ある日の会話 １
ある日の会話『今から行くから開けといて』
「誰？」
『それは言えん』
「あははははは、ガンさんや！今、どちらですか」
『それは言えん』
「もうそろそろ終わるかもですけど」
『３秒で行くわ』
「えっ？」
ツーツーツー
『空いてる？』
「いらっしゃいませ」
『＊＊ちゃん、愛してるよ』
「私もよ」
『あたりまえ』
「もう、誰にでも言うんやから」
『何でそんなにステキなん？』
「ありがとう」
『何でも受けたらええっちゅうもんとちゃうで！！』ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
「すいません、ほめてもらってうれしかったから・・・」
『何でそんなにステキなん？』
「そんなことありません」
『失礼なやっちゃなぁ、人がせっかくほめたってるのに！！』ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
「どうしたらええの？」
『だいたいでええねん』
「ガンさんもステキ」
『知ってる』
『さてと、歌でも歌おうかなぁ』
「何にします？」
『アレ』
「？」
『決まったぁねん』
「何や、決めてんねやん」
『どうしようかなぁ、誰の歌聞きたい』
「私アユが好き。知ってる？」
『知ってる、知ってる。大好きや』
「うわぁ、ほんと。Voyage私大好きやねん」
『Voyageはええ歌やなぁ』
「うわぁVoyageも歌えるんや。歌って、歌って」
『歌えるけど、今日はその歌歌う気分とちゃうわ』
「何や知らんのやん」
『あっびっくりした、心臓麻痺起こすかと思ったわ。
ようそんな失礼なこと言えるなぁ。ええ加減にしとかんとあかんで。』
「えっ、ほんと知ってるの？」
『そやから、今日はその歌歌う気分とちゃう言うてるやん。』
『それはそうと、明日から旅行に行くねん』
「どこに行くんですか？いいなぁ」
『どっか行ってみたいところあるの？』
「そうやねぇ、フランスかな」
『フランスは先週行ってきたところやな』
「えっ、先週も行ってきたの？」
『そうそう、行き飽きた。ところで、イタリアは嫌い？』
「イタリアも行ってみたいところやわ」
『連れて行ったろか？』
「ほんま？行きたい～」
『ほんまほんま！パスポートは持ってるよね』
「うん」
『丁度明日からイタリア行くねん。』
「明日？」
『そう、関空で朝５時半に待ち合わせやで』
「そんなん急に言うても無理やわ」
『残念やなぁ、ほんならしゃぁないなぁ。
せっかくイタリアへ行けるチャンスやったのになぁ』
ここで、誰かが、だいたいガンさん飛行機乗られへんでと合いの手が入る
次回またのお楽しみ
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