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2015年06月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
明晩、テレビ東京で『懐かしの昭和メロディ第14弾』が
あるという矢先、残念な訃報が飛び込んできた。

「大作詞家最後の名人」が逝く、という感じか…。

キングレコード黄金時代を支えた大作詞家、横井弘先生が
19日に亡くなられていたという。享年88。

大往生に近いかとは思うが、こうして段々と昭和歌謡の
黄金時代を支えた方がいなくなっていってしまう。

仕方がないことではあるが、本当に残念で堪らない。

この先生は戦後、キングレコードに入社して、同時に


昭和24年に『あざみの歌』がNHKのラジオ歌謡として
放送され、昭和26年には伊藤久男の歌でレコード化。
この歌が大ヒット。

昭和25年から28年まではコロムビアレコードの専属、
昭和28年以降はキングレコードの専属作詞家として、
昭和歌謡史に残る数々の傑作を世に出していかれた。

『裏町のピエロ』(若原一郎)、『銀座の蝶』(大津美子)、
『夜霧の滑走路』(三船浩)、『川は流れる』(仲宗根美樹)、
『下町の太陽』『さよならはダンスのあとに』(倍賞千恵子)、
『ネオン川』(バーブ佐竹)、『虹色の湖』(中村晃子)、
『夕焼け雲』(千昌夫)…。


そりゃもう、傑作が数多ある。代表作だけ挙げてみると…。

春日八郎…『男の舞台』『月の嫁入り舟』『東京の蟻』
『居酒屋』『山の吊橋』『街角の雪女』

三橋美智也…『ああ新選組』『哀愁列車』『俺ら炭鉱夫』
『おさらば東京』『赤い夕陽の故郷』『達者でナ』『越後絶唱』


『俺達は狙われている』も、この先生の作詞だったっけ。

こうして見ると、ミッチーの方が大ヒット曲が多い感じか。
ハッチーの方は『山の吊橋』以外は中ヒット曲が多いかも。

とにもかくにも、昭和の歴史に残る歌ばかり。これは凄い!

上に挙げた歌の中での最高傑作は、異論も多々あるだろうが
やっぱし『哀愁列車』なんじゃなかろうか。

談志家元は、ご承知のとおり三橋美智也信者であったから、
三橋御大のいろいろな話を2人でたくさんしたが、横井先生と
対談をされたエピソードを聞かせてもらったことがある。

その対談は『談志絶唱・昭和の歌謡曲』の巻末に載っている。

余談だが、この本の124ページに書いてある「20代の若い
懐メロファン」というのは、自慢じゃないが私のこと(笑)。
どうでえ!

…完全な自慢ですね(苦笑)。大変失礼いたしました。

…話が逸れたが、この対談を読むと「家元が横井先生の人柄に
惚れていて、また同時に『哀愁列車』の歌詞(特に3番)に、
心底惚れている」のがよく判る。

♪「すがる切ない瞳のような 星が~飛ぶ飛ぶ~哀愁列車ぁ~」

「このフレーズが堪らねえよナ、なぁ?」と何度も言ってた。

今でも家元の満面の笑みと、歌を聴いているときの歌謡曲に
対する熱い思いを秘めた横顔を思い出す。

なんだか益々、中野坂上の「艶歌」での思い出が霧のかなたに
行ってしまって、ホントに泣きたくなる(涙)。

横井弘先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。





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最終更新日  2015年06月24日 22時06分42秒
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