフマニノフ「前奏曲 鐘」ショパン「ワルツ1番」の3曲。贅沢しちゃいました。「ブラボー!」や「みちえちゃ~ん」という掛け声まで飛んで、それはそれで微笑ましかったです。だって、気持わかるもの。ショパン、リストと有名な曲が多く、加えてラフマニノフと初心者にも、リピーターにも楽しめるプログラムでした。今回は演奏者の醸し出す空気が、周りを一変させるのを何度か感じました。さすがプロ。このホールの中庭はちょっとした竹林になっていて、10年前に、小山さんってさやさやとしなやかだけれど凛として、まるで竹のような人だなぁ、と思ったのを思いだしました。ひとつひとつの演奏会の些細な記憶が、宝物であります。
2010年01月24日
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昼間、先週の土曜日のコンサートの模様をノリノリで書いていたら、送信できなくて、全部パーに。ううう、空しい・・・はぁ・・・どうやら近くで工事があったようで、こら、お知らせなかったぞっ!こういう時に限って我ながらほれぼれするような文章だったのに(←おいおい)、しばらく立ち直れません・・・今週の土曜日もまた小山さんのリサイタルなので、テンション上がったらまた書きます。
2010年01月21日
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今日は寒かったですね~。久しぶりにスカートはいたら寒過ぎて、思わず身震い。ホールに行く途中で、慌ててタイツ買いました。だはは。今日は鎌倉芸術館で小山さんのリサイタルでした。お出かけは今年に入って2回目。1回目は某所でオケを聴いたのですが、普通の宴会場みたいな所だったので、音が悪くて悪くて・・・チューニング聴いた瞬間、帰ろうかと思いました。出演者はプロの方々だったので、これはあくまでも箱に問題あり。なんとか最後まで聴きましたが、もやもやと不満が残ってしまい、う~ん。ここはひとつ小山さんのピアノでスッキリせねば~!と出かけてきました。小山さんお得意の、ショパン、ラフマニノフ、リストという贅沢なプログラム。詳しくはまた書きますが、はい、スッキリしました。1曲目のノクターンから小山ワールド全開。幸せそうに弾くお姿に、思わずうっとり。ほぇぇ・・・今回は「みちえちゃ~ん」という掛け声まで飛び出して(演歌歌手かっ!)、びっくりしました。クラシックの演奏会では名前は叫ばないからねぇ。ご本人もびっくりしたようですが、笑顔で応えていました。さぁ、これで今年のお出かけ、本格的にスタートです!
2010年01月16日
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寒い成人の日となりました。10年前、私の時は・・・すみません。大ウソつきな私をお許しください。こういう日は家に籠って、今後のお出かけ予定を手帳にメモメモ。宝塚のチケットは拍子抜けするくらい、あっさり取れました。しかし、取れた3月1週目、とんでもないことに・・・わ~ん、別の日を取ればよかった。気になるお出かけは取りあえず書き込んでいるのですが、この週、4回になってしまいました。さすがにキツイ。どれをはずすか考えるのが、これまたキツイ・・・なんで重なるかなぁ・・・
2010年01月11日
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ピアノサークルの発表会の曲がまだ、決まらない・・・きりがないのでもう、今回はショパンと絞りました。モーツァルトよ、安全コースに入れてゴメン。落ち着いて楽譜見たら安全じゃなかったよ。ベートーヴェンよ、すっごくいいんだ、いいんだけれど、手、痛めそうなんだよ。涙。しかし、ショパンといっても私の力&手の大きさからいったら、限りがあるわけで・・・ルービンシュタインの弾くノクターンOp.9-3、ええなぁ。でも中間部の左手がちとやっかい。小山さんの弾く即興曲op.29もショパンの魅力がコンパクトにぎゅっと詰まっていて、練習しがいがありそうだ。はたまた頑張って、昔からあこがれて繰り返し聴いたワルツ2番。メンバーからいって、結構ガッツリ系が揃いそうなので、やっぱりノクターンがしっとりといいかも。でも・・・というかんじで、グルグルと巡りやっぱり決まりません。そうだ、フォーレの楽譜もみてみようかな。(←おいおい・・・)
2010年01月09日
