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2018年01月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ここ数年は、よくBSだとかテレビ東京だとかでやっている
『緑効青汁』のCMと、たまの『徹子の部屋』くらいでしか
その姿を見かけなかったが…。

クラシックカーを颯爽と乗りこなし、生涯独身を貫き通して、
いつまでも若さと精悍さを保ち続けていた東宝の看板スター・
夏木陽介さんが、14日に81歳で亡くなったことが、19日に
判明した。腎細胞ガンだったという。

東宝マニアの私としては、昨年の土屋嘉男さんに続いての
訃報に、ショックが強い。



デビューは、特撮物の『美女と液体人間』の冒頭に出てくる
アベックの男性役。ホントのチョイ役。

その後は戦記物・黒澤作品・サラリーマン物・特撮物などで
スポーティーな二枚目ぶりを、存分に発揮していた。

個人的には『用心棒』の百姓の倅、『サラリーマン忠臣蔵』の
大石力(主税のこと)なども印象が強いが、昭和39年公開の
二大特撮映画、『宇宙大怪獣ドゴラ』『三大怪獣・地球最大の
決戦』の主役が、もっとも印象に残る。

特に『三大怪獣・地球最大の決戦』は、黒澤明監督『赤ひげ』が
昭和40年正月の公開に制作が間に合わなくなり、急遽作られた
代替作品だった。キングギドラが初登場&ゴジラが人間の味方に
なった作品として有名ではあるが…。

『ローマの休日』のパロディでもある(笑)本編のストーリーも
夏木陽介の精悍な演技で、一定の水準を保っていたような感じが
強くある。若林映子も良かった。



昭和40年以降はテレビドラマに進出。青春ものドラマの先駆け
『青春とはなんだ!』の主役を覚えておられる”団塊の世代”も
多かろう(笑)。配役や人間関係の流れ、早い話が夏目漱石の
『坊ちゃん』だけどね、あの一連の作品群は。

私はリアルタイムで間に合ってないが『Gメン75』の警視役も





俳優としては、賀来千香子や「顔面凶器」でお馴染の小沢仁志、
和義兄弟(苦笑)を育てたりしたが…。無類のカーマニアとして
クラシックカーを何台も所有し、何とパリ・ダカールラリーに
ラリードライバーとして出場もしている!

その後は篠塚健次郎氏を、確か自分のチームのドライバーとして
出場させてたんじゃなかったかと思うが…。凄い人だ!




一昨年だったか、フジテレビ『アウト×デラックス』に出演し、
若手時代のシッチャカメッチャカなエピソードを語りまくり、
司会の矢部とマツコ以下、レギュラーメンバーを爆笑の渦に
叩き込んだのも印象に残る。

東宝は、なんとなく「サラリーマン気質のスタッフ&役者」が
大半のような気がしていたから、あんな日活や東映レベル?の
ワルさの俳優だったとは思わず、驚いたのを覚えている(笑)。

みんな”小林桂樹タイプ”じゃなかったのね…(苦笑)。

それだけパワフルで、エネルギーが全身から溢れ出る若々しい
イメージが強かったから、81歳くらいの年齢で亡くなるなんて、
微塵も思わなかったってぇのが正直なとこ。

なんというか…志ん駒師匠もそうだが「世の中が今に比べたら
貧しいけれど、開放感のあるいい時代」っぽい時代を(苦笑)
生きてきた方が、どんどんいなくなるのは辛い。

夏木陽介さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。





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最終更新日  2018年01月27日 21時54分21秒
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