PR
カレンダー
コメント新着
娘の精神状態が悪くなり、家に帰ってきて1ヶ月がたちました。
これだけの日がたつと、さすがに娘自身も私たち親にも「余裕」のようなものが感じられるようになりました
最初のころは、娘の状態が受け止められず、理解できず、それを娘にぶつけることもできず、他に吐き出すこともできず、悶々とした日々の中、自分を責め悲しくて辛くて何度も泣きました。今考えると私もおかしくなりそうだったのかも・・・
それは、夫の気持ちが自分とは違うことが1つの理由でもあったように思います。
夫は自慢の娘のことが、私以上に受け止められなかったのだと思います。娘に対しては、まったくいつもどおりの父親なのですが、私との会話の中で、あくまでも精神論でなんとかしたい、病院に行くことや薬を飲むことさえ否定的なのだということがわかるんです。
高校卒業後、1つの会社に30年間ほとんど休むことなく働き、職場では自分にも部下にも厳しい夫にとって、娘の状況は「甘え」だととらえてしまって、どうしても理解できなかったのでしょう。大学生活を送れなくなってしまった娘は、夫にとっては許せない存在のように思えました。夫と娘の話をしようとすると、突き放したような言い方にも感じました。
それが私にはとてもとても辛かった・・・
ただ、娘には本当にいつもどおり接してくれて、責めるわけでも説得しようとするわけでも(したかったと思うけど(笑))なく、普段どおりの父親でいてくれたのでその点では安心していられました。
夫だけでなく、義父母もまったく変わらず接してくれたので、私も一人になると辛くて悲しくなるのだけれど、家族の中では自分を失うことなく娘と向き合うことができて、ありがたいことでした
そんなある日、たまたま夫と2人きりになったとき、「これまで家に帰って〇〇(娘)の顔見るとホッとするけど、会社で仕事中はずっとずっと〇〇のことが頭から離れず、心配で仕方なかった。でも、自分なりに調べたりいろんな人から情報を得たりしてわかったことは、親はとにかくデンと構えることなんやな。」と言ってきた。
ダーリンもずっと苦しかったんだなぁ
これまで夫と娘の話をすることを避けてきたけれど、この時やっとじっくりと話し合うことができて、本当に嬉しかった。そして、今のダーリンなら私と同じ気持ちで娘と向き合ってくれると確信できたし、夫婦(両親)が同じ方向を向いていればこれからはもう大丈夫だと思えました
この日二人で確認しあったことは、私たちがまずあせらないこと。学校に戻ることにこだわらないこと。どれだけ時間がかかっても、自分たちの力で娘をひきあげようとするのではなく、娘の力で進んでいけるよう側で見守ること。
ダーリンの提案はすべて私の気持ちと同じものでした
この1ヶ月で、私たち親も少し強くなれた気がします。まだまだこれからですけどね
そして、ダーリンに対して不満を持ったりして、今までにない感情になりそうだったのにそうならずにすんで本当に良かったわ~(笑)