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2009年05月13日
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このたびは、たくさんの方々に励ましの言葉、そして、お悔やみの言葉をいただきまして、


アルは本当に本当にたくさんの方々にかわいがっていただいていたなと思っています。

まだたくさんの方々にアクセスいただいておりまして、
きっとご心配かけてるんだろうなと思いながら、
やっぱりここまで書いているのだから、本当のことを最後まで書こうと思います。
新しくやってきてくださったかたとかもいらっしゃるんですけど、
挨拶とかお礼とか訪問とかできなくて本当にすみません。

うそでも苦しまずに私の腕の中でと言えばいいのですが、

書けばかくほど心配かけるとは思うのですが、やっぱり最後と今の心境を
書きたいと思います。

脊髄軟化症。。。。。脊髄がものすごいスピードで壊死して、脳に達したとき、
呼吸困難でなくなります。
つらい思いをさせてしまいました。苦しい思いをさせてしまいました。
自分で想像してみてください。自分の脊髄がどんどん壊死していくんです。
体がたった数日の間で、下から上へどんどんどんどん動かなくなっていくんです。
なんて残酷なんでしょう。こんな残酷な目にあわせてしまいました。

危篤と書いたとき、首がかたまりました。首がかたまったら最後と聞いていたので、
すぐに主人を会社から呼び戻し、鎮痛剤を取りにいってもらって、
自宅で看取ることにしました。かなり強い鎮痛剤です。麻薬の一歩手前と聞いていました。

私の腕の中より楽な姿勢でと思い、その後はいつもいるローソファーの上で
楽な姿勢で寝かせることに。
先生に聞くと神経はしんでいるので苦しまないで、眠るように逝くと聞いてました。
そんなことありませんでしたけど。

どんどんどんどん弱っていくんです。体が効かなくなっていくんです。

これが最後だと思ってもその数時間後にはまだまだその時より弱ってるんです。

前足が動いていたのが動かなくなり、耳もぴくって反応していたのもしなくなり、
呼吸がどんどんどんどんできなくなっていきます。
目を見たら一番わかりました。あっこの目だ。死ぬ前の目です。
経験しないとわからないですね。トトのときもそうでした。
においもわかります。二回目ですから。

アルはすべて反応がなくなっても目だけはがんばって動かしていました。
目で私たちのことを最後の最後まで一生懸命見てくれていました。
だから、私たちはアルの目から一番見えやすいところに二人でいて、話しかけ続けました。
時々、発作が起こったときは、「痛いの痛いの飛んで行け、苦しくない苦しくない苦しいの飛んでいけ」ってゆっくりゆっくりなでてたんです。そうすると不思議と落ち着いてくれました。
一生懸命見てくれていました。頑張りました。

前の日の夜にもうだめだろうと思いましたが、昨日のお昼すぎまで頑張ってくれました。

最後の瞬間は私は電話してたんです。
アルが自分の舌を飲み込むように暴れてきたので、どうしていいかわからずに、
病院に電話しているときに亡くなりました。
もう安楽死させてあげたほうがいいか聞こうと思ってた矢先です。

安楽死も考えたほうがよかったかもしれません。
ただ、軟化症はなかなか確定できないこと、万が一違う可能性があるということ、
ごくごく稀でほぼないのですが、軟化症が途中でとまることがあるということ、
やっぱりどの可能性にもかけたいので安楽死はできませんでした。

麻薬のように強い鎮痛剤をあげていたので、痛みは感じてなかったと信じたいです。

捨て子だったアル、里親募集に出ていたアル、
そして、わざわざ名古屋から遠い広島にやってきてくれたアル。
アルは本当に特別な子でした。
どんな人とでも、どんな犬とでもすぐに仲良しになれるとってもいい子。
とびっきりの甘えん坊で、私が三メートル離れていても大騒ぎ。
二度と新たに犬は飼えないんじゃないかと思っていたうちにやってきてくれたアル。
トトのことをいつまでも苦しみ続ける私のところにやってきくれたアル。
気難しいエレナとうまくやっていけたのはアルだけだと今でも思います。
よく話をしていました。
たまにですけど、エレナは機嫌が悪いとアルにあたります。アルにうーっといって近づけないようにするんです。悪い子です。
アルはエレナの機嫌が悪いと姿勢を低くして、引っこんでいます。
エレナを立ててくれてたんです。
それでも、アルはエレナが大好き。とにかく自分だけベランダに出ていると
エレナも出せと騒ぎます。エレナをうちの親とかが抱っこしていると
エレナを近くによこせと騒ぎます。
うちに来るべきして来てくれた子だと本当に思っていました。

まだ一年も一緒に暮らしていません。7月8日にやってきてくれました。
7歳だったと思います。8歳にはなっていなかったんじゃないかと。
また7歳で逝かせてしまった。トトも7歳でしたから。

夢のような10か月でした。考えられないぐらい幸せな10か月でした。
アルがいたからこその10か月でした。
たくさんお出かけしてるのが当たり前に見えるかもしれませんが、
ずっとこうだったわけではありません。
トトは車酔いする子でした。子犬の時は5分も持ちません。
成犬になってからは大丈夫にはなったのですが、
それでも三時間とかはだめでした。
一度、蒲刈にいったときのこと、海は喜んでくれましたが、
帰りに肛門腺からいっぱい汁を出して怒ってましたから。
広島市内の公園ぐらいだったらよかったみたいで、そのあたりでよく散歩したもんです。
エレナも連れていっていましたが、アルがきてから加速しました。

