別館『tora部屋』

別館『tora部屋』

June 5, 2007
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車を意味もなく走らせていた今日。


W「miyu姉じゃない?って・・・どうしたん?」
私「あぁ・・・久しぶりやね・・・」
W「つか、どうした?その目・・・腫れとうやん・・・」
私「ちょっとね・・・」
W「何かあったんか?なぁ?どうした?
  まぁいいから・・・ちょっと来い!!」

そう言って、近くの公園に連れて行かれ、しばらく話をしました。


私「うん・・・まぁね・・・」
W「あのなぁ?普段なら、しつこく聞いたりしねぇぞ?
  でも・・・今日は普通じゃないって・・・。どうした?何があった?」
私「彼をね・・・フったんよ・・・いや、フラレタんかな・・・アレは・・・」
W「どういう事?はぁ?それじゃ意味が分かんねぇよ」

朝方に掛かってきた彼からの電話・・・。
その内容を、言葉を思い出しながら少しづつWに話をし・・・。

W「彼は待てなかったん?」
私「ウチも・・・待ってって言えなかった。彼が限界なん分かってたし・・・。
  アノ日、ウチが大阪に置いて帰ってきたんは事実やんけん・・・」
W「でもよぉ・・・」

W「俺には分かんねぇ。
  だってよ?お互い好きなんだろ?好きなのに友達で居るのはオカシイって
  付き合い始めたんだろ?それなのになんでこんな結果になる?
  俺なら、どんなに苦しくても、寂しくても大事にしたいと思った人なら
  絶対に手放さないよ。他の誰かに持ってかれるような事はしない。

私「もう・・・イイんやって・・・。WにはWの、彼には彼の考えがあるんよ。
  ウチだって・・・望んでた結果じゃない。ウチだって手放したくない。
  でもね“最後のワガママくらいきいてくれ”って言われたら・・・。
  今まで何もしてあげられなかったし・・・」
W「それで?それで・・・言いたくもないのに、miyu姉から別れを?」
私「・・・うん」
W「すぐに彼のトコに行くか、別れるか・・・それに答えたん?」
私「すぐには行けんけん・・・。それに・・・」
W「あぁ・・・もう苦しませたくない・・・やろ?」
私「・・・うん」
W「あのよぉ・・・miyu姉、今度の事で何か学んだ?」
私「・・・相手を思いやる事の大切さ。自分がイイと思っている事も
  相手にとっては、望んでいない事かもしれない・・・。
  ウチが、もっとそれに気付いてやれてれば、あんなに彼を傷つけなかった。
  彼は、とにかく“今”を求めてたんよ。ウチは未来を見てた。
  彼の気持ちをもっと大事にしてあげられてたら・・・」
W「彼に・・・伝えたい事はちゃんと言えたん?」
私「・・・“ありがとう”って・・・。電話では言えなかったけど
  メールでね・・・。ちゃんと口で言いたかったんやけど・・・。
  彼には感謝しとう。出逢った事にも感謝しとうけど、いろんな思い出も
  くれたし、いろんな事を考えさせてくれた」
W「彼は何て?」
私「・・・“ごめん”って・・・」
W「ごめん・・・か・・・」
私「結局・・・ごめんって言葉しか彼に言わせれなかったんかな・・・。
  この数ヶ月が・・・その言葉やったんかな・・・。
  傷つけて、苦しませて、最後にごめんって言わせてしまうなんて・・・」
W「・・・miyu姉・・・」
私「たくさんあるんよ、楽しかった事。そればっかり思い出すんよ。
  彼の涙をあんなにたくさん見たのに、楽しかった事ばっかり思い出す。
  ヒドイよね・・・ウチ・・・。いくら思い出しても、もう思い出は増えないのに・・・。
  どんなに想っても、もう遅いのにね・・・」
W「miyu姉も泣くんやね・・・当たり前やけど・・・。
  人前で泣かないからさ、普段。そんな風に泣くなんて・・・よっぽど・・・」
私「・・・もう、遅いのにね・・・」
W「miyu姉?大阪・・・嫌いになった?」
私「ううん・・・。大切にしたいと思った人が居る街やもん。今でも大好き」
W「miyu姉ならそう言うと思った。イイよ?溜まってるもんがあったら
  全部吐き出しても・・・」
私「ウチ・・・ウチ・・・」
W「ん?ん?」
私「大事にしたいと思った人を捕まえられんかった。どっか・・・いっちゃった・・・。
  結局、何もしてあげられないまま・・・。
  もう遅いのは分かっとう、でも・・・ウチも“ごめん”って言いたかったよ。
  それを最後の言葉にはしたくないけんが・・・でも謝りたかった。
  今頃・・・どうしてんのかな・・・」
W「・・・・・・さっきから、その携帯を離さないわけやね。気持ちが断ち切れてないな。
  そりゃそうか・・・望んでもない言葉を口にしたんやから・・・。
  miyu姉は・・・今、何を望んでるん??」
私「ウチは・・・とにかく彼には学校に行ってもらって、ちゃんと卒業して欲しい。
  彼の生活を大事にして欲しい。その支えがしたかったんやけんが、
  結果的にウチが壊してしまったから・・・。自分の環境を大事に出来る人は・・・」
W「周りも大事に出来る・・・やろ?自分ばっかりを大事にするって事じゃなくて
  自分を作る環境を大事にしないと、周りが見えなくなるだっけ?
  口癖やもんな・・・miyu姉の・・・。
  そっか・・・miyu姉は彼の生活ごと大事にしたかったんか。
  寂しかったろ・・・miyu姉も・・・。そう言いながら、本当は側に居たかったんやろ?
  でも、彼の将来ってか、これからも大事にしたくて卒業まで待つつもりやったんか」
私「・・・もう遅いんよ。それに、それを彼は望んでなかったから・・・。
  彼の言う“今”に答えてあげられなきゃ・・・」
W「友達のままで居た方が良かった?こんな結果になって・・・。
  って・・・これは酷な質問かな?」
私「ううん。友達のままじゃなくて良かったよ・・・。
  彼は言ってくれたから・・・“好きやで”って・・・。すごく幸せやった」
W「これから・・・どうする?大丈夫か?こんなmiyu姉・・・見た事ないから・・・。
  どう言葉を掛けたらいいのか分からない・・・ごめんな?」
私「いや・・・ありがと。ウチが・・・ウチがちゃんと整理せんとイカン事やけん。
  さすがに、簡単には立ち直れそうにないけどね・・・。
  携帯も、手放せない気がする・・・。もうちょっと泣いてもイイかな・・・」
W「イイよ・・・落ち着くまで居るから・・・泣いててイイよ・・・」

飛行機で1時間・・・その距離はとてつもなく大きなものでした。
気持ちがあるからこそ、それは日増しに大きくなったのかもしれません。
“超えられない壁だとは思いたくない”そう思っていたけど・・・。

この数ヶ月、いろんな事があって大阪に行く度にいろんな事を考えた。
彼への気持ちも大きくなり、それと同時にお互い苦しさを増してた。
“アノ頃に戻れたら”なんて考えても仕方がないけど
もう・・・時間を戻してやり直す事は出来ないけど、したかった事がたくさんある。
してあげたかった事がたくさんある。
初めて彼に贈ったモノ・・・。携帯に付けたストラップ。
ウチはコレを外せないでいると思います。彼専用の携帯に付けたストラップを。
もう鳴る事もない携帯を手放せないでいると思います。
まだ彼に「ごめんなさい」って言ってないから・・・。
そう言えるチャンスは来ないかもしれないけど・・・。





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Last updated  June 6, 2007 12:59:34 AM
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