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今日、久しぶりにパソコンを開いたら、宝塚のプレオーダー落選のお知らせが入っていて、ちょっとへこんでいる真昼間。仕方ない、一般発売日の明日頑張るか。(つながらないんだよねぇ・・・)今年は元旦の新聞に小山さんの記事があって、びっくり!キャ~!でも正月早々、親類に不幸がありまして、バタバタしていました。温泉にゆくはずが、こればかりは仕方ありません。勉強せねばならないことも出てきて、3連休は引きこもり予定。(そのわりにはなぜかTSUTAYAのバッグが・・・)そのうちにいいことが、いいことが・・・あったわ、いいこと。16日は小山さんの鎌倉でのリサイタル!3日のニューイヤーコンサートには行けなかったので、今年お初。鎌倉では10年ぶりだそうで、私、前回も行っています。この頃、なんとな~く小山さんだけは行っていたんだよね。懐かしいなぁ。今回はショパン&ラフマニノフ&リストだ!メッセージビデオを見てはニヤついています。今年デビュー25周年だそうで、またショパンコンクールの審査員もなさるそうで、ファンとしては楽しみな年となりそうです。それにしても25周年記念演奏会で、ブラームスのP協1,2番を続けて弾くというのは本当だろう・・・か?すご過ぎないか?嬉しいけれど。行くけど。とまぁ、今年もボチボチと更新してゆきますので、よろしくお願いします。遅まきながら、皆様にとってよい年となりますように。
2010年01月09日
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今年も残すところあとわずか。今回は、喪中なのでお正月の準備もなく、気楽に過ごしております。気がかりは、発表会の曲が決まらないこと。ワルトシュタインは止めることに。☆ 安全コース→モーツァルト「デュポールのメヌエットによる変奏曲」(一度きちんと弾きたいんだよね。)☆ できるのか?コース→ショパン「ノクターン Op.9-3」(いい曲なのに9-1.9-2の陰に隠れて可哀そう過ぎる!)☆ 学習しないヤツコース→ベートーヴェン「ソナタ4番 第1楽章」(ここにきて、すごく魅力を感じる。7番を弾いて手を痛めたクセになんでまた選ぶかなぁ・・・)いずれにしろ、早めに決めなければ。ところで、ついに我が家にデジタルハイビジョンTVがやってきました。う、美しい~!なんと鮮明で、奥行きのある画面。文字がにじまないぞ。暗い場面もバッチリ。(←前のが古過ぎた・・・)フィギュアスケートなんてすごいですよ。飛び散る氷の粒、凝った衣装の細工、エッジの跡、迫力だ~。こりゃ、オリンピックが楽しみ。色々機能もついていて、珍しいもんだからついつい見ちゃう。ここのところ見過ぎ。これって、もしかして・・・デジタル廃(人)ビジョン・・・?さてさて振り返れば今年は初体験のことが多く、良くも悪くも盛りだくさんの一年でありました。自分がどういうポジションにいるのか、改めて確認できたというか・・・多くの人との関わりの中で、尚更「おひとり様」の時間を大事にしようと思いました。(これがないとやっていけないのだ)来年も感動の「舞台」を求めて、お出かけします!
2009年12月30日
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ピアノサークルの今年最後の練習会終了。チャイコフスキーの「四季」より 12月・クリスマスを弾きました。いつもより多い人数(といっても10人)の前であがってしまい、またまたしょぼい演奏を披露してしまいました。トホホ・・・ところで会場が取れたので、来年6月に発表会が行われることに。さぁ、楽しい選曲の時間です!今のところ、モーツァルト「デュポールのメヌエットによる変奏曲」ベートーヴェン「ワルトシュタイン 第1楽章」ショパン「ノクターンのどれか」を考えています。他にも気になる曲があるけれど、楽譜を見てみないことには。近いうちに出かけてみよう。自分の実力も顧みず、この時間だけはホント楽しいです。夢だけはふくらむ。ああ、サンタさん、どうか私の手を大きくしてください・・・
2009年12月22日
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いつもの店で、いつものパスタを、いつもの通り大盛りでランチ。ふ~、食べた、食べた~。あれ、夕食が入らん・・・大戸屋でお昼に定食食べた日も、あまり夕食が入らなかった。前はしっかり食べられたのに。年なのか?体脂肪の数値が下がってきているので、もう少し頑張ろう、という気持がブレーキになっているのか、胃が小さくなってきているのか。年末年始はごちそう食べることが多いので、コントロールが難しそう。取りあえず、今日の忘年会を乗り切らなければ!(美味しいって評判の店なんだよね・・・)
