風と波の秘蹟

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June 27, 2010
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カテゴリ: しねま って?
人類の破滅後を描いたこの手の映画は嫌いじゃない…というか、好きなほうなので、この映画ではどんなメッセージが込められているのかな…、と期待して見ました。

盲目(?)の主人公のイーライ(デンゼル・ワシントン)は、神の預言をうけ、聖書を西へ運ぶ旅人(ウォーカー)。
でも、西の目的地に着くまでの経過はというと、途中襲われている人を助けるでもなく、あっちこっちで行く手を少しでもはばむものがいれば、身勝手にも大量殺人のしまくり。

途中、聖書は奪われてしまいますが、その聖書は点字版。
奪ったカーネギーには読むことができません。

聖書を奪われたイーライは、それでも西への旅をつづけ、行きついた先は「アルカトラズ島」、つまり刑務所だったところ。
そこで、おそらくは受刑者だったアルカトラズの支配者に、完璧に記憶していた聖書の内容のすべてを書き留めてもらい、その後なぜかあっさりと死んでしまいます。

アルカトラズにある印刷機で印刷された聖書が世界に運ばれるのかと思いきや、図書室の戸棚におさめられ、コレクションになっただけ??

途中出会ったフラーラって娘、イーライの後を追ってきていたのだが、イーライの後を継いでウォーカーになったようです。目的は何??



それでも、人々を支配するには宗教は必要なもの??
聖書の復活する先はなぜかアルカトラズ。そして、それはついに誰にも受け継がれることはない。
一方で、殺しのシーンは、スタイリッシュでクールな映像で、淡々と描かれる。
なんともシニカルな映画ですねー。

表面的にはキリスト教礼賛のようにも見えなくもないのですが、そんな単純なものでもなさそうで、いろいろと意味が解釈できる、非常に面白い映画でした。









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Last updated  June 27, 2010 02:02:09 PM
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