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2006年05月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
映画の事を書こう、と決めてから、妙にここに書く
内容が、たくさん思い浮かぶようになってきた。

やっぱり今まで、時事ネタ追いすぎて、知らないうちに
無理してたのかもしれない(笑)。

そういう訳で、今日も好き勝手書かせて貰います。

「ザ・ヒットパレード」つながりという訳でもないが、
今日は、植木等の「日本一シリーズ」にスポットを
当てようと思う。

昭和38年の「日本一の色男」に始まり、昭和47年の

ショック男」まで、合計10本作られた。

個人的な感想だと、私は、いわゆるクレージーのメンバー
7人全員が揃って活躍する「作戦もの」よりは、こっちの
方が好きだ。

やっぱし坪島孝監督の演出より、鬼才・古澤憲吾監督の
演出にシビれているというのが理由になるだろう。

ただ、このシリーズも、こないだ書いた「駅前」同様に
各作品の出来不出来が激しい。
と言うか、後期の作品である「裏切り男」と「ヤクザ男」、
「ショック男」の3本を、未だに観た事が無いってのが
大問題だと思う(笑)。


ダントツで大好きなのが、今回取り上げる第4作目の
「日本一のゴリガン男」である。

「日本一シリーズ」は、それまで単に「無責任男」だった
主人公を「有言実行のスーパーマン」にスライドさせた
作品という風に認識されている。


普段は脇役の人見明が、植木等と互角と言っていいほど
大活躍しているところ。
それと、主人公の日本等(ひのもとひとし)に、何だか
薄気味悪さが漂っているところ。この2点に尽きる。

この「ゴリガン男」も、確かに有言実行男ではあるのだが、
それまでの「色男」「ホラ吹き男」「ゴマすり男」以上に
正体がよく解らない。
そこがそれまでの3作以上に、作品全体の面白さを何倍も
増幅させていると思う。

古澤監督の突撃演出も爆発していて、初めから終わりまで
全く飽きることがない。他の作品以上に「切れ目が無い」
感じがする。

船橋ヘルスセンターやら、オバQやら、時代を感じさせる
アイテムもいくつか出てくるが、作品全体の笑いは、今でも
全く古臭くなっていない。

特に人見明の素晴らしさ。古澤監督の大のお気に入りの
俳優さんだけに、細かい芝居も、毎度御馴染の「バカ」も
いつも以上に光っている。
「シビレ節」「おてもやん」「軍艦マーチ」の3本立
レビューシーンも、クレージー映画の中でもピカイチの
演出だと思う。
おもちゃ屋の若旦那役の故・ルーキー新一も、関西風の
妙な味わいがあって良い。

DVDも発売されたばかりだし、観て絶対損は無い
作品だと思うので、興味のない人も、是非観て頂きたい。





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最終更新日  2006年05月28日 21時08分57秒
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