踊る!リラック魔小屋♪

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2010/12/20
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 案外知られていないですが、クラシック音楽とキリスト教はとても密接な関係があります。

 音楽自体は人類創世のころからありました。最初の楽器は草笛と言われています。ここではまだ宗教は関係ありません。

 紀元前にキリストが出てきて、キリスト教が作られ、なんとかこの教えを広めようと宣教師たちは考えました。その一つが歌だったのです。教えを歌にして広めちゃえと。いわゆる賛美歌。なにせ楽しみなんて余り無い時代、みんなで歌うだけでも人々が集まったのです。自動的に教えも広がる。

 ところがいわゆる伝言ゲーム状態でこの歌が広まるんです。A村から出発したこの歌はD村で変節し、O村では全く違う歌になっているなんて普通でした。文字が読めるのだって特殊な一部のひとだけですし、その上楽譜なんてないですからね、当然です。
 困った関係者はどうにかして曲を統一しようとしました。その為には音の高さを表せるものが必要となり、いわゆる楽譜の開発が始まりました。 円形の線や、1本線、10本線、色々実際に作られ、試されました。しかし、残ったのは5線です。

 また、音も千差万別でした。今みたいなドレミ~が作られたのは、ダ・ビンチ達科学者のおかげなのです。そう、レオナルドダビンチも、楽譜や音作りに関わっていたんですよ。音と楽譜を作ったのは、当時の科学者達なのです。

 音に関しては、多くの人がぱっと出し易い声の高さが ラ でした。この ラ を440ヘルツと決め(時報の音です)、次の880ヘルツ ラ ((440)ラッラッラッ(880)ラー)までの間にいくつ音を作るか、そこからの開発だったのです。

 これも様々創りだされました。しかし結果として現在のドレミファソラシ + 半音(黒鍵)5音 になりました。


 さて、ココでキリスト教で重要と思われている数字が、実は鍵を握ってきます。





 1は神をあらわします。唯一の存在。音楽では主音とも言います。そう、主の音です。

 3は三位一体、父(神)と子(キリスト)と精霊の数字です。

 5は「キリスト」を意味します。聖痕の数とかもいわれていますが、神1の代理人であるキリスト5です。1と5は父と子の関係にもあります。他にもあるけどね。まあ聖なる数字なんですよ。

 ラッキー7の7は 神による宇宙の創造と神の休息 です。6日で世界を創造して7日目にやすんだとかいうアレですね。

 あと8は有名な イエスの復活日 より 全世界を統一するイエスの象徴 です。

 12は 12使徒 です。エヴァで使われたアレですねw

 もひとつ、13は忌み嫌われていますね。13人目が裏切り者のユダだからです。


 んでその数字が何?と言われそうですが、関係あるんですよ~。


 そう、5線譜の5は、キリスト教のキリストを表す数字なのです。キリストの教えを広めるための楽譜ですから、楽譜がすでにキリストなんです。

 そして ドレミファソラシ 全部で7です。(ラシドレミファソでも数は同じ~。意味も同じ~。分かりやすいようにドから並べただけです。ちなみにラシドレミファソをアルファベットで表すと ABCDEF です。音楽は実はラから作られているのがよく分かります。日本語のハ長調などで使われるドレミの日本語読み、ハニホヘトイロ も ラ から並べると イロハニホヘト。きちんと対応されてます。)




 しかし音には半音、いわゆる鍵盤でいう黒鍵も存在します。これが全部で5です。

 7の世界の創造+聖なる数字の5の組み合わせで12。12使徒まで表しているのです。

これが13ではいけないのです。裏切り者の数字になってしまいます。ですから、全部で12音なのです。コレを12平均律と言います。

 音はそれだけで神による世界の創造を伝える物なんです。凄いですね。

 それをキリストである5線の上に残す。教えを伝えるための賛美歌を歌うものにとって、物凄く神聖なモノであることは分かっていただけますよね。音楽は世界を創造し、キリストの教えを残すためのものだったのです。




 ドミソはドを主音として始まる和音。ドとミはドレミの3度、ミとソもミファソの3度。3の重なりで文字通りの父と子と精霊の積み重ね。神聖過ぎますw
 シレソは並び順をかえるとソシレ。この和音はドから数えて5番目であるソから作られた和音。父と子の関係です。音楽では属和音と呼びますが。

 ドファラを並び替えるとファラド。ドとファは4度の関係です。4は四人の福音書記者を表わす数字なのでそれほど重要ではないんですが。まあ他にも世界である8の半分の数字とかもあるんですけど。

 実はドシラソファと下がって数えると、なんとファとドは5度の関係なのですw

 神とキリスト(上下)の神聖な和音なのですねえ。


 まあもっと詳しく語るとどれだけ長くても足りないので止めておきますが、音楽を学ぶ以上この1,3,4,5,7,8,12という数字はイヤという程出てきます。そしてその度に音楽がキリスト教のものであることも思い知らされます。

 宗教としてのキリスト教は争いを生むほうが多く、世界を征服できませんでしたが、音楽としては征服しています。見事な数字の魔力です。

 ま、近現代になってこの数字の魔力を打ち切ろうと作られたのがいわゆる現代音楽なんですが。ただもう2000年以上人々の心に刻み込まれてきたため、現代音楽を心よく感じる事はないんですね。魔力を断ち切れた人たちだけにはわかるのでしょうけど。

 弾いていると現代曲って面白いですけどね。

 日本音楽はな~んかあった気がしますが、音というよりは音色だった気がします。ヨナ抜きとか言うのもな~んかありましたが、忘れましたw あとでノート見てみますw

 クリスマスが近いのでこんな話をしてみました。





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最終更新日  2010/12/21 01:11:57 AM
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