グアテマラ2泊目、3泊目は、楽しみにしていた修道院跡の五つ星ホテル、
カサ・サント・ドミンゴ Casa Santo Domingo 。
期待通り、素敵なホテルでした。
規模の大きさは、想像以上で、あまりに大きなホテルに、ビックリ。
サント・ドミンゴ教会の修道院だった部分をホテルに使い、
隣接する教会は、現在でも教会として使っているようです。
修道院跡を生かしたお部屋、色とりどりの花が咲き、それに崩壊跡が見事にマッチした広い庭、
素敵な調度品、暖炉に大きなバスタブがついたお部屋、レストランの雰囲気も○、
お料理も○、と、さすがの五つ星。
大満足だったんですが、ひとつ残念なのは、ホスピタリティ。
「人」は、前日泊まったポルタ・オテル・アンティグアの方がずっと良かったなぁ・・・・。
フロント、コンシェルジュはじめ、スタッフは皆、なんだかお高くとまっている感じがあるし、
じゃあ、都会のスマートなサービスなのかといえば、レストランのサービスは遅いし
なんだかいちいちドンくさい。
この施設に、もう少し「人」のサービス、温かさが加わってくれれば、
もっともっと良かったんだけど、ちょっと残念でした。
入り口
世界遺産に指定されているコロニアル都市の特徴で、
派手な看板は出せないので、どんな高級ホテルでも入り口はこじんまり、そして目の前まで行かないと分かりません。
でも、ブーゲンビリアのアーチがいい感じ。
教会の崩壊跡と、色とりどりのお花がマッチし、きれいに整備された庭。
遠くに望む山並みと、青い空とのコントラストも見事。
庭に咲く花々。
大きなインコは、毎朝スタッフに連れられて庭にご出勤。
修道衣を着た、女性コンセルジュ。
荘厳な雰囲気の廊下。
修道院跡が、現在の客室に。
グアテマラ織の素敵なベッドカバーがかかった客室。
暖炉と、大きなバスタブもついて、とっても快適でした。
レストラン。
ろうそくが灯されたディナータイムも素敵でしたが、朝の木漏れ日の中での朝食が、とても清々しい。
朝食バイキングでは、
陶製のコマル(トルティージャを焼く専門のフライパン)で、美味しいトルティージャを焼いてくれました。
焼きたてのトルティージャは、塩をふるだけでとっても美味。
月曜日の朝、庭の掃除をするスタッフ。大きな葉っぱで掃き掃除。
ホテル中の花を活け替え中。無造作に置かれた南国の花々も、絵になります。
夜、ホテル中に、何百、何千というろうそくが灯され、とっても幻想的。
ホテル内に、陶器工房やろうそく工房も。
滞在中の土曜日には、少なくとも3組の結婚パーティーがこの素敵なロケーションのホテルで行われていました。
夜のパーティーは、夜中の2時ごろまでダンスを踊りあかし、その音で眠れなかった私。
ホテルになっている修道院跡の奥には教会があり、敷地内の庭や建物は、宿泊客でなくても見学ができるようです。
一見の価値あり、です。