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2021.03.16
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カテゴリ: BOOKS
​青空文庫の
​「おすすめ50」​
をすべて読むという大願を掲げてしまった
せっかくなので読書メモを残しておこうと思います。

物語は、いつのことであろうか。
おそらくは平安末期、安土桃山時代

戦や飢饉のために荒れ果ててしまった京都

朱雀大路にある羅生門で雨宿りをする一人の下人
解雇されてしまい行き先もない。

明日からどうやって食べていけばいいか

ならばいっそのことのこと。。。。

荒廃した世の中では、悪事でも働かないと生きていけない
しかし
一度、悪事に手を染めると引き返すことはできない

夜を過ごすために羅生門の二階に上がると
死体から髪の毛を抜いている老婆を目撃する

死体から髪の毛を抜く老婆を見て
激しい正義の心を燃やすが

老婆の
悪事を働かなければ餓死するのみ
という言に踏ん切りがつき



本文では語られていないが、
下人は下人ではなく盗人になったのだろう

『羅生門』
  芥川龍之介
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人は、正しく生きたいという思いを持っている

しかし、
評判のよかった物売りや老婆
普通の人ですら
生きるためには悪事に手を染めなくてはいけない

そのことに気が付いてしまったならば
私達だって。。。


コロナという疫病(?)により
経済的にもさまざまな問題を抱えている
現代も羅生門の世界の京都に、少し似ています。

この下人や老婆のように
”生きるためには悪事に手をそめなくてはならない”
”こんな状況で誰が悪事を非難できるものか”
という思考にならないと限らない。

我々は”そんなことは無い”と言いきれるようにしたいですね。


​歳月楽苦堂 ​​





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最終更新日  2021.03.16 20:10:05
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