2009年12月22日
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横浜市・本郷台のリリスホールで行われた石田さんのコンサートの模様をお伝えします。この日は相棒・チェロの山本裕康さんとのデュオ。* モーツァルト・二重奏曲 ト長調 K423* イザイ・無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番 無伴奏チェロソナタハ短調 無伴奏ヴァイオリンソナタ第4番* モーツァルト・二重奏曲 変ロ長調 k424* ヘンデル・パッサカリアこの日は完売。客席はぎっしりと女性が。開演前のアナウンスの声が珍しく男性だなぁ、と思っていたら、ん?噛んだ。客席からクスクスと笑いが。なんと石田さん自らアナウンス。あはは。さて、石田さんはあの涙涙のシュナイトじいさよならコンサート以来、久しぶりであります。楽器を替えたとのことで、果たしてその音色は?登場した石田さん、あれ?見事な(!)黒髪だ。まずは二人で軽やかにモーツァルト。そしてなじみのないイザイが続く。司会の(?)山本さんが、コンクールで、参加者を減らすために難しいイザイの曲が課題になる、といっていた通り、とっつきにくいし、超絶技巧。奏者がよっぽど噛み砕いていないと伝わらない。が、そこは石田さん。ちょっと東洋風のメロディで、私は源氏絵巻を思い浮かべていまいました。チェロのもすごく難しそうで、でもバッハぽいところもチラチラと。渾身の演奏でありました。イザイ3曲の中では、4番が一番しっくりきました。深いなぁ。これはもう一度聴いてみたい。モーツァルトの変ロ長調は、お二人の掛け合わせが絶妙で、音がキラキラと、もううっとり。パッサカリアはしっとりと。アンコールは「ニューシネマパラダイス」「きよしこの夜」でした。石田さんの楽器は300年以上前のものだそうで、音量が出るようになったような。音が光りをまとったように明るくなった。イタリアって雰囲気。これからどんどん弾きこんで、益々酔わせてほしいものです。山本さんの楽器も同時代のものだそうで、異国の曲がまさに時空を超えて私たちの耳に届くこの不思議・・・なんともいえません。お二人のトークも楽しくて山「今年はどんな年でしたか?」石「え~、髪を黒くしまして。15年ぶり・・・」(←そこかっ!)山「オケで指揮者の向こうに見えるんですが、いままではまぶしかったのでよく見えませんでした」(←おいおい、コンマス見ないでどーする!)とまぁ、天然というか、つっこみどころ有り過ぎのお二人なのでした。ところで!この日もらったチラシの中に、白馬のホテルでの石田さんのコンサートの案内があり、「きゃ~、白馬で黒王子のコンサート!」と勝手に盛り上がってしまいました。1泊2日でこの値段は安いかも、と眺めていたら、「新宿~ホテル間 往復貸切バス料金含む」って・・・貸切って、え~と、お客さんはみ~んな石田ファン?車内では「石田さんクイズ」とか「お楽しみ抽選会」とかあるんだろうか?う~む、日程的に私は無理ですが、行った人のレポを読みたいものです。
2009年12月17日
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昨日は横浜・リリスホールでの石田さんのコンサートでした。感想は別に書きますが、昨日は隣の人がタバコくさくて、まいりました・・・だいたい、石田さんのコンサートは9割以上が女性で、会場内はいつもいい香りがするのですが。きれいな女性でしたが、とにかく匂いが染みついていて、鼻だけは敏感な私は気になってしまいました。あ~ん、美音にうっとりしたかったのにぃ!次回は違う席(2回シリーズ)にしておいて、ホントよかったよ・・・さて、相変わらず片づけをしています。狭い中に、なんでこんなに物があるのか、感心しちゃうくらい。「これは本当にいるんですか?」「どれくらい、使っていないんですか?」「使用率は何パーセントくらいですか?」と、自分に突っ込み入れながら、仕分しています。進まぬ理由が、懐かしい本が出てくると、手が止まっちゃうせい。亀井勝一郎や五木寛之、昔は読んでいたんだなぁ。自分で書いた小説まで出てきて、ぎゃぼ~!マンガもごっそりと。萩尾望都の「ケーキケーキケーキ」の初版本が出てきた。売りません。「花びら日記」「美人はいかが」「こんにちは先生」「スマッシュをきめろ」「桜京」・・・作者が全部わかったら、ふふ、たいしたモンです。
