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2006年05月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日の午後、職場で松山恵子(お恵ちゃん)の


確か、3月くらいだったと思うが、「肝臓ガンで闘病中」
だというのは、テレビで聞いていたことは聞いていた。
だが、こうもあっさりとあの世に行ってしまうとは思っても
みなかった、というのが正直な感想。
職場で周囲の人間は「松山恵子って誰?」ってリアクション
だったけど…。

テレ東の「年忘れにっぽんの歌」、「夏祭りにっぽんの歌」、

この4番組に欠くことなく、毎回毎回顔を見せていて、
「出てるのが当たり前」「いるのが当然」だった人が、
いなくなってしまうというのは、非常に喪失感が大きい。

私は3回くらい、生のステージを観ている。初めて
見たのは、「第28回NHK思い出のメロディー」の
観覧募集に当たって、NHKホールに行ったときだった。

「お別れ公衆電話」を歌ったのだが、直径5メートルは
あろうかというグリーンの落下傘スカートで、場内大歓声
だったのを、今も強烈に覚えてる。
スカートの中にスポッと入る挨拶を、歌い終わって帰るときに
何度もしていて、司会の宮本アナに「人間スプリンクラー」と


最後に生を観たのは、昨年秋の「日本歌手協会・歌謡祭」。
「だから言ったじゃないの」を、いつもどおりに歌って、
いつもどおりのステージだったんだが…あの時はすでに、
体調が悪かったんだろう。

私個人は、決して好きな歌手ではなかったが、この人の

気になれなかった。それくらい歌謡番組には必要不可欠の
スターだったと思う。「十九の浮草」「未練の波止場」
「だから言ったじゃないの」「お別れ公衆電話」「アンコ
悲しや」「別れの入場券」などなど、大ヒットも数多いし。

ド派手なフランス人形のような、豪華絢爛なドレスで
華やかに登場し、「お恵ちゃ~~ん!」というファンからの
強烈な掛け声に、「ハ~イ!」とハンカチを握った手で応え、
良く言えば大衆的、悪く言えば下品という言い方になって
しまうが、あのアクの強い歌い方で強烈なインパクトを、
観る者に残すプロ中のプロ。あのステージはホントに見事。

下品とは言っても、悪い意味ではなく、今の歌手連中
(小汚い女性ね)のような「醜い下品」ではなく、
「大衆性」と言ったほうがしっくりくる感じの…。

今の歌手連中は、男女問わず、ホントに下品だからなあ。

また今日の今日まで、私生活が全然わからないのも
見事なことだと思う。
「昔のスター」のままで、今日まで第一線に居続けたのだ。
私生活を切り売りする芸能人が多い中で、これは本当に
素晴らしいことだ。

お葬式は「密葬」にするそうだが、これもベストの
選択だと思う。
病みやつれた顔を、昔からのファンには見られたく
ないのが当然だろう…。

ファンのために休むことなく歌い続けて、それで寿命を
縮めてしまったのかもしれない。

それにしても、あの名人芸を、2度と生でもテレビでも
観られない、というのが信じられない。
「いるのが当然」の歌謡番組にも、これから、もう2度と
出てこられないのが、ウソみたいだ。

今頃は、あの世で、東海林・藤山・淡谷・ミネといった
歌謡界の大先輩に挨拶でもしているところだろうか。

そして、ファンの人たちに向かって、こう言ってるに
違いない。「あんた、泣いてんのネ」と。

ただただ、一歌謡曲ファンとして、冥福を祈りたい。





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最終更新日  2006年05月09日 00時48分52秒
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