アルはいつの間にか生活の中心でした。
とびっきりの愛情で私たちを愛してくれたアル。
とにかく人間が好き、私たちが大好きで喜びのパフォーマンスも半端じゃないぐらいです。
旦那がかえってくると、体をぐるぐるひねらせ、ちぎれんばかりしっぽを振って喜ぶアル、
何よりベランダが好きなので出していると、
私と離れてるのがいやで呼ぶんです。出ると一年離れていたんじゃないかと思うぐらい
ぐるぐるぐるぐるまわって喜びまくるアル。

アルが思いっきり全身つかって喜びを表現してくれるからこんなにたくさんいろんなところに行っていたんだと思います。
本当に喜んでくれましたから。エレナとアルに喜んでほしくて生活していました。

アルがいない生活は考えられません。信じられません。
いやです。絶対にいやです。

トトのときと不思議と違うんですよ。行動とかが。

トトが死んだとき、号泣してずっとずっと号泣して、
叫び続けました。そして遺体から離れられませんでした。
食べられない、寝られない。。。そんな日々でした。

もちろん、泣き叫び、いっぱいいっぱい泣いてるんですけど、
涙の量が違うんです。
トトのときのほうが多いんです。

今は涙とかそういうのは通りこして、抜けがらになってしまった。。。そんな感じです。
人間って抜けがらになるってこういうのを言うんだってわかりました。
体に力が入らないっていうのはこういうことを言うんだってわかりました。
立ち上がるのも難しいぐらい力が入りません。
そして、死んだあとは家の中を足をすりながら徘徊していました。
本当に力が入らないんです。

遺体にすがりつくようなこともありません。
動いてないアルがいやなんです。
不思議ですよね、旦那も同じこというんですよ。

トトの写真ばかり眺めてて、写真の整理ばかりしてましたが、
アルの写真は見たくありません。つらくて見れないんです。

旦那はトトのときもこれでもかっていうぐらい号泣して絶望していましたが、死にたいと連呼する旦那ははじめてみました。
エレナがいなかったら本当に二人で死んでたかもねって思います。
だってこれからどうやって生きていったらいいかわかりません。

完全なる四人家族でした。愛情いっぱいのアルがうちの中心でした。
元の生活には二度と戻れないことを二人ともわかっています。
アルがいないとあの幸せな10か月に戻れないこと、わかっています。
うちの中が静かです。
今からだんだんとアルのいないさみしさが襲ってくるんだと思います。

この10か月は本当に幸せでした。
ただ、これだけは自信があります。
この10か月だけは幸せにしてあげられたっていう自信は。
仕事もやめ、べったりと犬と一緒にすごした10か月。
留守番もさせていません。どうしてものときは実家に預けて親に見てもらっていますが、
アルが来てからはその時間も急激に減って、24時間とにかくべったりでした。
散歩も一日中大雨の日はなかったので、一日たりとも休んだことはありません。
とにかく甘やかしすぎと思われるぐらい、べったり一緒にすごしてきました。
犬が喜ぶことだけを考えて生きてきました。

それでも、たった七歳で逝かせてしまった罪は大きいと思っています。
10か月ってあまりに短すぎる。
あと10年一緒にいるつもりだったのに。せめてあと5年は一緒にいたかった。
今年の秋の紅葉も来年の桜も一緒に見るのは当たり前だと思ってた。
この10か月が幸せだったからアルが幸せだったとは思えないんです。
長生きできたほうが幸せだったと思います。
うちに来なければもっともっと生きられたかもしれない。。本当にごめんよ、アル。
それでも私は出会えたことには本当に感謝でいっぱいです。
でも生きさせてあげることができなかった。
ヘルニアにしてしまった。。。。
気をつけているつもりでも完璧だったとは思いません。
リビングを全部、絨毯にして、段差も気をつけてしていても、
アルは本当にぴょんぴょんする子で油断すると飛んでました。
たくさんお出かけしていますが、もちろん、外で段差を歩かせることはないです。
すべて抱っこしていました。
それでもヘルニアにしてしまったんです、意味はないです。
私の罪です。しかもあんな死に方をさせてしまって。

昨日は八時前には寝ました。寝てないんじゃないかと思われてる方もいらっしゃるかもしれませんが、
この一週間、ほとんどまとめて睡眠とってないし、夕べも寝てないし、その前の日もほとんど寝てないので、夕べは寝られました。
旦那は寝たいといいます。寝て、アルの夢でも見てるほうがいいって。
現実がいやだそうです。私もいやですよ。

配達のドライアイス屋さんを見つけたので、もってきてもらっています。
キャリーに遺体をおさめて、上をビニールかけてふたをして、ドライアイスで冷やしています。
毎日持ってきてくれるそうなので、土曜日に火葬することにしました。
もちろん、剥製も考えましたけど、アルの体を切り刻まれることにはやはり抵抗があるし、
動かないアルはいやです。

旦那もいいます、この10か月は楽しくて楽しくて仕方なかったと。
そして、あの生活は二度と戻ってこないと。アルがいないと成立しません。

長くなりましてすみません。

ダックスの飼い主の皆様へ
軟化症の恐ろしさはいやというほどお伝えできたのではないかと思います。
まれなので自分にところはと思われるかもしれませんが、
お友達のさくらちゃんもなりました。うちもなりました。
楽天の友達さんの中でそんなになったんです。
少なすぎる数字ではないと思いませんか?
気をつけてすぎて悪いことはありません。
少しの段差もほんの少しの段差も抱っこしてあげてください。
わかってはいたつもりなんですけど。。。。本当にだめな飼い主でした。

それでもアルにはうちに来てくれて、私の家族になってくれて本当に感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとう。本当にありがとう。ごめんね、こんなに早く死なせてしまって。
本当にごめんね。アル。

神も仏も一切信じないことにしました。そんなものはいません。





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最終更新日  2009年05月13日 11時48分54秒
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