2009年12月13日
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今日こそテレビを買いに行こう!と予定していたのですが・・・午前中に終わるはずの片づけが終わらない。スペースがないのでレイアウト変更もあり、先月からボチボチやってはいたのですが、ためいき・・・本当に必要な物って、半分くらいなんでしょうね。なんとか年内には買いたい~!なにしろウチのテレビは、自慢しちゃいます。20年を超えています。凄いぞ、M菱電機!リモコンなんかとっくにききません。さすがに色がちょっと・・・健気な姿に涙が出そう、ウウ・・・健気なお話をもうひとつ。昨日は、お誘いを受けて学生オケ(専修大学)の第九を聴いてきました。学生といっても侮れません。場所はミューザ川崎、指揮はなんとコバケン!ソリストも一流。記念コンサートとのことで、力入りまくり。かなりお客さんも入っていました。彼らにとっては大挑戦だったと思いますが、確かに危なっかしい所もありましたが、プロとはまた違ったよさ、熱さがありました。みんな、コバケン見過ぎ!一心不乱に演奏する健気な姿に思わず・・・なんか保護者のような気分になってしまい、ドキドキしてしまいました。よい機会に恵まれ、学生にとっては一生の宝となったことでしょう。羨ましいぞ。と同時に、雰囲気をガッチリ作っていったプロ達もさすが!感心しました。第九、いいなぁ、やっぱり・・・(そういえば、「健気」からほど遠い年齢になりました。とほほ~)
2009年12月06日
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楽天市場のポイントが貯まったので、CDを購入。今、練習中のチャイコフスキー「四季」1月・炉ばたにて の参考にしたくてウラジミール・トロップというピアニストのを買いました。教育者として大変評価が高いそうで、そういえば聞いたことあるような・・・「炉ばたにて」は、とにかくテンポが遅い。同じロシア人の女性ピアニストの方がもう少し速い。しかし繰り返し聞いているとこれがとてもなじんでくる。作曲された当時のテンポなんだろうなぁ、と思えてくる。指の腹を使って、柔らかく、たっぷりとした音で優しい。窓の外はしんしんと降りつもる雪。暖かい暖炉のかたわらで、まどろむ心地よさ。やがて、ろうそくの火がだんだんと消えてゆく・・・詩的だ・・・来月の練習会ではこれと「12月・クリスマス」も弾こうかと。私のイメージは、子供たちがワクワクとする明るく楽しいワルツなのだが、この演奏は大人のクリスマスといった感じでとても品がよい。いずれにしろ、脳内バレエ団(!)が気持よく踊れるように、練習したい。前半はおとなしめの演奏ですが、後半のラフマニノフにはびっくり!幻想的小品集 Op.3が収められているのですが、音のキレや深さが、もうまさにこってりラフマニノフ!いきなりロシアの血が騒ぎ始めちゃった風。メロディの歌いっぷりが素晴らしい!あちこちで感じられる「鐘」がたまりません。他の曲もぜひ聴いてみたい。いや~、よい買い物をしました。というわけで、またまた有効期限が切れそうなポイントがあるので、さて、お次はどれにしようかな。
2009年11月26日
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どんどん寒くなってきて乾燥してくると、毎年慌ててお肌のお手入れ(というほどのものでもないが)を始めます。温泉水配合の化粧水がなくなったので買いにゆくと、某大手通販化粧品会社のショップが目に止まりました。ここの製品、何度か使ったことあるし、先ず大丈夫だろうと中へ。キャンペーン中の化粧水が保湿にはいいと勧められて、お値段も手頃だったので、試しに買ってみました。で、帰宅してネットで口コミみると・・・「生くさい」「刺身のパックのにおい」と、評判が散々。ええ~?どういうこと?たしかに魚のコラーゲンから抽出とありますが・・・実際使ってみると、無香料だけど魚くさい・・・なんで?優雅なお手入れの時間が、一瞬にして、魚屋の店先に。魚を使っているのはよくわかるが、これを製品化した会社の神経がわからん。店頭では、手につけてみたけれど、このにおいまでは分からなかった。肌はモチモチするのだが、このにおいは我慢できない。友人は鼻づまりの時に使えば、というけれど・・・(おいおい)普段はサンプルを試すのに・・・くう~。後悔。イライラしてお肌に悪そう。返品したい~!
