2006/10/25
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カテゴリ: 戯言
※注意:涼宮ハルヒと妖精作戦のネタバレがあります。



涼宮ハルヒ(長編)は妖精作戦の

オマージュなんだよ!?




と言う仮定に沿って、両作品を見比べてみようと思いました。
と言うか、「涼宮ハルヒの溜息」と「ハレーション・ゴースト」、「涼宮ハルヒの消失」と「カーニバル・ナイト」のパターンが結構似ているのです。
まあ、著者の年齢からして、妖精作戦は絶対読んでるから必ず影響を受けているに違いないと思います。なにせ、SF大好きっこですからね・・・。


「涼宮ハルヒの憂鬱」と「妖精作戦」

・宇宙人と超能力者が登場する話である
 ハルヒには未来人がついでに登場するが・・・。

・謎の転校生は、能力限定の超能力者である
 古泉一樹と小牧ノブ

・ヒロインが組織に狙われる話である
 ハルヒは一応3つの組織からマークされている、ノブはSCFに狙われている。


 沖田たち高校生グループも、SOS団も同じ5人組。ただし、男女比率が逆転する。

・トンデモ世界でピンチになる
 月面基地と、異空間という違いはあるが、どちらも普通には帰って来れまい。

・王子様のキスでピンチを脱する(w

つまり話こそ違うが、大幅なキーポイントが一致しています。
その上、ヒロインがヒロインらしくなかったり、目立たなかったりする所が結構似ていますし、

小牧ノブが一番に持っている、超能力に対するコンプレックス、しかも、自分でコントロール出来ないと言う最悪なパターンに対して、朝比奈みくるの未来人なのに、なんにも権限を持っていないと言うコンプレックスを持っていると結構似た所を探すといろいろと出てきます。


「涼宮ハルヒの溜息」と「ハレーション・ゴースト」

学園祭なライトノベル で狩田さんが書いてましたね。

とにかくどちらも、はちゃめちゃな高校生が、はちゃめちゃな学園準備をする話です。
もちろん、学園祭の出し物が、自主映画という点が全く同じである。

この作品では、パンドラボックスとハルヒ自身が共通項になっています。


「涼宮ハルヒの消失」と「カーニバル・ナイト」


名前がゆきであるという共通項もあり、お互いに無口で無表情で何を考えているのかよく分からない部分が全くと言っていいほど似通ってしまっている。

ヒロインは端役である点も共通ですかね?


「涼宮ハルヒの陰謀」と「ラスト・レター」

涼宮ハルヒの陰謀とは、なぜか未来からもう一人の朝比奈さんが現れて、誘拐される話ですね。
誘拐という共通項はあれど、ラスト・レターと陰謀は全くと言って似通ってません。

そう、ここだけが アンチテーゼ

なぜ、反定立(はんていりつ)なのかというと、

ラスト・レターには、無人島で海水浴するというイベントがあるのに、陰謀では、山に登って宝探しするというイベントが挿入されている。

そして、ラスト・レターは延々と逃亡劇であるのに対して、陰謀では、延々と平穏な日常ですね。

極めつけは、陰謀はピンチになった時に、森さん&新川さんが駆けつけてきてくれるが、ラスト・レターは私立探偵・平沢千明が来てくれないと言う全く逆のパターンを辿ってしまっている。

故に、ラスト・レターはノブのいない寂しい日常に戻るのだが、陰謀はハルヒのいる賑やかな日常に戻って幕を閉じている。

今までのシリーズにあれだけの共通項が見られるのに、この作品だけが全くと言っていいほど逆の展開を見せています。

つまり、「涼宮ハルヒの陰謀」は「ラスト・レター」の アンチテーゼ なのです。

なぜここまで大幅に違ってくるのかといえば、ここで初めて、未来人・朝比奈みくるの存在が浮かび上がってくるのです。

ハルヒの目の前で誘拐させない事で、ハルヒに自らの能力を感づかせず、元の日常を取り戻す。と言うのが、この作品のミッションになっていたと思います。

もし、ハルヒが自分の能力に気づいてしまえば、おそらくその能力の恐ろしさや、数々の組織から狙われているという事実に驚愕してしまうのか?

どうかは分かりませんが、確実に元の日常には戻れまい。

その上、最近リーダーとしての自覚を持ったのか、みんなに結構気を遣うようになっている訳です。

つまり、なんにせよ、キョンの前を去ってしまう寂しいエンディングが用意された、 「涼宮ハルヒの陰謀if」 が存在していたのではないでしょうか?

一度この結末を迎えたであろうキョンが、いつか彼女に追いつこうとして得た力が、未来人を派遣すると言う権限であり、その力を駆使し、結末を歪めたという説が有力です。

つまりこいつも、妖精作戦シリーズの衝撃のラストに納得出来ないクチなんだな・・・。


だから、長編の2冊目が訳の分からないドタバタ喜劇であったり、3冊目が長門メインのシナリオであったりしたのだと思います。一見無意味のように見えて、実はこんな意味があったのではないでしょうか?

で、いつになったら発売するのか分からない長編の5巻ですが・・・、

妖精作戦シリーズはここで完結してしまっているので続きがない。
つまり、オマージュである涼宮ハルヒの長編に続きがあろうはずがない。

一年以上も長編が出ないからおかしいと思ったのよ、



つまり長編は

既に完結しているのだ!?




と言ってみるテスト。

ちゅうか、こういう風に煽ったら、続き書いてくれるかな?






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最終更新日  2006/10/25 01:41:17 AM


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