2009年11月22日
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前回の続きです。後半はベートーヴェン・ソナタ12番からスタート。1楽章が変奏曲になっています。これから葬送行進曲(3楽章)が控えているとは思えないのどかなテーマ。劇的に変化するでもなく、淡々と。2楽章の軽妙なスケルツォ、3楽章の重々しい葬送行進曲、あっという間に駆け抜けてゆく4楽章。不思議なソナタだ。すみません、ランチの時間が遅かったので、ここでちょっと眠気が・・・しかし、ここで寝てはいけない。危険だっ!起きろ、しっかりっ!パシパシッ!(←雪山か!)遭難しかけた私の耳に、冷たいコレッリのテーマが・・・はっとしたら、後は小山ワールドに引きずりこまれてしまいました。あれぇ~!内面をえぐられるような鋭いタッチ、ガシッと捉えられる和音、か細いガラスのようなはかな気な音・・・曲に完全に入り込んでしまっている小山さん、作曲家と二人だけの世界。誰も止められないような、ワールド全開!途中「亡霊」も漂い、鐘の連打の後の、メロディの美しさと氷のような冷たさといったら、もうゾクゾクしました。凍てつく空に閉じ込められた星々がささやく。私は何も見ていない、知らないと・・・やはりこの人のラフマニノフは濃くて、聞き逃せません。グイグイこちらの心のツボにはまるのです。イタ気持いい・・・この曲は来年、鎌倉でも演奏されるのでとっても楽しみです。ああ、録音してくれないかなぁ・・・アンコールはラフマニノフ 13の前奏曲からop.32-5で、クールダウン。続いてショパンのワルツ8番、2番。来年のショパンイヤーに向けての予告か?2番は神楽坂の時より、捉えられました。ところで、プログラムにあったエッセイ「聞こえてくる音、聞こうとする音」は面白かった。「指先から感じる音は、耳で聴く音より大事かも」という内容。だからベートヴェンは耳が不自由でも感じ取れたんでしょうね。(勿論、楽譜という視覚的なものもあって)私なんぞの素人がいうのも恐れ多いのだが、鍵盤に触れている指の腹の感触って、大好き。消音にしていても、音が(しょぼいが)想像できてしまう。遠ざかってもまた、この感触が恋しくて、ピアノに向かってしまうんだよねぇ。永遠の片想いです。
2009年11月22日
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お待たせしました。土曜日に行ってきた小山さんのリサイタルの模様をお伝えします。この日は午前中、大雨。レインコートを着て、傘を片手に出発。でもみるみる晴れてきて、傘が邪魔に・・・折りたたみにすればよかったと、ブツブツ道玄坂を上る。文化村はすっかりクリスマスモードになっておりました。~変奏の夢~ シューマン「アベッグ変奏曲」 モーツァルト「ソナタ11番 K331」 メンデルスゾーン「厳格な変奏曲」 ベートーヴェン「ソナタ12番」 ラフマニノフ「コレッリの主題による変奏曲」舞台には今回のテーマカラー(水色)に沿って、青い花が活けられています。この時期は青い花が少ないから、ずい分苦労して集めたのでは、と思っていたら、バラは染めたらしい。これはこれで大変だったことでしょう。席は2階サイド、手許は見えないけれど、表情のよくわかる所。ドレスは水色というよりはちょっと緑がかった青で、うっすら模様が入っている。毎回ドレスも素敵なので、こういう点も楽しみです。この日は曲順が変わって、モーツァルト→メンデルスゾーン→シューマンだったのが、上記のようになった。厳しく激しいメンデルスゾーンの後にシューマンはきついかなぁ、と思っていたので納得。さぁ、変奏の扉を開こう。どの曲もテーマを慎重過ぎるくらい丁寧に弾いていた。弾き始めるまでの「間」にドキドキ。シューマンの出だしのエレガントさ。、語りながら、楽しみながら弾いているようでした。半年ぶりのこの楽器、けして柔らかく、まろやかに甘く包み込むような感じではなく、よい意味で頑固でありました。モーツァルトはこのシリーズで唯一登場。たしかにこの曲の1楽章が、一番水色のイメージがする。あまりにも有名なこの曲ですが、ヘソ曲がりの私は第2楽章が大好き。(ニ長調だから?)おおいに参考にさせてもらいました。で、3楽章の「トルコ行進曲」、とってもよかった~!遠くで鳴っている楽隊の音がどんどんと近づいてくる。と思うと、遠ざかり、また違う通りから聴こえる。路地をウロウロして見つけようとしている自分。そして追いついて、目の前のきらびやかな整列に魅せられている自分がそこにいました。前半最後は大好きな「厳格な変奏曲」。メンデルスゾーンの曲とは思えないほど激しく、揺さぶられる曲だ。前の2曲とはガラリと変わり、この楽器の頑固さが生かされる。なにかに憑かれたように弾く表情と、あふれる音に不安にさえなってくる。多彩な変奏を経て、劇的なコーダへ。上手く言えないのですが、こういうフォルテの面に小山さんの頑固さ、厳しさが出るというか、クセになるんだよねぇ・・・例えは悪いのですが(すみません)、美容院のシャンプーで、モシャモシャと泡立てている指の動きを連想してしまう。クセになるし、気持いいんだよね・・・はい、聴きごたえありました!(後半へ続く)
2009年11月18日
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